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ロンドンに来て

ロンドンに来てはや2ヶ月半、英語はそこそこというか相変わらず…そしてロンドンのファッションは案外普通だった…。でもたまに凄い人がいる、いい意味と悪い意味で。おしゃれ度は東京のほうが高いと思います。


ついに、セントマでグラフィックデザインの勉強始めましたー!

いやー楽しいです、純粋に。課題たくさん出るから大変ですけど。授業前日は徹夜の日々…。昨日は自分の作品の退屈さにうんざりして色々考えさせられました。でも本当に刺激的。周りの生徒の自由さに驚かされるばかり、色んな価値観(みんな色んな国から来てるんですよ)を目の当たりにするって日本では考えられないから、貴重な体験してるなって思います。

そしてこっちで1年勉強することに決めました。今までは何が何でも学士の資格がほしいって思ってたけど、デザイナーって、学歴でいい悪いが決まるもんじゃないなってこっちに来て感じたからです。いいデザイナーはいいし、そこまでの人はそこまでだなって…。私が言えることじゃないですけど。自分の実力で頑張ってみようと思います!でも、何年か働いて博士課程に進めたらなって思います(結局は学歴至上主義な私?)


あと2年働いてたことは無駄じゃなかったなと本当に思います。私は本当にファッションとファッション雑誌が好きだったから、あの2年間を頑張ってこれたなと実感するからです。仕事で怒られた時David Simsの写真が頭に浮かび私を励ましてくれたことが昨日のことのようにはっきりと脳裏に浮かびます。だからあの経験は、これからどんなことがあっても乗り越えていける気にさせてくれます。

そして、今ロンドンという場所でグラフィックデザインの勉強が出来ることに心の奥底から喜びを感じるし、そう思える自分自身に対しても幸せだなと思います。


Impossible Nothing!!

ロンドン行き決定!


 ついに7月27日にロンドンに旅立ちます!

 実は当初の予定変更で、とりあえず語学学校2ヶ月&セントマーチンズのGraphic Portofolio Course3ヶ月の計半年勉強しに行ってきます。そして、またLondon College of CommunicationのFdA(短大コース)を目指そうかな~と…。

 やっぱり海外経験なし、デザイン基礎なしの私がFdAのGraphic Courseを目指すのには無理があるということで、色々悩んだ結果この道を選びました。1年働いて独学でもう一回インタビューを受けるか、ファンデーションに勢いで行っちゃうか…でもどちらの選択も私自身納得がいかず悩み続けていて、ユニコンスタッフの方にアドバイスを頂き、私自身が納得して後悔しない選択がこれでした。

 ロンドンに行ったらとにかく私のプライドなんて捨てて、あらゆることを全身全霊で吸収してきたいと思います!

帰国してからは、またどうなるかさっぱり分からないけど、ロンドンに行って考えも色々と変わると思うけど、後悔しないように最善を尽くそうと思います。


 約2年勤めた職場を5月いっぱいで辞め、今はボーっと過ごす毎日。ゆっくりと時間が流れていて、久々に心の余裕もでき、この2年間はひたすら走り続けていたな~と思い返してます。やっと普通の女の子に戻った気分。仕事も辛かったけど、辞めるとそれはそれで寂しくもあり、色んな人に支えてもらっていたなとつくづく感じています。送別会でもたくさんの人に叱咤激励してもらったので、それを無駄にしないように頑張らないと!ようやく、2年間途切れることのなかった仕事モードも薄らいできたので、気分一新して頭を勉強モードに切り替えていかないと!IELTS勉強頑張るぞ~!!!

復活

久々というか何というか…自分のブログじゃないみたい。

1年以上ぶりの更新、1年前の私は結構元気みたいで、今の私はちょっとお疲れ気味です。

ブログのタイトルも新規一転して、また頑張って書いていこうと思います。

私がこの一年どんな風に過ごしたかと言うと…



2007年

 9月 作品制作終了

10月 ポートフォリオ制作

11月 東京ユニコンにて留学相談

12月 東京ユニコンにて面接

        LCCファンデーションの入学許可をもらう(IELTS5.0を取得するのが条件)


