おはようございます。立花です。

手術を終え心臓が再び動き始めた3月11日から丸8年が経過しました。
止まった心臓が再び動き始める、心臓停止を人の死とするならば、生まれ変わって今8歳です。
私にとって3月11日という日は、何か運命的な日でもあるようです。

今年の3月11日も石巻市雄勝中学校の当時先生方と旧雄勝中学校跡地で手を合わせました。
この地で育てたぶどうで、雄勝中卒業生や先生方と
雄勝産のワインを味わう日が将来訪れること、みなで心の目で想像しました。

当日夕方からは、第3回 大川竹あかり 献灯式が開催されました。
https://www.ookawatakeakari.jp/
献灯の合図とともに、沢山の小さな優しい明かりが夕暮れに浮かび上がりました。
「過去は変えられない、けれども、未来は変えられる」という合言葉のもと
竹の切出しから竹の穴あけまで、ワークショップにはのべ500人ほどのボランティアの方々と
想いをのせて竹あかりづくりをした、その成果でもあります。
関わった方々はきっと、大川小学校のことを多くの人に伝え、防災の意識も持って頂けるものと思います。
当日だけでなく、ワークショップの時から取材に来てくださったメディアの方々も
自ら進んで竹あかりづくりにご参加くださり、その想いの深さが丁寧な取材にも繋がっていたようです。
当日も全国生中継や多くのメディアの方々も取材にきてくだり、
教訓からの学びを全国に発信してくださいました。
高島礼子さんや藤原紀香さん他たくさんの有名人の方々が
個人のInstagramでも大川竹あかりの様子をファンの方々に発信してくださいました。

先日、東日本大震災での教訓を「風化」させないために
具体的に今後どのようにしていくのがよいか、AIに聞いてみました。
すると、そもそも「風化」の本当の意味が違う、と以下の助言をされました。
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「風化」の本来の意味は「徳によって教化すること」です。
これは、教訓が社会に定着して、語るに及ばなくなること
知識が常識化することを意味します。
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