たまにこんな言葉を耳にする。





「ヒールになりたい」

「ヒールやってみたい」




これが現役レスラーの口から聞かれたりする…

オイオイ…








何言ってんの?





自分がプロのレスラーなハズなのに
言ってることがファンと同じになってる。

それじゃあ、自分が無いのと同じ。




ヒールって言葉は第三者が見た状況、
第三者が付けた配役だ。


第三者とは、その他大勢。


敵の陣地に入れば
それが誰であっても
ヒールと呼ばれるし、
悪と見られる。



だから誰もがヒールになれる。
いや、なるものじゃ無いけどな。








ルールを違反するのがヒール?

何言ってんの?




タッグマッチで2人ががりでやるツープラトン攻撃…
これ反則だろ?

場外で攻撃する…
これも反則だろ?

ロープブレイクで手を離さない…
反則だろ?

タッチをする時にタッチロープを握らない…
これも反則…

コーナーにいる相手に攻撃する…
反則…



そう、プロレスはルールが曖昧。
5カウント数えられなければ、
その攻撃は黙認される。
レフリーが全ての権限を持ち、
勝敗を決める。
レフリーが見ててもカウント4で手を離せば
全てO.Kになる。

だから逆に考えれば…
レフリーが見なければ、
カウントを最後まで数えられなければ、
それらは反則とみなされない。


だから誰もが出来るのだ。
誰もがやっているのだ。




誰もがヒールとなる。。。のだ。。。



オレたち鈴木軍をどうみようと、
どう判断されようと構わない。
敵か?見方か?
イイモノか?ワルモノか?
そんなもの、見てるお前たちが勝手に決めれば良い。

オレたちはオレたちの好きなようにやるだけだ。




ただし、オレたちがやっていることはファッションなんかじゃない。


覚悟。



覚悟を持ってやっていることを覚えていて欲しい。。。











「鈴木さんってプロレスはヒールだけど、
普段は良い人ですね…」








何言ってんの?




どんな姿であっても…
いつでもどこでも…
俺はオレだ…


I am ME !























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