週末★山ガール

週末★山ガール

働くOLの週末山のぼり・アウトドア日記☆

百名山制覇を目標に、雪山やトレランにもチャレンジ中。

目指せガチ山ガール?!

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10月の3連休は

念願の剱岳登山!

いつかはチャレンジしたかったので

前から楽しみにしていました。

…なんですが

結局雨で登頂ならず

剣沢小屋までしか行けなかったんです。。


そんな途中までのレポ(笑)



立山までは、東京から

始発の6時台の北陸新幹線に乗り富山へ。

北陸新幹線ができたおかげで

富山まで2時間半で行けるようになりました

富山から立山行きのアルペン号に乗り換え。

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ローカル線ぽいクラシカルな外観が可愛い。

見どころである陸橋で徐行してくれます。

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そして立山からケーブルカーに乗り換え。10分くらい。

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到着した美女平から登山バスで1時間弱で

登山口である室堂に到着です。  

黒部ダム側から行った時はケーブルカーを乗り継いでかなりかかりましたが(時間もお金も)

富山側からだと速くてびっくり。


室堂には11時半頃到着しました。


ひとまず腹ごしらえ。

名物の白えびの天ぷらそばと、ますの寿司。

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外の天気はこんな感じ…ガーン

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霧で真っ白の中

20メートルを越す暴風で

吹き飛ばされそうになりながら

剣沢小屋を目指しました。

視界も悪いので黙々と登ります。
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ただ、こんな天気のおかげか

天然記念物のライチョウにはたくさん会えました

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15時過ぎに剣沢小屋に到着。

コースタイムよりやや巻いて、三時間くらいでした。

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部屋は二段になっていて、比較的広くて快適です。

電源もあるし温かいシャワーも使える照れ

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映画点の記の舞台になっているのでサインがたくさん。

一度観てみなきゃ。

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剱人Tシャツをお土産にゲット。

剱って言葉だけでかっこいい(笑)

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晩ご飯は豚の味噌炒めとお味噌汁、ご飯。

がっつりお肉が嬉しいおねがい

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食事の後はガイドさんと小屋の人たちと飲みながら歓談。

こういうのも山の楽しみですよね。

外は相変わらず暴風雨の音がして

明日ほんとに剱岳になんて登れるんだろうかと心配しながら…。


そして翌朝。

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朝ごはん


わずかに期待をしていたものの

雨と風は相変わらずでした。。

さすがにただでさえ危険な道を

悪天候でわざわざチャレンジするわけにはいきません。

停滞しようにも、剣沢小屋はその日で営業終了。

先に進もうにも危険なので

結局室堂に戻ることになりました。


残念。。


そんなわけで、不完全燃焼で終わってしまった

初の剱岳登山でした。


まぁ、山小屋までの歩きも、山小屋で過ごす時間も楽しいし

富山で有名な「すし玉」で美味しいお寿司も食べれたし

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翌週行くキナバル登山の足慣らしもできたし

なかなか満喫できたのでよしとします。笑


来年のいつか、またリベンジできますように!


今日は山の日ですねー!


先週末は北アルプス唐松岳に行ってきました。

北アルプスデビューだったこの山は

雪山シーズンにも2回訪れていて、もう4回目。


2015年残雪期にも行きました。

       
ロープウェイがあるから

初心者でも3時間半で絶景の山頂に立てるし

八方池などの見所もたくさん。

山頂の山小屋もきれいで

剱岳、五竜岳、白馬三山の眺めも抜群。

登山中の景観も

昨年行ったスイスのマッターホルンに行く道を彷彿とさせます。

アルプスデビューにオススメの山です。

  
ということで昨年登山デビューした両親と弟を連れて

北アルプス&山小屋デビューをナビゲートしてきました!


