「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」の感想。ツイッターに書いたのを一応ブログにも落としておきます。

まず強く思ったのは、この子たちはなんて壮絶な世界に運命を定め(られ)てしまったのだろうという事。震災を通して自分たちの持つ力を知り、「誰かのために」という想いを決して放り投げられなくなってしまった事は本当に彼女たちにとってプラスだったのだろうかと思い悩む程に舞台裏が壮絶だった。そして感受性の栓を全開にしておかないと輝けない、アイドルという職業の畏ろしさ。AKBの上位に身を置くメンバーたちはいつも目一杯バルブを開いている印象を受けた。それは個性だとかオーラだとか表情を圧倒的に輝かせ人を惹きつける一方で、何かを受け止めた時に心が負う傷も増大させる諸刃の剣。傷つく覚悟を持って生きる彼女たちは少女でありながら大人よりも大人だと思った。

(乱暴に書き並べますが)震災に総選挙にコンサートに日々の出来事、全てにおいて何かしら傷つきもがく彼女たちを見ていて正直辛かったけれど、唯一の光はやはり隣に仲間がいる事。被災地で涙を滲ませる岩田さんも、総選挙後に堪えようとしていた大島さんも、SBDで今にも倒れそうなあっちゃんも、不安だらけで帰ってきた大場さんも、葛藤を抱えて立ちつくす島田も、必ず誰かが隣にいて抱きしめる。腕をとる。支え合う。それだけが光。長い光。おちゃらけて映ったりのりえだってそう。PVに映らなくても撮影がヒマでももう泣かない。二人でいれば何でも楽しい。ともすればドハマりして堕ちていってしまいそうなネガティ部二人がそんな境地に達したのでなんかもうあんまり心配してない。辛い事がたくさんあっても大人のやり方が汚くてもそれだけは光であり盾であり真実。私が一番見たいものでもあるかもしれないそれがこの映画にはしっかりいくつも映っていた。うん、見て良かった。

その他個人個人に思った事。大島さん。今までの大島さんの印象は不運なスーパースター。だけどこの映画を見て、大島さんもカメラの前で堪え切れない時があるのだと知って改めて普段のプロ意識に畏れを抱いた。余計怖いわ。

りえちゃん。この映画で休息の役割を担ったりえちゃん。しょーもないこと考えて一人で盛り上がってるりえちゃんで正直だいぶ気が休まった。でもその一方でSBDのりえちゃんがアップで映った瞬間は思わず息を飲んだ。この振り幅と存在感、やっぱり北原さんはスクリーンで生きていく人だね。

まゆゆ。感情のままに叫ぶことをやめて内に秘める術を身に付けたまゆゆが心に燃やし目に宿す炎は赤い炎から青い炎へ。炎の温度は確実に上がっている。

島田。毎度この子のリアリティは一体。整理のつかない本心を包み隠さずボロボロ泣きながら。すごいなぁ。信頼ってこういう事なんだなぁ。あダメだあまりのリアルさに思い出し泣きしそうになる。

萌乃ちゃん。全く期待してなかったけどなんか映りまくってた。超嬉しい。総選挙前のナーバスなあっちゃんとも会話出来ちゃう。カコいい。以上。

やっとやっとやっと僕の太陽公演を見る気持ちが出来たから観た。リバイバルの方だけど。


さて、すごかった。何かキラキラしたものの塊だった。同世代だったら嫉妬していたかもしれないくらいに彼女たちは輝いてた。ビバハリケーンを笑顔でビシバシ決めてくる阿部さんに惚れたり、竹内さんのあぁこれだこれが正解だセンターだと思わせる笑顔にやられたり、鈴蘭のしなやかでパワフルなダンスと目線の使い方に捕らわれて抜け出せなくなったり、ぱるるが真っすぐ前を見ていたらもう誰もこの子には勝てないと思ったり。あと島田なー。気持ちが伝わるパフォーマンスってこういうことだなと思った。容姿と気持ちとパフォーマンスと全部ひっくるめて島田は「僕の太陽」という言葉が似合いすぎている。泣かないで負けないで僕の太陽。そしてやっぱり何事も自分の目で見ないと分からないもので、大場さんは復帰できるかな本当の笑顔で戻って来てくれるかなとうじうじしていたものがすぱーんと消えて晴れ渡った。太陽が見えた。あちらもこちらも何ひとつ気にする事なんてないと思った。とここまで冒頭4曲を観ての感想。


島田が可愛いのは重々承知なんだけど竹内先輩の島田はやっぱりなんか面白い。こういう曲へったくそだなー愛しいなー。そんなこんなわけではすごく全体がまとまってた気がする。テレビでもラジオでもなくステージ上で一番魅力が発揮される鈴蘭てもしかしてAKBの申し子?なぁなもすごかった。永尾さんは表情が乏しいなぁw一生懸命なのは知ってるけど物足りない。でも永尾さんが可愛いってのは真実なんだよなぁ。「永尾さん」と「可愛い」がそろそろ同義になってきたよ。


