KMF05in 浜松
11月に浜松でやりました。
テディタクリービル
タイガー早川
古宮基成
KMF05 in浜松
Teddy Tacly Bill
PRESENTS
「Licensed to Laugh
~笑いのライセンス~」
場所は教習所にて。
(免許更新センターの風景。机にはパソコンを広げたテディとなにやら絵を一生懸命描いているコモリが講習待ちの風情。)
タイガー「(テディの横の席をさしながら)ここあいている?」
テディ「(ちょっといやそうながら)どうぞ」(タイガーにかまわずパソコンをパチパチ打つ)」
タイガー「(しばらくジロジロ見ながら)ねぇ何してんの?」
テディ「(見もしないで)いや別に」
タイガー「(聞いていない感じで)免許の講習ってホント待つの面倒くさくねぇ。そろそろ12時かよぉ、これから2時間半って昼メシくえねぇこれじゃぁな。な、そう思わない?なぁーって(男をみて興味なくパソコンやっている)聞いてねぇなオマエは!本当に何してんの?」
テディ「あのこういうところはしゃべらないというか、申し訳ないんですけど、もうすぐで前場(読み方:ぜんば)がおわっちゃうんですよね。」
タイガー「はぁー?何いってんだかわかんない。」
テディ「あのーパソコンで株を売買しているんです。」
タイガー「(興味なさそうに)ふーん(かぶせて)あそこの子かわいくない?ちょっと矢田亜希子?うーんと伊東美咲かな?いずれにせよこのどよーんとした場に咲く一輪の花だなぁ。っておまえ本当に興味なさそうだな。」
テディ「いやあなたとはお話しにならないんで。」
タイガー「あなたとはお話しにならないんでって話しているじゃん。今こうして。
なぁ、女よりパソコンなんてさzぁ、いっちゃいな、オマエ、オタクだろ。電車男だろ。アイドルとか好きだろ~、アヤヤだかアリャリャ好きだろ!昔だとおにゃんことかさ~はまっていただろ、(つづけていく)♪ちゃっちゃちゃらちゃら♪(とおにゃんこクラブのイントロを口で言う)」
テディ「(ついつい振りつきで口ずさんでしまう)セーラー服を~♪ってオレはオタクじゃない!」
タイガー「オマエちゃんと感情あるんじゃない。安心したよ。わりぃわり。なんかむすっとしてんだけど、おこっているっていうかさぁ、なんかさみしそうにみえたからさ。いじっちゃったよ、ごめん。」
テディ「(ハッとした顔でそして小さい声で)オタクじゃないけど、ちょっとブスッとみえたんだとしたらばすいません。でも外に出るのは2年ぶりだったんで人と話すのになれてないのかもしれません。」
タイガー「(真剣な顔で)どうしたんだよ。」
テディ「別にいいじゃないですか」
タイガー「よくないから聞いてんだよ。別におれが聞いたところでおまえなんもないだろ。いえよ。」
テディ「(しょうがなそうに)ボクはひきこもりなんです。今風に言ったらニートなんです。でも免許を今日までに更新しなきゃいけなくって。しょうがないから今日ここまできたんです。」
タイガー「いやぁーそのひきこもり?ニットっていったらもっとこうなんつうんだ若いヤツがそうなんじゃないの?どっから見ても君はなんつうのオヤジじゃない。」
テディ「そうですね。だからボクのことはどうでもいいじゃないですかぁ。じゃぁ、講習がんばりましょう、早川さん!」
タイガー「オマエ今、なんて言った。」
テディ「早川さんって言いました。」
タイガー「なんでしってんの?」
テディ「タイガー早川さんでしょ。みりゃわかりますよ。それに胸ポケットから受講証がでていますよ。さっきそれに早川って書いてあるのをみて確信しました。タイガー早川だって。ファンでしたよ。」
タイガー「おいマジかよ、ファン。本当かよぉ。」
テディ「(すかさず)今じゃないですよ、昔です。」
タイガー「昔でもいいよなんでも。おい!オタク!」
テディ「ニートです。」
タイガー「ニット!」
テディ「ニートです。」
タイガー「ニーッツト!?ファンかよぉうれしいなぁ。」
テディ「だから昔ですよ。タイガー早川さん。1970年生まれ。第13回お笑いキミこそスターで相方テディタクリーとともにコンビ「ひつまぶしSAIKOU」でデビュー。類まれなお笑いセンスであっという間に10週勝ち抜き、プロデビュー。数々の新人賞も獲得。絶頂期にはラジオ、テレビ合わせてレギュラー番組は毎週10本を超えていた。有名な流行言葉はなまりネタで超きもちいいを韓国風にアレンジしたち超キムチいいーでしたね。」
タイガー「・・・・」
テディ「違いました?」
タイガー「いやその通りだよ!でもいまどき言われたことないよぉ。超キムチいいー。」
テディ「今なにしているんですか」
タイガー「(困ったように)えーっとえーっとコンビニ」
テディ「経営しているんですか?」
タイガー「(きっぱり)いやぁ店員。」
テディ「店員なんですかぁ?なんでまた。」
タイガー「それはずばり、仕事ないんだよね。事務所にも首になったし~。」
テディ「そうなんですかぁ?あのタイガーが?」
タイガー「まぁまぁ今はお笑いも次から次に新しいヤツがでるからな。しょうがねぇんだよ。でもニット、オマエもひこもりってことは仕事ないんだろ。」
テディ「ニットじゃなくて、ニートですけどまぁいいや。うーんまぁ仕事がないといえばないし、あると言えばあるし。」
タイガー「わかんないよぉその言い回しが。あるのかないのかどっちかはっきりしろよ。」
テディ「えっとネットで株とかをやってどうにかたべているっていうかぁ」