唐松岳までは白馬八方のスキー場から登ります。

始発の北陸新幹線で8時6分に長野駅へ。

8時20分長野駅発のバスにのり

白馬八方までバスで一本。

9時35分には白馬八方バスターミナルに到着します。

朝9時台に白馬に着いてるなんて…新幹線って速いんだなぁ(笑)


白馬八方のスキー場までは

八方バスターミナルから歩いて10分ほど。

そこからゴンドラとリフトを3本乗り継いで登っていきます。


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夏の鮮やかな緑に浮かぶ白馬三山が迫力!


リフトを降りて

八方池山荘でしばしランチ&高度順応。

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11時頃出発しました。


八方池までは観光客も歩くハイキングコース。

木道が整備されているので

歩きやすいです。

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白馬三山を横目に見ながらの

贅沢なハイキング。

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ケルンを超えて

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八方池へ。

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白馬岳の正面から見ると

見事に池に映った白馬三山が眺められますよー。


八方池以降は登山ルート。

岩もゴロゴロしているのでハイカット靴は必須。

ひたすら稜線を歩きます。

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途中、樹林帯や雪渓を経て

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丸山ケルン。

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丸山から先は細い巻道が続きます。

道が狭いので注意。

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そしてまだまだ先かなと思ってると

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唐松岳頂上山荘は

不意に現れますので注意(笑)

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八方池山荘からちょうど3時間くらいです。

右手には徒歩20分弱の山頂が

目の前には剱岳

左手には五竜岳を望む

抜群の眺望です。


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唐松岳山頂

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剱岳

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五竜岳

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山荘の下はテント場


到着時はガスっていたので

上は翌日の画像です。

山頂付近の小屋に泊まると

どちらか天気のいいときに景色が見れるのがいいですよね。


ということでその日は唐松岳頂上山荘に泊まりました。

家族にとっては初めての山小屋泊です。


2に続きます!




先週末はハイキング初心者の方たち&山ガール数名で

久しぶりに高尾山に登ってきました!


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前回行ったのは高尾~陣馬山往復トレイルラン30キロだったような…(笑)


梅雨の合間でしたが晴れて

気持ち良い新緑を楽しむことができました。


一番メジャーな一号路から行きました。

ロープウェイは使いません。

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開運ひっぱり蛸。タコ杉の隣にあります。

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大好物の天狗焼き。ロープウェイ山頂駅にあります。

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新作?の高尾山タルトも美味しかった!素朴な味です。

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境内に入るとこの手の開運スポットがたくさんあって

観光地としても面白かったです(笑)

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お金を洗うと金運アップ!

とのことで欲張って一万円札を洗いました(笑)

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札入れに入れて持ち帰ります。しばらく使えません。

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88のお地蔵さんが並ぶこちらは

四国お遍路巡りと同じ効果があるらしい。

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山頂ではほんのりうっすらと富士山がみえました!

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山から街が見えるってなんだか不思議。

しばらくアルプスか雪山ばかりだったから…(笑)


帰りは吊り橋のある4号路から下りました。

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下山後は美味しい蕎麦屋としてお勧めされた

高橋家で蕎麦を。

屋根を抜いて柿の木が生えてます。

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行列人気だけあって美味しかった!

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高尾山口駅の隣にある温泉で汗を流して帰りました。


2、3時間で手軽に登れて

観光や旅行気分もたっぷり楽しめました。

たまにはこんな山の楽しみ方もいいですね😁


ビアガーデンは15日からオープンで行けなかったので

今度はビアガーデンにも来てみたいです。

穂高に行ったときに

ガイドさんに教えてもらったアプリがすごい。


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ヤマップで検索!


無料で山の地図がダウンロードできて

機内モードにして省エネしててもGPSでルートを記録してくれて

それを地図に記録してくれる!

