クリスマス・デコレーションで、地域の階層がわかる、それがダブリン。


ハイソなエリアは、洗練された飾りつけ。

大きな出窓から、室内に設えられた、大きなクリスマス・ツリーがのぞいています。屋外ライトはなし、あるいは最低限の無色のライトが星のように瞬いている程度。


と・こ・ろ・が


ケルティック・タイガーと呼ばれる経済成長の結果、小金持ちになった労働者階級のエリアはこんな感じ。





家という家が軒並みギラギラのテカテカ。


近寄ってみると…




こんなのとか




こんなのとか。

いや、もうね、ディズニーランドかと。


特に、2件目のおうちは今年からハロウィンにも力を入れ始め、

檻に入った海賊の骸骨がぶら下がってたり、ギロチンやら棺おけやらが並べられていたりで、まー派手なこと。


でも、この下品とまでいえるギラギラ感、ここまで行くといっそ清々しいというか、味があって嫌いじゃなかったりします。


で、うちは、このぎらぎらの真っ只中で、飾り付けのひとつもせずにひっそりと過ごしております。

去年まではクリスマス・ツリーを飾っていたのですが、今年はヒメ&トノの格好の餌食となると思われ。

(いいわけ、いいわけ)


で、日本とは違い、これが年明けまで続くのですが(クリスマスの飾りを取るのは1月6日)、何年いても、こればっかりはなじめません。なーんか、新年あけた気がしないのよー。


でも、今年は大丈夫。だって明日から日本だもーん。


ダーは除夜の鐘をたたくのを楽しみにしております。



すっかりブログの更新をなまけてしまった。


特に、ハロウィンの記事は絶対アップしようと思っていたのですが、もう町はクリスマス…org


この間何をしていたのかといえば、年末年始帰国に際し、温泉旅行の企画準備!


当たり前ですが、温泉なんて帰国したときにしか行かれないもんで、まー気合がはいること、はいること。


そして箱根の宿を無事ゲット。

今回はなかなかこだわりが多くて、というのも、ダーはさすがにアイルランド人なので、公共の湯には抵抗があるようで、貸切必至、できれば部屋露天付が理想。ただ、食事の際には座敷に座るのがきついので、できれば掘りごたつ式かテーブル席。この点については両親もそちらのほうがありがたいらしい。


ところが、最近の旅館は「お部屋食」がメインで、「個室お食事処」となるとランクが上がりすぎて手が届かなくなるし、かといって、一同に会するお食事処の宿はなんとなく食事の質が…


ということで、がんがん問い合わせた結果、お部屋食だけど、ちょっと高めの座椅子を用意していただけ、更に無料で貸しきり露天が使え、お部屋の内風呂も源泉かけ流しの温泉(ダー対策)という、奥湯本の雉子亭豊栄荘さんにお世話になることにしました。


アルカリ度の高い自家温泉ということで美肌を狙ってみる。( ̄▽+ ̄*)


ちなみに、座椅子のサービスなどはこの宿だけではないのでしょうが、部屋もゆったり、露天が川岸にあるなどのハード面に加えて、メールでの問い合わせへの対応が迅速、丁寧かつとてもご親切だったのが決定打。みんな気に入ってくれるといいな。


で、2泊目はダーと二人ということで、部屋露天付の宿、仙石原の萬岳楼さんに泊まります。こちらは6室全室源泉かけ流しの温泉付とのこと。白濁の硫黄泉が内風呂と部屋露天で味わえるとのことでこちらも楽しみ。


本当はここまでの予定だったのですが、なぜか部屋露天付の宿を探していて見つけてしまった越後湯沢のHATAGO井仙さん。まともなお米すら入手の厳しい日々を過ごしている私に、「極上の魚沼産コシヒカリを釜で炊いたご飯が食べられる」というキャッチに目が釘付け。


「クリスマスプレゼント、いらないっスー」攻撃で、ダーを落としました。どんだけ~?


こっちでクリスマスを過ごしてから日本へGO!


ヒメトノは、日中外で過ごしています。

雨風をしのげるよう、庭には犬小屋ならぬ猫小屋が。



でも、利用率はそう高くはありません。

張り切って大枚はたいたダーリンはがっかり。


そこで、寒さも厳しくなるこれからの季節、

おうちタイプのベッドを買って、

昼間は小屋に、夜は家の中で使うようにすれば、

小屋の利用率も上がるのでは、

何より、小屋の中で、確実に暖が取れれば安心、


ということで、早速購入。


まずはヒメちゃんが気に入った模様。


使ってみる?

いらね。


トノちゃんはノビノビ型だしね。


と思ったら、


あーこりゃいいわ。


そうくるか、トノ。


挙句の果てに、


うーん、悪くないかも。



ヒメちゃんまで…(_ _。)


普段、ソファーでのうのうと寝てるお二方。

いまさら猫用ベッドは無理かも。