ゲームと料理と趣味の話

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長かった。

半年かけて東京競馬場の開催日にあわせてカツカレーを食べ続け、計16提供店を制覇。

2017年第1回東京競馬 カツカレーまとめ

2017年第2回東京競馬 カツカレーまとめ

2017年第3回東京競馬 カツカレーまとめ

それをここに表にまとめます(クリックすると大きくなるョ)

 

 

表にしてみて初めてはっきりと分かることなどがあったりして、やってみてよかったなと思いました。赤枠が「全店比較の中でも激熱ポイント」。

それではこの表を元に、色々な切り口から東京競馬場のカツカレーを見ていきましょう。

 

 

 

「価格」

最高価格 ホテルオークラ¥1,850

最低価格 サッポロドリンクコーナー¥620

 

これはもう、ホテルオークラがぶっちぎりですね。質もぶっちぎりです。最高価格は伊達じゃない!2位はときわやの¥1,300。レストラン形態は必ず千円超えしてますが、人件費などが発生するので、当たりまえっちゃー当たり前。

それを考えるとニュートーキョー¥1,150の持ち帰りで最低価格までおちるサッポロドリンクコーナー¥620は最高のコストパフォーマンス。弱点はニュートーキョーオリジナルデラックスソースがつかないこと!

 

 

 

「ルー粘度」

もったり ハロンボウ

 

ルーの粘度はハロンボウが頭抜けて「もったり」してますね。昭和の家庭ばりのジャガイモが溶けたような最高に重いルーが良い人はハロンボウ一択です。

 

 

 

「ルー内の具」

玉葱・肉片たっぷり TOKYOカレー&オムライス

牛肉塊 ホテルオークラ

 

TOKYOカレー&オムライスのカレーはテイクアウト品ですが、他の同形態店に比べて刻んだ野菜と肉片がいっぱい入っていて、お得感が増してます。

しかし、ここでも絶対王者はホテルオークラ。なんと牛肉の塊がゴロゴロと入っていて、のけぞりました。

 

 

 

「辛さ」

最高辛さ メトロ

 

全体的に東京競馬場のカレールーの辛さは、一般のカレー専門店の辛さよりかなり抑えられてますが、メトロはそれに近いレベルまでのデフォルト辛さ。そして何より、店頭に辛さ増し用スパイスが置かれてるので、辛党ならここ一択でしょう。

 

 

 

「カツ肉質」

最高肉質 ホテルオークラ

 

最高価格だけあって、半端ない柔かさ。当然といえば当然の絶対感。

 

 

 

「衣硬さ」

一回だけでもお薦めしたい ニュートーキョー

薄くてガリッ、だがそれがいい 梅屋

 

衣だけでいえばホテルオークラより、独特の「ふわっとさくっと消えていく」食感のニュートーキョーをお薦めします。今までの人生で味わったことのない揚げ物の衣でした。

そして梅屋のカツは、薄くてガリッとしてるんですが、これがまたB級的クリスピーなおいしさ。「衣がしなる」問題に真っ向から立ち向かう一品です。

 

 

 

「大きさ」

面積だけだったら圧倒 カジュアル稲松

厚さだけだったら仏契り ヒットカフェ

縦横高さ・体積総合No.1 ホテルオークラ

 

カジュアル稲松は薄さは最低といえるほど薄いですが、その分面積はお皿一杯に広がり、切れてる数が多くなるので、カツトライ数も増えて色々楽しめるのでは。

厚すぎてマジでお口に入らないのがヒットカフェ。その割には¥1,110と抑えられていてコストパフォーマンスは高いです。

そして、面積では稲松に、厚さではヒットカフェに劣るものの、裏を返せば、厚さでは稲松に、面積ではヒットカフェに大差をつけるのがホテルオークラ。またおまえか。

 

 

 

「薬味」

独特な味付けが癖になる スターアイル(レストラン)

 

スターアイルはテイクアウトとレストランの二形態ありますが、テイクアウトは袋の福神漬けで、レストランは福神漬けとラッキョが盛られてきます。このレストランのほうの福神漬けが独特で、色がついてなく、甘い。ラッキョは酸味が強く、このメリハリがルーとマッチしてて良かったです。