2008年

 1月 TOEFL受験→撃沈

 現在 色々と悩み中…


 いや~何だかんだ言って結構大変だったな。ポートフォリオが特に…手探りでよく分かんないまま完成させて、面接に行き、撃沈。英語で全然プレゼンできなかったし、最後の方は足がガクガク震えてきて、言いたいことも自分が見てもらいたいことすら伝えられなかった、希望はLondon College of CommunicationのグラフィックコースのBAを希望していたけど、英語力とデザインプロセスのなさを指摘されファンデーションから始めろとのこと…お金がないからどうしてもファンデーションは避けたかったんだけど、あの日は自分の作品と自分自身を否定されたようで、物凄く悔しくて泣きながら帰った。

 作品制作に夢中になり英語は手につかず、出来たポートフォリオもファインアートよりの絵画中心のものばかりで、目指すべき方向性ややり方を間違ってしまっていたのかもしれない。今まで自分がいかに現実から逃げてきたのか、自分自身とちゃんと向きあっていなかったのかを今になって痛切に感じています。

 目指すべき目標は変わらないけど、今のこの状態がとても不安で…英語のスコアを取得しなんとか年内に留学すべきなのか、もっと英語を勉強してから来年行くべきなのか迷ってます。

 





06FW Campaign "Miu Miu"

    


  私が今シーズン1位に選んだのはMiu Miu!!!!

なんたってこの見事なライティング、忘れたくても忘れられない目に焼き付く素晴らしいカラーバランス。こういう色って安っぽくなったり、嘘くさくなったり、個人的にうるさくてあまり好きじゃなかったけど、さすがのInez&Vinoodhの手に掛かれば芸術の域です。まるで劇場の中で演劇を見ているような、そんな雰囲気を空間に伝える写真になってません?

 そして私達がいる世界、目の前にしている世界、お母さんが料理してお父さんが冷蔵庫開けてる、それをテーブルの向こうで見ている私、Inez&Vioodhは食器棚の中段から見てシャッターを押している的な構図、つまり3D的な構図の捉え方が出来るわけであって、これはいままでにあまり見られなかった撮影手法じゃナイデスカ?3シーズン前のMiu Miuから見られた手法だけど。

この独特の構図が映画を観ているような、その場にいるような錯覚に陥ります。

 それになんたってモデルにアジアンガールを起用したこと!華奢でエキゾチックでミステリアス、白人や黒人にはない独特の美しさをもつアジアンガール。ミウッチャがアジアの女の子に視線を向けてくれたことが純粋に嬉しい、あ~私もアジア人でよかったなって単純ですが自信を与えてもらったような気分。この美しさを大事にしようって感じません?

 特に中国人女優のZhou Xun(鏡にキスしている子↓)がとても可愛らしくてミステリアスで本当に素敵、一気にファンになってしまいました。今度、公開される「ウィンター・ソング」っていう映画も本当に観たい!日本人の太田莉菜ちゃんが選ばれたのも凄いな~って、もう一人の中国人女優Dong Jieの奥ゆかしい可愛らしさももちろん素敵。

 とにかくこのMiu Miuキャンペーンはやばいです。




            


                      
                       

                      
 

                      
 

                      


                      


                      


06FW Campaign "GUCCI"











 

 グラムロックが聞こえる…聞こえません? キラキラギラギラきらめく世界、こんな世界あってもいいじゃん!!!

 はいっ第3位はGUUCI!

 テーマはまさにグラムロック!そうDavid Bowiよ。100%付け入る隙のないパーフェクトワールド。スモーキーアイの完全無敵の女たち、パープルにゴールド、ラメにスパンコールの眩いばかりの服に靴…暗闇の中に突然現れた煌めく世界に一瞬で吸い込まれる。あ~こんな世界に私も行きたいっ!!私が夢見た世界を作り上げてくれたGUCCIとCraig McDeanに本当に感謝。

私の好きな世界が詰め込まれた宝箱のような写真。

 実はこれスタジオで撮影されたものだそう、信じられない!ネオンや車のライトのように光る流動的なライティングがこの写真を更に生き生きと輝かしている。SnejanaとIselinのモデル2人のポージングもいい、マネキンのような彼女たちはいったいどこへ行くのか?Helmut Newtonが生み出した強くて官能的な女たちを思わせる、やっぱり女は強くなくっちゃ!靴やバッグといった小物類もLouis Vitton同様効果的に使われていて、見せ方が本当に憎い、上手い。

 撮影はてっきりInez&Vinoodと思っていた私は、Craig McDeanの手腕の広さに再び気付かされました。やっぱりこいつはやるときやるな~と。

 この2人をそのままTerry Richardosonが撮影してもきっと面白いはず、いやっ絶対ヤバイはず!あ~凄く見てみたい!!VOGUE Parisあたりで実現してくれないかな、そしたら私額縁にいれて飾ります。







06FW Campaign "Louis Vuitton"





 第3位はLouis Vitton!

