税理士 高木重利「経営者の羅針盤」ブログ

税理士 高木重利「経営者の羅針盤」ブログ

税理士・企業再生コンサルタントとして、また、親ばかとして、今まで経営者や同僚、そして家族から学び・感じたことを綴っていきます(2013年9月14日)。

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「大富豪が自分の息子を、貧しい農村の家庭に預けたらどうなった」という有名な話をご存知でしょうか?

とある大富豪のお父さんが、貧しい農村の家庭に預けて、いかに自分たちが恵まれていて幸せかを教えようとします。

しかし、帰ってきた息子が予想外の話を始めるのです。


まず、お父さんは農村から帰ってきた息子に「私たちの家と農家の家は違った?」と聞きました。

すると息子は興奮ぎみに「すごい違ったよ!」と答えました。そして、こう続けたのです・・・


僕たちは犬を1匹飼っているけど、彼らは4匹も飼っているんだよ。

僕たちは画面を見ながら一人でゲームを楽しんでいるんだけど、彼らは友達といっぱい自然の中を駆け回ってるんだよ。

僕たちの家の庭は、夜照明が照らしてくれるけど、彼らの庭は夜中キラキラ輝く月や星が照らしてくれるんだよ。

僕たちの家の庭は、安全のために壁で囲まれているけど、彼らの庭には壁がなく、地平線が見えたよ。

僕たちは家に帰ったらCDを聞くけど、彼らは鳥のさえずりとか自然の音に耳を傾けていたんだよ。

僕たちの家には鍵が付いているけど、彼らの家はいつでも友人を迎えられるようのドアを常に開けてあるんだよ。

僕たちの街では、みんなスマホやパソコンをみながら文字で会話しているよね。彼らは人の目を見ながら言葉で会話してるんだよ。



お父さんは息子の言ったことに驚きました。そして、息子は最後にこう言いました。

「お父さん、僕たちが本当はどれだけ貧しいか教えてくれてありがとう!」


これは数年前からネット上で流布している有名な話です。

私たちは、日常の忙しさや世間の常識、また、多くの情報に流され、本当の「豊かさ」を見失っているかもしれません。自分にないものを求め、また、満たされることのない物欲に卑屈になったりしていませんか?

幸せとは、自分の考え方しだいという気がします。


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思考は現実化する!と言われます。思考とは「思い考えること」ですが、この作業を人間が行えば、思いが現実化する可能は格段にアップします。

先日の錦織圭選手も小学生の文集で「メジャータイトルをとる」と書いています。書いている訳ですから、何十回も何千回も思考をめぐらしていたことでしょう!

話は変わりますが、ここに小学生時代から恐竜の化石掘りに夢中になり、将来、恐竜博士になりたい女子中学生がいます。

思考をめぐらせ夢を実現するためにはどうすればいいのかを考えている女の子です。自分なりに調べてみると、研究できる大学(古生物学)は国内では「かなり」限られており、また、研究の中心はやはりアメリカであることが分かってきました。

しかも、活動範囲は北米はもちろん、南米、中国、ユーラシア大陸など世界中です!

日本の女子中学生で、このような「夢」をもっている人がどれくらいいるのかは分かりません。でも、「夢」をもち、「思考」続け、「現実化する」ことを目指すことは、とても勇気がいることかもしれませんが、素敵で素晴らしいことだと思います。

小学生へ「将来、どんな職業に就きたい?」、「どんな会社に就職したい?」というアンケートをみかけますが、その小学生が大人になった時までに存在している職業や会社は半分程度と言われています。

半分は、職業としてなりたたなくなる時代

半分は、会社が倒産している時代

このような時代に生きていくうえでも、是非、「思考を現実化」させてください!

応援しています!!



全米オープンでの準決勝、快心の試合はこびで決勝進出を決めました!

足の指のけがで、全米オープンも不安視されていましたが、ここまでギリギリの試合を勝ち切ってきました。

コンデションもさることながら、一試合一試合と勝ち進んでいくうちに調子を上げ、ピークパフォーマンス状態になりつつあります。

甲子園でも、サッカーW杯でも勝ち進んでいくことで一気に成長するチームは良くあることですが、個人競技ではなかなか難しいことだと思います。

精神力の維持やプレッシャーとどう向き合うのか

対戦相手と戦いかつ、自分とどう戦うのか

試合当日までのコンデションの調整

など、尋常では考えられない程の経験を楽しんでいるかのように映ります。もちろん、試合での「笑顔」や「ガッツポーズ」も素敵でかっいいです!