薬味で(自)となってるカジュアル稲松とメトロはセルフで盛り放題です。

 

 

 

「その他」

全店唯一のドミグラソースベースで酸味のルー ヒットカフェ

玉子スープ付でほっとする味 ブラッスリーろんたん

オリジナルデラックスソースでスパイシーさUP! ニュートーキョー

カレーに千切りキャベツはおいしい 和食レストラン磯

 

超極厚カツという圧倒的ストロングポイントを持っているヒットカフェですが、諸刃の剣になりそうなのが「ドミグラスソースベースで酸味がある」という独特なルー。これがダメという人は多そうな味です。僕個人もまずくはないけど、そこまで食べたいかといわれれば微妙という感じ。

ブラッスリーろんたんは悪く言えば普通、よく言えば安定の普通のカツカレーですが、汁物である玉子スープがついていて安心感プラス。それなのにレストラン形態であるのにもかかわらず¥880ということでコストパフォーマンス高いです。

オリジナルデラックスソースというウスターソースが卓上に置かれているニュートーキョー。ルー自体は甘味も辛味も抑え目にされている静謐な味ですが、このソースを加えることによってスパイシーさ(Not辛味)が加えられ、味の奥行きが出現するという最高の卓上アイテム。関西圏では普通に行われている「ソースでスパイシーさを演出」という行為を改めて評価させられました。

なんとなく繊維質不足が否めないカレー生活において、個人的に密かに他の人に勧めたいのが、「千切りキャベツを混ぜながら食べる」。これが可能なのが和食レストラン磯。同じく生のキャベツを出しているのはカジュアル稲松ですが、切りが粗い。こちらの磯はマシンカットのようで超千切り。ルーの熱ですぐにくたっとなる。これがいいんです(喬太郎師匠風)

 

 

 

ここからは個人的に対決比較したい部門

 

「カレーといえば対決」

ハロンボウVSメトロ

 

東京競馬場内では、「東(門フードコーナー)のハロンボウ」「西(門フードコーナー)のメトロ」と並び称されるカレーの両雄。

しかし、そのカレーは真逆。もったりカレーがハロンボウで、さらっとカレーがメトロ。具が溶けかかってますがハロンボウで、具はありませんがメトロ。カツは半分がハロンボウで、一枚肉がメトロ。

価格はハロンボウが¥800で、メトロは¥850はカツの差ですかね?

個人的にはさらっとルーが好みなんですが、お皿で金属スプーンというノスタルジーさが「古きよき昭和の競馬場」を思い出させて、ハロンボウに軍配を上げます。

 

 

「同店・系列店対決」

スターアイル(テイクアウト)VSスターアイル(レストラン)

 

これはレストランに軍配を上げる。価格は¥800と¥1,290と500円の差が出ているが、¥800を出すなら、同じ価格帯のほかのテイクアウト店で買うかな?という感じで、逆に独特な福神漬けがあるというポイントを拾った。

 

 

 

ニュートーキョーVSサッポロドリンクコーナー

 

こちらもレストランに軍配を上げる。なんといってもオリジナルデラックスソースの存在がでかい。あとはテイクアウトになると蓋をする関係上か、その独特な衣感が失われているのもある。

 

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こうしてみると個人的にもう一回食べたいなと思うのは、

 

TOKYOカレー&オムライス

ブラッスリーろんたん

ニュートーキョー

梅屋

 

「一番おいしいカツカレーはどこ?」って最近よく聞かれるんだけど難しくて答えられません。上に挙げたお店はあくまでも自分の好みで、自分のカツカレーの好みは少し変なので。

逆に「一番辛いカレーはどこ?」とか「カツが一番おいしいのはどこ?」と部門ごとに聞いてくれれば

 

あ、もう、それで今書いてきたかw ということで読んでもらって、「ここが良さそう」というのを各自で探して欲しいかな。

 

ただ、お勧めしないのは、ときわや、かな。お肉がぶにゅぶにゅしてておいしくなかった。

 

以上、まとめっす!