困った客。それは・・・
電話口で開口一番
“おたくは幾らでできるの”
そんなの日取りも人数も式も色直しするかも何もわからないのに答えられるばずが無い!!
“幾らでできる?”と聞く客は大抵“予算無し”が多いので、対策として、返答ルールを作った。
「お一人様5万円以上は見てください・・・。」そしたら速攻切る客が増えた。非常に時間効率が良くなった。のかなぁ?
“とりあえずパンフ送って”
とりあえずって・・・。一応婚礼のパンフって結構予算かけて作っているのでそんなチラシみたいにバンバン配れない。こっちも送る理由が欲しいので「お日取りはいつごろお考えですか?何名様くらいご招待しますか?」等々伺うと、「まだ何も決まってません。とりあえず集めてます」って・・・。こっちも「それでは送れません」と言いたい所だが結局渋々送っちゃいますけどね。
対策として、A版(どうでもいい客用)、B版(決めそうな客用)、C版(決まった客用)と3種のパンフを作った。非常に経費削減になった。のかなぁ?ちなみに最近はパンフの無い会場も増えてきましたよね。分かる気がする。
“今から行きます!案内してください!”
???・・・。一応アポイントのつもりだろうか?土日祝は大抵披露宴中だし案内スタッフも空いていないって。ちゃんとしたお客様は何日も前からアポ入れているのに・・・。
でも何とか調整して「今からは難しいので○時にお越しください」と答えると「その時間は行けないので、じゃあ勝手に見させてください」って・・・。ウチは一軒家のゲストハウスなんだからそんな普段着の人がウロウロしていたら捕まるって。そして捕まえるって。
対策として、すべての広告媒体に強調して「見学は要予約」とコメント入れた。しかし効果は・・・無無無。完全に案内しないようにしたいがそういうわけにもいかず・・・。これは永遠の課題です。
以上、「嫌な客とそれに対する対策」 その1でした。
しかし、本当は皆どのように聞けば良いのか分からなくってこういう問合せをしているのかも知れないので、そんなときは、このように問い合わせれば完璧。ぜひよろしく。
まず、“資料請求”の場合は、
「私○○と申しますが、○○を見てお電話いたしました。○○月頃挙式を考えているのですが、まず伺う前にパンフレットを見てみたいので、送っていただけないでしょうか?名前は○○。住所は○○」
予算が知りたい場合は、上記の質問に追加して
「お見積もりも同封していただきたいのですが、キリスト教式で招待客は○○名でお色直し1回して料理、装花、引出物、その他はいままでのお客様が利用した平均でお願いします」
と言ってくれたらVery Good!感度大!!何でもご奉仕いたします。になっちゃう!!!
“見学のアポイント”を入れる場合は、
「私○○と申しますが、○○を見てお電話いたしました。○○月頃、○○名くらいで挙式と披露宴を考えているのですが、見学をしたいのですが○○月○○日の○○時頃は可能でしょうか?」
そうすれは、披露宴の前の一番キレイな状態の会場を見せてくれるし具体的な日程や詳細を伝えておけば
空き状況や見積もりも作っておいてくれる。(優秀なプランナーの場合ですが・・・。)
また、以前に見学していたりパンフレットの請求などしていれば必ず伝えること。ダブって案内してお互い余分な時間を使ってしまう。
以上、ご参考までに・・・。