タイガー「要は野菜つくってんだな!」
テディ「えーなんで!」
タイガー「カラスネットとかかぶせてカブをつくってんだろ!それって儲かるの?」
テディ「タイガーさん勘違いしている。インターネットで株の売買をやってその収益でたべているんです。」
タイガー「へぇーそうなんだ。そんで儲かるのインターネットをかぶせたカブは?」
テディ「(テンパッた感じで)だから~」
タイガー「冗談冗談おれもわかっているよ。パソコンとかIモードでカブが買えるんだろ。でも誰がそのカブを手元に運んでくるんだろうな。産直か?産直つうやつか?産直だな?(繰り返し疑問風に首をかしげながら。)」
(今まで隣で絵を描きながらも何かと二人の話を聞いていた青年が突然会話に割りいる。)
コモリ「(元気よく)お話し中すいませ!。二人の話しを全部きいちゃったんすけど、どうやらそちらはタイガーさんなんですね!」
タイガー「そうですよ」
コモリ「彼(テディ)と同じく、おれもファンです!」
タイガー「ありがとう。(うれしそうに)今ファンって言ったなぁ。」
コモリ「はい!(うれしそうに)超キムチいい~!」
タイガー「(ちょっと照れたように)あ、どうもありがとう。」
コモリ「免許更新なんですか?」
タイガー「まぁな。でも言わせてもらえば、みんなそうなんじゃないの。」
コモリ「そうですよね。そりゃそうだ。はは。おれ緊張している。ははは」
タイガー「あのーきみはところで?」
コモリ「コモリです!コモリっていいます!年齢は33歳っす!(聞いてないけど余計なとこまでしゃべる感じ)」
タイガー「そうかコモリくんね。コモリくんは何している人なのぉ?」
コモリ「うんとフリーターです!(強調するように)でも夢あるんです!夢あるフリーターです!」
タイガー「何何?夢って」
コモリ「恥ずかしいけどタイガーさんだから言ってしまおう!学校の先生になりたい!」
タイガー「でも学校の先生っていったらねぇ。さっき33歳って言ってたけど、なりたくても年齢とかひっかかるんじゃないのぉ?」
コモリ「そうなんですよね。年齢がね、もうやばいんっすよ!でも心は若いっすから、今はフリーターしながら、先生になる夢を捨てずに、近所の子供たちに紙芝居しているんです!好評です!!」
タイガー「すごいじゃない。夢は持つのはいいことだよね。そうだ紹介わすれた。コモリくん、こいつニットっていうんだ。」
テディ「(コモリにむかって)ニートです!」
コモリ「(納得したように)あっ今はやりのニートね。」
テディ「でもあなたと違って夢のないニートです。」
コモリ「ニートさぁ、そりゃまたどうして夢のないニートになったのさぁ!知りたいですよねぇ、タイガーさん!!」
タイガー「そうだよ、どうしてだよ」
テディ「言いたくないです。」
タイガー「おいおいみんな正直にいろいろ言ってるんだからいおうぜ。」
テディ「わかりましたよ。株のディーラーやっていたんですけど、自信をなくしました。それでかれこれ2年外にでれません。」
タイガー「へーどこのディーラーよ、カブにもトヨタとかニッサンとかあるんだぁ。だったらクラウンとかセルシオっぽいカブがたべてぇなぁ。」
テディ「違います。」
タイガー「冗談冗談。」
テディ「人のお金を預かって損させてしまって、その人が逆ギレしてきて、殺されそうになって。それで人が怖くなりました。」
(この間、コモリはうなずいたり。)
タイガー「ふーん。それで家出なくなっちゃうんだぁ。でもよぉオレなんかも売れているときはあんなにチヤホヤされたのに、いまやどう?誰も声かけてくんないよ。人間ってエグイと思うぜい。」
コモリ「タイガーさん、そのキモチすんごい、それ分かる!。。。おいニット!」
テディ「ニートです。」
コモリ「いいじゃんニットで。おれもさぁ、学校の先生になりたいのに頭が悪くて全然なれないのよ。正直いうと思いがあってもさぁなんていうの、形にならないもどかしさってのもあるんだよな。だからちゃんと世間に認められて仕事できたタイガーさんとかニットとかを正直尊敬するね。まぁ今はフリーターやりながら地元で子供たちに紙芝居みせているけどね。」
タイガー「いやぁ、おまえも熱いんだから最高だよ。なぁ、キッド!」
コモリ「(超びっくりしたように)えぇキッドですかぁ!!!!」
タイガー「だって子供好きなんだろ、だからキッドだよ!しかも名前がコモリだ。子守だぞ!だったらキッドでいいだだろうが。。そうだ、キッド!せっかく会ったんだしよぉ、おまえのその熱い思いの紙芝居とやらを俺に見せてくれよ。もってんじゃないの?」
コモリ「それは常にもってるはもってますけど、ちょっと子供向けですよ。」
タイガー「うわぁ見せてよ。いやちょっと紙芝居ってのも懐かしくていいじゃん。みせてよ。そうだ!いいこと思いついた。キッド!ここにいるみんなの前でやれよ。」
コモリ「タイガーさん!えーーーいいんですかぁ!(考えるふりをしたのち)超大うけしちゃいますよぉ。」
タイガー「よしきまった!楽しませてくれ!(急に客席にむかって)みなさーん!講習前にすいません!実は退屈してませんかぁ?(リアクションをみる。間をとる)こちらのキッドですが、子供に夢を与える紙芝居屋さんでーす!ちょっと見ていやされませんかぁ?(客席の拍手をあおる?)おい、ニット、金集める準備!」
テディ「はい?」
タイガー「紙芝居って言えばお金あつめんだろ。オマエなんか金儲け得意なんだろ!
