このブログを書きはじめた時に、こんな日が来るとは思っていなかった。

まさかのゲーム用のホームページを作る日が来るなんて!?

 

ホームページの宣伝をしたいところだけれど、今回は僕がホームページを作った経緯をご紹介します。

この方法で運用すると無料or格安で運用できるので、これからホームページを持ちたいという方へおすすめです。

 

  現状

 

僕は元々ビジネス用のホームページを持っていて、それを専用サーバーで運用していた。

しかし、専用サーバーは毎月1万円くらいかかる。で、VPSにして運用していたのだが...(VPSは月に500円くらい)

 

ただ、専用サーバーにしてもVPSにしても安いけれど

 

サーバー構築

 

という難題が降りかかる。

このままでも良かったのだが、僕は元々エンジニアなのでガチでサーバーを構築していて無駄にシステムを導入していた。

 

まぁ、簡単に言うと管理が煩雑なのだ。

で、僕の仕事の分野がITビジネスからゲームに移行している状態で今のホームページを変えようと思ったのだ。

 

  どのサービスを使うか?

 

今のままで運用しても良かったのだが、僕のサーバーはページの一部を変えるためにも仰々しい手続きをしなければならない状態の上にデプロイツールが古かった。

(Rails4 + Capistranoという構成)

 

で、試しに動かしたところOpenSSLが...というエラーが出て動かない。

・・・他のサービスを使うか。

 

という経緯で、ホームページを運用するサービスを探した。

探すと分かる。ホームページのホスティング(運用)をお願いすると

 

最低でも5万/月

 

くらいかかるのだ。

いや、ぼったくりすぎでしょ。ホームページの運用なんて殆ど問題が起きないのに5万って...

いや、無理無理。

 

  Firebase + Hostingという選択肢

 

僕も業界から離れているとはプロの端くれ。安くて良い運用をするのは自分でもできる。

でも、自分ではやりたくない。

さぁ、どうする?

 

ということで見つけたのがFirebase様。

このサービスは僕が元々使っていたので勝手は知っている。しかし、普段はRealtimeDBなどしか使ってなかったのでHostingができることは知らなかった。

まさに

 

灯台下暗し

 

だった。

で、調べたところアクセスが少ないページならタダで使えることが判明!

え?無料ですよ。

 

できることは静的ページの運用だけ。

なので、HTML/CSS/JSの構成運用しか出来ない。

僕はこれだけで十分だったので、次の段階に移った。

 

  検証

 

それはFirebaseの検証だった。

WordPressとかホームページの運用サービスを使うわけではなく、ホームページを公開するスペースだけでを借りるわけだからメンテナンスのやりやすさをチェックする必要があるのだ。

僕はプロだから、まずは検証が必要なのを知っているのだ。(えっへん)

 

ということで、夜10時に

 

新たなFirebaseプロジェクトを作成。

FirebaseのHostingのやり方を調べる。

よく分からず、言われた通りのコマンドを叩く。

終わり。

 

で、結局11時にはやりたいことが分かって問題ないことが分かった。

簡単に言うと

 

ホームページ用のフォルダを自分のPCに作る

アップロードしたいファイルは「public」の中に配置する

"firebase deploy"のコマンドを叩く->Public内のファイルがアップロードされる。

 

という、FTP並に簡単だった。

しかも

 

履歴管理

 

をしてくれる!

僕はプロ(しつこい?w)なのでGitを使ってるためそこまで重要な機能ではないが、普通の人が使う時に前のホームページの状態に戻したいと思えばすぐに戻せる機能は良いのではないだろうか?

 

  ランサーズ事件発生

 

さて、ホームページを公開できることは分かった。次は中身だ。

残念ながら僕にはデザインセンスがない。

...ということで、いつも使っているランサーズでデザイナーさんを探すことにした。

 

これが、、、なかなか難航した。

まず、ランサーズのシステムに難点があった。

ランサーズで応募を行うとすぐにデザイナーさんから提案が入る。とにかく入るけれど、どれもコピペのテンプレート応募。

 

僕が望んでいるのは僕の応募に適した提案。

なので、応募内容に「僕の応募に合いそうな提案をしてください。」的な事を書き加えた瞬間に応募が一切なくなった。

「これで良質な応募しか来ない...」と思ったのだが、嵐のように来ていた応募が一切無くなるのは不自然だ。

応募してから半日後に気がついた。僕の応募内容が

 

掲載保留中

 

になってるじゃん。

「え?なんで?」

ということで、メール。しかし、返答なし。

結局次の日まで掲載されることはなかった。

 

で、次の日に掲載されたけれど、、、そこで少し書き換えるとまた掲載保留。

えっと、応募状況に合わせて内容を変えることも許されないんですか?ランサーズさん?

 

僕は昔からランサーズを使っているが、

 

サービスとして終わってない?

 

というのが感想。

次にこのサービスを使うかどうかは微妙。クラウドワークスやココナラとかはどうなのか知りたい。(知っている人がいたら教えて欲しい。)

 

  ランサーの選定

 

で、もう一つ。

なんだかんだとあって提案してくれたランサーの方々30名。

しかし、どれも似たようなポートフォリオばかり。

古いデザインを書いている人は除外して、良さそうな人にチャットで連絡を取ってみる。

 

HTML/CSSでホームページを作りたい。

特にタグの組み方などを重視する。

お願いしたいんだけれど出来ますか?

 

と。

元々応募要項にも書いていたのだが、再確認のチャットだ。

僕はCSSとその使い方のテンプレートさえ作ってもらえれば後は自分で勝手に作る。

なので、一番の肝となる提出物はCSS。

 

その確認のチャットを送ったけれど、、、返答なし。

...えっと、問い合わせをスルーするのって

 

流石に質が低すぎない?

 

これ、ホームページは完成するのかな?

そう思っていたところにやっとまともな提案が。

僕の応募に対して初めて質問してきてくれた人が居たんだ。

 

その人は初めにWordPressを提案してきたのだが、僕の事情を話すと納得してくれた。

正直この人しかいないと思った。

 

  ホームページの作成

 

ホームページの作成はサクサク進んだ。

僕が欲しいのはデザインとCSSとその使い方であること把握してくれたので、僕が要望するパターンのCSSを作ってもらって僕が検証する感じでホームページの骨格が出来てきた。

 

で、数週間して一通りの素材が出来た時点で僕がホームページを作りはじめた。

なんていうか、この工程ってゲームを作る時に似ている。

ゲームでも素材を集めてそれを組み合わせて作っているから。

 

  Firebase + ドメイン

 

ホームページが出来た後は独自ドメインとの接続。

まぁ、これは大した問題はなく出来た。

しかもSSL証明書まで付いていて、firebase様様だった。

 

僕はバリュードメインを使っているのだが、firebaseから提示されたコードを設定後にアクセスするとSSL証明書のエラーが発生。

(ちなみに設定方法はこのページが参考になりました。)

 

調べてみると、切り替わって数時間はSSLの適用が出来ないらしい。

僕の場合は1時間ほど待ったらSSLエラーは無くなった。

(この時、午前2時。眠かった...)

 

  ホームページ公開

 

出来たTownSoftのホームページはこちらです。

 

良かったら出来上がったページを見てください。

なお、firebaseはアナリティクスなども標準装備しているのでJSコードをBodyの下に書くだけでアクセス数などが分かります。

 

長々と読んで頂きありがとうございます。

HTMLの編集だけでホームページを管理したい方にはおすすめですよ!

 

P.S.

2022年12月8日にデビルロワイヤルを配信しますので、もし良ければ予約のほどよろしくお願い致します。