チラシ創り専門店・伝え屋本舗/鹿児島のチラシコピーライター

チラシ創り専門店・伝え屋本舗/鹿児島のチラシコピーライター

チラシ創り専門店 伝え屋本舗です。
しっかり取材し、良さが伝わる、心に残るチラシを創っています。

商品パッケージ、ホームページ、看板など、「ことば」に関するご相談を多数頂いています。
八百屋さんに旬の野菜をたずねるように、お気軽にお問合せくださいませ。


ママチャリで東京→鹿児島の旅ブログはこちら

さて、旅の後、「小規模事業者向けチラシづくり専門店」を開業しました。

「しっかり取材」を心がけ、良さが伝わる、心に残るチラシを創っています。


チラシ以外にも、商品パッケージ、ホームページ、看板、選挙用キャッチコピーなど、


「ことば」に関するご相談を多数頂いています。

経理のことをその道のプロに相談するように、


八百屋さんに旬の野菜をたずねるように、お気軽にお問合せくださいませ。

Amebaでブログを始めよう!
前回から、つづきです。

続編なんていって、そんなに長くはないです。
あまり詳しくない分野の原稿書きに四苦八苦しております。

「見出しのテクニック」

ボリューム感(お得感)を入れる
× 英会話力が見につくABC外語スクール
○ この夏、ABC外語スクールで英会話力を大幅アップ!

× ほしいものが何でもそろうお店です
○ ネジ一本から一軒家まで何でもそろうお店です

脅し文句を入れる

×社会人として身に付けたいマナー
○知らないとクビになる社会人のマナー

×高所得者になるための働き方
○そのやり方では一生年収300万!


とくに、この「脅し文句」なんですが、
ちょっと注意が必要かな。

ある商品、たとえば健康茶をつくって、
初めて売り出すとき、
こういうインパクト重視のキャッチコピーは有効、
といわれております。

ただ、その健康茶の愛飲者を増やして、
長く商品を愛してもらいたい、と思っていたら、
脅し文句だけではすぐに他社(他製品)に浮気されてしまいます。

インパクトだけ、
香辛料だけの料理が飽きられてしまうように。

そんなときには、この本でいえば、これからな、

「弱点+じつはそれが強み」

×髪をいたわるシャンプーです
○ちょっぴり高い、天然由来の成分にこだわったシャンプー

×心からくつろげる伊豆の隠れ宿
○5部屋しかない、伊豆の小さな隠れ宿

×行列の絶えない激うまラーメン店
○日本一営業時間の短いラーメン店
閉店後、3時間でなくなる激うまスープ




この本は、学ぶためではなく、実際に使うときに存在価値を発揮するなぁと思いました。







うーん・・・これはすごい本です。
「一瞬で心をつかむ77の文章テクニック」

作文の書き方の本かな、と思ったら横書き。
77のテクニックの半分が「読まれる見出し」のアドバイス、ヒント。

ってことは、ほぼWEB対応と考えていい。
ネット検索、「これの細かいこと知りたい」と思って
キーワードを入れて検索するとずらっと結果が表示されますが、
そのとき、見出しがうまいと、決して上位でなくてもクリックします。
人間心理。

「すぐ、自分に必要な情報に行けるっ」て無意識で思うわけです。

お店や会社が売り出したい商品サイトを作った場合も、
その商品を検索する人向けに、
キーワードを入れ、
さらに魅力的な見出しにすれば、
よりアクセスが増えるってな寸法です。

たとえばこんなテクニック。


テクニック01「問いかけを入れる」
例)
× 会社で早く出世する方法 
○ なぜあなたは出世できないのか?

× 腰痛を治す骨盤体操
○ 腰痛が治ったら何をしたいですか?

テクニック12「利便性」を入れる

× おいしくできる浅漬けのもと
○ 漬けるだけですぐできる本格浅漬けのもと

× ゆでたまごの殻がむけるカッター
○ ワンタッチでツルンとむけるエッグシェルカッター

テクニック23 ポジティブワード+ネガティブワード

○ かわいいワンピースの選び方 
× モテるワンピと嫌われワンピ

○ 面接官が採用したくなる履歴書の書き方
× 面接官が採用したくなる履歴書、落としたくなる履歴書

この、だめな例があるのがいいですね。

うーん、自分のブログがむしろ見出しに力を入れてなかったのを反省。

これらのテクニック、会社案内や看板にも使えますなぁ。




http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4471191241/ref=dp_image_z_0?ie=UTF8&n=465392&s=books
むか~しむかし、
工事現場の警備員をやったことがありました。

KY活動、という言葉を知りました。
KYは「危険予知」、今でも建築・土木で使われます。

指導員
「この工事現場で起こる可能性がある事故
を20以上思いついたらベテランの警備員」
といわれました。

予測したうえで、
その事故が起こりそうなとき
作業員や通行人に「危ないですよ」というのが仕事。

さて、このとき、
直接、作業してる人に『危ないから止まって!』といってはいけません
カドが立つから、とも言われました。

建設会社>下請け会社>下請け現場監督>下請けの警備員、
みたいな構造になっているので・・・。
空気読めってことですか・・・。

たとえば車道にトラックが止まって、作業員が荷物をビル建築現場に
運ぶため、歩道を渡る、そのとき通勤中の歩行者が通りかかって
ぶつかりそう、っていうときは、
「申し訳ありません、狭くなってます、お気をつけください!」
と「歩行者」にアピールする、
その声を聞いて、作業員が立ち止まる、
みたいな感じですね。


もちろん、緊急度が高いときは、もう作業員に直接「ストップ!」ってなりますが。


さて、チラシを作るとき、だれに向かって書くか、
この警備員の指導と、
最近やってたCMを思い出しました。

堺雅人が出てるSoftbankのCMです。
(↓これとか)
http://www.youtube.com/watch?v=v8YsqwVe_P4

これは、会社の人(堺)が、社内の人に向かって話している、
あるいは自問自答しています。
「まるでうちが首位じゃないみたいじゃないか」
「それで満足してるなんて、うちはそんな会社だったのか?」

直接お客さんに「Softbankを支持してね」といわずにいいたいことを伝えています。
(主に半沢ファンに向けて)


誰を見てチラシを書くか、は当然お客を見て、ですが、
直接、声高に主張するだけじゃない方法もあるってお話でした。