東京の遊び方 (東京稲城で里山暮らし、時々都会)
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落合のまったり隠れ家  ※落合

いやぁ、急に暑くなりましたね。気温が30℃を越えるか越えないかで、身体のバテ具合ががらっと変ってくるから不思議です。ここからは、1℃上がるごとに 体感温度は倍以上の感覚で上昇していきます。特にデブはつらい。

原発の事故以来、節電の習慣が身についてしまったので、身体の芯まで震えるようにクーラーを効かせているお店はほとんどなくなりました。
良し悪しは別として、クーラーをガンガンに効かせたお店も、猛暑の中での短時間の避難所としては、重宝していました。ひと昔前は、銀行やデパートが調度良い避暑地になっていたのですが、最近は全く涼しくないですね。週中から天気も下り坂にむかうようで、多少は過ごしやすくなるんでしょう。

露のジメジメは夏の暑さよりもっと嫌です。露のムシムシ・ジメジメがあるおかげで、夏本番の猛暑に絶えられるのかもしれません。



カフェ 傳(でん) 
中野区上高田1-1-1
03-3368-4263


猛暑の時の避難先として利用するには最適のカフェ。雰囲気がリゾート的で、高原に来たような気分にしてくれるところが良いですね。更に隠れ家とくれば、言う事なし。





早稲田通りから、ちょいと裏道に入ったマンションの一角に上がっているこの看板を探してください。





入口はこんな感じ。
外からは、お店の気配はまったく感じ取る事はできません。
このマンションの中庭にお目当てのカフェがあるんです。





それにしても陽射しが強いです。早く入ってまったりしたい。





緑の中庭に白亜の建物があります。
多分、ここのマンションの持ち主が始めたお店なんだと思います。マンション名と店の名前は同じ、傳(でん)です。





高い天井と大きな窓からは、中庭の緑が一望できます。





最初に出される氷の入ったグラスに満たされたお水。グラスに付いた水滴がこの暑さを語っています。
最初に口にする一口の水で、身体が生き返ってきます。





実は、このお店は 傳心庵 と言う古くからあるケーキ屋さんなんです。
いわゆる今風のケーキではなく、オーソドックスな古典的ケーキの名店です。





最近、ほとんど口にすることが無くなった、バタークリームのケーキも揃っています。





いただいたのは、ミルクチョコレートのロールケーキ  ダークチェリー仕様 260円。





身も心もまったりできる、秀逸なロールケーキでございます。

ここで まったり してしまうと、外に出るのが嫌になってしまいます。土日はけっこう混みあうので平日の昼間に行くのがお勧めです。




 「野菜な空間」 は、プロとシロウトの差がはっきりでてきた東京トトロ農園。チャレンジ初年度からいっぱしの野菜が作れるほど農業は甘くなかったということ。
6月でなんとか畑の建て直しに尽力したいと思っています。





東中野とネパール人の感性   ※東中野

去年の秋ごろでしょうか。私が住んでいるアパートにネパール人の若い夫婦が引っ越してきました。引っ越してきた当初は、夕方になるとカレーの美味しそうな香りが踊り場にただよい、お腹を空かして帰ってきたときなど、このカレーの香りに刺激され、余計に空腹感を刺激されたものです。

しかし、この魅惑的なカレーの香りも1週間、2週間と続き、更には1ヶ月、2ヶ月と毎日漂ってくるといささか嫌気がさしてくるようになり、隣の部屋の人はたまらないだろうな、と、同情さえするようになっていました。

日本人ならば、毎日違うものを食べるのが普通なのですが、世界に目を転ずると、毎日同じものを食べている国がほとんどで、あー、日本人に生まれて良かったと思ったものでした。

それが、今年の春ごろからでしょうか。そのネパール人の部屋から漂う香りに変化が出てきまして、やはりカレーの香りがする日が多いのではありますが、明らかに、和食の煮物の香りやすき焼きの匂いがする日が増えてきました。時にはイタリアンな香りもします。日本に来て食生活に変化が出てきたのでしょうか。



タラキッチン 
中野区東中野3-16-8
03-5330-5299


先日、仕事で昼時に東中野を通りかかり、最近、東中野で食事をしていないなぁ、なんて考えながら、東中野銀座を歩いておりました。もう少しで早稲田通りに抜けるちょっと手前で、面白いお店を発見しました。





一見、アパート風な建物の階段の上に、なんとも手作りな看板が出ているではありませんか。





黒いガムテで貼られたビニールの看板。学園祭じゃないんだからと、ツッコミを入れたくなるような看板。
しかし、こういうところに思わず触手が動いてしまいまうんですね。
ヘェ~、何屋さん?





