一白水成 特別純米酒生 ささにごり



通称いっぱく白ラベルの季節限定酒で、うすにごり生バージョン。甘と酸がたっぷり、フレッシュで爽やかな味わいで躍動感たっぷり。「一白水成(いっぱくすいせい)」は、2006年にデビュー。早い時期からメディアなどでも取り上げられたこともあり、その人気はうなぎのぼりで、その名のとおり「彗星の如く表れた」と形容されています。

福禄寿酒造

安土桃山時代、織田信長の一向一揆で石川県松任より落ち延びてきた渡邉家。その初代彦兵衛氏が「羽後の国、五十目村(現在の秋田県五城目町)」で酒造りをはじめたのが江戸・元禄元年(1688年)のこと。以来300有余年にのぼる歴史は、秋田の酒造史としても大変貴重な存在となっております。

創業当時はどぶろく製造が中心で、本格的な清酒製造になったのは江戸末期からといわれています。大正1010月には、町の中心部約300件が被害を受けた大火事により、当社も上酒蔵、下酒蔵を残しほとんどの建物が焼失、同時に昔を物語る貴重な資料も被害を受け灰となり、文化の損失だと惜しまれました。その大火事で難を免れた上酒蔵と下酒蔵は今も尚その当時のままの姿で残っており、平成8年には全国登録有形文化財にも指定されました。

昭和28年、株式会社渡邊彦兵衛商店設立。平成1610月より社名を福禄寿酒造株式会社と変更し、軽快で滑らかな男酒は、何代にも渡るファンを得て、地酒として親しまれております。近年、県外向けに発信した特定名称酒銘柄「一白水成(いっぱくすいせい)」も多くのファンを得、全国的にも注目される蔵元になっております。(蔵元HPより)

◆酒造元:福禄寿酒造

◇代表銘柄:『福禄寿』『十五代彦兵衛』『一白水成』

◇杜氏:一関仁杜氏(秋田山内杜氏)

◇住所:秋田県南秋田郡五城目町字下タ町48

◇創業:元禄元年(1688)

◇仕込み水:自家井戸水

HPhttp://www.fukurokuju.jp/

◇過去掲載記事:http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-10698965124.html

◆酒米:麹米/秋田県産 吟の精

    掛米/秋田県産 秋田酒こまち

◆精米歩合:麹米55%・掛米58

◆日本酒度:+2

◆酸度:1.3

◆アルコール分:17

◆お酒の色:彗若星

◆お料理:銀鱈の西京焼




純米酒 八潮杜氏







しっとりとなめらかな口当たりですが、重みのある旨みが存在します。どこか個性豊かで、つい何度も口に運びたくなる味わい。寒い夜にはゆるやかな燗にしたくなります。








中井酒造

弊社は、明治10に創業。140年近く鳥取県倉吉市にて清酒を造り続けて来ました。銘柄が「八潮」(やしお)と言います。この名前は、創業当時近くの神社の神主さんから頂いた名前です。その神社の祝詞に「八の潮のまじわる八潮路・・・・」とあり、八つの渦潮が交わる様子を表すのだそうです。八つの渦潮が交わる様に「人」「物」などがグルグルと回り活気のある会社と成るように神主さんから「八潮」という名前を頂きました。因みに創業当時には「八潮」と「山陰大黒」2大銘柄がありました。



創立当初から良い商品作りをモットーとしてきまして、毎年良いお酒が出来るように醸造技術を上げて来ましたが、20年ほど前から「良いお酒」を造る前に「良い米」を作らないといけないとおもいまして自社で3反ですが田んぼを所有して米作りから始めました。それまで鳥取県外から原料米を購入していましたが、全てを鳥取県産の酒米に替え、蔵元に近い所で作ったお米を頂き鳥取県で醸す事で鳥取県の地酒と言えるのではないかと思う様になりました。それから、標高550メートルの高地「野添」地区で農家の方に作ってもらった五百万石を使ったお酒を造ったり。農業高校の高校生に鳥取県の酒米「強力」を栽培してもらって造ったお酒など地元に根付いたお酒造りを行っています。最近では、鳥取県で有機栽培で長年の経験をお持ちであります「気高オーガニック倶楽部」さんに日本で初めて酒米で一番人気のある「山田錦」を有機栽培して頂き、「黒門」シリーズを発売いたしました。(日本酒こんしぇるじゅHPより)








