早いですね、時が経つのは。
メリークリスマス!
そして世の中はお正月に向けた衣替えに準備に余念がないことでしょう。

早くも一週間が経とうとしてますが、
『立つ多根跡を濁さず』無事に全ステージ終了しました。
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スミマセン、こんなふざけた感じの写真で。
一応衣裳なんですけどね、コレ。
『解決ハッチーパッチー』っていう、
作家・枝元萌の渾身のコントなんですけど
これが意外に評判が良く。

下の写真は冒頭の「マイケルみたいな多根」役。

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まぁ…最初で最後でしょう、こういうのは。
いや元々最後なんですが。

あ、ハイリンドっていつもは
既成の作品を、演出家をお呼びしてやるっていう
役者以外全てアウトソーシングなスタイルなんですが
今回は作品はサスペンデッズの早船さんとヒンドゥー五千回の扇田さんにお願いしたものの
(本当に有難うございました!)、
構成・演出はハイリンドでやってみようと、
初のイベント、そして僕の役者卒業記念にも関わらず
大変な「攻め」の内容だったわけです。



ツラツラ書いていて話が逸れましたが
今回の公演にご来場下さった皆様、
心を寄せて下さった方々、関わって下さった全ての方に
心から御礼申し上げます。
師走の平日のみという、本当に迷惑なタイムスケジュールの中
やり繰りして来てくださった方、ほんとうに感謝申し上げます。
当たり前にムリだったけど検討してくださった方々、
本当にスミマセンでした。

全編多根祭り、パリミキ祭りで押し通し
いつものウェルメイドは影を潜め
リーディング以外は殆どが不条理というか
物語を回収することもなく
風呂敷を広げて広げて無責任に終わるという
好き勝手な内容となっておりましたが
皆さんの温かい笑いと拍手に包まれ
本当に感謝感謝のステージでした。

いやしかし、演出家という職種はスゴいですね。
自分達でやってみて痛感しましたが
非常に特殊性が高く、そして非常に重要。
え、当たり前?な話ですかね(苦笑)

今回脚本提供して頂いた早船さん、扇田さんのお二人にも
実は稽古場に来て頂きまして
「方向性の説明」という名の「演出」をお願いしました(笑)
アレがなかったらと思うと…背筋が凍ります。

スタッフの皆様にもいつも以上のご迷惑をお掛けしました。
初めてのイベントのくせに劇場入り日に初日という
演劇用語で言うところの「乗り打ち」を敢行。
舞台監督は役者の小林大輔にお願いしたけれども
結局出演してもらうことになっちゃって
結果、テクニカルな部分は照明の奈津子さんの仕切りに甘え。

初日前日まで本番だった音響の平井さんにも諸々ゴリ押し。
衣裳の阿部さんからはマイケルを始め様々な衣裳を横流し。
映像作りも半分はお願いし、もう半分は伊原農がiMovieを駆使して
動画製作(メキメキ技術が上がっていってビックリしましたが)、
舞台設営に至っては今回は簡単なセットだから自分たちで、
と思ってたら時間が足りない、道具が足りないとなり
結局いつもお世話になりまくっている舞台監督井関さんに
道具も井関さん自身もお借りしての舞台設営。

他にも制作さん、絵空箱の会場主さん、
そして映像に心良く出て下さった見知らぬ人々
(「立つ多根後を濁さず」のタイトルコールを老若男女
国内外様々な方に言って頂く様子をまとめた映像を
オープニングに流したのでした)、
数限りなく沢山の方にお世話になりました。

いつもは劇場公演でお世話になる方も、
お世話になる「なり方」も決まってきていて
どこか当たり前になっていたところがありました。
今回、自分たちでやってみて、こんなに多方面からご協力を
頂きながらステージに上がれているのだと
改めて感じました。
本当に有難うございます。

あと、多根周作ファースト(にしてラスト)写真集売切につき
ご予約下さった方々にも、最大級の御礼を。


僕はこれで活動停止となりますが
ハイリンドはこれからも続いてまいります。
自分たちの心で「やりたい!」と感じた作品を選び、
演出家にお願いし、やりたい役者さんを呼んで来て公演を打つ。
手前味噌ですが
我ながら面白いスタイルでやっていると思ってます。
これからのハイリンドを、どうぞよろしくお願い致します!!
僕も受付とかに出没するかもしれませんよ!

なんか言い足りない感が満載ですが、
また気づいたら書き留めたいと思います。
今年中にあと一度くらいは更新したいですが…どうなりますことやら。
今後も仕事の事など、気の赴くままにまた更新できればと思っております。

またお会いする日まで。
本当に、有難うございました!

メリークリスマス!
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