(まるで大道芸のように金を集めるような手でおこぼれをもらうような仕草)
はいはいみなさん一列にならんでぇ。はじまりはじまり」
コモリ紙芝居
ひとしきり紙芝居の段取りをした感じでコモリがスタートする。
コモリ「うぉっしゃー」(絵はメカ系の戦闘ものの絵)
要塞ロボット マジョリンガーX~(絶叫)
時は西暦2500年帝国軍は反乱軍への攻撃の手を緩めることはなかったぁあ~(絶叫+アクション)
さぁわれ等のマジョリンガーX、今日も帝国軍と戦うべくM57星雲をとびたつのだぁ。。。。。
(常にハードリアクションのキッド。もはや紙しばいは全然みえない感じで。)
タイガー「(コモリの前に割り込む)ちょっとっちょと~まってまって。(小声でコモリに)オマエやりすぎ。紙芝居お客さんにみえてない。」
コモリ「えー本当ですか。でも大うけだったでしょう?」
タイガー「あれは受けているとしたら完璧に色物としてみられているぞ。」
コモリ「まじっすかぁ。やっぱロボットものは男の子しか喜ばないかもしれなぇな。そうだタイガーさん、女の子向けのものもあるんすよ。今度ははずさないっすよ。
コモリ「(小声で)はいボク実は話つくんの得意でないのと決定的なのは人前に出ると緊張しちゃうんですう。(間をとって)なので多分先生になれないのではと。」
タイガー「(小声で)オマエ絵書く才能あるのに話つくる才能が本当にないなぁ。いまとってもサミイ感じさむい感じ。元芸人としてはこの場のクールさ加減は許せない。どうしようどうしよう。(間をとって)そうだ、なぁニット!」
(テディはふたりの会話を心配そうに頷いてきている。)
テディ「(ついついつられて)はい!」
タイガー「オマエおれのファンだったっていったよな。」
テディ「はい。」
タイガー「このひいた場をもりあげるために昔のネタやるぞ。おわかりの通り相方はもうどこにいるのかわからない。そしておれの前にはファンだったお前しかいない。いいか。やってくれ。じゃああのネタやろう!(ネタ名)をいう」
テディ「ほげー」
タイガー「おれのファンなら分かるだろ」
テディ「分かるには分かりますが。。無理です!」
タイガー「ちょっと刺激的すぎるけど、オマエの世間復帰第一弾だ。それにオマエにもぴったりなネタだ。こい!」
(ネタやる)
拍手をもらう
タイガー「イヤーつかれたなぁ。」
テディ「はいボクもつかれました。人前にでるのが久しぶりなのにしかもこんな大勢の前でしゃべるとは。でも正直たのしかった。」
コモリ「正直、ぼくも大人の前で紙芝居をやるのははじめてで。(頭をかきながら)でも子供の前でもうけない理由がわかりました。」
タイガー「しかし変な縁だなぁ。正直言うよ。オレもう人生投げやりになってたんだよ。
だってさぁこうして免許更新にくるたびにオレの人生っておちぶれているなぁっていうのを実感してたんだよ。デビューが18だろ。免許取ったときは夢満開のときさ、で絶頂の時が2回目だ。ここに講習にきても一般人にサインばっかりしてたよ。でちょっと人気なくなって~もう何年たったか分からないけど、3回目の更新があって、4回だか5回目が今日だ。案の定、お前達に会うまで誰も俺に声なんてかけてくれない。。」
テディ「タイガーさん。」
タイガー「ニット!」
テディ「おれも人生なげやりでした。でもなんだろう、なんだかパワーがでてきた。やりなおせそうな気がします。」
コモリ「おれも」
タイガー「(コモリをさしながら)でもよクリエイターがいる。(自分をさしながら)パフォーマーがいる。(テディをさしながら)そして銭勘定できるやつがいる。これはすげーことだと思うよ。もしかしたらこの出会いはなんかの運命かもしれないよ。」
テディ「ぼく力になれることがあればやらせてください。でもちょっとまだ力足らずだけど。」
コモリ「ぼくも参加したい。今日、わかりました。思えば学校卒業してから、卒業って味わってないんだけど。免許の更新が唯一もらえる公式なひとつの卒業とそして新しい門出の儀式なんですよね。
だからぼくたちは今日で何かを卒業して明日からがんばれるはずなんだ!」
タイガー「おまえ、ちゃんと先生みたいなこと言えるじゃん!」
テディ「そうだよ、キッド!」
タイガー「おし講習終わって新しい気持ちになったら、おれたちなんかはじめようぜい。なぁ。本当の子供に伝える熱い紙芝居!超おもろい紙しばいこれでどう?」
一同「うん。超キムチいい~紙芝居!」
(ピンポンパンポン、午後の講習が始まります。みなさんお席におつきくださいませ。くりかえし申し上げます。午後の~)
マタ会ウ日マデ
KMF05inTOKYO 後半部分
○ネタ4最終章「オレは店を作りたかった」
バーテン「たのしんでいただけましたか。」
客「VTRを肴に、あと、なんですかディズニーランドの裏話とか。未来とか幽霊とかなんだか頭の中でヒロシとヒロミとミッキーがホーンデットマンションでダンスしているんですけど!でもなんだかブラックで楽しい夜でした。」
バーテン「あなたはなんで今日ここに来たのでしょう?」
客「さぁ正直わかりません。」
バーテン「お酒を飲むということは何かのきっかけを求めているんでしょう。カップルで来る人はより仲よくなるきっかけがほしいんでしょう。大勢で来る人は各々の本音をさぐりあって信じあえるきっかけがほしいんでしょう。ひとりでのみにきている人もやっぱり新しい何かをもとめるきっかけがほしいんじゃないかとボクは思いますよ。オキャクサマも何か今日きっかけがつかめるとボクはすごくうれしいのですが。オキャクサマの夢ってなんですか?」