マイケル・チャンコーチの影響も大きいでしょうが、でも、やはりテニスに対する情熱や取組みは世界中の誰にも負けていない印象が画面から伝わってきます。

いよいよ決勝です!

世界一が手のひらの中に、すでにあります。

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今日から9月ですね。

昨日、息子のサッカーの応援で行ったことのないグランド(土地)の片隅からとった写真(上)です。

単なる風景ですが、私にとっては最高の場所になりました。別に息子のサッカーとは全然関係ありませんが(サッカーはぼろ負けしています)。

この写真をとって場所が、私にとって「最高のオアシス」だったのです。

木陰のベンチにいたのですが、本当に心地よかったのです。少し秋風が吹いて、暑くも涼しくもなく、身体の芯に染み渡るけど、全身をなでてくれる感覚でした。

夏バテ気味で疲れた身体を優しく包んでくれ、疲れが浄化していく感じがしたのです。何気ない場所の普通のベンチです。どこかのリーゾート旅行に行った訳でもないのに、「至福の休息」でした。

きっと、神様が与えてくれた一時の休息日だったのでしょう。
ありがとうございました。

今日から9月です。
新たな気持ちでスタートします!

私には異常な集中力があります!

それが私の長所です。


いえ、違います。


すぐにぐずぐずと時間を無駄にしてしまうので、どこかでつじつまを合わせるために異常な集中力があると考えます。


要するにダメなところを直す方法ではなく、人にはダメなところをカバーするための得意な能力というのが、絶対に存在すると考えてみるのです。


いわゆる人の長所というのは、実はそれなのだと思います。ひょっとしたら、何もないところからは長所は生まれないかもしれませんね。


人はみな無意識に自分のいたらない点を知っていて、知っているからこそ、それをカバーするために発達させた筋肉のようなものを必ず持っています。人の長所というのはそれだと思うのです。

長所と短所は、それぞれ別々のものではありません。一枚の紙の表と裏のようなものです。欠点や短所がなくなったら、長所が不必要になってしまいます。


なくしてしまうのでなく、そこは育てるという感覚が必要なのだと思っています。


欠点も短所も育てる。


欠点も短所も育てれば、長所も育つのです。


これが自分を愛するということかもしれません。

人生は、マラソンと似ているなと感じることがあります。


人生というマラソンを、「自分はどのように走っていこうか」と私は常に想像しています。この時期はゆっくり、この時期はペースを上げる、ここは歩いても仕方がない、ここはダッシュだ、と。そういう自分のペース配分を長い目で見て考えていくのです。