ネパールの人がやっているインドカレー屋さんのよう。
東中野には、 リーフ と言う、日本人シェフがやっている美味しいインドカレー屋さんがあるのですが、タラは、ネパールの料理人が作っているインドカレーのお店のようです。

外に出ているメニューを見ていると 安い!
ランチのカレーセットが300円。
思わず値段にも釣られて、階段を登っていきました。





看板といい、店内の雰囲気といい、東中野のゆるいムードにピッタリのお店。事務用のブラインドを使っている飲食店は東中野でしか通用しません。
ネパールの感性が思わぬところで東中野の感性と一致してしまってんですかね。





ランチのセットより気になったのが MOMO なるメニューと値段のつけ方。

まずは値段なのですが、全てが 9円 しきりになっています。日本で商売するなら 8円 仕切りの方が馴染みがありますね。


MOMO とは、ネパールの蒸し餃子だそうです。家庭料理の定番なようですが





どっから見ても ショウロンポウ に見えます。
味もショウロンポウです。





違うのは、つけるソース。
ピリ辛のトマトソースでいただきます。





肉汁たっぷりで、お味は最高。
今まで、ネパール料理を意識していただいた事がなかったのですが、ネパールの食文化は面白そう。

半分はこのトマトソースでいただいて、後半分は辛し醤油でいただきたい気分。

もちろん、カレーもいただきましたよ。





焼きたてのナンは美味しいですね。カレーにはやっぱり ナン でしょ。





このカレーはどう味わっても 日本のカレーの味。
日本のカレーがインドカレーに近づいたのか、インドカレーが日本風になってきたのか。それとも、ネパールのカレーと日本のカレーが似てるのか。どっちでも美味しいからいいや。





なんとも言えない まったりした雰囲気の中で、最後はマンゴラッシーをいただいて ごちそうさん でした。
あまりにもまったりしすぎて、午後の仕事をやる気力がなくなってしまいました。




 野菜な空 は、稲城の里山で行われた いなぎ森フェス 2014 のもようをレポしています。都心の身近にある里山で、自然を満喫してきました。





カントリーにはカントリーなお店が似合う  ※稲城

今年の春から週何回か稲城に畑仕事に行っているのですが、稲城は新宿から急行で30分弱、距離的にも時間的にも都心からさほど離れているわけではありません。稲城の先には多摩ニュータウンがあり、まあ、普通に東京のベッドタウンでもあります。

ところが、どうしたことか 稲城 だけは、開発から取り残された地域といいますか、ここだけやけに 田舎 の匂いが多いに残っている場所でもあります。地元の人に言わせると、マクドナルドとタリーズに見放された陸の孤島だそうで、ファーストフードもラーメン屋、なかんずく飲食店が駅前に1軒も無い駅であります。

街道まで出ると、以前にもアップした 梅月 という美味しい和食屋さんがあったり、よくあるチェーンのラーメン屋さんが看板をだしていたり、そこそこお店は並んでいます。

元々、稲城で食事を食べる事はほとんどなく、畑も山の中にあるので、お弁当かおにぎりを持っていくのですが、畑仕事で疲れた後で、どこかゆっくり出来るカフェでもあればよいのになぁ、なんて思う事もしばしばあります。
そんな、なにもない稲城の街なのですが、1軒だけ街の風情にマッチしたお店があるんです。


イナキッチン 
東京都稲城市百村1608-3
042-379-2250


アメリカンカントリーをイメージして作ったお店なんでしょう。妙に稲城のカントリーさとマッチしている、不思議な魅力を持ったお店です。





昼間は、稲城のヤンママたちのくつろぎの場になっているようで、お店も忙しくしているようです。





今の季節はテラス席も気持が良さそう。線路をはさんで稲城の山の緑が一望できます。京王線の線路がなければ眺めは最高。





ランチが安くてお徳感満載です。
コーヒーとデザートがついて 870円。
最近、大自然の中で食べるお弁当にも飽きてきて、街へ降りてきてランチを食べる事も多くなりました。
こういう自分の行動を見ていると、都会育ちなんだなぁ、とつくづく思います。





このお店のマスター、若い頃は相当なアメリカかぶれだったのでしょう。アメリカの国旗柄のカーテンなんかその象徴。なんとなくその感覚が伝わってきます。





懐かしい サンダーバード のフィギアが全部揃っています。サンダーバードはイギリスの人形劇ですが、子供の頃はアメリカとイギリスの区別なんかついていません。





PETS や アメリカのキャラクターグッズがいたるところに飾られています。PETSなんか、平成の子供達は知らないでしょ。

今でこそ、日本のアニメが世界を席捲していますが、昔はアメリカのテレビドラマやマンガを喜んで見ていました。
私もアメリカの日本改造プログラムにまんまとひっかかっていたわけです。





ランチは、ポークの香味ソース掛け を注文。
ソースが真っ黒なのでちょっとビックリ。
ガーリックベースで様々なスパイスがきいた美味しいソースでしたよ。





デザートがなかなか美味しい。
ボリューム感もたっぷりで、あー食べた、と言う満足感は充分。





別の日に食べたデザートは、キャラメルのシフォンでした。お皿からはみでるほどにデカイ。

アメリカンならサイズで勝負しなきゃだめ。

美味しい野菜を作るには、ガッツリ食べて勢力をつけなくちゃね。




 「野菜な空間」 は、東京トトロ農園の近況を明日アップします。60日かけて作った 二十日大根 の葉を虫に食べまくられて意気消沈状態の東京トトロですが、気をとりなおして次なるステージに突入しています。






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