◆酒造元:中井酒造

◇代表銘柄:『八潮』『丈』『黒門』

◇杜氏:(出雲杜氏)

◇住所:鳥取県倉吉市中河原555

◇創業:明治10

◇石高:700

◇仕込み水:国立公園大山伏流水

HPhttp://www.yasio.net/

◇蔵元BLOGhttp://www.yasio.net/modules/weblog/





◆酒米:五百万石

◆精米歩合:70%

◆日本酒度:+3

◆酸度:1.5

◆アミノ酸度:1.4

◆アルコール分:70

◆お酒の色:朴茶翠

◆お料理:海老と里芋



肥前蔵心 純米吟醸 ひやおろし



じっくりと寝かせた、まろやかで豊かな風味が詰まっています。中村杜氏は、こちらの蔵に入って30年、地元鹿島市の出身です。杜氏を務めて8年、良い純米酒を造る基本は良い麹を出す事に尽きると語ります。良い麹を造るためには良い蒸米を出す事。原則を大事に毎年毎年お酒造りに励んでいらっしゃいます。



矢野酒造

寛政8年の創業以来、当地で二百年に亘り酒造を続けている。製造販売数量600石程度の小さい蔵であるが、十年程前に改めて製造の見直しをはかり、品質重視の姿勢を打ち出し、社長も自ら蔵に入り杜氏とともに酒造りに励んでいる。その結果、酒質は格段によくなり全国の鑑評会やコンテストで入賞を続けている。又、お客様の評価もよくなっている。平成16年、今後の製造の中心を純米酒に置き、特に力を入れたいと「純米酒宣言」を行った。又、姉妹品の奈良漬けは贈答の人気商品である。温故創新をモットーに、古い物の良さを生かして、新しい物の創造をしたい。(蔵元HPより)



◆酒造元:矢野酒造

◇代表銘柄:『竹の園』『肥前蔵心』

◇杜氏:中村松男杜氏

◇住所:佐賀県鹿島市大字高津原新町3903-1

◇創業:寛政8(1796)

◇石高:600

◇仕込み水:多良岳山系伏流水

HPhttp://www.yanoshuzou.jp/

◇過去掲載記事:http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-11322292255.html

◆精米歩合:55%

◆日本酒度:+2

◆酸度:1.6

◆アミノ酸度:1.2

◆アルコール分:15.5

◆お酒の色:芯藍真

◆お料理:炊き合わせ





純米吟醸 無濾過 生貯蔵 越の雄町



雄町を使用したふくよかな旨口のお酒です。高級白桃のような爽やかな香りが印象的。出荷は4月~6月と、冷蔵庫で熟成させて9月からの年2回の季節商品だそうです。

美の川酒造

日本一の大河である信濃川の流れに沿って古い酒蔵を構えます。「美濃屋」の屋号で酒造りを始めました。現在、約二千石の造りですが、昔ながらの道具を用いて手造りの部分を多く残し、仕込みタンクは最大でも1tまでの小さなタンクを使う事によって、細部まで神経が行き届いた丁寧な酒造りを行っています。美の川酒造の酒造りにおいて特徴的な事といえば、出品酒や大吟醸等の蔵を代表する様な高級酒に酒造好適米の最高品種である「山田錦」を用いず、地元産の「雄町米」を使用していること。岡山県が発祥地である「雄町米」は、かつて種籾の入手が非常に難しい門外不出の酒米であった為、先代は何度も足を運びながら苦労を重ね、やっとの思いで昭和61年にその種籾を入手します。以来、雄町米は美の川に欠かせない味の特徴、個性の一つとなっています。


◆酒造元:美の川酒造

◇代表銘柄:『美の川』『越の雄町』

◇杜氏:田中政之杜氏

◇住所:新潟県長岡市宮原2-13-31

◇創業:文政10年(1827年)

◇石高:2000

◇仕込み水:信濃川の伏流水

HPhttp://minogawa.co.jp/

◆酒米:雄町

◆精米歩合:55%

◆日本酒度:+0

◆酸度:1.5

◆アルコール分:16

◆お酒の色:濃碧葉

◆お料理:蓮根の酢の物




ろまん 無濾過生原酒





新年にふさわしい爽やかで華やかな味わいです。個性もしっかり持ち合わせていながら、お食事の邪魔は決してしない絶妙なバランス。年々人気が高まっているのに納得の酒質です。



