寅゛衛門のポッケ

寅゛衛門のポッケ

赤塚元気と愉快な仲間達からの手紙です

寅゛衛門のポッケ 寅゛衛門のポッケ 寅゛衛門のポッケ 寅゛衛門のポッケ


DRAEMON GROUP ホームページ http://www.draemon.net/

朝礼・バースデーイベント・居酒屋甲子園優勝動画・日経DVD販売などもりだくさんです


納屋橋DRAEMON http://r.gnavi.co.jp/n105503/

「ディズニーランドが居酒屋をつくったら」がテーマのお店  名古屋駅からタクシーワンメーターです






Amebaでブログを始めよう!

モチベーションとテンションは違って
高いモチベーションは「意欲が高い」事で
ハイテンションとは「気持ちがハイ」
の状態だと捉えています

どっちが大事かというと

どちらも高い方がいい仕事ができると思います


以前Facebookでいろんな人がシェアしてた議論で

モチベーションはいらない
プロ意識こそが大事

という主張にみんな賛同してた


僕はね

モチベーションこそ大事だと思ってます


モチベーションは上がったり下がったりするから
そこの不確かな部分を頑張ってコントロールするより

プロ意識を持って仕事すれば
高い能力を発揮できるから
プロ意識こそ大事なんだと・・・・


僕ももうすぐ自分で店長を始めてから
20年が経とうとしてます

その中で何よりも力を入れてきた事が
スタッフのモチベーションアップです


「企業は人なり」

という言葉を純粋に信じてきました


料理をするにも
接客をするにも

プロとしてしっかりする事より
それをやる事が楽しいと思ってやる方が

いい仕事になると思うんです


特に今の若い子は
興味がある事には僕ら世代より
貪欲に調べどんどん深掘りします

僕らがテレビ世代なのと比べ
YouTube世代なのです


入ってくるものに文句言わず受け入れ
幅広く教養を伸ばしていく僕ら世代

興味ある事を検索して
それに関する動画をひたすら見続ける若い世代


今の子は「楽しい!」と興味を持てば
どんどん成長していきます!

バリスタとしてラテアートするのも
家でずっと動画見て勉強するから
すぐできるようになちゃう

でも逆に、興味が無い事はすぐ辞めます

わかりやすいんです


だから僕は
料理も接客も「楽しい!」を
1番に感じてもらう事が
教育のファーストステップだと思ってます


それがモチベーションという名の意欲になります


リーダーの1番大事な仕事は
仲間みんなが「仕事が楽しい!」
という状態にし

モチベーションを高める事


そして出勤してきた子に
明るい挨拶や楽しい一言をかけ

テンションをあげてあげる事です



お客様はレベルの高いサービスより

お客様が喜んでくれる事が楽しい!
と思ってる事が伝わる笑顔で接客してくれる子の方が

絶対に気持ちがいいし
またこの人に会いたい!と思うサービスマンになります


もちろんプロ意識も大事ですが

今の若い子には
モチベーションを高めてあげる事が一番だと
僕は思うのです






父から1番言われ続けたのは、掃除と整理整頓

「環境整備こそがやる気の表れだ」

掃除や整理整頓の環境整備を見れば
その店長がやる気があるかどうかわかる

店長ともなれば
みんなより少し早く来て
掃除をした方がいい

一人で黙々と
ダクトを拭いたり
冷蔵庫の下をこすったり
鍋底を磨いたりする

そうすると
日頃見えてない視点を感じる
自分がまだ何もできてない事に気づく

入口扉のガラスを拭く
トイレを磨く

そうすると
お客様をお迎えする気持ちが整う


1つ1つ綺麗にしていきながら

「ここに神が宿っているのかな」

なんて思い楽しくやれる


店作りはこだわりのレベルで決まる


例えば

焼き鳥というメニューがあって
料理長はレベル10で焼ける
アルバイトの子が上手に焼けた時レベル7

でもそのアルバイトの子が忙しい時
レベル3のちょっとだけ焦げた焼鳥を出した


この瞬間このお店の料理レベルは3なのです

上手な人間が上手に焼いた時のレベルじゃなく

これぐらいなら大丈夫かな

この妥協点がお店のレベルになります


なので責任者が
どのレベルまで妥協するかが1番大事で

そのラインを上に持って行くという
とても簡単作業が必要で

「その焼き鳥出しちゃダメだよ」と

ちゃんとチェックして
その場その場で妥協ラインを下げないようにする


この焼き鳥の例と同じように

お店の空気感も店長がどれぐらいこだわれるか

そこが凄く大事!!


営業中に

BGMや照明や声の大きさ
みんなの表情や声のトーン

これにいつも注意を払い

理想のレベル10の状態になるようにする

ムスっとした子がいるのに
放っておくというのは

焦げた焼き鳥を出すのと全く一緒


店長は営業中も常にみんなに声をかけ

笑顔にしたり元気出させたり
楽しく明るい空気を作るべきです


細部にこだわる


こだわらない事は悪化をしていきます

お店は汚くなり
スタッフは傲慢になり
空気は暗くなります


細部にこだわってやっと維持ができます


リーダーが勉強して成長し続けてやっと
お店も成長していきます


全てのスタートは

やはり掃除と整理整頓ですね







僕のお師匠さんの1人である「汁べゑ」のお父さんの3冊目の本が出て、これまた凄いいい本なんです

ちなみに汁べゑで働く社員さんもアルバイトさんも

宇野社長の事をお父さんと呼び
奥様をお母さんと呼ぶんです
素敵ですよね

だから僕も大学時代
下北沢の汁べゑでバイトしてた頃から
何の違和感もなくお父さんと呼んでました


お父さんの本を読んで
毎回ながら思わされるのは

“もっと遊び心で知恵をだそ!!”

