首里少林流円心軸 Syuri Syorin Ryu Karate

首里少林流円心軸 Syuri Syorin Ryu Karate

首里少林流の奥義を継承・・・原流に学べ
Okinawa Karate(Traditional karate)

Please contact me if you want to do training in Okinawa.
Prepare accommodation and practice locations.
Please write the details in the message.

*稽古場所のお知らせ

名護で毎週金曜日と火曜日(19:30-21:00)
稽古しています。
詳しい情報は、気軽に下記よりメールください。

Message👉tyuragukuru54@yahoo.co.jp 

ユーチューブ:https://www.youtube.com/watch?v=h4F4yd_htaY&t=6s

Twitter:https://twitter.com/busihiga

ベトナム空手協会主催のセミナーを開催しました。

まず一つ話しておく必要があります。

ベトナムでも強調したのですが沖縄には空手は無いという話です。

沖縄では手(ティー)とかティジクンと言います。

大正時代に空手となずけられましたが、それとは別物です。

今後は手=Teeと言います。

ベトナムでも松濤館空手が主流です。

私としては分けて考えればよいと思いますので、日本本土の空手とティーは違うと・・・!

 

ベトナムの空手協会の皆さんは理解しておりました。

何が違うのか❕

あえて深くは言いませんが、リズム・感覚・剣術の術理が重要です。

ティー「首里手」は拳法ではありません。

柔術・剣術の影響が強いです。

型を研究すれば分かります。

 

空手セミナー

 

 

ベトナム料理(鍋)

 

あるあるベトナムの居酒屋風景

 

ベトナム美人

首里少林流円心軸の十か条 比嘉正-考案

 

一、   本来のティジクンは地味でありながら美しい

二、 下半身操作に極意は宿る

三、   身体の内部操作を操ることが出来れば拳聖に近づく

四、 体術はティジクンの一部である

五、   型は身体の内部操作がうまくなるために稽古するものである

六、   これは術の話であるが直線の動きは「居つく」と読む

七、 円、楕円の動きは「武」と読む

八、   外旋の力を研究すること

九、   下手な者からも学べ

十、   技や術は生活の中から生まれてくる

 

解説は改めてやります。

 

 

 

沖縄拳法は去年から道場を開けたみたいですね。

風の便りで松田先生が沖縄拳法本部道場で教えているのを聞いて、それで昨日、早速松田先生に挨拶に伺いました。

とても元気そうで30数年ぶりの再会でした。、昔の話に花が咲き楽しい時間でした。

松田先生は昔の事をよく覚えていましたね!

例えば、私の親友に仲宗根という男がいたのですが、彼の執念、根性はたまげたものでして、組手でKOされても何度でも立ち上がりマダ、マダと言って立ち上がって向かっていくような漢でした。

お前と仲宗根は強烈だったと言っていました。

松田先生もたくさんの武勇伝をもっているのですが、二人のことは忘れられないと言っていました。

 

余談ですが、総合格闘技をやっている仲宗根武蔵の親父です。

稽古の後、道着を脱いだ仲宗根の胸を見て驚愕したそうです。胸が赤く腫れあがり痛々しそうでしたが、本人は平気な顔をして見せていたと言っていました。

私もアバラを何回か折られたり、唇を裂かれて何針か縫ったこともありました。

盛り場で彼と私でよく暴れていたのも松田先生は覚えていました。破門も考えていたそうです。

あの当時の稽古は週三回あり、毎回組手で締めくくるのですが、防具も付けずに顔面も多少当てながら壮絶な稽古をしていました。今では考えられません。

ですから今の若者では、一日も持たないでしょう。

ところで仲宗根の話は、改めてやろうと思います。あまりにもたくさんの話があり長くなりそうなので!!!とにかく男気があり味のある男でした。

 

話はかわりますが、あの当時あんなに松田先生は、仲村道場を嫌がっていたのに時間がその気持ちを和らげていったのでしょう。

そのことには触れる時間が無かったのですが、良かったと思います。

タケト先生も健在で和解したのでしょう。

今後、松田先生を中心に沖縄拳法本部道場を盛り上げて名護に基盤を作り新しい指導者を育ててほしいです。

 