客「夢ですかぁ。ボクの夢はマスターじゃないけれど、店をつくることです。しかもこの店みたいにとびきりブラックなユーモアでくるまれたそんな店です。」
バーテン「よろしければどんな店かお聞かせながえないですか?」
客「そうですかぁ。」
(ふらふらとステージ中央に出る客(テディ)。夢を思い出すように。いつのまにか傍らに店員2が近づいてくる。)
(そしてそのまま小芝居に入っていく)
店員2「店長店長!」
客「店長じゃないキャプテンと呼べ!」
○ネタ4最終章入る
テディ「いいかぁマツウラ、オレの店のコンセプトはブームの終焉で良かろう。何があるか、言ってみろ。」
店員2「ティラミスはどうでしょう?」
テディ「承認。」
店員2「ナタデココは?」
テディ「承認。」
店員2「もつ鍋はどうでしょう?」
テディ「承認。」
店員2「なめらかプリンは?」
テディ「まだ早いな。」
店員2「じゃあパンナコッタは?」
テディ「承認。フードが弱いがどうだ?」
店員2「うーん、スープスパゲッティ!」
テディ「う~、承認。」
店員2「天むすは?」
テディ「まっ入れとけ。」
店員2「ナポリタン!」
テディ「それは普通だな、今や。」
店員2「サイコロステーキはどうですか?名前が泣けてきませんか?」
テディ「泣けるならば気まぐれサラダのが死にそうだろ。なんだ気まぐれって。プロとして気まぐれるな。そうだどうせなら、やさぐれだ。やさぐれサラダを入れといてくれ。
いいか、とにかく時代に捨てられたフードとデザートな、スイーツじゃねぇぞ、こいつらを大至急集めて、店を出すんだ。
店名は終わりもの屋since1990(テロップ)でいく。
店服はどうなった?」
店員2「はい、すかいらーくのものが少々。」
テディ「グレイト!後、あれもいれとけな、太陽神戸三井銀行とか協和埼玉銀行とかの制服。マニア喜ぶからな。
映像まわりはどうなってる?」
店員2「はいベストヒットUSAの当時のビデオを集めました。」
テディ「馬鹿野郎、そりゃ80年代なんだよ!古すぎるんだ。ビートUKとかヒゲの鈴木アナのかれいどすこーぷ、あれにしとけ。となりに福嶋弓子でてるヤツな。そうそうイチローの。おしえてあげる?あれもいいねぇ。」
店員2「常連さん向けのポイントカードはダイアナ妃の写真を使ったものでよろしかったですか?」
テディ「ちゃんとテレカ式にしてるか?」
店員2「もちろんです。」
テディ「よっしゃ、店にくればくるほどポイントがパンチ穴打たれて減っていく。これは新しいんだ。むしろ常連ほど冷遇されるのだ。しまいにゃ店手伝わされるんだ。これぞ鶴ちゃんの季節外れの海岸物語の喫茶店みたいな感じだろ~。あれ、客だれ?みんな店員?みたいな感じさ。」
店員2「店長?」
テディ「店長じゃないよ、キャプテンと呼べよー。」
店員2「キャプテンは70年代ではないですか!まぁいいですが。花輪は集まりました?」
テディ「お、ヒロミは出してくれるらしい。マーシーもOK。」
店員2「最高じゃないですか!店頑張りますね。」
テディ「店じゃねぇシップだ。オレはキャプテン、店はシップ、オマエはクルーだ!」
店員2「だからそれ加山雄三70年代だって、キャプテン。」
テディ「マツウラ!イカス店をやろうな!」
店員2「了解です!」
(小芝居終了。客(テディ)より離れていく店員2.ふとわれに返る客。しかし気づくとバーテン(タイガー)の姿はない)
客「あれ、マスターマスター!」
(カウンターの上に置手紙がある。)
客「あれ、置手紙がある。なになに、」
(手紙)
ディアテディーくん。(あれ、オレの名前しってらぁ)
キミはいつも心底笑ってないと嘆いていたね。でもボクはいつもおもっていたけど、キミ自身はヒトを笑わせたことがあったのかい?なんかいつもつまらないつまらないと言ってはいたけど、キミがヒトをヨロコバセタことがあったのかい?
今日ボクはキミにきっかけがあげれればと思った。
だからキミのヨロコビそうな店を作った。こういう店だって立派に営業していける。なぜなら自分が信じたものは、ひとからみたらたとえそれがどんなにくだらないことだって、最高のものなんだから。
だから、キミはそろそろヒトを喜ばせるべきだ。本当に思うならブラックユーモアでうめつくせばいい。それで救われるヒトもいるんだから。
突然でびっくりするかもしれないけど、ボクはキミの守護霊だ。キミがミチに迷ったり、したときにキッカケをあげる存在なんだ。
だからキミにこの店をあげる(えぇぇぇびっくりした)
店をあげる代わりにひとつ言わせてほしい。堺正章のモノマネはあんまりやりたくなかった。
キミの守護霊タイガー。
(ここでエンディングの曲が流れ始める。テロップ上はエンドロールいきはじめる。エンドロール流れながらの小芝居)
テディ「えぇ。えぇ。店。店。(動揺)。でももうマスターいないし。ていうかマスター幽霊だし。ていうことはやっぱりさっきのビデオはやっぱ本モノ?ていうかどうしよ。やばいやばい。」
(このタイミングで客がはいってくる。)
意を決したように
テディ「山?」
客「川ゆたか」
テディ「いらっしゃいませ。」
客、席に座る。
以下は声のないパフォーマンスで
お客と会話しているようなかんじで。
看板を出す「終わりモノやSINCE1990」
メニューを出す「ナタデココはじめました」「シェフのやさぐれサラダ」
をエンドロールまわっている中でやる。
だんだん暗転になっていく。
エンドロール最後は
FIN
(スクリーンには「SEE YOU NEXT CONCEPT SHOP! TIGER&TEDDY!」の文字)
KMF05inTOKYO
