こんばんは、アイです。

紅麹を含んだ健康食品の

自主回収が発表されました。

 

 

被害がこれ以上広がらない

のを祈る一方で、

アイ自身は醒めた気持ちで

見ています。

 

まだこの国が一流だと

錯覚していたら、

いい加減に考えを

改めましょうよ。

 

老い衰えたのです。

この国は、なにもかもが。

日本製は品質が良い?

実情はこの程度ですよ。

 

安全性を重視するなら、

困らない程度に

留めておくことです。

輸入品を疑って

かかるように、

国内品も妄信せずに、

品質を確かめたほうが

いいでしょう。

 

 

タッパーに詰め替えた玄米を

 

ルーペ越しに見るアイ。

最近、老眼が進んだ。

 

相方が太ってしまったとの

ことで、玄米食に切り替えた

のですが、もみがらが多くて

食べれたものじゃないです。

大手のスーパーで、

特売でもない価格で

購入したのに。

 

玄米なりに

ちゃんと精米してよって

感じですが、すべてをゆるそう。

過度な期待は失望を招くだけ。

なにごとも。

 

そのうち、手に入るだけ

ありがたいと思うような日が

訪れると思う。

 

常態化した薬不足が、

食品や他にまで波及しないと

言い切れるだろうか。

生産者も流通インフラも

老朽化していくこの国で。

 

自分が生きている間だけ

保ってくれればいい。

そう思っているのは、

アイだけじゃないはず。

 

幸い、職業柄

まちがいを見つけるのは

得意なのよ。

 

アイ自身と、

アイに関わる人たちの

健康だけは守ってみせるわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは、アイです。

先日、こんな発表がありました。

 

https://www.hospital.or.jp/site/news/file/1710496901.pdf

 

院外処方せんで変更不可と

されてない場合、

後発医薬品→先発医薬品への

変更。変更調剤後の薬剤料が

変更前を超えるような、

含量規格が異なる等の

後発医薬品への変更を

認めるというものです。

 

要するに、カルボシステイン錠

500mgの後発品(7.9円

→ムコダイン錠500mg(10.3円

への変更。あるいは、

カルボシステイン錠500mgの

後発品1錠(7.9円)→

カルボシステイン錠250mgの

後発品2錠(10.4円)も

患者さんの同意を得られれば

OKということでしょうか。

地味に助かるルール変更です。

 

そうしなければ回らないほど、

現場はにっちもさっちもいかなく

なっているということです。

 

人口減少が確定しているこの国では、

分け合う資産が限られています。

誰かのぶんを増やそうとすれば、

別の誰かのぶんを減らさなければ

ならない。

自然と強いものが弱いものに

負債を押し付けるようになります。

 

国の医療費が増大する→

製薬会社に負債を押し付ける→

製薬会社の生産能力が低下する→

薬不足が発生し、薬に希少価値がつく→

薬価差益どころか、薬を確保するために

言い値で薬を仕入れるしかない→

病院も薬局も薬価差益に頼らない

経営にシフトせざるをえない←イマココ!

 

よっぽど数字に弱くない限り、

院内処方は割に合わないという現実に

医師も直面せざるをえないでしょう。

院外処方せん率は90%前後まで

上昇するとアイは予想しています。

 

コストも上昇する一方ですから、

ICT化も進むでしょう。

 

間違った政策を選んでいるとしか

思えないのに、結果的には正しい

方向に進んでいることに気づきます。

 

まあ、道というのは

そうしたものかもしれません。

抵抗したり、遠回りをしても、

結局行き着く先は同じだと。

 

ならば、焦る必要はありません。

なるようにしかならないとしたら、

後は前に足を進め続ける

勇気と情熱だけですよ。

 

 

こんばんは、アイです。

いまさらですが、面白いと評判のドラマ

ブラッシュアップ・ライフ

を観ました。

 

 

確かに面白かったです。

人生をやり直す主人公たちは、

不思議と欲が無いですね。

 

劇中でも触れられたように、

人生をやり直せるなら、

大それたことに挑戦しても

おかしくないはずなのに。

 

まあ、人生における選択とは、

その人の個性が色濃く反映

されるもので、行き着く先

というのは、当然の結果という

メッセージなのかもしれません。

 

主人公の最初の職業が薬局薬剤師

と聞いて、敬遠してました。

どの職業でも同じと思いますが、

映像化されると違和感を覚える

ものです。

例えばドラマのワンシーンで、

薬局薬剤師が棚のカセッターに

PTP包装の薬を次々と充填して

いくシーンがありましたけど、

あれなにやってんですかね?

 

今日は本を紹介します。

 

 

 

ジャンルとしては

歴史ミステリ小説です。

 

シーボルト事件がテーマと

いうことで読んでみましたが、

アイ的にはいまいちでした。

 

トシを取ったせいですかね。

物語にも刺激を。もっと凌辱を!

