久々のブログ更新があまり気持ちの良くない記事で申し訳なく思ってます。
Begin Againツアー最高!大満足!という方はどうぞ、読み進めないでおくんなまし。読後の不快感については責任を負いかねますTT
※タイトルを見て「わざわざこんなネガティブなこと書かんでも…」と思われる向きもあるでしょうが、
自分の心の整理のためと、有難いことに2010年以降私と友達or読者になって下さった
沢山のトンペンさん達に今のスタンスを知って頂いた上で
それでもあんたタダさんと友達でいてくれるかい…?と迫るために書いてます←
※トンペンを辞めるわけではありません!
目の前の日付は2月1日、ツアー終了を待ってようやくこれを書いている。
(あっ明けましておめでとうございます←)
心の下書きは2ヵ月ほど寝かせた。十分に落ち着いてみて、それでも考えが変わらなかった場合にアップするつもりで。
『ライブツアー2017 Begin Again』の感想です。
今回のツアーにあたり、私タダは11月11日の札幌ドームと、11月25・26・27日それに12月21日の東京ドーム公演のチケットを押さえて、札幌にてツアー開幕を迎えた訳だけれども。
札幌公演終演後、私の中の一番大きい部分を占めていた感情はなんと!
「恥ずかしい」だった。
何か大きな勘違いをして、文字通りの一人相撲を取っていた滑稽な自分に恥じ入り、
スタンドの片隅で、赤面しそうな、消えてしまいたいような気持ちに耐えていた。
私はてっきりサプライズや変革や深化や衝撃や新しい発想といったものを、
創意に満ちたチャレンジの中で見せてくれるものとばかり思い込んでいたのだ。
だってWITHツアーからはそういう意思を感じられたから。
あの当時TREEツアーでちょっと落ち込んでいたファンのテンションを回復させるだけの工夫と変革をWITHツアーではやってのけたから。
「ああ、自分たちの危機をちゃんと分かってんじゃん」と、頼もしく嬉しい気持ちになれたから。
あれができたチームならば、2年半の休止期間を経てその続きとなる今回、
それはそれは画期的な、今までになかった構成の目からウロコなライブを叩き出してくるに違いないと。
結果、期待は――
というより私の期待がそもそも著しく的外れだった。
「Begin Again」というアルバム内の曲や、人気といわれる曲を、ただ“都合のいい順番”で従前のテンプレートに従って並べただけの構成。
流れが悪い。間(ま)も悪い。観客の感情の起伏や抑揚が全く計算されていない。
2人のこれまでの歩みやロマンティシズムも描かれてなければメッセージも伝わってこない。ここからの東方神起をどう色付けしていきたいかのビジョンもない。
一貫性も統一感もなく、整理されずとっちらかってる。とっちらかってるわりに、マンネリの枠からは決してはみ出さない。
勿論2人はじめ演者たちのパフォーマンスに文句などない。素晴らしい。頑張ってる。かっこいい。
でも、それだけだった。他には何も残ってない。
ただただホミンという美しい器に賞味期限の切れた安いジュースを注ぎ込まれただけの虚しさ。
器が優れているだけに虚しさが際立って見えた。次こそは!次こそは!?と期待しては肩透かし、の繰り返しで上滑っていく3時間半……。
あの日客電が上がった時の、札幌ドーム内の空気をここに再現してお見せできないのが悔しいよ。
到底カリスマ東方神起の記念すべき復活初日に立ち会ったとも思えない、和気あいあい感、冷静さ。
打ちひしがれてる私も含め、誰もが一瞬でもう日常に戻っちゃってる。このあとどこで何食べる~?明日どうする~?って話題に切り替わってた。少なくとも私の視界の限りは。
客が悪いんじゃないよ。そりゃーあの程度の内容じゃ、客もこんな風になるわ。
※繰り返しますが東方神起本人に文句はありません
初めて来た人なら楽しめるだろうさ。2人の美しさと輝きとパワーと誠意とスケール感がその辺の歌手とは段違いだからな。
でもTONE、TIME、TREE、WITHの4ツアーをくぐり抜けてきたファン達が、
2年半分の貯めに貯めた情熱と「モンスターになって戻ってくる」との言葉で煽られた期待を携えて集ったガチヲタ達が、
この構成で涙を流してシビれてくれると思った?本当に??
