みなさん、言葉はどうやって覚えていますか?多くの人は「日本語に翻訳して、それを暗記する」と言うやり方を使いますが、これはまったく効率の悪い方法です。

 

では、どうするのか?それは「感情を使う」のです。感情と一体となった音声は、深く脳裏に刻まれて忘れられないのです。

「以前に流行ったこの曲を聴くと、当時のことを思い出す」はよくあること。これを応用するのです。

 

図を見てください。この文をもし「私の財布がなくなりました」と日本語に翻訳しても、感情が全くないので脳裏に刻まれません。

では、実際に財布を無くした気持ちを想像しながら、この文を読んでみましょう。

文ではなく、絵図を使ったほうが臨場感ありますよね。

このほうが、同じ時間の学習でも深く覚えられるし、気持ちが乗った上手な言い方が身に付くのです。

 

そのうえ、後に続く形容詞なども、ついでに覚えられます。

「深く・早く・多く・上手に」覚えられるわけですね。

 

「理性的に意味で覚える」のは、理数系の学習法です。

「浅く・遅く・少なく・下手に」しか覚えられません。

 

語学・演劇・音楽などは、情動を使わないとうまくなりません。

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「相手がいないから、会話練習ができない」と言うことを、習得できない言い訳にする人たちがいます。

 

しかしこの発想では、たとえ相手がいても会話練習はできません。

どうしてでしょうか。

 

会話が成立するのは「自分の思ったことをすぐそのまま口から出せる」からです。

日頃その練習をしていないのに「相手がいないから覚えられない」と思うのは、明らかにおかしいです。

 

日頃からたくさん練習をしておけば、相手がいてもいなくても同じように進歩していけるからです。

 

「使う」と言うのは、相手がいなくても一人練習でできるのです。

それをしないのは、俳優さんが「練習相手がいないから台本のセリフを覚えられない」と言って何もやろうとしないのと一緒です。

 

題材があり、自分で組み合わせればいくらでも練習できるのにそれをしないなら、覚えられるはずがありません。

 

「使う意識」を以って学習したほうが、「覚えるつもり」で学習するよりもはるかに効率がいいのです。

 

「できない理由」は、圧倒的な練習不足。

その辺もスポーツと同じです。

 

どこだか全く覚えていないが、写真だけは残ってる。