 

 

 

こちらの作品は

アイ好みでした。

ソリッドというか、

余計なものがない感じが

良いです。

 

ミステリって、

要するに謎解きです。

殺人の動機なんて、

マクガフィンに過ぎません。

 

 

 

 

 

 

東野先生の作品も

アイは好きですけど、

最近は人情寄りというか、

初期の『探偵ガリレオ

シリーズのようなものが

読みたいと思ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

最近は特に仕事にリソースを

割いているので、深く考えなくて

いい小説を読んでいます。

 

どんな作品にも、

作者の個性や趣味嗜好が

出るものですね。

 

誰の言葉だったか、

自分の人生で一冊本が書けると、

聞いたことがありますが。

 

アイの場合はどうなるのか。

まあ、概ね平凡な人生です。

 

 

 

 

これもタイムリープの作品で、

途中まではかなり面白いのですが、

最後は尻切れトンボで

終わってしまいます。

 

やはり、何か大きな試練がないと、

達成感は得られないもの。

アイは宿題と呼んでいますが。

 

宿題を自分なりに片付けて、

世に提出できたとき。

 

その人の人生は、

無為なものでなくなる…

そうだといいなぁと、願っています。

 

 

 

こんばんは、アイです。

新しい薬局を立ち上げて、

前より利益は減りましたが、

初月から黒字化を達成しました。

 

正直どうなることかと不安

でしたが、フタを開けてみれば

そりゃそうよね、といった感じです。

 

イチからやり直しとはいえ、

アイにはこれまでの実績があって、

銀行からの借り入れはなくて、

立地も最寄り駅から徒歩2分の

大通りに面した場所をおさえました。

家賃も割安で、人通りも多く、

面対応の薬局とはいえ周辺には

医療機関が複数あります。

幸いにして、スタッフも

全員ついてきてくれました。

 

ここまで条件をそろえて、

負けるはずがありません。

あとは、ぜいたくをしなければ

食っていけるレベルから、

多少ぜいたくをしても

余裕が残るレベルまで

取り戻すだけです。

 

考えてみれば、

この年齢で新たな挑戦の機会を

得られたことは、

アイにとって祝福かもしれません。

 

まあ、人は自己正当化しがちな

生き物であり、悔いのない道を

選ぶのが結局は正しいのでしょう。

 

 

 

完全版商法は

もはやお家芸ですね。

 

前回は購入を見送りましたが、

ペルソナ3fesがプレイできる

なら買います。

賛否両論別れる作品ですが、

少なくともゲームとしては

楽しめるでしょう。

 

願わくば、人柱と化した

キタロー君に救いを。

 

誰でも物語に救いを求めるものです。

過酷な現実を生き延びるために。

 

 

 

 

 

こんばんは、アイです。

元々キャッシュポジションを

増やしていましたが、

旧NISA分を除いて

株を売却しました。

 

バブルかどうかは

どうでもいいです。

いくらなんでも日本株は

上がり過ぎと判断しました。

 

安くなった時に買って、

高くなった時に売るのが

常道です。

欲に目が眩むと、思わぬ、

いえ当然の報いを受けます。

 

ビギナーじゃあるまいし。

勝ちは用意周到に拾うものです。

 

 

業界最大手のウェルシアと

ツルハが合併を検討している

そうです。

 

すでにマツモトキヨシと

ココカラファインが合併したように、

今後も薬局業界はM&Aが進む

でしょう。

 

M&Aが進むということは、

業界全体に余裕が無くなってきた

現れです。銀行のように。

 

規模を大きくしなければ、

成長以前に会社を維持できない。

メガファーマとでも呼ぶべきか。

将来的にどこまで大きくなるかは

わかりませんが。

 

吹けば飛ぶような小規模店を

経営するアイにはマネできないし、

マネする必要もないと思います。

 

 

イチからやり直した以上、

時間も費用も限られているので、

アイは小さくまとまる、しかし

適応力の高い道を選びました。

 

家賃や人件費など、

固定費を安く留めているので、

状況がさらに厳しくなろうと

耐えられます。

特定の医療機関に依存しない

面分業の薬局にしたのも、

そのため。

2024年の調剤報酬改定も、

すでに研究・対策済です。

 

大き過ぎて潰せないように、

小さ過ぎて見つからない、

大手には通れない道をつき進む。

 

さながら、ウイルスのように。

アイは新しい街に寄生して、

今日も元気に働いています。

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは、アイです。

 

 

待ってた。超待ってた。

これだけ待たせたからには、

期待していいんでしょうね?

フロムゲー史上最強だった

腐れ女神以上の難敵は

待ち構えているんでしょうね?