「オリジナルアルバムを出していないツアーなのだから自由な発想で思いっきり飛んだ事をやれるだろう」
などと考えていた私が愚かだった。
ここのスタッフチームは、ベスト盤のドームツアーという普段できない事ができる滅多にないチャンスをあっけなく棒に振ってしまうほどの人々だ、とまではさすがに認識できていなかった。私は愚かだった。
エンタメの構成や演出の肝は「どんな道具を用いるか」ではなく、「どんな夢を見せたいか」にある。
シビれさせてくれる何かを全力で期待していた私は、規制退場のアナウンスが解かれた後も
札幌ドームのスタンド席で自分の低い認識力に対する恥ずかしさと、
それを追いかけるようにやってきた孤独感とを持て余してしまって。
周りのお客さん達はそこそこ楽しそう(復活初日だってのに“そこそこ”にしかできてない時点で失敗だけど)で、そんな中私だけが楽しんでいない。もっと言えばこの先の日本活動への不安に完全に囚われている。
私はこの赤い集団に相応しくない、お呼びでないジャマ者だ、と自覚せざるを得なかった。
誰とも会いたくなかった。感想なんか語らえる気分じゃなかった。
♪君の居場所は~こ~こにあ~る~~♪ \ない/
※再度繰り返しますが東方神起本人に文句はありません
何も今よりハードな内容にチャレンジしろって言ってるんじゃない。
むしろホミンの身体的負担を今よりずっと軽減し、且つ今よりずっとお客さんを沸かせられる見せ方っていくらでもあるよ。
それを考えてあげるのが演出の仕事だろう。と信じて生きてきたんだけど、演出家本人がその創意工夫を「小手先」って言い放って放棄すんだからどうしようもない。
例えば曲順。
【OP、王子様衣装で登場(※1曲目は必ずアルバムの1曲目でなくてはならない)→そのまま定番ダンスナンバーを2~3曲かまし→バンドの演奏をBGMに短い挨拶を挟みミディアム曲でハケて→次はワイルド系衣装でより激しいナンバー→中盤はゆるふわな衣装でバラード→長めのMC→後半の入口でちょっと渋めの1曲→ウェーなど畳みかけて本編終了→そしてツアーTに着替えてウィーアーとウガジャカとサマドリとSTLで外周回って、締めに壮大なバラード歌って大団円。。。。】
今回はオリジナルアルバムを出してないがゆえ1曲目に新曲しか選択肢がなく、
締めに『Begin』しかなかった事が結果せめてもの救いになったものの。
このフォーマットに沿ってやらなきゃいけないって法律があるとでも言わんばかりのおっそろしいマンネリだ。マンネリの権化。マンネリ・ヴィクティム。マンネリ・ディザスター。マンネリ無間地獄。
(そしてそこに多少なりともメスを入れたから私はWITHツアーを高く評価してたんだけど友人に
「忘れたの?WITHコンが秀逸だったのは韓国のT1ST0RYコンの長所を組み込んで作ったからだよね」
と指摘され…
つまり日本のスタッフにクリエーションはできないという事か…と再び絶望の淵へ……)
例えば1曲目、いきなり静かに登場し大歓声だけを響かせながら向かい合ってSomebody To Loveで始めたってかっこいいと思うし、
3曲目くらいからさっそく外周回ってみるのも盛り上がると思うし。
韓国みたく、座ってアコースティックで聴かせるコーナーがあったっていい。
今回のセトリで言えば『Why?』と『Bolero』は演出もろとも逆にした方がスムーズ且つエンディング感が出たと思うし。
みんな大好き『君のいない夜』をカットするくらいなら他に切るべき曲があったし、もし尺の関係でというなら全切りじゃなく「これとこれをショートバージョンにして縮めよう」とか、やりようないの?何のための生バンド?それともホミンってそんなに対応力ないの?
外周トロッコ曲も全曲フルでやる必要ない。1コーラスだけでもいいからファンが聴きたいって曲、他にもあるやろ!繋げ繋げ!メドレーにしてじゃんじゃん放出してしまえ!
