みなさん、言葉はどうやって覚えていますか?多くの人は「日本語に翻訳して、それを暗記する」と言うやり方を使いますが、これはまったく効率の悪い方法です。
では、どうするのか?それは「感情を使う」のです。感情と一体となった音声は、深く脳裏に刻まれて忘れられないのです。
「以前に流行ったこの曲を聴くと、当時のことを思い出す」はよくあること。これを応用するのです。
図を見てください。この文をもし「私の財布がなくなりました」と日本語に翻訳しても、感情が全くないので脳裏に刻まれません。
では、実際に財布を無くした気持ちを想像しながら、この文を読んでみましょう。
文ではなく、絵図を使ったほうが臨場感ありますよね。
このほうが、同じ時間の学習でも深く覚えられるし、気持ちが乗った上手な言い方が身に付くのです。
そのうえ、後に続く形容詞なども、ついでに覚えられます。
「深く・早く・多く・上手に」覚えられるわけですね。
「理性的に意味で覚える」のは、理数系の学習法です。
「浅く・遅く・少なく・下手に」しか覚えられません。
語学・演劇・音楽などは、情動を使わないとうまくなりません。
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