早稲田ドクター日記(旧早稲田MBA日記) ~男芸者のアカデミズムへの挑戦~

早稲田ドクター日記(旧早稲田MBA日記) ~男芸者のアカデミズムへの挑戦~

現在、総合商社で働きながら、アカデミズムへの挑戦のため、早稲田にてMBAを取得後、2009年春より早稲田大学商学研究科博士課程に進学。経営戦略、新市場創造型ビジネス、イノベーション論あたりが研究領域。実践・研究・教育の3つが人生の柱。

商社でのビジネスは、これでもかと言うぐらい本当にエキサイティングだ。未来のグランドデザインに関与する創造的な高揚感、それを現実世界に落とし込む建設的な達成感、そしてそれが社会と人々の生活に浸透して行く貢献的な充実感がある。しかし、現在進行形で進んでいくカオスの中にどっぷりとつかっていると、ふと自分の立ち位置を見失うことがある。ビジネスマンを越えた一人間として成長すべく適切なバランス維持するため、時に実践と対極に置かれるアカデミズムの世界に片足を入れてみようと思った。理論と実践の中庸を己の成長のために目指し、そしてそれを後世に残して行くことに存在意義を見出したいと思っている。 

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トヨタカップ決勝!

寒いけど、それ以上の熱気!

前から12列目。社内サッカー大会へのヒントを得たい。
※昨年12月5日の記事を再掲してみます。



数日前に会社同期と恵比寿で酒を飲んでいたら、大学時代の悪友からメールが来た。思わず自分が酔いすぎなのではないかと、携帯電話の中の文字に目を疑った。


「レントゲンで肺に影が見つかった」と言う。腫瘍であることは間違いなく、良性か悪性かわからないのだと言うではないか。



それでも、きっとまだ若いのだし良性で一件落着だと、気軽に思おうと言う自分がいた。さすがに最近は昔と同じような身体の自由はなく、少しスピードを上げて走れば筋肉がきしむのを感じるし、かき上げた髪の中の白髪の数にひいてしまうことがある。それでも、どこか無意識に若さを過信していて、今すぐに生死を分ける事象と自分は限りなく無縁であるのだ。


そして本日、この悪友が検査を受けたところ、結果は僕の楽観過ぎる思い込みを裏切り、悪性腫瘍だった。幸いにも、0期の超初期段階で完治させることができると聞いて、安堵したが。


しかし、このニュースは一切の自分の若さへの過信を打ち壊してくれた。この悪友に起きるならば、同様のことが自分に起きないと断言する根拠は何ら持ち合わせていない。思い当たる健康上の優位性と言えば、毎朝、セサミンを飲んでいるぐらいだ(ちなみに、僕も9年前に右腹部に腫瘍が見つかり手術して摘出している、幸いこちらも良性だったが)。



他人事ではないこの数日の出来事を受けて、僕が真っ先に思い出したのは、スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学卒業式でのかの伝説のスピーチの次の箇所だ(日本語訳は、僕による)。



_________
My third story is about death.


僕の3つ目の話は、死についてです。


When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right." It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.

僕が17歳の時、ある言葉を目にしました。確かね、こんな感じだったと思うんだけど、「もし今日が人生最後の日だと思って日々を生きれば、いつか必ずその通りになるだろう」と。

この言葉がすごく印象に残って、僕はあれから33年間、毎朝、鏡に映る自分を見て、こう問いかけてます。

「今日が人生最後の日だとしても、今日のやるべき予定を自分はやりたいだろうか?」


そして、その答えが「NO」となってしまう日がけっこう続くと、何かを変えなきゃいけないみたいだと言うことに気づくのです。


Remembering that I'll be dead soon is the most important tool I've ever encountered to help me make the big choices in life. Because almost everything ― all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure - these things just fall away in the face of death, leaving only what is truly important. Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose. You are already naked. There is no reason not to follow your heart.