あと、視覚的にあんなにも赤と青を強調するなら、赤と青を混ぜて紫→『Purple Line』という曲に持っていこうとか普通考えない?あの紫色のドアをホミンがくぐるVCRを見た時、「わああぁぁぁ次、パープルラインじゃん!」ってぬか喜びした私は本当にバカみたいだったけど、どうせベスト盤以外の曲をやるなら『Purple Line』のほうが、『Survivor』の2倍沸いたと思うよ。
それから冒頭のVCRに出てくる赤い翼と青い翼みたいな長い布も、せっかく空を飛ぶ本編の演出にリンクさせられてないの勿体ないね?あれ絵的に萌えるやつなのに。フライングの時にはためかせて飛べば沸いたろうに。
極めつけは『Catch Me』な。断固として言うけど、あの曲はあんな最低なVCRで導入されるような曲じゃない。観るたびに私の中のトニー・テスタが悲鳴を上げるの。助けて。(修行の成果あって12月の頃にはもう怒りも凪いでたが)
※再三繰り返しますがホミンに文句はありません
要は楽曲一つ一つの世界が大切にされていない事に腹が立つんだ。
ただただアガる事・踊れる事を目的として作られたクラブミュージックと違って、東方神起の曲は曲想というものが重要なんだ。
楽曲を大切にして下さい。楽曲の世界に歌い手が没頭できるようなセットリストを整えて下さい。楽曲のコンセプトをもっと重んじて下さい。楽曲の世界を、今まで以上に・または違った角度から引き出す見せ方はないものか、それはどういうものか。頼むから夜も眠れないくらい考えて下さい。
私たちファンは眠れないくらい期待してチケット代払ってるの。欲しいのはお金のかかった機材じゃない、【意味合い】なの。
「人気曲なので意味なくブチ込みました」ってだけなら、そんな『Catch Me』要らない、いっそ無くしてくれ。
敬愛する大切なCatch Meがあんな風に消費されるのは耐えられない。
な! ジーン・ハックマンもこう言っておられる!
VCRの酷さはとりわけ深刻だ。過去ツアーのVCRを参考に何となくリメイクしてみましたーってだけの、
何を伝えたいのかサッパリ分からないひたすら大仰で意味浅薄な内容。
「Save us」?「私達を救って」?「かつて世界には希望があった」って何??
ホミンが帰還した今、私達はもう“救われた”身なんですが??今日会場に集った時点でみんな“希望”しか感じてないんですが???
2人は何と戦ってんの? まだ見えない敵と戦わなきゃならんの?
え、今いるここは戦いを終えた次のステージじゃなかったの? 『Why?』の頃とも、入隊へのカウントダウンに怯えてた頃とも違うのに??
・・・・と頭の中は「?」マークでいっぱい。
リメイクするにしても、元のを超えてなきゃただの劣化コピーじゃないか。
実際の東方神起のストーリーに沿って素直に作れば、
最初のVCRはChandelirのインストからでも、どうしてもサクラミチを使わなきゃいけないんだったらサクラミチでもいいし、桜の頃に電車に乗って旅立った2人、からの、電車「東方神起号」に乗って待ってる私達、そして檻を蹴破り戻ってくる2人、、、からのバーン!ドーン!Reboot!のが自然だし入りやすいんじゃないのかな。
あるいは「2012TONE」「2013TIME」「2014TREE」「2015WITH」…と過去ツアー総まくり映像があった上でのバーン!ドーン!Reboo(略)でもいい。それだったら新規さんにも失笑される事なく、前回までのあらすじが伝わるだろうに。
なんなら最初のVCRは極力短くして、2人が登場と同時に無音の中地声で叫ぶ「ただいまー!」→\おかえりー!/阿鼻叫喚、からのRebootでもいいじゃん。
…もうね、2014年以来ずっとプークス対象だったTREEツアーのVCRさえもが、
今回のに比べりゃずっと良い出来だったと思える。どんなに安っぽくても単純でも、まだストーリー性は守られてたもん。
誰にでも分かるれっきとしたテーマがあったもん。
こないだお邪魔したEXOのライブでシウミンくんが
「今回のツアーのポイントは、映像とステージ上の曲と流れが全部リンクされている所です」(趣意)と
誇らしげに話していて、実際そういうライブ構成になっていて。
そんなシウミンくんが札幌ドームを観て、トンペンとして一体どんな感想を抱いたのか聞いてみたいもんだよ。
