新型コロナウイルスの流行を理由に
2月末を最後に途絶えているSKE48の劇場公演
このたび緊急事態宣言が5月25日で解除された事から
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200525/k10012444441000.html
グループ活動のコアである劇場公演の再開が期待されますけども
公演再開の”出口戦略”もまた難しい取り組みであると予想されたりする訳です。
世間一般では”新しい生活様式”なんてものも求められているのですが
「じゃあ実際、政府のイベント再開指針の範囲内では、どんな”コロナ後の劇場”を我々は覚悟しなければいけないのか」
というのを具体化してみようとなりました。
こちらが通常の客席パターン。
図の雑さは見逃してください、元来オフィシャルの座席表の画像データがないために
勢いで作ったものなので(笑)
※亀はカメラです。
固定席が225席で、立ち見も含めておおむね250~260人収容といった所でしょうか。
(最近はめっちゃ立ち見でヲタク入れてるけど・・・)
まず挙げるのは
一般的に挙げられているソーシャルディスタンス、2ヤード(1.8m)を念頭に入れた配置。
厳格にルールに則って、再開した場合を想定しました。
(昨今、何かあれば槍玉にあげられてしまう48グループですので…)
既存の席(=■)に加えて、スペースに
パイプ椅子(=●)を置いたと考えてください。
わずか32名・・・これは厳しい、想像してた以上に厳しい。
ここまで来ると無観客公演と大差ないですし、
客入れするメリットと、手間とリスクを天秤にかけると、微妙な雰囲気。
客席を見たステージ上のメンバーのモチベーションも心配になるレベル。
では、2つ目の想定。
これはあくまでも、対策を講じて公演再開しました…というアリバイ的な形
客同士が向き合わずにいれば1.8mの距離を取らなくても良い、とする解釈に基づいてのもの。
エレベーターとか、レジ待ちの列などで用いられている現実的な形ですね。
これなら、まあなんとか・・・
それでも飛沫リスクを考えるとコールは出来ないでしょうし
”自動サイリウム前後マシーン”だけがこの人数で…ってのは異様かもしれないですね。
(元々、ライブ中のヲタクの姿は異様だろ! ってツッコミは封殺します←)
政府が定める『基本的対処方針』に基づく、イベントの段階的再開の指針では
まずは100名以下&会場定員の半分以下のイベントから再開して、
順次、規模の拡大ということなので…
客席68名+メンバー16名+スタッフ16名
これでジャスト100名。
ここら辺が落としどころなんでしょうかね・・・。
ただ
チケット代 3500円×約250人 =87万5000円
だったチケット収入が68人だけとなる訳です。
875000円÷68人 =12868円
68名でアタマ割すると…12868円
推しが見れるなら、この値段でも入りたいという頭のオカシイ人も中には居るでしょう(笑)
まあ僕もなんですが←
ただそれでコンスタントに公演をやるようになって常に68人確保できるかは怪しいですし、
何よりも1万2千円が払えるファンと、そうでないファンで分断されるのは
このただでさえ物理的に遠くなってしまった”会いに行けるアイドル”を取り巻く状況を考えると
あまり得策ではない気がします。
(公演1回のランニングコストがバカ高な瀬戸内とかはホントにどうするんだろう…というお節介)
一生懸命、考察した挙句に
逆にテンション下がってしまったのは否めないのですが←
それでも、公演さえ再開されれば、どんな形であれ
現状よりは遥かにマシと言えるこの数か月であったと思うので
とりあえず、再開されるその日を心待ちにしていきましょうか。