と思うのです


僕が今飲食をやってるのも
汁べゑでバイトさせてもらって
凄い楽しかったからだし

お父さんも社員さんも
いつも遊び心満載で
お客様を笑わせる事やビックリさせる事ばかり
考えてワクワクしてた

営業中
いつもガハハ!って凄い笑ってた

そんな姿に引っ張られて
僕も楽しくて
僕も先輩みたいになりたい!

そんな憧れでこの業界に入りました



今はメニュー作る時も

「どっかで食べて美味しかったから」

「原価率を考えて」

「こういうのは出るよねー」

そんな事ばかり先に来ちゃって

僕の原点である
汁べゑ的発想ができてないです

もっともっと楽しく遊び心を持って
知恵を出さないとつまんないよね


上手にやるより楽しくやる

「楽しかった!」って帰ってもらえる店作り


知恵を出すって大事だよね




「お金がないなら知恵を出せ
知恵がないなら汗をかけ」


って言葉があって

でもこれを松下幸之助が聞いた時に

これじゃああかん  つぶれる

「まず汗をかけ 汗の中から知恵を出せ」

じゃないとな

と言われたそうです



今日も新宿DRAEMONセブンで
汗かきながら楽しく知恵を出してみよっと







いつも開店祝いでいただいたお花は
回収される前にまとめて吊るして

この写真のようにドライフラワーにするようにしています

せっかくいただいたお花だから
勿体ないなーって気持ちからやってましたが

実はドライフラワーはメッチャいい事に気付いたのです

オシャレだし
メンテナンス無しでずっとそのままだからね

去年オープンしたミートバンクでも
今回のセブンでもいい感じの雰囲気出してくれてます

ドライフラワーを作りながらいつも思うんだけど

花って綺麗っていう長所と
すぐ枯れてしまうという短所があって

でもそのすぐ枯れてしまうという儚ささえ
おもむきがあっていいですよね

そして
枯れてしまうのは一見短所のようだけど
枯らし方を工夫するだけで、ドライフラワーという咲いてる時以上の価値を生む


人も同じだなーなんて思うんです

長所を生かすのは周りの引き立て方で
凄く輝きます

でも短所かと思われる部分も
周りがそれを認め
上手にいじったり支えたりする事で
その子の愛嬌になったりします


そもそも
未熟さとは愛される秘訣なわけです


うちのお店セブンでも
厳しすぎる子
凹みすぎる子
仕事が雑な子
起きるのが苦手な子
元気にやるのが苦手な子

みんなそれぞれ短所があるけど
でも全部受け入れてあげれてる

そんな短所もあるから可愛いし
チームがチームである意味が出てくる


学校のクラスでも
全員が優等生ではつまらない

ヤンキーもお笑い担当もバカも
真面目もおせっかいも
いろいろいるから面白い


みんなの価値を認め
そしてそれを高めあえるチームを作る


そのイメージ持つだけで
チームが変わる
みんながそのチームにいれる事を喜びに思う

結果
成果が出るチームになる


全ては受け入れると決めるところからだね

お客様がご来店される事にいち早く気づく
そして気づいた人がすぐに
「こんばんは!」と明るく元気に他のスタッフにもわかるように挨拶する

それが聞こえた店内スタッフ全員が
入口の方を向いて

「こんばんは!」
「こんばんは!」
「こんばんは!」

それぞれ明るい挨拶をたくさん浴びせかける

お客様が席に向かって歩く間
近くのスタッフがみんな「こんばんは!」

キッチンからも笑顔で元気に
お客様の方を向いて「こんばんは!」

こんな感じで「こんばんは!」を
シャワーのようにたくさんたくさん
浴びてもらいます

それが僕らの歓迎の表現です


うちは「いらっしゃいませ」は
全員で揃えるコールの時だけ

「お客様ご案内します!

イエス!いらっしゃいませ!

DRAEMONへ!ようこそ!」

その時しか言いません。


なぜなら僕は「いらっしゃいませ」より

「こんばんは!」の方が挨拶だし

温かみを感じるからです

「いらっしゃいませ」と言われても
お客様は言葉を返せませんが

「こんばんは!」は
お客様も「こんばんは!」と
返してくれたりします


「いらっしゃいませ こんばんは」と続けて言うと
僕はすぐに注意します

この全く違う挨拶をまるで1つの言葉のように言っちゃうお店が多いですが、僕は嫌いなんです


それって全く心がこもってなく
ただ言ってるだけだからそうなるんです



笑顔で心を込めて



挨拶する

こんな平凡な事ですが

それを非凡に徹底する

それが実は他との差別化になると思うのです


今日も日本一気持ちのいい

元気で笑顔の「こんばんは!」を言える
お店をオープンしまーす