一昔前まではSMEのアーティストっておしなべて
「1曲1曲のパフォーマンスは完璧だがライブ構成になると下手くそ」…というイメージが強かったけど、
どんどん時代は変わってる。SHINeeをはじめその下の子らも、本数の多いツアーを経験して着々と
「ライブ作り」という別の学科を習得してきてる。
その学科を開設したのは紛れもなくトンだったんだ。
サクラミチで思い出したけど(ああ止まらない…w)
そもそもアンコール用にVCRを用意してあるっていうのも頭ん中ぬるま湯の証拠ではないのかしら。
余談になるけど、演者側も客側も、誰もがアンコールがあるものと想定して本編終了を惜しげもなく、のんべんだらりと迎えてるあんなアンコールにはあまり意味を見出せない。特に今回はセトリと演出の不備ゆえ、ロゴが映し出されるまで誰も本編終了だと気付かない有様。
暗転して、再開を待って、VCRを挟んで…ってそれだけなら、他にも何ヶ所かある衣装替えのポイントと何が違うのか。
SAMさんがもし革命児になろうとでもいう気概のある若者だったなら、
「東方神起は基本アンコールなし。本編終了で客電明転。本気で必死のアンコールが起きた日だけやる」
くらいのプロデュースができたかもしれない。
そのくらい緊張感ある雰囲気のほうが、“私の考える”東方神起には似合ってると思う。
ファンとのぬるく予定調和な関係性が、演出のダメさに拍車をかけているのだ。
…なんてもしエイベ側に言ったら
「そんなの今はどこのアーティストも当たり前にやってる」と反論するんだろうけど、
みんながみんなアンコールを当たり前としてるからこそ常識を破っちゃえば目立てるじゃないか。話題になるじゃないか。
「東方神起は余力を残さぬ本編を3時間やって、漫然としたアンコールじゃ出て来ないらしい」
って噂になったら物凄くかっこいいと思わない?そういうのをブランディングとかプロデュースとか言うんじゃないの?
「MCなしでずっと歌い続けるらしいよ」と話題にされ、結果それが売りとなった安室奈美恵みたいに。
ファンの欲目なのかな。
革命的な事や異例な事をやってのけては世間を騒がせ、エンタメ界のトップランナーと呼ばれる、特別な存在になりえる2人だと普通に見積もってるんだけど。
私は東方神起を、ホミンを、買い被っているのかな。日本スタッフの評価はそこまで高くないのかな…。
素直で好意的な人の比率がかくも高いファン層を獲得していながら、その予想を裏切らない・沸かせないって逆にすごいよ。『One More Thing』なんか東京初日の時点ですでにイントロで歓声が起きてない状態だったからね?
サプライズが全てではないさ。けど、観客が意表を突かれて驚きうろたえどよめくのを、嫌うアーティストなんているの?
ド素人があーだこーだ口出すの好きじゃないけど、ド素人でも分かるような多くの黄金律を疎かにするんだもの。
SAMさんが良い人なのは知ってる。ホミンを好いてくれてる事も疑ってなどいない。
でも、彼の発想力とアップデートがもはや東方神起に追いつけていない事で、東方神起の進化が妨げられてるようにしか私には見えないんだ。
(あとインスタ大好き芸人の舞台監督もな(<><>)
TILLでみんな気付いてたと思うけどあの感性…(<><>))
ライブは東方神起の生命線だから、特に。
感性の老化は怖いよ。ましてやものを創る人にとってそれは致命的だ。
自分自身が歳食うにつれその怖さが分かってきただけに、やや過剰なほど私はそうしたものを遠ざけたいと願ってしまう。
つい先日も小室哲哉の引退に際して、TVで中尾彬が
「音楽家なら『砂の器』の主人公みたいに(介護などの)苦しみ悲しみも全部、音楽の糧にしてほしかった」なんていかにも夢見るロマンティストな中尾少年らしい理想論を語ってたけど、
『砂の器』の和賀英良は確か20代の設定でしょ。その年頃の小室氏ならあるいはそれも可能だったかもしれないが、もうあのひと還暦なんだよ。30代40代を壮絶な勢いで駆け抜けそれゆえ枯渇したあの人に対して、あまりにも酷な発言だと思った。
近年の小室ワークスを見てない・聴いてない人ほど、「天才が殺された」だの「もっと活躍できたのに」だのお気楽に言う。
天才は過去の自分との比較により、潮時を一番よく判ってた筈だ。