死はけっこうすぐ訪れるのだと覚えておくことは、僕が人生の大きな決断をする時に背中を押してくれる最高の手段でした。

なぜなら、周囲の期待とかプライド、恥や失敗への恐怖みたいなことは、だいたい死んだ瞬間に消えてしまい、そして本当に重要なことしか残らないんですから。

自分もいつか死ぬんだと覚悟しておくことは、何かを失うんじゃないかと考えてすぎてしまう罠にはまらないための最善の方法です。

今、あなたは、何も持っていない、真っ裸の状態なんです。あなたが自分の心のままに動き出さない理由は、一つもないんですよ。


((略))

No one wants to die. Even people who want to go to heaven don't want to die to get there. And yet death is the destination we all share. No one has ever escaped it. And that is as it should be, because Death is very likely the single best invention of Life. It is Life's change agent. It clears out the old to make way for the new. Right now the new is you, but someday not too long from now, you will gradually become the old and be cleared away. Sorry to be so dramatic, but it is quite true.

誰だって死にたくないに決まってます。天国に行きたいと思っている連中ですら、天国に行くために死のうとは思いません。

でも、死は全員にとっての共通の終着地なのです。死から逃れられる人なんて存在しません。


そして、これはそうあって然るべきなのです。なぜなら、死は生による究極の発明だからです。死は生を変える代理人みたいなものです。死は、新しいものに向かう道をひくために古いものを消し去ってくれるわけです。

まさしく今、新しいものとはここにいる皆さんです。でも、いつかそう遠く無い未来に、皆さんも段々と古いものになってしまって、消し去られることになります。

ドラマチックな話で悪いのだけど、でもこれこそが真実なんです。


Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma ― which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

皆さんの持ち時間は限られています。だから、他人の人生を生きている暇なんてまったく無いのです。

他人が考えたことの結果に従って生きて行く、そんなドグマに囚われていてはなりません。あなた自身の内なる声を、他人たちの戯言の雑音でかき消させてはなりません。


最も重要なのは、あたな自身の心と直感のままに勇気を持って進むことです。あなたの心と直感は、あなたが本当に何になりたいのか、不思議なことに既にわかっているんですよ。

それ以外のことは、全部もう二の次で良いじゃないですか。

________



「今日が人生最後の日だとしても、今日のやるべき予定を自分はやりたいだろうか?」この問いは、今日が人生最後の日である確率がどれぐらい高いかで変わってくる。人生最後の日である確率が低いと見込まれると、「人生最後の日かもしれないが、そうでないかもしれない。だから、今後のためには、予定をやった方が良い」と言う判断が強くなってしまう。今日が本当に人生最後ならば、明日明後日のことに囚われず予定を変更して、例えば、好きな物を好きなだけ食べる。ラーメンライスを遠慮なくお替りまでやるかもしれない。しかし、かなり大抵の場合、明日明後日はやってくる。そして体重計の数字に、ラーメンライスを後悔するだけだ。



だが今日、まさしく今日が人生最後の日かもしれない確率がかなり上昇していることを、とても濃厚なリアリティを持って僕は痛感してしまった。



"If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?"


少しだけこの言葉を自分につぶやき、そして内なる声の言うことを社会性とかの前に耳をふさがずに、耳を傾けよう。


「ラーメンライスを食べておくべきだった」

それが僕が人生の最後に考えたことになるのは避けなくてならない。
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シンガポールから無事に帰国&帰宅しました。


いや、寄りにも寄ってあっちで自宅のカギを落としたんで、無事かどうか怪しいですが(すぐモノをなくす性分なんで、会社や近隣に合い鍵を置いるので、何とかなりましたが)。


昨今のシンガポールの勢い、成長ぶりはずっと耳にしていて、見に行きたいと思ってましたが、やっと実現しました。


今回は観光メインで、向こうの企業や大学、現場視察はできませんでしたが、駐在中の後輩とディナーをして生のビジネスシーンを感じたり、ゴルフガイドの現地の方から国の変化を聞いたり、そして何より顧客として経済成長による華やかな部分を実際に味わって、充実した旅になりました。