 

ああ、血沸く血沸く。

発売は6月?すぐ来る来る。

年を取ると4か月なんて

あっという間。

 

それまでに薬局の経営を

安定させて、思う存分

戦()ろうじゃない。

 

DLCが追加された後に、

イチからゲームをやり直すのが

また楽しいのよ。

 

旅立ちの前に、

さっさと宿題を片付けてしまおう。

がぜんやる気がでてきたわ。

 

 

 

こんばんは、アイです。

じんましんは、

ヒートテックを着るのを

止めて、毎日朝晩

白色ワセリンとヘパリン

類似物質軟膏を塗ったら

治りました。

 

不断のメンテナンス。

怠れば、そこから崩れていく。

 

異常に気づく判断力。

負債に支払う資金力。

対策にあたる行動力。

 

力が無くなれば、

弱くなった、老いぼれたと

言われてもしかたありません。

泣くのが嫌ならさあ歩け、

というやつです。

 

 

 

まさか今になって!

アイはとても期待しています。

 

アニメの出来はこの際、

どうでもいいです。

 

肝心なのは、これをきっかけに

作者が続きを書いてくれるかも

しれないということです。

 

とても面白い作品なのですが、

最終章が書かれないまま

停まっているので、モヤモヤします。

前作が2009年ですよ。

幕間的な短編集でさえ、

発売が2020年と間が空き過ぎです。

 

出会い・別れ・また出会い、

小賢しい狐と狼がどんな道を歩むのか。

できればその結末を見届けたいです。

 

面白くないことに、

米澤先生は他の作品も

面白いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

アイ的には最近の、

図書委員シリーズが

刺さりました。

おすすめです。

 

 

 

 

 

 

続きが読みたいですけど、

前の作品を完結させてからに

しましょうよ。

 

人生の残り時間が見えてきて、

興味や関心の薄れといった、

肉体だけでなく精神の老いを

感じるようになると、

特にそう思ってしまいます。

 

どこまでいけるだろう。

まだ感動できることは

あるだろうか。

 

ときには毒も良い刺激に

なるかもしれない。

アイはトリカブトごときでは、

死んでやらないけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは、アイです。

結局キタロー死んでしまうん?

リメイクにしては高過ぎると

感じたので、買うのは見送る

ことにしました。

 

 

 

 

 

物語はやっぱり、HAPPY ENDが

良いと思います。

現実でも目指すでしょう?

何が何でも。

 

 

めちゃめちゃ忙しくなりました。

他の薬局で売り尽くした薬が

まだあると聞いて、患者さんが

アイの薬局に押し寄せるように

なりました。

 

出し惜しみなしです。

貯めた在庫を使い切るつもりで、

新規顧客を取り込みます。

 

どの業態も同じと思いますが、

最初の1回目がなければ

始まりません。まして、

調剤薬局は最初に問診表を

書いてもらわなければならず、

それが面倒と感じる患者さんが

一定数います。

 

スタートダッシュをかけるのは、

知名度を上げるのと、

アイの薬局に足を運ぶ精神的な

障壁を下げるためです。

 

来てくれた人が全員リピーターに

なることは、期待していません。

打算的というか、しかたなく

来てくれた人もいるでしょう。

 

正直、その1/10でも残って

くれたらありがたいです。

営業が持続可能な程度の顧客が

ついてくれれば、あとは腰を据えて

じっくりとやるだけです。

 

ただ、嬉しい悲鳴が

マジな悲鳴になるまで

そう時間がかかりませんでした。

 

 

夜。

お風呂上がりに、鏡で

自分の体を見て絶句するアイ。

 

かゆいなー。

この時期の乾燥肌って

人類共通の悩みなのかなーとか

考えてたら、そんなレベルでは

ありませんでした。

全身にじんましんが発症しました。

 

悪いもの食べた?ていうか

忙し過ぎてまともに食事を

とってないし。

帯状疱疹?いや全身には

出ないよね。一度も

罹ったことないし。

まさか疥癬?在宅の患者さんを

20人ほど抱えてるけど、

おそろしく不潔な人の家にも

行ってる。直接肌に触れなく

ても感染することあるの?