ロ万(ろまん)シリーズ

従来の花泉とは一線を画した平成20年より発売された新しいブランドです。『純米酒』にこだわり、酵母も、福島県開発の吟醸酵母 『うつくしま夢酵母』を使用しています。他に『一口万 (ひとろまん )』『だぢゅー』『七口万 ( ななろまん )』『十口万 ( とろまん ) 』があります。



花泉酒造

昔、昔…花泉酒造のある南会津西部地域には、冬、雪が深く、お酒が届きませんでした。そこで、地域の有志が集まり、『自分たちが飲むお酒は自分たちで!』という思いから、「富田正宗」を立ち上げました。大正9年、創業当時は『伊南川』の名称でした。南会醸造株式会社として設立し、昭和12年業績不振から一度は倒産しましたが、同年地元の篤農家5人が集まって南会醸造合名会社として再建され、戦中・戦後の動乱期を先人の努力で何とか乗り切り、「富田正宗」 「伊南川」と続いた銘柄を、戦後、奥山の風雪に耐えそっと咲くひめさゆりの花と、登屋山の清水が泉の如く湧き出ることにちなみ『花泉』とし、平成元年に社名を銘柄と同じ『花泉酒造合名会社』に改めました。




◆酒造元:花泉酒造

◇代表銘柄:『花泉』『口万』

◇杜氏:斉藤明杜氏

◇住所:福島県南会津郡南会津町界字中田646-1

◇創業:宝永3(1704年)

◇仕込み水:名水高清水

HPhttp://www.hanaizumi.ne.jp/top.html

◇過去掲載記事:

http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-11219901046.html

http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-10508289808.html

◆酵母:うつくしま酵母

◆アルコール分:18

◆お酒の色:

葉菜桃

◆お料理:高野豆腐




いずみ橋 純米酒



ふらりと立ち寄ったお鮨屋さんに、お正月の振る舞い酒が。琥珀色に輝く濃厚な木樽の香りに、お正月の特別感を楽しませていただきました。




泉橋酒造

相模川の流域は弥生時代から稲作が盛んで周辺の台地からは国分寺をはじめ多くの遺跡があり、先住民は沼地や草地で狩猟の適地であったと思われます。相模川の河川敷は、上流から運ばれてくる肥沃な土壌と、潤沢な水利に恵まれた故に、穀倉地帯の中心でした。相模川の支流のひとつに泉川(いづみかわ)があり、現在の蔵の西縁を流れていました。この川は丁度蔵の南で2手に分岐しその場所は船付き場(橋場)となっていました。昭和初期の耕地改良で泉川は消滅しましたが、江戸安政4年に酒蔵創業時の海老名の水郷地帯からの命名で「いづみ橋」となりました。現代で云う所の造語ですね。昭和31年の弊社設立までは、橋場酒造店という屋号だったことから、創業時「下今泉村の橋場酒造店」という意味もあったようです。 (蔵元HPより)

◆酒造元:泉橋酒造

◇代表銘柄:『いずみ橋』『とんぼ』

◇杜氏:小原彦人杜氏(南部杜氏)

◇住所:神奈川県海老名市下今泉5-5-1

◇創業:安政4(1857)

◇仕込み水:丹沢山系伏流水

HPhttp://izumibashi.com/

◇蔵元BLOGhttp://izumibashi.com/category/diary/

◇過去掲載記事:

http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-11109362619.html

http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-10457842716.html

◆お酒の色:初祝紅

◆お料理:貝盛り合わせ




結 ―yui― 純米大吟醸




やわらかな口当たりは、日本一の超軟水による味わいでしょうか。しっとりとした飲み心地で、お料理を引き立てます。余談でございますが、漢字は違っても自分の名と同じお酒というだけで、期待値や感じる美味しさも増してしまうような気がいたします。