なんだろうLay downとかぱるるは全然、もう全然似合ってないんだけどこの生涯透明というか誰も彼女を汚す事は出来ぬみたいな雰囲気がアイドルすぎて恐ろしくなった。逆に竹内さんは15歳にして完璧に曲を自分のものにしてるので天才だと思った。曲に合わせるだけじゃなくて曲を自分の方に引き寄せていてこれもまたアイドル。アイドルって頑固な人がなるべくしてなるもんだなと思った。その人自身を見せればそれが一番魅力的な事を知ってるから染まりにいく気なんてないんだなと。どんな役をやってもキムタクはキムタクだよねみたいな話。タイプの違うtheアイドルを2人擁するチーム4ってやっぱ強い。


そんで散々カッコよく決めといて最後にBINGOと僕の太陽ってずるいよーキラッキラだしチームとして似合いすぎてるし僕の太陽とか完全に泣き歌だしもう。はぁぁ~良かった。劇場だとさらに皆進化してんだろうなぁ見たいなぁ。なぁなとかれなっちとかなっつんとか既に結構好きになってる。マイブームは阿部さんと入山さんの絡み。そして何より早く戻ってきてほしい。

DOCUMENTARY of AKB48を見てきました。本当に皆可愛くてカッコ良くて毎度糞DD推進映像だったけど、その中でも特にインタビューで印象に残ったのはゆいはんでした(自分でも意外)。スクリーンに映るとその天性の雰囲気がブワッと花開くのを感じました。諸々事情を知らなかったので篠田さんの「たかみなの次に尊敬してる」はそういう事だったのかぁ、とか。ゆいはんがKに決まった時篠田さんが「Aに来てほしかった」と言ってて、へぇ意外とそういう事言う人なんだ、と思ったんですが特別な事だったんですね。横山さんの控え目そうでそれでいて意志の強さも感じさせる瞳がとても日本的で美しかったです。でも私がタートルネック着てる女の子好きっていうのも大きい。かも。

北原さん。喫茶店でグターッて本読んでる姿惚れる。雰囲気ありすぎ。北原さんは他のメンバーと比べると言ってる事がやっぱりまだまだで、真面目だし一生懸命なのは分かるけれど同じように選抜の端っこであるみぃちゃんと比べても、1期生の中で苦しんできた経験の差なのか年月の違いなのかまだ少し覚悟が足りないように感じました。まぁでも本当に真ん中に立って重圧を感じたり、みぃちゃんのようにその重圧を隣で感じたりしない限りなかなか難しいよね。当然私にもどうすればいいのか全く分かりません。でもまだまだこれから。最近の北原指原高城らへんはすごい。超期待してる。Not yet!

たかみなについてみんなが一言ずつコメントするカットで、「たかみなにはなれない」「たかみなはすごい」とかそれぞれが言う中、一人だけ「たかみなとは気が合う」とコメントする小嶋さん。シャイ。つーか小嶋さん天使だった。ロケ地云々もあるけどなんか一人だけ圧倒的に可愛かった。

インタビューの時の佐江ちゃん最高に可愛いよね。とか言うと吉澤イズムから抜けられてないなと思う。まゆゆがアニメイトにいる画が本当にただの二次元でビックリした。あつゆうの二人は本当にパッキリとタイプの違う2トップだな、等。そしてなんだかやっぱりゆきりんがどうしようもなく好きです。なぜかは分からない。マイブームかもしれない。でも大好きだ君が大好きだ。ゆきりんの友達「(鹿児島で)ゆきりんの事知らない人いないよ」りん「いやいやいや」友達「ホントだよ!」みたいなとこはグッときました。いい友達。

新K初日のキラッキラな笑顔の萌乃かわいいかわいいかわいい!梅ちゃんのすっぴんorメイク薄い時のちょい情けない顔が愛しい。指原が一番可愛いのは寝てる時。うーんインタビューの合間に挟まれる映像でいいなって思ったとこいっぱいあった気がするんですけど忘れてしまった。しょぼん。とりあえずエンドロールをコマ送りで見たかったです。

一人一人が濃すぎてもう。なんか途中で何が何やら分からなくなったりしました。深いとこに潜っていくような。

・みぃちゃんのがなんとなく一番切なくなってしまった。おどけた笑顔の裏側でこんなに色々考えて年相応な感情の揺れを必死でおさえて大人になって。みぃちゃんは全く何も諦めてないくせに諦めたような表情をするなぁこれは何なんだろうと考えた結果、夢を叶えるために夢見る少女の自分でいる事を捨てた自分への諦念というか切なさなのかなぁと思いました。何が一番大切でそのためには何を犠牲にするべきなのかをAKBで一番理解していると思います。そしてみぃちゃんの努力の成果は確実に出てきている。その調子!と言いたいのはAKBでみぃちゃんだけ。

