続・主観的世界観
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すり減るというか、缶詰をあけるようなものなんだ。

開けたら最後、もとには戻れないし、後には空き缶しか残らないけども。開けて初めて中身を知って、それが糧になったりする。

でももちろん缶を開けるのは、開けた後は心がどうしようもなくなったりするよ。それが自責なのかはわからないけど。

いままで僕は缶の形ばかり見ていた。開けることが怖かったし。どうせなら開けずに中身だけ得る方法を考えていた。

あなたはこんな時まで

ねぇ、これは事故なの?

わからない。事件か事故か。


あなたはこんなときまで記者なのね。

わからない、


試してたの。どんな人なんだろうって。


カーテンの隙間から朝とも昼ともわからない日差しが差し込み始めていたけど、ひどく眠かった。

それにその晩に飲んだ酒はどこに消えたのか気持ち悪いほど意識は醒めていた。


窓に映る

電車のなか、見たくもない自分の歪んだ姿が睨み付けてくるのに耐えられなくて、イヤホンから流れる哀愁にも嫌気がさした。酔いは醒めるばかり。ハゲがハゲによりかかる終電。


馬鹿みたいに暖房のかかった車内。僕にとって家こそが現実。

言うなればこの移動は、現実への長いトンネル。

普通なのか

特に僕が弱いのか、これは普通なのかわからないが。


今日は特にダメだ。
不遇の死を遂げた友を思うと強くやつの分まで生きるんだとその度思ったが、時に例外もある。



忘れたくないこと

書いて消して悩んで白いため息。

忘れたくないってことたくさんあったけど。

しばらくして今になったら美化が消えて燃えカスのリアルと本当に忘れたくないことだけが残った。


これでいいんだ。これを抱き締めて、孤独と自由、試練と好機。

どちらにせよ越えなきゃいけなかったんだよ。

俺は強くならないといけないんだよ。


あきらめとは違うし、美化じゃない。向き合うために。


強くなるんだ。それは本当の意味で。

ずっといままで続けていた闘いに戻るんだ。自分をもっと愛せるように。


悪くない。悪くないよ、


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