 

 

今気になる剣術家がいます。

テレビなどでも活躍している町井勲先生ですが、彼の剣術の理が私がやっているティジクンと共通点が多いように思います。

 

町井先生の動画は私の稽古生に言われて分かったのですが、この稽古生が言うには先生の言っていることと同じことをおっしゃっているというのでユーチューブを確認してみました。

それで町井先生の動画をいくつか拝見しましたが、骨盤の使い方や相手をいなす方法、首里少林流のガマクで相手をかわしたり、ポイントをずらしたりするのと似ています。

ティジクンは足先から膝の外旋、骨盤、腸腰筋、横隔膜までの一連の連携が重要です。

 

あと相手を崩したりする術もとても似ていますね。

改めて首里少林流と剣術の共通点が感じられました。

軸を立てる術も似ています。

 

それから町井先生の武道に対する考え方も、組織に入らず己の流儀でやっている点も共感できます。

私も組織に入らずただ術を高めるためにやっているわけですが、極端な話、後継者もいりません。

 

自分の楽しみでティジクンをやっています。

機会があれば町井先生にお会いして話を伺ってみたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=3Nhu8MOtBR4

 

 

私も首里少林流をやる前は沖縄拳法を稽古していたわけですが、沖縄拳法を批判するわけではありません。

公平な立場で説明したいと思います。最近では沖縄拳法の知名度は高いですが中身のことは本土の皆さんはご存じないと思います。

 

沖縄拳法は名護市でやられていた空手ですが、今は消滅しています。

二代目の中村タケトさんは父親の茂さんから引き継いで暫くは空手をやっていましたが現在はやっていません。ご存命かも定かではないのですが・・・

 私は沖縄拳法の師範代である松田先生と北条先生から沖縄拳法を学びました。

彼らのことを少し説明したいと思います。

彼らはただ者ではありませんでした。

まだ名護にきょくりゅう会のやんばる派(やくざ)がいる時代でその連中とも度々いざこざがありました。

北条さんは新潟の人間で身長も高く本土の糸東流をやっていて糸東流の全国大会で優勝しています。

 

彼らから学んだのは荒らしさでした。

松田さんは仕事でサウジアラビアに渡りむこうで空手の指導をしている時期もありました。帰国するときサソリを持ち帰ったと聞いています。どのように日本に持ち込んだのか分かりませんがさすがですね。

こうゆう二人ですから二代目の中村タケトさんは、道場を乗っ取られると思い二人を追い出しています。

 

その時の笑い話で松田さんは型のビデオをたくさん沖縄拳法の中村道場に残してきていてタケトさんは空手の稽古に熱心ではなかったので松田さんの残したビデオを見てそれを真似て覚えたそうです。

ですから演武する型が逆になっていました。ほんとに笑い話です。

はっきり言って沖縄拳法はそのくらいのレベルです。

今日現在沖縄拳法と名乗っている連中はほとんどが偽物です。

 

初代の中村茂も一中時代に空手の授業で空手を習っていたくらいの実力です。

その当時は型を3つくらい出来たら武士といわれ、今で言えば空手家ですが そう言われた時代です。そのくらい情報の乏しい時代ですから、ですから空手を学べる環境は上流階級だけの特権でした。

松田さんの話では沖縄拳法は得意型が三つくらいしかなかったと言っていました。

名護の劉衛流も同じです。もともと三つくらいしか型はありません。

話は戻りますが、沖縄拳法のニーセーシーは有名です。

他の型は北条さんが本土の糸東流を持ち込んでそれを指導していました。

ですから沖縄拳法の二代目は松田さんがやめた後、松田さんのビデオを参考に弟子に稽古をつけていたわけです。つじつまが合います。

もうすでに沖縄拳法は消滅しています。

 

今沖縄拳法を名乗っているもの達は何者なのでしょうか?

なぜ私が首里少林流をやっているのか、わかってもらえるでしょうか。

洗練された空手がどうゆうものか皆さん考えてください。

以上が沖縄拳法の真実です。