太平洋戦争の傷痕 次世代への橋渡し

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手紙情報は正確に記載してるつもりですが、もし間違っていたら指摘下さい。

手紙知っておいて欲しい情報なので興味のある方ない方みなさんご活用してください 。



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2013サイパン戦没者供養 1/28

前回マウンテンフリークさんに詳しい地図を作成してくれたおかげで

陸海軍合同司令部壕を発見できたのですが


今回も写真と手書きの地図を送ってくれました

一見、自信はなかったけど道のりは今までより一番近いと感じてたので

安易な気持ちで海軍第五根拠地隊司令部壕に向かいました



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太平洋戦争の傷痕 次世代への橋渡し


太平洋戦争の傷痕 次世代への橋渡し

このように到着した画像だけ見ると簡単に思えますが

PM1:00にホテルを出発しジャングルの入口を見つけたのが1:10

入口の発見はサイパン慣れした私は早かったです


その入口の目印であるJuanさんの青い車の家にはJuanさんの親父さんがおり

ニコニコと会話をしたのが良かったのか悪かったのか・・・


ジャングルの入口から第一目印・第二目印と順調に進んでいたら

そこに現れたのがJuanさんの親父でした

行先の洞窟の写真を見せて次にまず水源地のコンクリートを目指したいと

伝えたはずが・・・・・

どうも伝わってなかったようです


案内するから俺についてこい!とばかりに

刀を振り回してジャングルを進んで行ったので

これは有難いとばかりについていきました

まもなく水源地が現れたので

ここをぐるっと回って進むと洞窟だ!と喜んだものです


勢いついた親父さんはまたもや進み始めました

しかし、おや?その先は違う道のような気がしながらもついて行きました

しばらくして見覚えのある景色に出たと思ったら第二目印に戻ったのです

親父さんは水源地に到達したから目的達成と思ったらしく帰ってきたのでした


我々は一応ありがとうと礼を言ってチップを渡し

再度トライすることにしました

今度は我々だけで大丈夫だからと親父さんを返したのです


水源地まで行ったのだから大丈夫と自信満々だったのです

この時点で時計はPM2:00でした


そこから水源地に逆ルートを歩いたのですが

目印のリボンはまったく現れず何度試しても辿りつけません

強行突破も試みましたが

変な木にトゲが無数にある中を進んだので

手からは血が滲み出し

ジャングルの中を行ったり来たりし完全に迷いました

気力は衰え、足はプルプル

遭難とはこういうものかと感じました

でもあきらめる気にはならず

何度もトライしていると遂に目印のリボンを発見!

やっと水源地を発見したのが2:40

そこからはマウンテンフリークさんの地図通り進めば簡単に洞窟は発見できました


洞窟に到着したのは3時前で

洞窟内を捜索し祭壇をつくり酒をお供えして読経

供養を終えてホテルに帰ったのはPM4:00でした


こんなジャングルでもマウンテンフリークさんは一人で目的地に向かってます

そして全てクリアしてくるのです

私はおかげで助かってます

今度はパラオに向けて計画しているようなので

また戦跡資料をいただいてパラオでも供養させていただきたく思います


我々の供養は次回は4月22日テニアンです

供養の様子をまた報告させて頂きます





2013サイパン戦没者供養 1/27

AM8:00朝食後ホテルの冷蔵庫に保管してもらったお供物を車に積込み

AM9:00ホテル出発~パウパウビーチへ

AM9:15ビーチにてお供物を海に流します


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AM11:30アギガン岬

トーチカにて供養し岬から大塔婆を流します


太平洋戦争の傷痕 次世代への橋渡し


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PM12:30ホテル着

これで全体での供養は予定通り完了です

今回も大変有難いご供養になったと感じてます


サイパンへの参加者の中には個別にそれぞれ供養に出向く人があります

地獄谷にて飯盒飯を炊き、どんぶり飯でお供えし供養を毎回行く人

地獄谷にて酒を持参しコップに注ぎ乾杯をして供養をする人

崖山にて堀内今朝松さんの供養に欠かさず出かける人

ドンニー野戦病院に出向いて供養をする人

バンザイクリフにて日の出を必ず見に行く人

南十字星を時期外れにみ関わらずに見に行く人

早朝に平和観音に参拝する人

それぞれ全員行動だけでは物足らない人が多いようです


実のところ私もその一人であります

今までアギガン・オブジャン・ナフタンには別行動で行きました

そして前回は陸海軍合同司令部壕まで行かせていただきました

今回も当然時間がありましたので行ってまいりました


迷いに迷った末にやっと見つけた

海軍第五根拠地隊司令部壕です

2013サイパン戦没者供養 1/26

今年の参加者は63名

ほとんどが関空からの出発となりました

1月23・24・25日に分かれてサイパンに到着です


全員揃ったのは26日と27日

この二日間に流水灌頂供養を行いました

私は23日に入りいつものように供養の準備を完璧に整えます

そして24日に入った人たちと一緒に今回はお目出度いイベントに出席となりました



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参加者の中の二人が目出度く結婚となったのです

どうせ供養に参加するのだから前日に挙式を挙げてしまおう!

ということで参列させていただきました~


この日の夜は43名にてお祝いパーティーも催し

供養の前に楽しい時間がいただけました

そしていつもと違う雰囲気ながら供養本番を迎えました


26日

AM6:00 ホテルのプールサイドの厨房を借りてお供物つくり

まず参加者が持参した米・団子粉・もち・五穀・落雁・酒・饅頭・お菓子・つまみ

そして現地スーパーにて買い込んだ野菜・果物

これらをバンザイクリフでのお供えとホテルでのお逮夜のお供えとに分けます

バンザイクリフのお供えを配膳できるようにトレーに分類し

ご飯を炊いておにぎりをつくり、団子をつくります


太平洋戦争の傷痕 次世代への橋渡し


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AM7:30には完了し朝食

AM9:00ホテル出発にてバンザイクリフへ向かいました



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平和観音にて供養です

この時につくったお供物をそれぞれ部隊別に皿に盛りつけ

配膳供養となります


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AM10:45ラストコマンド~スーサイドクリフ

AM11:50マリアナリゾートホテルにて昼食

PM13:00ホテル到着

ホテルに到着するとすぐに夜のお逮夜の準備にかかります

今度はホール奥の厨房を貸切りお供物をつくります

お逮夜のお供物はバンザイクリフより多くなるため

二升炊きの炊飯器3台が2回転します

野菜・果物は刻み、団子は延々とまるめてます

出来上がったお供物は祭壇に並べられます

PM5:00準備完了です


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PM4:00には男性により千灯供養の準備です

ビーチに千本の写経巻ローソクを建てる準備となります

火を灯されたローソクが全員の手によって1本づつ建てられるように

配置を決めるのが肝心な作業です

かなり大きな円が三つできるのです

PM5:30準備完了


PM6:00流水灌頂供養お逮夜開始


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まず読経が40分くらいあり

戦没者供養のお札を祈祷します

その後皆さんと食事をします

お逮夜では盆踊りや軍歌も歌いすぐに時間が経過していきます


PM8:30千灯供養

祭壇はそのままで全員がビーチに移動し千灯供養です

千本が灯されるまで般若心経を唱え続けます


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PM10:30ビーチ清掃と祭壇の片付け

この日、全て完了したのは11:30頃でした


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