走り方は人それぞれ、正解はないのですが、少なくとも一つ確実に言えることは、最初から最後まで全速力で走ることは無理ということです。


絶対に息切れして良い結果を得られませんし、転んでケガでもしたら完走できなくなります。


また、マラソンにはライバルがいます。その人がいるから記録が伸びる、頑張れるということもあります。ですから回りを良く見ることも大切です。


さらに、人生もマラソンも、いつも思うままになるということはあり得ません。おおむね、思うままにならないというのが大前提です。


それを受け入れて場面によって工夫したり、ときには「えい!」と底力を発揮するというのが、生き方であり走り方であると思うのです。

自分が「うれしいと思うこと」、「うれしいと思うとき」とは何だろうと考えてみました。


1.「受け入れる」。まず「受け入れる」ということがうれしいことです。

人を受け入れることもうれしいですが、人に自分が受け入れられたなら、これもうれしいことです。


2.「あいさつ」。次に「あいさつ」です。

みなさんも人があいさつをしてくれたら、とてもうれしいでしょう。気持ちの良いあいさつはうれしいものです。


3.「笑顔」。それから、やっぱり「笑顔」もそうです。

忘れてはなりません。


4.「生かす」ということも、うれしいと思うことです。

自分が「生かされる」。それから、自分が何を、誰かを「生かす」のもうれしいことだと思います。


5.「愛する」「愛される」ということも、もちろんうれしいことだと思います。


6.さらに「育てる」ということ。

育てる楽しみ、うれしさがありますね。


7.「認める」こと。

自分が何かを認めることができるというのはうれしいものです。


8.「学ぶ」というのも忘れてはいけません。

いくつになっても学ぶことはうれしいものです。


9.「ていねい」というのも、私はかなりうれしいです。


10.「ほめる」「ほめられる」のも無条件にうれしい。


11.「高める」

自分を高めることもうれしいし、自分が人を高める手助けができるのもうれしいです。


12.「忘れない」ということです。

自分を覚えていてくれる、私のことを忘れないでいてくれるというのは、とてもうれしいことの一つです。


13.「応える」と「応えてくれる」。

自分が何かに応えられることもうれしい。


14.「安心」。

忘れていけないのが「安心」。うっかり忘れがちですが、安心であるというのは、とてもうれしいことですね。

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子供は、批判されて育つと
人を責めることを学ぶ

子供は、憎しみの中で育つと
人と争うことを学ぶ

子供は、恐怖の中で育つと
オドオドした小心者になる

子供は、憐れみを受けて育つと
自分を可哀想だと思うようになる

子供は、馬鹿にされて育つと
自分を表現できなくなる

子供は、嫉妬の中で育つと
人をねたむようになる

子供は、ひけめを感じながら育つと
罪悪感を持つようになる

子供は、辛抱強さを見て育つと
耐えることを学ぶ

子供は、正直さと公平さを見て育つと
真実と正義を学ぶ

子供は、励まされて育つと
自信を持つようになる

子供は、ほめられて育つと
人に感謝するようになる

子供は、存在を認めれて育つと
自分が好きになる

子供は、努力を認められて育つと
目標を持つようになる

子供は、皆で分け合うのを見て育つと
人に分け与えるようになる

子供は、静かな落ち着きの中で育つと
平和な心を持つようになる

子供は、安心感を与えられて育つと
自分や人を信じるようになる

子供は、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと
生きることは楽しいことだと知る

子供は、まわりから受け入れられて育つと
世界中が愛であふれていることを知る

あなたの子供たちはどんな環境で育っていますか?

素直に聴く


これが非常に難しいと思うのです。


家族や社員、友達の話を素直に聴かなければ物事がスタートしないことは頭で理解できます。

しかし、これを実践することは非常に難しいと思うのです。


最近、こんなことがありました。


息子のサッカー練習が終わったあと、私が息子に訊ねました。


「今日の練習は、何が目的だった?」


息子は息子なりに考えて答えました。しかし、私が見ていた限り、その練習の趣旨からかけ離れていたこと、練習の内容(趣旨)を理解していないメンバーが半数以上いると思ったので、強い口調で身体の動作も含め説明しました。


正直、上手くできたメンバーと息子を比較してしまったこともあると思います。

親心として、上手くなってもらいたいという信条で強い態度になったなぁと反省するところもあります。


でも、そんな親の態度であっても息子は私の言っていることを真剣に聴き入れ、理解しようという態度で接してきたのです。


「うん、うん、分かった!」


「そうだね。僕は分かっていなかったね」


「次の練習から、分からなかったらコーチに確認するよ」


会話を続けていくうちに、私の方が「我に返った」感じがしました。

それが、上述した他人と息子を比較している、息子は練習の意図を全く理解していないという親の思い込みでした。


妻や娘との会話でも


お客様や社員との会話でも


友人や初めて会った人でも


同じように過ちや思い込みをしながら会話をしていることでしょう。


でも、素直に聴いてくれると、言った方がどのような態度や考え、あるいは思い込みがあったとしても


「それに気が付かせてくる力」あることを教えられました。


頭で分かっていても、行動や態度で出来ないことは多くあります。

それでも、「素直で純粋な心で聴く」ことができれば、自分だけでなく相手にも多大な影響力を発揮できることを教えられました。


息子よ、ありがとう!


これは「半沢直樹」のTVではなく実際にあった話しです。

ユニクロに巨額損失を与えて「10倍返しだ!」と言われた人物がいます。
ファーストリテイリング傘下でカジュアル衣料を手がけるジーユーの柚木治社長がその人。

10倍返しを命じたのはファスト創業者、柳井正氏です。

柚木氏が2002年に立ち上げた野菜販売事業は1年半で26億円の損失を出し、撤退を余儀なくされました。責任を取るため辞表を提出したところ、柳井氏はこう留意したと言います。

「お金を返してください。失敗を生かして10倍返しだ」

柚木氏は2010年にジーユーの社長に就任。大型店の出店や人気商品を生み出し、売上高では既に「10倍返し」以上の成果を出しています。

部下は「1敗」でめげてしまうかもしれないが、そんな中で柚木氏は「1敗」から経営を学び、今の会社に生かしているのでしょう。