見た鳥の種のリストをライフリストと言うらしい。これはあくまでも種のリストで、例えば亜種コマドリと亜種タネコマドリの両亜種見ててもライフリストはコマドリ1種でカウントされる。
以前、リュウキュウコノハズクはコノハズクの亜種とされていたのでライフリストには入れてなかったが、近年コノハズクとは別種のリュウキュウコノハズクという種が独立したので、自ずと私のライフリストに1種増えることとなった。
逆にオジロビタキは近年ニシオジロビタキという亜種が観察されるようになり、それがオジロビタキとは別種とされる雲行きだ。もしニシオジロビタキが独立種となれば、私が1979年10月に石川県の舳倉島で見た、蜘蛛の巣に掛かってもがいていたヒタキがオジロビタキなのかニシオジロビタキなのか、今となっては分かりようがなく、不明につき私のライフリストから1種減ることになる。
ところで、ライフリストは300種越えてやっと一人前のバードウォッチャーと言えるらしい。
本年3月に茨城県守谷市の広大な農耕地で297種目のミヤマガラスを見て、本年4月10日に東京都の葛西臨海公園で298種目のクロツラヘラサギを見たから、あと2種で300種となり、ようやく一人前のバードウォッチャーになれるのだ。
ゴールデンウイークは石川県輪島市の舳倉島へ鳥見に行くことが多いのだが、今年はゴールデンウイークは外して5/7〜5/11に長崎県の対馬へ鳥見に行く。渡りの時期はどうしても日本海の島へ行きたくなる。今年は憧れ憧れの対馬だ。前に行ったのは1980年5月だから、実に44年ぶりの対馬探鳥だ。
そういえばライフリストの200種目はイワミセキレイで対馬の佐護だった。
300種目は何になるのか、対馬で達成出来るだろう。楽しみでしょうがない。