また話が逸れたけど、ことほどさように私は老いというものが怖い。ジイジ様たちに東方神起を預けてる現実を恐れる。
クリント・イーストウッドみたいな例外的な人は、エイベックスには多分寄りつかない…。
札幌公演終演直後、とぼとぼ出口へと歩く私の元に、2人の知り合いからダイレクトメールが送られてきた。
今日の公演を観た、ツイッターで相互フォローの関係にある方々だ。
「いよいよエイベの素材殺しに怒りが収まりません」
「目新しさが何一つなかった」
「プロデュースできないんならホミンを解放してほしい」
悲痛な声にようやく自分が全くの孤独ではなかった事を知り少し安心するもw、でもそれはそれで悲しいなぁと、その夜はジンギスカンの美味しさにのみ癒された。(独りジンギスカン)
本来なら東方神起のライブに興奮し、余韻を噛みしめ、胸がほっこほっこしている予定だったのに。
※しつこいようですがホミンに罪はありませんTT
東京公演も同様。みな史上最大級の期待値に胸ふくらませて足を運んだだけに、
その分ガッカリ感が大きかったのだろう。25日も26日も27日も、毎晩終演後わたしの元には
嘆きや反発やモヤモヤの声が、直接・ツイ・DM・LINE等でドシドシ寄せられてきた。(わしゃ王様の耳はロバの耳穴か)
みんな優しいから、まだ楽しみにしているフォロワさん方の気持ちを慮ってSNS上ではネガティブな感想はつぶやかない。
結果、TLには絶賛ツイートばかりが躍る。
でも現実はこうだ。
過去のTONE、TIME、TREE、WITHの4ツアーでは賛否両論さまざまに意見の分かれていたバラエティ豊かな私の友人知人たちが、今回に限っては否定あるいは消極的肯定のどちらかしかなく、そしてみな異口同音に言う
「2人は悪くない」「2人は完璧だった」「2人の尊さだけが救い」「2人の良さが殺されてる」…。
中には私と同じように、参戦日まで“理想のセットリスト”なんて考えてルンルンしてた自分が恥ずかしい、って落ち込んでる人もいた。
今のところ「今までで最高のライブだった!」の声はゼロ。ゼロだよ?
あんな最高のコンディションに仕上げて帰って来てくれた2人に、こんな仕打ちってある?
彼女らの声の一部ご紹介しちゃおうか?しちゃうよ??(←なぜかテンション上がってきた)
●Aさん
「既視感だけじゃなく、曲の世界観とか、雰囲気とか、2017年の2人が歌う意味とか、反映してないのがよくわかるセトリ」
●Bさん
「2人とも何度も『皆さん声が小さい』って言ってたけど、お客さんの中でも分かってる人は分かってるからじゃないのか…」
●Cさん
「VCRチームどうした!? WITHツアーの時15、16、17、、、と続く本の16巻だけを抜くなんてマニアックなことをやってたスタッフさん達どこ行っちゃったの。CGの技術こそ上がってるけど、内容のセンスは2009年のミロツアーくらいまで後退しちゃった感じ」
「私は2人の顔を見た瞬間から『おかえり』を言いたかったし、『ただいまー』と『おかえりー』を言うのが今回のツアーの最大目的の一つなはずなのに、なんで3曲目終わりの挨拶のとこで一回それを言うタイミングを作らないんでしょう。ライブ中盤のMCで思い出したように儀礼的にアレやるの、まるで朝出社して『おはよう』を言いそびれたまま昼休みまで一緒に働いちゃった人に今さら『おはよう』言うみたいな気持ち悪さがあるんですけど」 ←SORENA!!!!
●Dさん
「(東京初日を終えて)明日もあさってもこれ見せられるとかどうしようww凍死するwwww」
●Eさん
「あみだくじで決めたような曲順」
●Fさん
「P席のグッズ見てこれwwwwwwwwドン引きwwwwwwwww」
「あとWITHツアーで泣いた話をする時、いちいちスタッフさんが~って説明しなくていい。あれ言われるたび私達に向けて流した涙じゃないんかい!って寂しい気持ちになる」
●Gさん
「忍者衣装×Chandelier、全然合ってない。最後のスカジャンは今すぐ燃やしたいです」
●Hさん
「自分的には、過去1番ツッコミ所が多いライブでした。今回は1回しか参戦できなくて残念だと思ってたけど、1回で悔いなし(涙)」
「火の鳥のネオンみたいなセットに、パチンコ『CR東方神起』の未来がよぎりました」 ←ヤメテーー!!!
