炭酸水とミルクの音楽-900HA-1


最近、ちっちゃいコンピューター、いわゆるネットブックというものにハマってます。色々なモデルが出ていますが、僕は今、eeePCの900HAというモデルを使ってマス。画面が8.9インチというミニサイズなのがポイント。ほんとに小さい。最近は10インチ以上のやや大きめのモデルが主流ですが、僕的には10インチを超えてしまうと、「なんか普通のノートPCだなあ・・・」という印象。おもちゃチックに、チマチマ作業する楽しみを味わうなら、やはりこのサイズまでがベストじゃないかしら。小さいのはいいことだ♪

炭酸水とミルクの音楽-cs-10

YAMAHAのCS-10です。1977年生まれ。先日、晴れた春の日の散歩中、リサイクルショップで5000円で捕獲。ガリも汚れもなく、ケースも付いたキレイな個体でした。音はYAMAHAらしい安定したしっかりした印象。ピッチも電源投入時からとても安定しています。フィルターは発振しないとはいえ、HPF、BPF、LPF搭載なので、音作りの幅は意外に広し。外部入力が出来るのですが、TR-606などドラムマシンの音をHPFでシャリシャリにするとかなり気持ちよい高音成分出ます。マジメ、地味、という評価もあるみたいですが、LFOはかなり高速まで行きますし、意外に奥が深いなあ、という印象。CS-01のように内部の半固定VRをいじればレゾナンスが発振するかしら、と思って調整してみましたが、どうやらこの機種は発振しない模様デス。


付属のケースの中に『シンセサイザー入門』というレトロな古い本が入っていました。これが泣かす。『ラジカセ2台を使ったレコーディング法』、さらには、『入力端子のないラジカセしか持っていない人のレコーディング法』と、ラジカセの前にラジカセを置いてオーバーダビングする方法が挿絵付きで紹介されてマス(笑)。当時の宅録派の苦労が伝わってきますね~。ギターなどもそうですが、6~70年代の国産楽器にはなんともいえない独特の哀愁がありますネ。


竹風鈴  竹風鈴(ザ・ダイソーにて630円)


ひさしぶりに100円ショップで楽器を探してみると、アジアン雑貨のエリアに「楽器コーナー」が出来ていて、レインスティックやウィンドチャイムなど沢山の楽器が売られていました。100円楽器、いまだに地味に数を増やしつつあるのですね~。ウィンドチャイムは以前僕もヒャッキンの材料を使って作ったことがありますが、今では立派に商品が登場したみたいですな。これはそのコーナーで買った竹風鈴です。良く言えばBjorkの「Earth Intruders」のようなチャカポコ民族系の音デス。良く言えば。

Silhouette Illusion


ボクはいわゆる「錯視」の類がけっこう好きなのですが、このSilhouette Illusion という作品は今までボクが見た中では不思議さ、完成度、ともに最強レベルかもしれません。なんでこんなことが起こるのダロカ。人間の脳って不思議。コワイ。慣れてくると自在に逆転させられます。

SONY Sound Pad


SONYのSOUND PAD(SOP-1000)。小型のリズムボックス。りズムパターンは4種類。マーチ/ワルツ/8ビート/ソニービート。8ビートに対してソニービートですヨ。ロックの代名詞である8ビートに堂々真っ向勝負を挑んでます。並々ならぬ気合を感じます。これがソニーの鼓動だ、精神だ、思想だ、ということなのでしょう。魂を揺さぶられること必至。ソニービートには「振り付け」もあります。説明書に人物イラスト付きで解説が載ってマス。Shall We Dance?

Fenderミニベース


フェンダージャパン製のミニベース。ちっちゃ。ボディはこんなにちっちゃいのにペグやブリッジなどのパーツ類はレギュラーサイズ。そのルックス的バランスの悪さが独特のカワイさを醸し出してマス。SDガンダム系2頭身キャラ。低音もちゃんと出ます。宅録やアウトドアに最適☆

ゾウバンク


横浜のVILLAGE VANGUARDにてゾウバンク購入。フィンランド製。オレンジも可愛かったのですが、なんか「薬局」の雰囲気アリ。赤にしました。横顔がキュート。正面から見るといささか微妙。ドラえもんで言うところのスネ夫。横顔オンリー・キャラ。五百円玉貯金はじめてみたのですが、五百円玉を得たいがために、160円のおにぎり買うのにわざわざお札を使う自分を発見。小銭があるのにわざわざ五千円札を使うという。。なんでしょう。このムダ使い感。どうにもシックリこないので、千円札貯金にチェンジ。折りたたんで無理やりねじ込んでマス☆


ゾウバンク

DR-55


DR-55がやってきました。はるばる函館から。BOSSが1979年に発売したアナログリズムマシンです。それまでは「リズムボックス」と呼ばれるプリセット・パターンを繰り返すだけのメトロノーム的マシンが主流でしたが、このマシンの登場により、ユーザーが自由にパターンを作成できる「リズムマシン」時代へと突入していきます。DR-55は宅録の歴史を変えたのデス。革命児なのデス。偉大なのデス。偉大だのにこんなにちっちゃいのデス。カワイイ(涙)


DR-55


音はレトロ&チープでありながら、どっしりとした太さと存在感を感じさせるアナログ音。この時代のROLANDの音は独特ですね。パターン入力は単純明快。マニュアル要らず。こんなに分かり易いユーザー・インターフェイスは他にありませぬ。作曲/スケッチのお供としてもバツグンです。通常ハイハットは打ち込み不可能なのですが、ちょっとした改造で打ち込み出来るようになるみたいデスヨ。2種類のトリガー出力をいかに使いこなすかが、当時の宅録派の手腕の見せ所だったのではないでしょうか。ARP2600やSH-101につなぐとピコります☆

HEADLIGHTS


夏の陽射しも弱まってきて、なんとなく切ない季節ですが、このアルバムもそんな感じ。HEADLIGHTSの『KILL THEM WITH KINDNESS』。内に秘めた強さがありながら、ホンワリと涙を誘うあたたかいメロディー。ナチュラルな女性ボーカル&弦楽という組み合わせにめっぽう弱いボクは1曲目の『Your Old Street』からやられました。ドリーミーだけどロックです。パステルズやYO LA TENGOあたりが好きな人にもオススメ。MYSPACE で試聴もできます。

HITBIT


MSXパソコン。いわゆるレトロPC。1980年代に一世を風靡したコンピューターの規格ですネ。MSXマシンには「PSG」と呼ばれるファミコン・チックな音の出るサウンドチップが内蔵されており、BASIC/MMLというコンピューター言語を用いることで、音楽ソフトがなくても、3和音のピコピコ音楽を作る事が出来ます。すなわち「楽器」。値段もかなり安いので(モノによっては数百円)、ロービット・サウンド愛好家にはなかなか魅力的なアイテムなのであります☆