 

皮膚科に受診したところ、

原因は乾燥肌とのことでした。

脂質を多く含んだ食品や、

油ものを食べることを

強く勧められました。

 

さすがはアイの肉体です。

まだまだ大丈夫なのに、

先んじて体が音を上げる。

 

無理はしない。

セルフコントロール。

自己犠牲なんてもってのほか。

子供のころに病気をしたが故に、

アイは大人になっても

いつでも元気。

倒れるときも余裕を残して、

自分の意志で。

 

目指すは問答無用のHAPPY END

辿り着いてみせる、この体で。

 

 

 

こんばんは、アイです。

良い意味でも悪い意味でも

日本らしさの象徴のようなものが、

崩れていくさまを見るのは、

いい気味ですね。

 

否応なしに変化を強いられる

薬局薬剤師なんて仕事を長年

やってると、特にそう思います。

 

安心を期待するな。

不安の中に手をつっこめ。

 

 

薬局を開業して1週間もすると、

平均して日に15人くらいの

患者さんに来ていただけるように

なりました。

 

前の薬局に比べるとまだ少ない

ですが、門前薬局じゃあるまいし。

手始めはこんなものでしょう。

 

意外だったのは、以前の患者さんに

続々と来ていただけていることです。

 

同じ都内とはいえ、

前の薬局と今の薬局では、

今後もよろしくとは言い難いほどの

距離があります。

 

もちろんお知らせはしましたが、

アイはリセットしてイチから

やり直すつもりでいました。

現状では総数の約1/4が以前の

患者さんです。

 

人徳とは思わないようにしています。

 

人は変化を本能的に嫌う生き物です。

病院を変えないように、

美容院を変えないように、

薬局を変えない患者さんが

一定数いるということでしょう。

 

正直、調剤薬局における

患者さんというのは、

病院や自宅から近くて便利で、

待ち時間が短ければ来るものだと

思ってましたよ。

 

逆を言えば、すでに別の薬局に通って

いる患者さんを獲得するのは

きっかけが必要ということです。

 

薬局薬剤師に、現状維持は許されない。

固定客に甘んじるな。新規顧客をとりこめ。

多少のリスクは覚悟しろ。

危険なくして、なにがアイといえるか。

 

オープンして半月も経つと、

近隣の病院から電話がかかってきました。

 

「おたくにはまだ薬があるんだって?

 咳止めも、五虎湯や麻黄湯も」

 

ニヤリ

あちこちでウワサを流した効果が

でてきたな。もちろん、アイが

直接言ったとはバレないように

細心の注意は払った。

さあ、仕掛けていこうじゃない。

 

 

 

 

こんばんは、アイです。

恐怖とはまさしく過去からやって来る、

とはよくいったものですね。

8年も前の火遊びを咎められるとは。

 

訴訟というのは、しんどいですよ。

腹の底から笑えない日々が続くのです。

決着がつくまで。

 

まあ、おかげで繋がる縁もあります。

アイは友達がほとんどいませんが、

困った時に頼れるプロならいくらでも

います。障害にぶつからなければ、

出会うこともなかった人たちです。

 

前から同じことを繰り返すようですが、

宿題ですよ。

誰でも自らに課せられた宿題と

向き合う時がくるのです。

 

 

新しく立ち上げた薬局の周辺に、

営業挨拶回りをするアイ。

 

冷たくあしらわれるのも

覚悟のうえでしたが、

案ずるより産むが易しというか、

どこでも温かい対応をされて

逆に拍子抜けしました。

 

まず商店街組合。

最近は開業しても

加入しない店も多いそうで、

後でお祝いの花まで

贈られてしまいました。

 

近隣のクリニックの先生や

スタッフの方々も、

気のいい人たちばかりでした。

そのせいか、どこも患者さんで

いっぱいでした。

 

そして近隣の薬局。

なぜかここでも歓迎されました。

商売敵のはずなのに。

この笑顔は余裕の表れか?

そんなことを考えていると、

顔は笑っていても

目が血走っていることに

気づきました。

 

「いやあ…よく来てくれた。

 もう大変でね。」

 

事情を聞くと、どの薬局も

あまりに忙し過ぎて、

毎日残業続きで離職率も

高いそうです。

何より薬が足りない。

アイの薬局が来たことで

多少バラけてくれると

助かるとのことです。

 

 

薬局に戻って、

街の地図を見下ろしながら

考えるアイ。

 

立地選びは正しかったと思う。

この街は前の街より人口が多い。

体感で2倍くらいいるんじゃ

ないかしら。

 

何年も続いている薬不足。

だけどアイは、前の薬局から

持ってきた在庫がある。

 

おそらく近隣の薬局は、

患者さんが多過ぎて売り切って

しまったのだろう。

待ち時間も相当長そう。

カウンターで1時間待ちですと

説明していたのを、横で聞いて

しまった。

 

アイの店はまだガラガラ。

だけどマイナスをプラスに変えろ。

この状況がアイにとってチャンス。

 

熱いブラックコーヒーを入れて、

昔の歌を口ずさむアイ。

面白くなってきた。

 

何回転んだっていいさ。

擦りむいた傷をちゃんと見るんだ。

真紅の血が輝いて、

君は生きてると教えてる。

固いアスファルトの上に、

雫になって落ちて、

今までどこをどうやって

歩いてきたのかを教えてる。