黒耀湧水

長野県の中央に位置し、中山道の難所といわれた和田峠一帯は、世界的に有名な黒耀石の産地です。黒耀石とは火山活動によって生まれた天然のセラミックで、古代には狩猟の鏃(やじり)として、現代では建築材料として利用されています。この石のもつ微弱エネルギー、遠赤外線、磁力線によって濾過された水は、分子の集合体を小さくしたミネラル分の大変少ない全硬度1という「日本一の超軟水」となります。素材の香りや味をしっかりと引き出すのが、この黒耀の水の特徴です。

■全硬度 (0.95 Ca 0 mg / dl)

■全鉄 0.01ppm以下

■カリウム 0.4

■マンガン 0.01ppm以下

■リン酸 0.13






信州銘醸

気候・風土に恵まれた長野県丸子町。依田川の伏流水と和田村和田峠の黒耀水を仕込み水とし、それぞれの酒質に合わせて酒を醸しています。原料米は酒造好適米・美山錦を使用。酒造りに欠かせない杜氏には、酒造歴50年の小谷杜氏を起用。また、家培養酵母の開発に独自で取り組み、酒造りの全てにおいて、純県産の日本酒造りを目指しています。信州銘醸では、四季のお酒の醸造や酒屋での量り売りシステムの開発など独自の販売方法を提案。新しい日本酒の在り方を模索中です。今後さらなる発展が期待できる蔵元です。





◆酒造元:信州銘醸

◇代表銘柄:『秀峰喜久盛』『梁山泊』『瀧澤』

◇杜氏:西澤勝杜氏(小谷杜氏)

◇住所:長野県上田市長瀬2999-1

◇創業:江戸末期

◇石高:3000石

◇仕込み水:黒耀の湧水

◇HP:http://www.shinmei-net.com/

◇過去掲載記事:

http://ameblo.jp/togawa-yui/day-20130409.html

http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-11340967584.html


◆酒米:美山錦

◆精米歩合:55%

◆日本酒度:+-0

◆酸度:1.4

◆アルコール分:17~18度

◆お酒の色:以鞠由

◆お料理:牡蠣の塩辛





磐城壽 山廃純米大吟醸雫酒

GINTAGE 雄町45 201



「磐城壽」の先醸造当年雫酒をシャンパンボトルに詰め、原料米品種と収穫年を羅針盤を模したラベルに明記しています。福島の蔵の頃から発売されている、毎年年末恒例で各500本の限定品。こちらの雄町のほかに山田錦と華吹雪があります。熟成も考慮して造られているので、寝かせることによってさらに奥深い味わいを楽しむことができます。贈り物としても年号が入っているので、記念ボトルとしても最適です。凛としたくっきりした輪郭をもった味わいですが、きっと寝かせることでまろやかになるのかな、と想像する楽しみも……。



鈴木酒造店

酒蔵は、東北一の鮭川で知られる請戸(うけど)川の河口に開けた請戸港を眼前に、左側には漁港、右側には白い砂浜が控えます。歩いて15歩程の堤防を駆け上がると、太平洋が広がり、 はるか洋上を渡ってきた風とすぐ出会えます。漁業、海運のまちで知られたこの請戸に、酒蔵を構えたのが江戸時代末期の天保年間。以来、港町としての気候風土が、酒を醸してきました。創業以来、漁師さんらと共に歩んできた壽(磐城)。酒銘も、縁起を重んじ、皆で祝う-「壽く(ことほぐ)」とされ、 祝の酒、暮らしの酒として溶け込んでいます。「酒になったが?」と漁師さんが使う言葉があります。漁師さんらは、その日獲れた魚を市場に出します。その売上が20万円以上になると、漁協組合から大漁祝として壽が届きます。そこで、ここ請戸では漁の具合を尋ねるのに、さっきの言葉が漁師さんらであいさつとして交わされています。当蔵でも「今日は酒がでたな!」という日は、大漁の日。その季節季節の魚と漁と、 漁師さんらの日々の暮らしと共に歩んだこの百年余り。地の酒として、海までの実際の距離より、心はずっと海のそばにいたい。田舎を大切に。そんな酒蔵です。(蔵元HPより)

◆酒造元:鈴木酒造店

◇代表銘柄:『磐城寿』『一生幸福』

◇杜氏:鈴木大介杜氏

◇住所:山形県長井市四ツ谷1-2-21

◇創業:天保年間(183044)

◇仕込み水:請戸川の伏流水

◇石高:300

HPhttp://www.iw-kotobuki.co.jp/

◇過去掲載記事:http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-11189158394.html