去年の9月に舞台に立たせていただきました。
公演の模様はこんな感じでした。
http://www.geocities.jp/net893/mkf05
KMF05
Teddy Tacly Bill
PRESENTS
「今宵すべてのバーで」
場内アナウンス「まもなく開演いたします。お席におつきください。」
ステージ上はバーカウンターを模したテーブルと対面してイス2脚。
ステージはずれにイス4脚おいておく。多少BARに見えるようにしておく。
○オーブニングVTR
(最後の締めロゴ)KMF05
テディタクリープレゼンツ「今宵すべてのバーで」
○ シーン1 バーの絵。に入る(PCよりの画面へインサート「人間観察バーあるある大辞典(PHはなぜかヒロミがいる時の)」という店の看板。
(影の声)最近、笑ってないなぁ。どうだろうここ数年は心の底から笑ったことがない。しょうがないんだ。ぼくは普通のお笑いだと笑うことができないんだ。シュールなお笑いやブラックユーモアが好きだから。
テレビじゃきっと流せないようなそんなお笑いが好きなんだもの。
だから今日もテレビで流れない、ブラックなネタを探して街を歩いてしまうのだ。
(ステージではバーカウンターを模したテーブルセットにバーテンがすでに店内にいるようなかんじ)
下手から客が入る。バーの看板をなでて、疲れたような感じで席につこうとする。
バーテン「山?」
客「(あっけにとられる客」」
バーテン「(しばし間を開けて、きびしい口調で)申し訳ございませんが、当店は会員制です!合言葉は?山!」
客「(びっくっとした顔、そして言う)川!」
バーテン「(無言。首を振りつつグラスをみがく)」
客「(こまったようにやがてハッと思いついて)ゆたか!」
バーテン「(にこっとした顔で)いらっしゃいませ!」
客「(ほっととして)正直いっていいですか!マスター、バカな人?」
バーテン「はいもちろん。バカか堺正章の店じゃなきゃ、あんな看板だせませんよ。」
客「ということはマスターは堺正章さんだぁ?」
バーテン&客一緒に「あのときキ~ミはわかかった~!」
バーテン「じゃぁね、このテーブルクロスを一気にひっぱるけど、食器はわれないから。って違います!」
バーテン「(冷静にもどって)いやバカな男です。バカを極めたい男です。」
客「正直いっていいですか?」
バーテン「どうぞ。」
客「(ほっとした顔で)あなたがバカで助かりました。」
バーテン「自分でいうといいけど、人に言われると、しかも初めての人に言われるとなんかむかつきますね。」
客「いやいやごめんなさいほめ言葉です。ぼくもバカになりたい。そうだマスター聞いて!ここ数年心の底から笑ったことがないんです。世の中はお笑いブームだというけど彼らでわらったことないんです。だって彼らの笑いはキレイなんだもん。ぼくはものすごいブラックなもの、毒のあるお笑いが大好きなんです。そういうお笑いってないですよね。たとえば最近のお笑いの人のマネしていいですか?似てないかもしれないけど」
バーテン「うん、似てない」
客「まだやってないし、なんかむかつく。まぁいいや。こんなことがあるんです。
(ヒロシのまねしながら)ヒロシです。
とかって聞くと僕のこころでは彼にかぶせてテレビの前で
客&バーテン「ヒロシです。(バーテンと一緒に)トオルです。ビーバップハイスクールです」
客「えー!」
バーテン「(したり顔で)当然ですよね」
客「(目を輝かせて)そんな人初めてあいました!やっぱマスターも思いますよね!ヒロシとトオルってビーバップなわけですよ。ビーバップといえば中山美穂!中山美穂といえば毎度おさわがせしていたヤツがよぉ!ニプレス女優ですわ。なんてボクの妄想はどんどんブラックになっていく。人間の毒がどうにもでて、きたなくって、そんな笑いが大好きなんだ!」
バーテン「いやそこまでは私は思わないなぁ。
でも、この店に入ってきたということはそんなお客さんはこの店に何かひかれてきたんでしょう?
お客さん、看板で、今はなきヒロミと菊間の写真をなでていたもんね。いとおしむようにヒロミを。菊間を。
お客さんがいかにブラック好きかっていうと、普通のお笑い好きの人には看板はあぁ見えてるんですよ!(スクリーン上、実際に見えるのは堺と、志村と現在のあるある大辞典の写真)。」
客「えぇー!(志村の)ガッツポーズ!」
バーテン「おいそこかよ。」
客「えぇでも普通のお笑い好きの人には本当にあぁ、見えているんですか?」
バーテン「えぇ。だからこの店は普通の方には健康を売り物にしたお酒をだしているのです。アルファリポ酸サワーとか、青汁ビールとかね。それらをだしていて盛況なんです。でもそれがいかに不健康でナンセンスであることが普通の人にはわからないんです。だからあなたは久しぶりのナンセンスがわかるセンスのある人なんです。」
客「じゃぁこんな飲み物もありますね。ウコンサワーとか(バーテンうなずく)、ゴマウォッカとか(バーテンうなずく)、寒天ダイキリーとか」
マスター「それはないですが菊間スペシャルはあります。」
客「えーーーあるんだぁ。」
マスター「こっそり未成年の方を、こっそり呼び出したりとか、短時間でホテルで事をすませたい時なんかに飲むのにぴったりなショートカクテルです。」
客「ははは変な店だなぁ。でもうれしくなってきた。じゃぁボクは選ばれた客であり、ナンセンスなお客なわけだ。いい気分になってきた。今日はたのしい夜になりそうだ。じゃぁマスター健康に悪くて、なんかバツグンに酔えるものがいいなぁ。もらえますか?」