●Iさん
「移動が多すぎて落ち着きない。動線のことで頭いっぱいで、2人が曲に集中できてないように見えた。
前半はボーカルも不安定でどした?と…。ムリな日程で突貫でやるからこんな結果になったんだろうね。
こんなんなら一発目はファンミで良かったのに」
●Jさん(タダさんと同行した友人・お茶の間ライトペン)
「黒メッシュのインナー残念すぎ(笑)しかも2回(笑) あんなスタイル抜群の人達をダサく見せるなんて
ある意味すごい^^」
●Kさん(タダさんと同行した同僚・ジャニヲタ)
「1度目のしょぼいフライングは要らないよね?B.U.Tの腰を折ってまでやるべきことではない」
●Lさん
「『Begin Again』をSAMさんが訳すと、『回顧録』ってことなんやね…それも雑な回顧録…」
・・・頷きすぎて首がもげそうだよネ^^^^(血涙を流しながら)
注記した一般の友人を除いては、いずれも20代~40代の東方神起大好きな方達。
これまで様々な苦難を乗り越え、堪え難きを堪え忍び難きを忍び、健気にホミンを応援してきた彼女達、毎度全国遠征をも厭わない彼女達から、
「今回は東京だけでいいかな」のセリフを聞く驚きと切なさよ。
チーム東方神起大丈夫かな。目が内側に向いてしまい、客席の反応を注意深く見られていないとしたら、それは崩壊の始まりだよ…。
絶対やだよ、そんなの。ユノやチャンミンはちゃんとシグナルに気付いてくれてると信じたい。
前々から自分がビギストの中におけるマイノリティーだという事ぐらいは知っていたけど、
目に入る全ての表現には“意味”があるものと信じて、「神は細部に宿る」を信じて、裏設定をねちこく推理したり微細な変更点に一喜一憂したりするような、こんな異常な愛情を持ったファンは今の東方神起から望まれてはいないんだろうか。
もしかすると、私のほうこそ彼らの行く手に邪魔な存在なのかもしれない。
東方神起の目指す変容・進化に付いていけず、間違った観点から騒いでいるただの異分子なのかもしれない。
私はこのライブの中に「これからのビジョンが見えない」と書いたけど、見える人にはちゃんと見えたのかもしれないよね。
ツアーは公演を重ねる度毎に育つものだから、11月時点で上記のようにdisってたファンの中にも今では楽しく見られるようになったという寛容な人もいるだろう。
既に次のツアーへと希望を繋いでいる前向きなファンだっているだろう。
でも私はその1人にはなれなかったみたい。初日に開いた心の穴は、一切の再評価をもってしても未だ埋められず。
※何度でも繰り返しますがホミンは悪くありませんTT
ビギさん全般がどうなのかは知らないが、私が求めて止まないものは【意味】なんだ。
右手を上げるのにも左足を出すのにも、首を回すのにも腰を落とすのにも、流れる背景にも、機材選びにも、衣装を赤にするにも黒にするにも、
本来ステージの上で起こる事には全部全部、意味がある筈だろう。
パフォーマンスに込められたそうした意味合いの事が、私の辞書ではしばしば【文学性】と言い替えられる。
そして東方神起のユンホとチャンミンほどに文学性を表現できるアーティストは世界でもなかなかいないと、私はそこを誇ってきたんだ。これまでずっと。
ホミンには文脈があり、文体があり、叡智があり、寓意があり、奥深い味わいがあり、行間がある。
これこそが、芸達者で如才ないメンバーを3人も失った後の2人に残された唯一無二の武器であり、
5人時代を超える事ができた最大の勝因でもあったと思っている。
ところが彼らの文学性をエイベックスは読み解かず追求せず、むしろ年々少年マンガに近付けている――そんな現状を前に、私の顔は『人間失格』に出てくる“三葉目の写真”みたくなるばかり。TT
とどめは先日の、日産スタジアム3DAYSの発表だった。
芝の都合なのか何なのか、三日連続やれるからって事で梅雨時の開催。夏休みでもないド平日を含む3DAYS。
明らかに記録作りと集金を目的としたライブ、しかも特別メニューならまだしもBegin Againを基盤に?マズいんじゃない、それは。