 久々に私好みのADを見せてくれました。完璧な構図に配色、フォトグラファーのMert&Marcusの実力がいかんなく発揮された今回…本当にいいAD。ただ今シーズンのショーで見せたダークでグランジな感じの雰囲気が全くといっていいほど表現されていないのが少し残念な気もします。

 とにかく靴とかバックといった小物類の見せ方が無茶苦茶ってくらい上手すぎる!!美しすぎる!!こんな見せ方があるんだなと本当に勉強させられました。魅力的で欲しいと思わせる、ADとはこうあるべきだと教えられている気がします。

 セレブじゃなくモデルを多用したのがまたいい、セレブには正直もううんざり…です。ってPharelも出てるけど。Kate Mossは言わずもがなロックでいてファンキー、Dariaは強力な目力を武器にこっちを凝視。そしてなんと言っても、Du JuanとRaquelの2人が重なり合った珠玉の一枚に私は撃沈。目を見張るような鮮やかなアイシャドウにダークレッドのリップ、溜息もののメイクと計算しつくされた構図がADというよりもファッションフォトとという分野において芸術的な美しさを持っていうるような気がします。








06FW Campaign "CHANEL"


 日々の勤労に励むあまりブログの更新を怠っています、毎度のことですが……みなさんごめんなさい。

 気が付けば06年の秋冬キャンペーンのADがどんどん発表され、私の頭をズキズキと刺激してくれてます。ADこそ世界のトップクリエイターの最新の仕事を目に出来る、またとない機会。このシーズンが来るたび私はAD目当てだけに普段読まない雑誌をも立ち読みしまくるのです。今シーズンはとくに私の趣味にズバッとはまるものが多くて、久々にワクワクしています。


 勝手にランキングつけてみました、第4位はCHANEL!

 まあDaria Werbowy冥利につきます、髪をブルネットに染めて更に美しさに磨きの掛かったDariaがとにかく力強くて美しい。アップショットを見ただけでグングングングン惹きつけられません?シンプルな構図、モノクロと余計なものを一切そぎ落とし、Coco Chanel自身が持っていた強さを現代に蘇らせ、私達に「女は強くあるべし!」と語りかけているような気がします。




                          



                          


                          



                          





 

私的モデル通信 No.8 ”気になるニューカマー”



 久々の私的モデル通信です。遂に遂にっ復活です!!(ただサボっていただけなんですが……)新人モデルが続々と登場していて私の記憶力も追いつくのがやっと、最近になって私の好み?気になるモデルが続々と登場して誰をピックアップすべきか迷ったすえ、今日は簡単に何人か紹介しようと思います。

 モデルの入れ替えは本当に早くそれが目に見えて分かる世界なので、華やかな世界である一方で生き残っていくのは相当タフじゃないと無理というか精神を病んでしまうかもしれないほど厳しい世界だと、5年位モデルウォッチャーを続けて痛感している私です。そういう意味でKate Mossは本当に凄い存在だなとつくづく感じます。

 この中かから何人生き残るかな?







Snejana Onopka



 最初はさっぱり気にならない存在でしたが、見る度にドンドン引き込まれるような不思議な魅力 を持つロシアンガールSnejana

資生堂の"cle de peau"の広告でも同じみ。このトロンとした目つきと幸の薄そうな儚い面影、ロシアの寒さをも超越した?ような全てを見透かしたようなクールな表情にあなたもドンドン引き込まれてください。





                        


                           Coco Rocha



 前回紹介したBalenciagaの広告で今シーズン大抜擢された踊る妖精ことCoco Rocha。う~ん彼女も儚い、繊細、今にも折れそう。踊る妖精っていうのは本当で彼女は実はダンサー、そのダンサーとしての才能は素晴らしいポージングに表現されてます。これからのエディトリアルでの活躍が楽しみ。前にも言いましたが第二のKaren Elsonの座は間違いない!Karenは今産休中だし。

物静かで森の中から現れた妖精のようなキュートなCocoにも是非注目!