バーテン「(急に横に座る)そういえばバツグンってお笑いはどこいってしまったのでしょうか?(真似する)お客様に似ていらっしゃる?(バツグン!」」
客「いきなり何横座っているのですか?バツグン!のやつかぁ。バツグンって。だからおれは普通のお笑いがきらいなんだって!やっぱり変な店すぎる。マスターありがとう。おあいそ!」
バーテン「すいません。冗談です。(客のもとを離れて)これはどうでしょう?私がクイズをだします。当てられたら1杯おごりますよ。」
客「クイズで1杯ですか、たのしそうだ。お願いします。」
バーテン「今日はお客様が好きな人間の小さくてセコイ、そしてたっぷりの毒をもっている姿を肴にしながらお酒を飲みましょうよ!私はこれからそんなだっさい人間の姿をうつしたビデオをみせます。今日はとことんたのしんでください。」
○ ネタ1しゃべりおーね人(お題はスクリーンには出さない。さらっと始まる)
(VTRインサート)ぼっと斜め上をみて立っている男。首を振ったり口元だけが動いている。
(VTR見終わり)
客(非常にあっさりと感情なく)「しゃべりおーねな人」
バーテン「(驚くようなリアクションで)あははやはりあててしまいましたね。そりゃアナタにかなうわけない。そう山手線のしゃべりおーねにあわせてがんばっている人です。それじゃぁお約束通り今日はおもしろい年代物の肴を数々おみせしましょう。お酒はいかがしましょう。」
客「ちなみにドン☆シボリオーネの英語でしゃべりおーねだから」
バーテン「細かいから!」
客「ボクは細かく人間観察している男なんです。じゃぁこんな酒あるかなぁ?B21スペシャルをお願いします」
(暗転)その間に、客前にB21スペシャルが出されている。できればコップにB21の写真はってある。
○ネタ2 別れ~しばらくのトモダチとの分かれ方(お題はスクリーンに出す)
客「B21スペシャルうまいです。でもなんかウーロンハイの味がする。」
バーテン「気のせい。気のせい。じゃぁ、酒がすすむように肴を用意してあげましょう。当店の秘蔵VTR。うちの30年の歴史の集大成!街のカップルの進化をおさえているVTRがあるんです。実は人間ってこの何十年でめざましく進化しているんですよね。あたり前ですけど。でもこれは進化なのか何なのか分からないですけど。見て癒されてください。人々の動きが中々いい味だしてるんですよね。笑えると思いますよ。」
(VTRにて以下はOA)
(テロップ1973年9月10日)
(神田川流れる。)
男「今日は楽しかったねぇ。」
女「でもオーモレツ!タクちゃん、4番でがんばりすぎちゃうから。男は黙って(三船の真似)打てばいいのにうるさいよね、ヤジ!じゃぁまたね、(70年代電話するわとダイヤルを回すポーズ)」
男「うん電話するよ。(70年代電話するわとダイヤルを回すポーズ)。でも大家さんにつないでって言っといてよ!」
(テロップ1981年9月10日)
(スローなブギににしてくれ)
男「今日は楽しかったねぇ。」
女「でもずいぶんカラスの勝手でしょ!タクちゃん、4番でがんばりすぎちゃうから。そんなんじゃマルキンになれないぞ!じゃぁまたね、連絡する(80年代電話するわとプッシュボタンを押すフリをする。)」
男「うんオレも連絡するよ。(80年代電話するわとプッシュボタンを押すフリをする。)ちゃんとクリスタルなお店予約しておく。今度はぶりっ子じゃすまないぜ。バイバイ」
(テロップ1993年9月10日)
(TRUE LOVE)
男「今日は楽しかったねぇ。」
女「でもちょっとむかついたよ!タクちゃん、ユウコのアッシーくんじゃない。今日の損失補てんはしてもらうからね!じゃぁまたね、ベル打つね。(ポケベル打つわとプッシュボタンを押すフリをする)」
男「うんオレもベル打つよ。(ポケベル打つわとプッシュボタンを押すフリをする。)ちなみにノホホンってどう打つんだっけ。」
女「55、65、65、03!」
(テロップ2000年9月10日)
(LOVE2000)
男「結局ノストラダムスこなかったね。だから俺達今日あえたんだけどね。」
女「だからそんなの最初から信じるなっちゅーの。(だっちゅーのポーズ)」
男「今日は楽しかったよ。」
女「私も。また遊ぼうね。連絡するね。(00年代メールするわと手が打つ人)。」
(VTR終わり、ステージに戻る)
バーテン「いかがでしたか?お客様にとっても懐かしい場面があったのではないでしょうか?
」
客「確かに時代は変化しているんだなぁ。でも演じている人と格好が海の格好だったけどぉ。昔ってみんな水着きていたのぉ?」
バーテン「(こまったカンジで)あれはねぇCGだから。昔の絵にビキニきせてんのよぉ!じゃぁ禁断の2010年いっちゃいますか?」
客「うん、しゃあないなぁ。頼むますよ。」
(再びVTRに入る)
(テロップ2010年9月10日)
(未知との遭遇。)
男「今日は楽しかったよ。」
女「私も。また遊ぼうね。連絡するね。(心臓部分をたたく)。
(VTR終わりステージに戻る)
客「えぇ~」
バーテン「(分かりきったように)なんですよ。」
バーテン「じゃぁ禁断の未来ついでに、あなたの2010年の絵もみせてあげますよ。」
客「本当ですかぁ?」
バーテン「あなたステーキ好きだったよねぇ。」
客「えぇ。」
バーテン「相当な食いしん坊だよねぇ。」
客「えぇ。そうです。。。何々?」
バーテン「まぁみなさい!これが未来のあなただよ!」
○ネタ3 いろんな客 スクリーンテロップ未来予想図~2010年のこの店~」VTR
店員「メニューでございます。本日のオススメは近江牛のステーキでございます。」