【意味】を知りたい。苛酷な野外ライブを三日間もホミンに担わせる【意味】を教えて下さい。
申し訳ないが5年前の日産が発表された時ほど手放しに喜べないし、三日間参戦なんて私ははなからムリよ。
もはや心配するのも止めた。心配されるのも迷惑な話だろうから。
で、愚かなタダさんだけど『人間失格』の人の享年をウッカリ超えちゃった程度には恥の多い人生を送ってきただけあり、決意が固まった。
自分から距離を置く事だ。
私は悪質な個人ファンも、それらと泥仕合を演じてた“モヤ垢”なる暇人たちも両方嫌いだけど(お元気でしょうか)、彼女らが思う存分披露してくれた、ファンの業とも言うべき醜態からは反面教師として学ぶ事も多かった。
自分の愛憎がコントロールできなくなったら去り時なのだと。
実際、札幌の日以降自分のTOHOSHINKI(※日本仕様)を見る目が意地悪くなってしまってるし、
このままではBegin Againツアーを賞賛している方々までをも微笑ましく見られないような嫌な人間になってしまいそう。
そうなる前に私は日本公式ファンクラブ「Bigeast」を去る事にした。
もともと二口以上増やした事のない、チケット戦線においては激弱ながら(笑)私なりに愛着を持ってた会員番号、今回更新しなかった。
アルバムが出るたびジャケ写のダサさに絶句し、歌詞のひどさに涙を飲み、何の癒着か知らねども同じ作家ばかり延々と起用し続け横山剣さんみたいなオモロげな物件が向こうからラブコールを送ってくれてるにも拘わらずそれに応える行動力もないスタッフに嘆息し、公式グッズのダサさに呆れ、年々平気で値上げしてくるチケット代に疑問を抱き…。そんなエイベックス仕様の東方神起に、自分の中の無力感が限界を迎えた。
更に言ってしまえば、何年にも渡ってビギが切望している「5人時代の曲の歌い直しアルバム」を入隊中に出すでもなく、全然嬉しくない曲をいっぱい含んだ3枚組のベストじゃないベストアルバムを出した時点で、終了への序曲をうすら感じてもいた訳で。(いま挙げた事柄の全てがエイベ社のせいだけでない事は承知しているが、社長に対する積年の嫌悪からここでは全ての罪をエイベ社になすりつける←)
2011年から継続してきたファンクラブだけに寂しさは勿論あるけれども、
別に東方神起ファンを辞める訳じゃないのでさほど躊躇わなかった。
ファンイベに参加できないくらいは特に問題ない。可愛いユノも好きだけど、その100倍観たいのはかっこいいユノだから。
ファンサイトにアクセスできる最後の日である昨日、
見落としのないよう(笑) 動画コンテンツやホミンの肉筆を改めて眺めてたら、2人の事が愛しくて愛しくて、2人への申し訳なさが溢れてきたけど、こればっかりはSHOWがない!ってやつだ。
今のTOHOSHINKIを私は安心して楽しめない。その意思は示していきたいと思う。
※えっと重ねがさねですがホミンに文句はありま……いや、ちょっとあるかな。
「せっかく蹴破って出て来たキューブ(ケージ)へ再び自ら入っていくあの演出、考えたやつ誰?
WITHツアーでも“車で出て来たから再び車に乗って去る”…って律義にやってたけどさ、
固定観念異常だわ あのケージは“休止”なり“不自由”なりの暗喩ではなかったのかい?
なのに、のこのこと従順にケージへ戻っていく2人の姿は、
まさに飼い馴らされた2人の悲しい現状を象徴してるみたいだったよ
獣だったユノは?鬼神だったユノはどこいった?蹴破った檻へ戻る表現、やってて疑問感じないの?
動線ばっか意識して作ってるからこんなバカな事になるんだろうが!うがーーー!!」
――と、私ね、散々グチってたんすよ。友達に。(その節はごめんねともどち、そして有難う)
そのすぐあとに放送された『love music』の
ツアーメイキング映像で、
そこの
演出を
まさに
提案してるユンホの姿を見た時の私の衝撃、どなたかお解りになりますか!!!!!!!!
