前回から、つづきです。
続編なんていって、そんなに長くはないです。
あまり詳しくない分野の原稿書きに四苦八苦しております。
「見出しのテクニック」
ボリューム感(お得感)を入れる
× 英会話力が見につくABC外語スクール
○ この夏、ABC外語スクールで英会話力を大幅アップ!
× ほしいものが何でもそろうお店です
○ ネジ一本から一軒家まで何でもそろうお店です
脅し文句を入れる
×社会人として身に付けたいマナー
○知らないとクビになる社会人のマナー
×高所得者になるための働き方
○そのやり方では一生年収300万!
とくに、この「脅し文句」なんですが、
ちょっと注意が必要かな。
ある商品、たとえば健康茶をつくって、
初めて売り出すとき、
こういうインパクト重視のキャッチコピーは有効、
といわれております。
ただ、その健康茶の愛飲者を増やして、
長く商品を愛してもらいたい、と思っていたら、
脅し文句だけではすぐに他社(他製品)に浮気されてしまいます。
インパクトだけ、
香辛料だけの料理が飽きられてしまうように。
そんなときには、この本でいえば、これからな、
「弱点+じつはそれが強み」
×髪をいたわるシャンプーです
○ちょっぴり高い、天然由来の成分にこだわったシャンプー
×心からくつろげる伊豆の隠れ宿
○5部屋しかない、伊豆の小さな隠れ宿
×行列の絶えない激うまラーメン店
○日本一営業時間の短いラーメン店
閉店後、3時間でなくなる激うまスープ
この本は、学ぶためではなく、実際に使うときに存在価値を発揮するなぁと思いました。
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さて、旅の後、「小規模事業者向けチラシづくり専門店」を開業しました。
「しっかり取材」を心がけ、良さが伝わる、心に残るチラシを創っています。
チラシ以外にも、商品パッケージ、ホームページ、看板、選挙用キャッチコピーなど、
「ことば」に関するご相談を多数頂いています。
経理のことをその道のプロに相談するように、
八百屋さんに旬の野菜をたずねるように、お気軽にお問合せくださいませ。