                        


                           Hilary Rhoda



 大手モデルエージェンシーIMGが協力プッシュしているのがこのHilary Rhoda.久々のアメリカンガールの登場にアメリカの熱い注目が注がれているらしい。とにかく最近のモデルには珍しい知的で力強く80年代のスーパーモデルブームを彷彿させる高貴でグラマラスな魅力とブルネット色の髪が素敵!ドール顔ブームが続く中での登場だっただけにインパクト大、真逆現象が起きやすいファッション業界だけに、Hilaryへの期待がどんどん熱くなることは間違いないっ!個人的にはハリウッドの銀幕女優ルックをやってほしい。




 Bette Franke


 中性的な風貌が最大の魅力のBette.ちょっと少年っぽくて、ちょっとキュートで、まるで子グマのような愛らしさ。ただメイク次第でイメージがガラッと変わるのが彼女の最大の強み。今シーズンのDolce&Gabbanaでのキャンペーンではがらりと印象を変えて登場しているので是非注目!気付かないほどの変貌振りかも。とにかく中性的で小さな顔とパーフェクトなスタイル、そしてフワフワで無造作なブロンドヘアがパーフェクトにキュートなBetteもちらちらと気にしてね。




                       


                          Du Juan


 Hye Parkに続き登場した大型アジアンモデル、中国3千年の歴史が生み出した現代の楊貴妃らしい?というのは嘘で、所属はあのIMG!Hyeにも引けを取らないビックメゾンのショーを歩き渡り、今シーズンはななんとYSL、Roberto Cavalliのキャンペーンにも登場。世界一人口の多い中国人がモデル界に1人もいないのはおかしいっしょってな具合に飛ぶ鳥を落す勢いの活躍。今の活躍の前にチョイチョイとVOGUE Parisに登場していて、そのころからアジア人ということで気になっていたけど、今シーズンのショーで見せるナチュラルで愛らしい顔立ちに親近感を感じ応援したくなっちゃいました。Hyeに続きアジア人としてもっともっと活躍して欲しいなと思います。みんなも応援しよう~!                 


                        


Balenciaga Fall/Winter06



               


               



 あ~もうやばいですね、素敵過ぎる。

 モデルはCoco Rocha、色白で儚げで第二のKaren Elsonって感じがします。しかも名前がCoco Rochaってずるいっ!

 きっとフォトグラファーはDavid Simsなはず。やっぱり今回は服のフォルムが特徴的なだけ、シンプルに撮れば撮る分服の美しさが際立つ、右側に大きくとったスペースと灰色のバック、ボサボサのヘアスタイルが廃退的かつ幻想的。右端に施された切り絵的な装飾がこれまた憎いっ。キャンペーンで最終的に作り上げられる世界観を見ることで、デザイナーのNicolas Ghesquière が何を伝えようとしているかをまた新たに知ることが出来て幸せだなと感じます。



猪木



                    


 アントニオ猪木は言ったらしい「元気があれば何でも出来るっ!!!」と。

                                   そう、元気があれば何でも出来る! 



 しばらく手をつけてなかったせいで死にブログと化してました。やっぱり疲れて寝てしまって、更新する気も沸かずサボってました。やばい心肺蘇生開始!

 仕事にもようやく慣れ、運転にもようやく慣れ、一日一日を何とか生き延びている私。

 仕事はクーリーンスーツっていう白い作業着を頭からすっぽり着なければいけない為、目しか見えないんです。なんとも異様な感じ、脱いだら誰が誰だかさっぱり分からなくて、誰に挨拶すればいいの?と日々悩んだり、この人こんな顔なの?みたいなショックというか驚きを感じることもしばしば。目だけだと変な想像が働いてこの人かっこいいじゃないかとか想像したりしますけど、大抵想像は外れます。みんないい人ですけどね。目だけしか見えないってとても異様ですよ、本当に。上でマシーンがウィーンと動いたり、見たこともない機会がわんさかあってちょっと宇宙にいる感じ。しかも、私のいる部屋は蛍光灯が黄色で青が緑に見えたり、白が黄色に見えたり、これ何色みたいな感じ。なかなか出来る経験じゃないです。

 仕事はずっと立ちっぱなしで永遠パソコン画面を見つめるという検査の仕事。半導体には色々文字が刻まれていて(目には見えないんですよ)それを頼りに、線や点を探し出しその距離を測るんですけど、それがまたなかなか見つからなかったり、異常があったりと、なかなか思うようにいかず苦労することもしばしば。最近ようやく慣れてきたかなって感じです。

 自分の中で留学の為だと凄い割り切っているところがあるので、あまり苦にもならないし、無駄な経験では決してないなって強く感じます。

 まあこの世に楽な仕事はないし、辛いことも少なくないですが、留学の為だと自分に言い聞かせてお金とことん貯めてやるぞ~!!




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