案の定、動線上の都合でああなったっぽかった
ホミンは相変わらず頑張り屋で誠実だ。
「もっと一生懸命頑張ってる姿を皆さんにお見せします」と言う。
その言葉に一片の疑いも持ってはいないけれど、
今の君たちに必要なのはただ闇雲に何でもかんでも頑張る事ではなく、
広い見聞と、思考と試行と、
長年お世話になったスタッフ相手にも「NO」を言える勇気なんじゃないかい?
スタッフや共演者から面倒くさいと思われる程の“こだわり”なんじゃないのかい?
私がツアー自体に満足していれば、スタッフとの仲良しアピールにだっていちいち苛立ったりしないと思うんだけどさ。
限られた体力も時間も、頑張る価値のあるライブになら惜しまず注ぎ込むべきだと思う一方、
今回のようなツアーをいたずらに続けても2つの意味で寿命を縮めるだけで、何を得る事ができるだろう。
肉体の酷使と引き換えに見せるものだけが東方神起じゃないと思う。頭を使おう。
2人がひたすら頑張って、頑張って、頑張って、メラミンスポンジの“激落ちくん”みたいに摩耗していくさまを見たくない。
で何年か後、体力にもビジュアルにもいよいよ衰えが来た時に、周りを見回してファンが今の5分の1に減っていたとして
その時ようやく「精一杯頑張ったのに何がいけなかったんだろう」と考え始めても遅いんだよ。
自分の身は自分で守らなくちゃダメだよ。
兵役期間中にも2人は「これからの東方神起をどうしていきたいか」を話し合っていたという。
それを具体的に行動に移しておくれ。
(移した結果が今回のツアーだと言われたらグウの音も出ないけどなwwwwwww)
(ゆんほさんに至っては雑誌で「前々から考えてたアイデアを今回全部出そうと思う」とか、情報番組で「今回のツアーでは新しい僕らをお見せしてます」とか言ってたけど、うん、どの辺の事かな?^^)
今のところFC会員じゃなくたってチケットも取れるから、観たいと思うツアーをやってくれたらこれからも観に行くよ。
音盤だって、試聴して良いなと思ったら都度判断で買わせて頂くよ。
韓国のカムバック・アルバムはきっと傑作だろう。それは勿論買うつもり。いっぱい聴くつもり。
今までと変わらずネットで情報も追うつもり。
テレビ出演なんか勿論正座で拝見する!
2人の成熟過程を私はFCの外から見守る事にする。
あとこれは今回強く思った事だけど。
もういいかげん、3人脱退にまつわる問題にもきちんと2人の言葉でケリをつけてくれると嬉しい。
未だしつこく消えない花畑さんの存在については、エイベ社と同じく行間を読めない人達だからもう仕方ない、と諦めている。
けれど、各種メディアに対して5人時代の話題を振らせない、触れさせない、肖像を使わせない…って
過保護な扱いを強いるのは30代の男性として、もうさすがにかっこ悪い。
そこを解禁すればNHKの『SONGS』とかにもきっと出してもらえるだろうしね^^ デビュー当時の映像はトリミングするなり、ヤメメンの顔にボカシ入れるなりして全国の茶の間を爆笑させたらいいじゃん^^
セトリの問題にしたって、頑なにデビュー曲をやらない理由がもしもその辺りに関係していて、2人が金輪際歌いたくないのだというなら、こちらも次のツアー以降無駄な期待をしないで済むし。
最後に。(長すぎ長すぎ^^)
私は上に書いてきたような自分の考えが、必ずしも正しいなんて思っていない。いないつもりなんだよ、これでも。
だから私のような類のファンを排除する以上は、
今のスタイルでどんどん新規ファンを増やしてほしいと願う。
「影いらない、明るく元気が一番!男性&ファミリー層大歓迎!衣装はLDH風!重箱の隅なんかつつかない!」という、スポーツ観戦の感覚で観てくれる爽やかな日本人も勿論かなりの数いるから。もしかしたら私なんかの想像も及ばぬような、別のサイコーな未来が待っているかもしれない。
ビギアゲ期のあの戦略は正解だったんだ、と、後のち証明するような活躍をしてほしいの。2015年までに築いた成功を手放さないで。
私好みのアーティストではなくなったとしても、
2人が栄光を十分に感じられるようなビッグ・アーティストになってくれたら、私は本当に幸せなのだ。
とりあえず3月?の韓国カムバ曲、心から楽しみにしてる。