メニューを凝視する客。おもむろに携帯を近づける。
ステーキの横にQRコード。携帯の画面UP、牛が出る。生産者のコメントが入る。
生産者「こいつは私が手塩にかけて育てました。是非おいしくやってくださいませ。」
続いてとさつ場役員「びしっと苦しまずにやっておきましたのでおまかせください。」
続いてシェフ「そんなを受けて私が作ります。よろしくお願いします。」
客「これお願いします。」
店員「かしこまりました。」
(VTR終わり)
客「本当なの?本当なの?あんな風に携帯でピピピってやっちゃうの?ていうか肉あれじゃぁ食えないよ!」
バーテン「そうね、でもあなたイイ顔してたよ。おっしゃまだまだブラックなのあるから、これもみせちゃおう。本当のダークサイド見せちゃおう。とってもレアなサンプルだけど見ますか?」
客「ぜ、ぜひ!お願いします!」
○ネタ4
① 男と女と・・・・幽霊と(スクリーンテロップ2005年8月15日)VTR
男と女の飲んでいる風景。男と女の後ろに各々人がたっている。
男と女の飲みもりあがっている風のフリートーク。その間、男と女の後ろにたっているものは無表情。中心のスポットライトがやがて後ろの各々の人にクローズUPされていく。後ろに完全にスポットライトがいったところで話が始まる。
守護霊1「彼の守護霊の○○と申します。」
守護霊2「彼女の守護霊の○×と申します。」
守護霊1「正直言うとこんなこといっていますが、いやなヤツですよ。金ももっていないですし、おまけに(小声で)ソーローなんです。」
守護霊2「いやいやこの子もね、男にだらしなくて、今も常時3人くらいとつきあっているんですよ。しかもね、水虫。」
守護霊1「でもねー」
守護霊2「でもねー」
守護霊1、2「結ばれちゃうんでしょうねぇ。」
守護霊1「そのぉ待っている間、どうしますか?」
守護霊2「どうしましょうねぇ?」
守護霊1「なんか夜中までやっているドンキホーテというのがありますが行ってみます。」
守護霊2「知っています。先週もいきました。あそこ東京中のお待ちの守護霊が集っているんですよねぇ。でもヒマつぶしにはいいですよねぇ」
守護霊1「じゃぁ我々も彼らのことを見守りながらも楽しみますかぁ。」
守護霊2「そういたしますか!」
(VTR終了)
客「あれ、本当ですかぁ?」
バーテン「あんまり人にいっちゃだめですよ!」
客「いやブラックすぎていえませんよぉ!」
話している最中に店内に2人の男が入ってくる。
バーテン「山?」
男1「川ゆたか」
バーテン「今日はお連れさんと?」
男1「えぇバイト仲間なんです。」
バーテン「そちらで(奥の席をさして)どうぞごゆっくり」
客「常連さんですかぁ?」
バーテン「うんディズニーランドでバイトしている通称ゼペットくん。」
(興味深そうに新しい客たちに目をやる客)
② いろんな客ダークサイド(スクリーンテロップ1983年4月15日)
これもできれば芝居でやりたい。男4人必要。ディズニーの着ぐるみの中に入っているというパロディ。
男1「いやー疲れたね。一体何人の人がいたのよ、今日!」
男2「7万5千人だって!
男1「うぇー後楽園球場何回分だっつうの」
男2「オレ、今日だけで5、6千人の女は抱いたと思うよ。」
男1「マジー!オレは100人くらいかなぁ」
(男3が遅れてはいってくる)
男3「ごめんごめん遅くなって!」
男1、2「おそいよプーさん!」
男2「でプーさんはどうだったのよ?何人くらいさわっちゃったの?」
男3「1万人くらいかなぁ?(一同驚愕の声。流して)そういうドナルドは?」
男2「さっきゼペットじいさんには言ったんだけど、5、6千人くらいかなぁ?」
男3「ゼペットじいさんは?」
男1「100人くらいかなぁ。正直ピノキオがいないと誰だか分からないもので。」
みんな「そうだよね~」
男2「これだったらどうなっちゃうのよ?ミッキーは?」
(男4が遅くそして元気にやってくる?)
男4「ごめーーーん遅くなった!」
全員「ミッキー!おそーい!」
(暗転になりながら、小声が響く。実はききたいことあって~。次第にフェードアウト)
DO IT YOUR セレブ
サラリーマンAとBの会話。2005年10月30日
A「最近なんか景気いい感じしないか?」
B「確かにテレビとか新聞だとそんな話がおおいよね。でも実際はそんなに生活楽になったりとかないよ!」
A「そうだよな。でもよぉあの大金持ちのホリエモンだってミキタニさんだってさ、最初は普通の人だったわけだからさー。何があるかわかんないよ、おれたちにも。だから今からお金モチになる準備しておこうよ。」
B「お金もちになる準備ってねぇ何?」
A「いやぁ、お金もちになってさぁ、おれらはどんな行動するんだろう。たとえばじゃぁどんなとこに住みたいとか?」
B「そうねやっぱり今なら六本木ヒルズ!」
A「まぁな。でも買ったら3億、4億はするね。もっとするかもね。」
B「100万なら今払えるんだけどなぁ。」
A「おいおい1/100の金かよぉ。。。。。。。でも、お、いいねその答えはヒント!そうだ金持ちになるということは金の単位が変わるんだよ。だからぁ今のおれたちの生活の金額単位の100倍をイメージして話すといいんじゃない、もしかして?そうするとお金もち気分になれるかも。100倍、それで計算してみてよ!おまえ財布に今いくらもっている?」
B「うーんと1万だからじゃぁ、100万ってこと?」
A「そうだよ、ほらなんか一気に金持ちっぽいだろ!昼メシ食った?」
B「食ったよ」
A[ところで何をいくらで食った?]
