犯人がわかるものではありません。

自分なりの推理はあるのですが納得いかないところがあります。

是非読んで意見を聞かせてください。


そんな感じのメールが送られてきて

本まで貸してもらって読み始めました。


でもね・・・

正直判らないんです。犯人。

直感でこの人だろうなぁって思う人は居るんですけど

証拠がないんです。


どなたか読んだらやっぱり意見聞かせてください。


つらくても笑うのは嘘ではない。笑うことに嘘も本当もない。

自分が笑えば相手も笑う。

相手が笑えばまた自分も笑う。

ためらう理由などどこにもないのだ。


この本でこの言葉が一番好き。


笑えなかったとき

無理に笑おうと苦しかったとき

この本に出逢えていたら良かったな。


悲しかったけど、切なかったけど

勇気を出して気持ちを伝えること、もう一度教わった気がします。


東野圭吾さんの本にどっぷりつかりここ最近は東野圭吾さんの本ばかり読んでいました。


手紙

分身

探偵ガリレオ

白夜行

秘密

予知夢

容疑者Xの献身

片思い

時生

変身

昔僕が死んだ家

同級生

パラレルワールド・ラブストーリー


こんなに読んだのにまだまだ読んでいない本が沢山・・・。


お薦めは


1位 容疑者Xの献身

この本を読んでいなければ東野圭吾さんにはまることはなかったと思います。

凄く凄く面白い。


2位 手紙

人と人との関係に重点をおいて書いた本。

苦しくて辛くて悲しくていっぱい泣いてしまったけど

「立ち止まって考える」時間をくれました


3位 白夜行

暗そうで・・・読むのをためらっていたけれど

実はとても面白くてドラマを見たくなりました。


1位の容疑者Xの献身はガリレオ探偵と予知夢の続きのお話です。

結構このシリーズが好き。


綿矢 りさ
夢を与える

ふしぎ、大好きなのにいつか逃げ出せる日を夢見てる。




今までの小説とはかなり違う印象のこの小説。

日常を描いているのに

主人公のおかれる状況が現実離れしているからとても遠い世界に見える。

でも、どんなに違った人でも通じるものがあるのかもしれない。


綿矢りささん、次はどんな小説を書くんだろう。

あさの あつこ, 佐藤 真紀子
バッテリー

とても好きなことや好きな人

真剣に向き合うことは時にとても苦しい。



私は一生懸命何かに向き合って頑張ったなんて記憶はないのに

共感したり

泣いたり

ひとつのことに夢中になれるって凄いなってう少し羨ましかったり

ほほえましくて

私も歳をとったのかもしれない。


映画、見たいな。


劇団ひとり
陰日向に咲く

今さらながら・・・

劇団ひとりの陰日向に咲く読んでみました。


自分で思ってること

でも・・・実際には出来ないこと

人の心に共通する奥深い部分が書かれてる。

そんな気がした。


頑張ろう。

角田 光代, 松尾 たいこ
Presents

正しくて美しくてプラスなことはいつだって肯定すべきで、

間違っていてださくてマイナスにしか思えないことはいつだって遠ざけるべきだという

至極まっとうな計算式が、

いつのまにか、私の中では通用しなくなっていることに気がついた。



本の表紙がそのままプレゼントの包装紙かのようなとてもかわいらしい本。

その中には12個のプレゼントが入っています。


いちばん心に残っている贈りなんですか?

島本 理生
大きな熊が来る前に、おやすみ。

転覆するかも知れない船に乗って岸から離れようとしている。

そんな気持ちが常にまとわりついていた。


3つの短編が入っているお話。

主人公はみんな違うのにどのお話にも自分の気持ちと共感するところが

たくさんあるようなそんな恋のお話。

価値観は本当に人それぞれだけど

彼女の価値観はとても私の心の中にすーっと入ってくる。


特に1つ目のお話は状況も結末も異なるのに

ちょっと前の自分を見てるようでなんだか懐かしくてちょっと胸が痛んで

でもやっぱり大好きだったなぁって

一緒に時を過ごしてくれた人を想いました。


きっと彼女の話にこんなに共感するのは同い年ってこともあるのかもしれないな。



島本 理生
生まれる森

やっぱり島本理生が好き。


きっかけさえあれば、決壊したダムの水みたいにあふれだすと思うんだよ。

それでいったん空っぽになった瞬間から、また新しい水が入ってくるはず。


直接的な表現じゃないのに

心の奥にそっとおさまるように言葉をなげかけてくれる。

そんなあったかい一冊です。


恩田 陸
夜のピクニック

最近映画化されましたね。

会社の同期の子が好きな作家さん。


読んだことがない作家さんて何故か読むのに「よいしょ」って重い腰を上げるように

気合を入れないと読むことが出来ないときがあって

前々から薦めていてくれていたのに今になって読んでみました。


自分の中で小さな賭けをしたことがありますか?

ちっぽけなんだけど

自分にとってはとても大きなこと。

そんな青春真っ只なかな

懐かしい香りのする小説。

面白くて一気に読みました。


映画も見てみたいな。



恩田陸さん面白くてもう一冊

恩田 陸
ユージニア
少し難しい。
読み薦めていくうちにどんどん全体が見えてくるそんな本。

一人一人は全く別の人格なのに、同じ家で呼吸するうちに、

歳月を経て似たような色に染まっていく


的を射てるなぁ・・・

近くに居る人の影響は強い。

違うのに似てる。

話の中核じゃないけどあたしがドキッとした言葉。


本はこうしてどの本にも

心の穴を埋めるような

抜け落ちていたパズルの最後のワンピースを見つけたときのような

そんな言葉が落ちているから

やっぱり面白い。

そう思う。