◆酒米:雄町

◆精米歩合:45%

◆アルコール分:1718

◆お酒の色:献翠滴

◆お料理:フォアグラと柿




御園竹 濃醇旨口 山廃原酒 二夏越




甘すぎず、辛すぎず、ちょうど良い口当たり。重厚な旨みは、二年の時によるものでしょうか。山廃は、武重本家酒造さんの主力・定番商品「御園竹」の味の原点。その「御園竹」に混和している山廃酒を何も加えずに出荷した酒です。燗にすると、グッと旨みが増します。


御園竹

酒名は、皇室を表す「御園」と家紋の「竹」を合わせて命名。



武重本家酒造

中山道の間の宿茂田井宿にあり、伝統的製法である生酛造りが特徴。明治元年創業以来休むことなく続けられ、通常の二倍の時間(八週間)をかけてじっくり醸し続けております。建築物数軒は登録有形文化財に。中山道の古い姿を代表する風景として杉玉(酒林)の飾ってある門の正面写真や坂の上から門の方向へ屏を撮った写真がよく使われ、印象的です。入り口の前に若山牧水の三首の歌碑(「白玉の 歯にしみ通る 秋の夜の 酒はしづかにのむべかりけり」「よき酒とひとのいうなる御園竹 われもけふのみてよしと思えり」が代表)があります。近年では、武重本家酒造の持つ裏の休耕田に、映画『たそがれ清兵衛』(山田洋次監督)のオープンセットが作られ、撮影が行われました(現在は更地)。

◆酒造元:武重本家酒造

◇代表銘柄:『御園竹』『牧水』

◇杜氏:中澤源栄杜氏(越後長岡杜氏)

◇住所:長野県佐久市茂田井2179

◇創業:明治元年(1868)

◇仕込み水:蓼科山の伏流水

HPhttp://www.takeshige-honke.co.jp/

◇過去掲載記事:http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-11392861035.html

◆アルコール分:19

◆お酒の色:黄燿寝

◆お料理:海苔の佃煮




田中六五 純米 なま



こちらのラベルを見かけたら、必ずオーダーして飲んでしまう一本。ですが、こちらは「なま」。いつもいただく火入れとはまた違った風味が堪能できました。爽やかで柔らかな香り。凝縮された米の旨味。それをまとめる酸が見事に調和しています。山田錦の「田」んぼの「中」から生まれたお酒で、65%磨きであることから命名されました。



芥屋(けや)杜氏

福岡県糸島郡志摩町芥屋出身の杜氏ですが、現在はこちらの白糸酒造のみ。唯一の芥屋杜氏を継ぐ存在と期待されているのが、「田中六五」を誕生させた8代蔵元予定の田中克典さんです。


「ハネ木しぼり」

ハネ木とは、長さ約8メートルの樫の木に吊した10数個の巨大な石の重しをあやつりながら、袋に詰めた醪(もろみ)を丹念に搾っていく昔ながらの圧搾方法です。ハネ木で搾り出される酒は、機械搾りに比べ、圧力が弱いので雑味成分が少ないまろやかなお酒が醸し出されます。


白糸酒造

糸島産 山田錦の生産地にある恵まれた環境の中にあり、名勝白糸の滝の伏流水で仕込み、全量を古式手法「ハネ木しぼり」で醸す酒は、地酒としての酒文化があります。白糸酒造の昔からの主力銘柄は「白糸」、そして、2005年に創業150年を記念して投入した銘柄が「喜蔵」す。「田中六五」2009年より登場し、年々人気を増している銘柄です。



◆酒造元:白糸酒造

◇代表銘柄:『白糸』『喜蔵』『跳木』

◇杜氏:中村常雄杜氏(芥屋(けや)杜氏)

◇住所:福岡県糸島市本1986

◇創業:安政2(1855)

◇仕込み水:白糸の滝の伏流水

HPhttp://www.shiraito.com/

◇蔵元FBhttps://www.facebook.com/shiraitoshuzou

◇過去掲載記事:http://ameblo.jp/togawa-yui/entry-11565938760.html

◆酒米:福岡県糸島産 山田錦

◆精米歩合:65%

◆アルコール分:16

◆お酒の色:心弾穏

◆お料理:ごま鯛