しかも地図は無料でダウンロードできます。

(地形もわかる地図は有料みたいです)


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こんな感じで距離、時間が記録されます。


マイページにも活動日記として残ります。

アプリから写真が撮れて

地図とリンクするのでどこで撮ったかも記録できちゃう。


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SNSへの共有も簡単みたいです。


現在地がわかるのでルートの確認にもなるし

かかった時間が残るので振り返りにもいいです。

登山中、みんなずっとオンにしてました。


ぜひダウンロードしてみてくださいウインク



4日目は下山の日。

なんですが、2日目は悪天候で潰れてしまったし

昨日だけだと少し物足りない。

ということで下山する前に早起きして

北穂高岳に登ることになりました。


奥穂高岳より短時間と言われて油断してたのですが…

その日のコースは東稜と言われる岩尾根コースで

ロッククライミングで登るバリエーションルート。

ゴジラの背とも呼ばれているらしいです。

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このギザギザがゴジラの背


ロッククライミング初心者のわたしには

ロープで繋がれてるとはいえ

とても怖いハードな登山になりました



朝4時に起き、

ほのかに朝日が照らす中、5時に出発。

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早朝だけどとても暖かくて

行動中はTシャツにフリースのみ。


小屋の裏手から登り始めます。

ひたすら急登です。

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途方もなく長く見えます…。

寝起きの朝食前の体にはなかなかしんどい。


朝ごはん前に出てきてしまったので

小屋からはお弁当をもらっていました。

お稲荷さんを食べたら少し元気が出ました。

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メインの道から東稜へは

雪の壁をよじ登っていきます。

必死すぎて写真を撮る余裕なし。。

足場もあまりなく、アイゼンの前の歯を必死に食い込ませて登りました。

つるっと滑ったらどこまででも落ちていってしまいそうです。

(ロープで確保はされてますが)


壁を登りきったら稜線です。

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この細~い道がひたすら続く

なかなかスリリングな景観。


周りは絶景です。小さなとんがりは槍ヶ岳。

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これって道なの?!落ちないの?

ってくらい細い…。

足を踏み外さないよう、必死です。

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この日は風が強く

時々突風が吹いて体ごと吹き飛ばされそうになります。

その度にピッケルを深く刺したり岩にしがみついて耐えました。


ゴジラの岩。

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アイゼン付けたままよじ登るのは怖かったです。

眼下は谷で足がすくみそうに。

でもガイドさんがちゃんとロープで確保してくれています。


岩を降りるところがクライマックス。

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あー怖かった。。


ホッとしたのもつかの間

そこから北穂高岳まではひたすら急登。

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重たいアイゼンで雪を踏みしめながら

脚が疲れでガクガクしそうになりながら

必死で登りました。


8時40分、北穂高小屋に到着。

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心底ほっとしました(笑)

小屋の奥に見えている雪の壁が山頂です。

雪が階段状に整備されて登りやすくなっていました。


8時50分、北穂高岳登頂です!

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見晴らしもばっちり!


岩を登ってるときは

このまま落ちたらどうしようと思いながら

必死に前を向いていました。

登頂の喜びよりも

無事通過できた安堵感の方が大きかったです(笑)


下山は同じコースではなく

メインの下山ルートから降りました。

デブリがたくさんできていてなかなか歩きにくく

ガクガクの脚にはかなり負担が大きかったけど

10時過ぎに無事涸沢小屋に到着しました。

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ここまで連れて行ってくれたベテランガイドさんには感謝です。

自分たちだけでは絶対行けないルートでした。

怖かったけど、いい経験ができました。


ちなみに今回のコースはこんな感じです。
(ヤマップの履歴より)

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さて

これで終わりじゃないのが辛いところ(笑)

涸沢小屋からの下山もなかなかのロングコースで

疲労困憊の足を引きずり

16時にようやく上高地に到着しました。

小梨平のキャンプ場で4日ぶりに入ったお風呂は気持ちよかった…!

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子連れの猿がたくさんいました


そしてさらにこれで終わりでもなく(笑)

上高地から松本行きのバスは渋滞で動かなくなり

あずさで帰れず、長野まで行って新幹線で帰ることに。

家に着いたのは結局1時でした…。

21時間動き続けた、長い長い1日でした。


もう雪の壁や絶壁を登ったことは夢のようだけど

パンパンの脚と全身の疲労が

確かに登山の名残を感じさせてくれます(笑)


4日間、穂高を満喫できた連休になりました!




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