・萌乃はホントに腹の内見せませんね。全然分からん。それが萌乃だけど足りないよーもっとちょうだーい。でも萌乃がどんなに冷静な顔しててもどんなにあたし平気だよって言ってても、なんでもフラットに受け入れられる小嶋さんとは違うように見えるよ。負けず嫌いを閉じ込めすぎるといつか本当に何にも勝てなくなっちゃうよ、いやでも萌乃は人一倍熱い女だから大丈夫かとか悶々と考えててふと気付くと萌乃の掌の上すぎて笑える。見え無さすぎて萌乃ちゃんから目を離したくない。えぐってやりたい。必死で見極めたい。誰のリアルを見てても後ろの方に萌乃が小さく映っただけで萌乃に意識が集中してしまって主役の声が耳に入って来なくなります。はーもえのー!まぁ色々すっ飛ばしてやっぱり誰よりも萌乃ちゃんに選抜入ってほしいと強く思いました。

・ともちゃんすっげー可愛かった。51のリアルで好感度あげた順ならかなり上位。それくらい今までフィーチャーされてこなかったのがホントに勿体ない子だなと思いました。でもまだ間に合う。何度も「あたしだって」と呟いてきた智ちゃんが表舞台で輝く所を見たい。でも根っこがシャイすぎて全部最初から自分でっていうのは難しそうなので、一つ一つの仕事で何かしら足跡を残す技と勇気の最初の一歩を誰か手伝ってあげてー。甘いかなぁ。でもねぇ、智ちゃんの甘ったるい顔に免じて誰かお願い!

・なっつみぃギャル過ぎてワロタ。超ポーカーフェイス。なっつみぃはすごくカッコいい人なんだよ。その日初めて会った人に自分の事をベラベラ喋りたくなんかないんだよ。たとえ仕事でも自分を曝け出すよりいつでも適当に笑ってたいんだよ。その方が楽しいじゃん、そんな深刻ぶるのやめようよ、って、そういう人なんだよ。そんで選抜入るなら絶対に自分の価値を認めてもらってからじゃないとイヤなんだよ。周りの人にダンスを認めさせて松原すげぇなと思わせたそこが唯一の選抜への道なんだよなっつみぃの中では。なっつみぃはカッコいいんだよ。

・51のリアルで一番リアルなのは恐らくはーちゃんのスッピン。でもはーちゃん綺麗。いい女。安定感。柏木さんがはーちゃんといたいって思う気持ちがものすごく分かります。柔らかい人。でもあんまりアイドルっぽくはないかなぁ。脇でいい味出す息の長い女優さんとかになってほしいなと思いました。

・永尾さん超可愛い。思ったよりずっと地味でずっと普通の子だったけどものすごく可愛い。ひたすら可愛い。少女。すごく少女。これはすごい。これは面白い。

・あーみん!あーみん!かわいいよあーみん!可愛がられる末っ子超可愛いです。みんなに頭撫でられてみんなに構ってもらって子供らしく喜んで、子供らしくしーちゃんの事を心配してどうすればいいか分からなくて挙句の「嫌いになんない?」。どんだけ素直に育ってきたのー。こっから伸びるだけってのがいいですね。別に眉毛の話ではないですよ。ていうか指原うぜえええでも可愛いいい悔しいいい…

続くかもヤム。

UTBのインタビュー通り、里英ちゃんはどこか変わったように感じます。ちょっと前まではいつもうじうじしててじれったいなぁ(でも好き!)と思ってたけどいつの間にかどんな時でも笑顔で楽しそうにしてるようになった気がする。まぁ自分に自信がないのは変わりませんが身にしみついた謙虚さはそう簡単に変わるもんじゃないと思うし、謙虚なのは里英ちゃんのアイデンティティーでありいい所なので全くそのままでいる事がとても美しいと思います。里英ちゃんて元が正統派美少女なもんだからちょっと楽しそうにしてるだけでビックリするくらいキラキラするよね。可愛い。眩しい。萌乃ちゃんも里英ちゃんの目はキラキラしてるって言ってたしね!やっぱりアイドルは笑顔だなー!そうやってキラキラしてればきっと結果は後からついてくるよ里英ちゃんなら!

しかし一体いつからそうだったんだろうと思った矢先にじゃんけん大会のリアルを見ました。え、もしかしてここから?積み重ねてきた想いもあるんだろうけどホントにここが一番のきっかけだったならマジで46歳のカメラマンGJというより他ない。というかホントのホントにここなのかもしれないなと思います。じゃんけん選抜の時までは里英ちゃん迷ってるよなーとか感じて私もここに書いてたもの(えらそうに)。たった30分で気付いて色々考えた里英ちゃんも偉い。人を傷つけた事にすみませんでしたと泣く里英ちゃんが大好き。芸能人としては怖いくらいに真っすぐで心配になる。どこかで里英ちゃんが決定的に傷つけられることがありませんように。自分の言いたい事がいまいち見つからなくてでも書きたくて、という感じで書き始めたのでちょっと全体的にフワフワしてますが里英ちゃんが好きという事だけどうしても書いておきたかったんだ!いいドキュメンタリーだった!色んな人に見て欲しい!