ウキウキ釣り日記

ウキウキ釣り日記

陸っぱり小物釣りとバードウォッチングの日記です。

茨城県内には珍しい鳥もいて、稲敷市や守谷市にはホシムクドリというムクドリの仲間が少数だが毎シーズン越冬しているらしい。

ホシムクドリはまだ見たことがないので、今日仕事が休みなのを利用して隣町の守谷市にホシムクドリを見に行って来ました。

場所は利根川と鬼怒川に挟まれた広大な農耕地だ。


ホシムクドリはムクドリの群れの中にいるらしいので、広大な農耕地の中の未舗装路をゆっくり車を走らせながらムクドリの群れを探す。


すると、すぐにムクドリの群れを発見。畑を焼いて焦げて黒く見えるところで盛んに採餌している。
たくさんのムクドリやツグミやキジバトやタヒバリなどが盛んに土をつついている。
すぐにムクドリの群れの中にホシムクドリを見つけた。
ホシムクドリは1羽なので、見れたのはラッキーだったのかも。
やっぱりバードウォッチングって面白い。

12/29,12/30とハイイロチュウヒという鷹を見に行って見ることが出来ず、ついに本日1/6に茨城県稲敷市の浮島草原でハイイロチュウヒを見ることが出来ました! ハイイロチュウヒのオスは実にかっこいい。

要するにハイイロチュウヒは昼間は芦原にはいなくて、日没頃に芦原に帰って来て芦原をねぐらにしている鳥だから、日没頃に浮島草原に行けば容易に見られる鳥だったのです。

それがわかって、日没前の16:00ぐらいに浮島草原に到着。自宅から車で1時間ぐらいのお気軽探鳥地だけど、夏はコジュリンやオオセッカなど見られる凄いところだ。

日没頃、チュウヒやハイイロチュウヒが芦原の上を乱舞する。写真はもうハイイロチュウヒのオスもメスも堪能して帰る頃に写したもので、観察台はハイイロチュウヒを撮影するアマチュアのカメラマンでいっぱいだ。
それにしても、昔は鳥を撮影するカメラマンは少なかったが、今はどの探鳥地に行ってもいっぱいいる。

さて、生涯300種の野鳥を見ることが目標だが、今日のハイイロチュウヒは295種目だ。300種まであと5種。300種目は何になるんだろう? ミヤマガラスだったらやだな。

一昨日が仕事納めだったので、昨日の12/29は茨城県稲敷市甘田干拓地へハイイロチュウヒという鷹が見たくてバードウォッチングに行ってきました。

何故ハイイロチュウヒかというと理由は単純、まだ見たことないワシタカ科の鳥だからだ。

生涯のうちに日本で300種の野鳥を観察するのが私の学生時代からの目標で、一昨日の段階で292種だ。もしハイイロチュウヒが見られれば293種となる。

さて甘田干拓地だが、車で1時間程度の探鳥地だが、なかなかのポテンシャルがあって4年前に行った時は広大な芦原の上をコミミズクやチュウヒが飛び回っていて凄いなと感心したが、ハイイロチュウヒは見れなかった。

ところが驚いたことに昨日行ったら、芦原がほとんど刈り取られて、芦原の鳥は居なくなっていた。なんということか(泣)


それで今日、栃木・群馬・埼玉の県境となっている渡良瀬遊水池に行ってきました。

ここなら芦原が手厚く保護されていてヨシが刈り取られることなどあり得ない。コチョウゲンボウが見られる可能性もある。

何故コチョウゲンボウが見たいかというと理由は単純、まだ見たことのないハヤブサ科の鳥だからだ。

行ったことないので、ネットで調べると鷹見台というところがあって、第2調節池が一望できるとのこと。鷹見台とはいかにもハイイロチュウヒが見れそうではないか。

鷹見台への到着は9:30頃。まだ誰も来ていない。

1時間芦原を眺めていたが、ハイイロチュウヒどころかチュウヒさえ現れない。

隣に来た2人連れのキャノンの白レンズの人が携帯で野鳥撮影仲間と話しているらしく、一緒に居るお仲間に「神社にコチョウが出てて沢山の人で見てるそうだ。飛ぶ前にすぐ行こう」と言って、鷹見台から慌てて去っていった。

「コチョウ」というのは、おそらくコチョウゲンボウのことだろう。するとハイイロチュウヒはハイチュウかな? なんか美味しそう。

そうこうしているうちに尿意が起きて、鷹見台にはトイレがないし、一旦遊水池の外に出てコンビニを探したがなくて、県道9号線沿いの「手打ちそばうどん 下野茶屋」に入ってちょっと早めのお昼を頂いた。それにしてもおそば屋さんのカレーどんぶりは美味い。

せっかく渡良瀬遊水池の外に出たのだから、渡良瀬遊水池の北西方向の農耕地に行ってみよう。

ネットでは去年ミヤマガラスの30羽の群れが降りていたそう。

東武鉄道の踏切を渡って、群馬県板倉町の広大な農耕地へ。

するとすぐに電柱に止まったハヤブサ科の鳥を発見。ヒゲ状の斑が薄いからチゴハヤブサではない。背中に褐色味がないからチョウゲンボウではない。コチョウゲンボウに間違いなしだ。293種目はコチョウゲンボウでした。
その後、未舗装の道をゆっくり走らせながらミヤマガラスを探したが見当たらなかった。ま、いいや、ミヤマガラスは3月に涸沼川辺りの農耕地で見るからいいや。

さて、再び鷹見台に戻ろうと渡良瀬遊水池の中を車で走っていると、池内水路の岸に10名程の人が対岸へカメラを向けている。
ツクシガモでした。西日本の鳥で関東では珍しい鳥だ。ツクシガモが294種目となった。1日で2種も初見とは凄い。

鷹見台に戻るもやはりハイイロチュウヒは見当たらず。
ま、いいや、ハイイロチュウヒはいつか霞ヶ浦の浮島草原で見るからいいや。

帰りに遊水地の中を車でゆっくり走っていると、10人ぐらいのカメラマンが芦原へレンズを向けている。
「何がいるんですか?」と聞くと「ハイチュウだよ。まだ帰って来てないけどね。何時に帰ってくるかわからないんだ。4時なのか5時なのか」「ハイイロチュウヒのネグラがあるんですか?」「そうだよ。え? 知らずにここに来たの?」
やっぱりハイイロチュウヒは「ハイチュウ」だったのでした。

まだ12時半なので4時過ぎまで待てないから、帰って来たのでした。
しかしこの渡良瀬遊水池の芦原の広大さは凄い。こんな素晴らしい場所を永遠に残しておいて欲しい。