地理的な位置もあるし、国家の政策のスタンスからも、必ずしも日本がシンガポールになれるとはまったく思いませんが、どこか本来なら日本がやれていた部分もあったのではないかと言う気がしました。


宿泊したマリーナベイサンズのフードコート(写真)は、チャイナ、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、インド、韓国、日本、西洋とあらゆる国のフードコーナーに別れていて、各国のアジア人から欧米人までが普通に行き来する光景は、国際都市として日本とは随分と差があるなと痛感しました。


一方で、ベストアルバムのように世界中のヒットは集められていますが、ベストアルバムにはテーマや哲学がないように、きめ細かいサービスや文化発信と言う面では、まだまだ日本が圧勝です(文化発信は最近は韓国がすごいですが)。


日本の一部の未来をいろいろと妄想する良い機会でした。




ちなみに、プールの写真は、マリーナベイサンズの57階の船のプールの気になる縁の部分!


外からは、プールの縁の外はダイレクトに地上に真っ逆さまに見えますが、さすがに違いました。。。
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夏休みで、シンガポールに来てます。

金曜日深夜に到着して、あえて大学時代のような安宿に宿泊。

バブった裏側もちゃんと見とかないとね。


でも翌日からはバブル側を存分に味わってます。。。
暑い東京を脱出するはずが、東京も涼しいみたいだけど、週末は政経学部・白木ゼミの後輩らを連れて八ヶ岳の別荘へ。

夜からテラスでBBQ。

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酒が入ると、つい早稲田的な気持ちが高まってしまって、スピリタスで火を噴いたり、、、。

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これが、高田馬場ロック?!


翌朝は一人で森を散歩。

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これが、最高の贅沢!

その後、中村農場で親子丼!40組待った甲斐あり。

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今年初の八ヶ岳だったけど、次はもうちょいゆっくり来たいな。
この夏はサマソニにXJAPANが参戦!


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気合いで前列エリアに乗り込む。

そこは、朝の常磐線ラッシュ(松戸あたりから)を5倍ぐらいひどくした肉弾戦状態。

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しかも、皆、水をかぶったような汗まみれ。


さらにオーディエンスらは、命を省みず前に突進するやばい興奮状態にある。
周囲の女性らは何人も運ばれて行った、、、



そんな危険な環境の中で、生命の危機を感じながら、片足でつま先立ちしながら、全力でXジャンプ!


掴み取ったのが、ステージから吹き出した、この銀色のテープだ!

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1年ぶりとなるAP BANK FESに静岡の掛川のつま恋まで行って来ました!



音楽も自然もビールもある夏、最高!



ミスチルは今年3回目だけど、ホントにホントに素晴らしい。

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宝塚記念、素直にブエナビスタ。他より2馬身は強いし、展開も良いから、単勝勝負!

2着以下はかなり混戦で遊び馬券。少しエイシンが強いかな。ルーラーは血統で人気先行。

伏兵はノーマーク アーネストーリー。


初めて馬単買ったよ。

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レース後:

1~3着の上位3頭、読みどおりじゃないか・・・。
馬券的にちょっと間違えたけど。


しかしアーネストーリー、これは強い!!


ブエナビスタは、少しピークすぎたかなぁ。



エイシンを選べて、アーネストーリに気づけて、ルーラーシップを外せるのが、センスです。。。


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前は毎日食べてたぐらいインドカレーが大好きなんですが、最近は太りやすいので控えてます。


今まで行く機会のなかった近所のインドカレーに初めて行ってみました。


サフランライスがしっかりしてて、本格的な味です。
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左足靭帯損傷の松葉杖生活から1ヶ月、ついにフットサル復帰します。しかも大会。



医者からは復帰まで3ヶ月かかると言われてましたが、そんな先だとおじさんは老けてしまうんで、気合いで復活!



まだ走ると痛いため、痛み止めのロキソニンを飲んで出場。



両足ともにサポーター着用の身体になってしまった。
サイボーグみたいです。。。