B「えっと吉野家なんだけど~400円だからぁ4万円の牛丼食った。」
A「いいねいいね、セレブ。お前の車っていくらするの?」
B「あれは、うーんと1億5千万円かな。」
A「そうそう。その調子。金モチっぽいぜ!年収は?」
B「うーんと4億円。」
A「すごいね。そのタバコは?」
B「えっと3万円。」
A「それはないだろう。300円だ。そこはリアリティ持たないと!じゃぁ今まで付き合った女性の数は?」
B「4人。」
A「おい、そこでリアリティもってどうする。そこは100倍だろ。」
B「そっか、えっと200人。」
A「増えたようで減ってますが。」
B「ちょっとさっきは見栄はった。」
A「なんだよ。正直なやつだ。今付き合っている人っているんだっけ?」
B「うん100人くらいと。」
A「うげーオマエすげーなぁ。ちょっとまてよ。今までつきあったのが200人で今つきあっているのが100人と。。ってことはこの間のクミちゃんがはじめての人?」
B「うん祝100人。ポッ」
A「そうかぁ。それはしらんかったぜい、このぉセレブ!」
B「意外にウブなの。ポッ。」
A「ウブじゃぁ金持ちになれねぇぞ。そういえば今日の夜、宴会あったよねぇ。参加人数と会費は?。」
B「えっと~参加人数は1000人でひとり35万円になりますね。」
A「そうかそうか、お願いがあるんだけど。」
B「何かな?」
A「お金もちさん、お金貸してくださぁいよぉ。」
B「え~いくらよ。」
A「飲み代3500円。」
B「うわぁセレブになるどころかセルフの財布も危ない。ってんじゃぁおれたち」
A,B「金持ちは遠いですねぇ。どもありがとうございましたぁ。」
TeddyTaclyBill'S HP
K.M.F.05_11月20日
ボクは文化人
キタリズム
2004年の6月に書いてみました。
先日のKMFという仲間うちのイベントでもやってみました。
店長と店員の会話です。
店長「コンセプトはブームの終焉で良かろう。何があるか、言ってみろ。」
店員「ティラミスはどうでしょう?」
店長「承認。」
店員「ナタデココ は?」
店長「承認。」
店員「もつ鍋はどうでしょう?」
店長「承認。」
店員「なめらかプリン は?」
店長「まだ早いな。」
店員「じゃあパンナコッタは?」
店長「承認。フードが弱いがどうだ?」
店長「う~、承認。」
店員「天むすは?」
店長「まっ入れとけ。」
店員「ナポリタン !」
店長「それは普通だな、今や。」
店員「サイコロ ステーキ はどうですか?名前が泣けてきませんか?」
店長「泣けるならば気まぐれサラダ のが死にそうだろ。なんだ気まぐれって。プロとして気まぐれるな。そうだどうせなら、やさぐれだ。やさぐれサラダ を入れといてくれ。
いいか、とにかく時代に捨てられたフードとデザートな、スイーツ じゃねぇぞ、こいつらを大至急集めて、店を出すんだ。店名は終わりもの屋since1990でいく。店服はどうなった?」
店員「はい、すかいらーく のものが少々。」
店長「グレイト!後、あれもいれとけな、太陽神戸三井銀行 とか協和埼玉銀行 とかの制服 。マニア 喜ぶからな。映像まわりはどうなってる?」
店員「はいベストヒットUSA 集めました。」
店長「馬鹿 野郎、そりゃ80年代 なんだよ!古すぎるんだ。ビート UK とかヒゲの鈴木 アナのかれいどすこーぷ、あれにしとけ。となりに福嶋弓子でてるヤツな。そうそうイチロー の。おしえてあげる?あれもいいねぇ。」
店員「常連さん向けのポイント カード はダイアナ 妃の写真 を使ったものでよろしかったですか?」
店長「ちゃんとテレカ式にしてるか?」
店員「もちろんです。」
店長「よっしゃ、店にくればくるほどポイント がパンチ穴打たれて減っていく。これは新しいんだ。むしろ常連ほど冷遇されるのだ。しまいにゃ店手伝わされるんだ。これぞ鶴ちゃんの季節外れの海岸物語の喫茶店 みたいな感じだろ~。あれ、客だれ?みんな店員?みたいな感じさ。」
店員「店長 ?」
店員「キャプテン は70年代 ではないですか!まぁいいですが。花輪は集まりました?」
店長「お、ヒロミ は出してくれるらしい。マーシー もOK。」
店員「最高じゃないですか!店頑張りますね。」
店長「店じゃねぇシップだ。」
店長「いいねぇタヒチ 80みたいで。よし店名変更、HOTEI1990~早紀にコンプレックス ~で行こう!」
店員「了解です!」
TeddyTaclyBill'S HP
K.M.F.05_11月20日
親子漫才
2004年1月に作ってみたものです。「親子漫才」といいます。
親
「新春だねー、こんな時は日頃見れない大作を見たいよね。秋野大作じゃないよぉ。ゴッドファーザーとかのことだよ。マーロンブランドだよ。」
子(高校生♀)
「ていうかブランドもの欲しい。」
親
「秋野大作って、本当に秋の大作に出演したからついた名前らしいよ。洒落なんだよね。おもしろいね。ブランドかぁ、そうだな、父さんはそっちの世界はうといからねぇ。どうしたら詳しくなるかねぇ。そっちのほうも勉強したいなぁ。」
子
「2万くれ。なんか買ってきてやるから。」
親
「じゃあ、なんかクイズをだしてくれよ。それを当てれたらアイコに払うよ。」
子
「よし。ヒロシは2時間休憩で3回やるところを2回で終わってしまいました。どうしてでしょうか?」
親
「おいおい、全然ブランドと関係ないなぁ。でもまぁ分かったよ。答えはそんなヒロシに騙されました。」
子
「ブブー、ヒロシが遅漏だからもしくはアイコがゆるかったから。」
親
「なんだそりゃ。お前は処女じゃないのか?それはいつの話しだ。まったくどういうことだ。まあいい。よしお父さんが問題を出そう。答えられたら2万円あげよう。吉永小百合が好きなブランドはなんでしょう。」
子
「知らない、なんとか小百合。」
親
「もうわかった。もういい質問は。最近お前はどうなんだ?」
子
「ていうかお前がリストラにあって、毎日私にこうして構うのがうざい。」
親
「なんだと。お前とはなんだ。父さんはなぁ、一生懸命勉強して、一生懸命いい会社に入ったんだ。だから今の生活があるんじゃないか。それにリストラではないぞ、自主退社だ。」
子
「お前の得意技って何?」
親
「辛抱と我慢だ。」
子
「私の得意技はちんぽをまんまんにだ。」
親
「お前ってヤツは!」
子
「お前ってヤツは!はお前のことだ。大体私たちはこれからどう生きていけばいいんだ。」
親
「お前が体で稼げばいい。」
子
「それもそうだな。」
親
「じゃあ、早速、ビデオ屋に行ってアダルトビデオでも借りにいきますか?」
子
「うし、大作を希望します。」
親
「そうだな、それが正月らしい!」