ちょっと遅くなってしまった。ハヤブサ。なんともすごい技術だねぇ。3億キロメートルも離れた直径500mしかない小惑星に向かって発射され、底の岩石をもって変えるって行くんだからねぇ。一時は、見失ったり、エンジン故障を起こしたり。それでも不死身だった。すごいねぇとしか凡人は言えない。ゆめがあっていいねぇ。


 政治の世界を見るのが辛くなる・・・。

 小池晃参議院議員との対話演説だった。「何でもご質問を受けます」式の参加型の街頭でのたいわだった。どのくらいの方が集まったのだろうか。かなりの人垣になっていたし、立ち止まって聴いて行く人も大分いた。何よりうれしかったのは、若い人が目に付いたこと。そしてその方々から質問も出たことだ。


 就職のこと、保育のこと、障害者自立支援のこと、共産党って名前のこと。もちろん高齢者にも積極的な意見や質問をいただき、18人もの質問に答えてもらった。拍手!!


 それにしても菅内閣になってなにやら自民党政治に回帰しそうな政策だ。何より怒りを感じるのは、法人税を減税して消費税を上げようってことだ。強い経済、強い財政、強い社会保障って言うんだって。その具体化が法人税減税と消費税増税なの???

 法人税を下げれば確かに法人は強くなるかも。でも税収は減るでしょう。そうしたら強い財政は成り立たないし、消費税を上げれば税収は上がるかもしれない。たしか1%あげると2兆円だったかな?数字を挙げると税収も簡単にあがる仕掛けになっているけど、でも、ちょっと待ってくださいよ。消費税を上げると庶民は苦しくなるでしょう。庶民が苦しくて経済はまわらないと思うんだけど。ふところ寒い人が買い物しないもの。ね。

 ということは法人税減税と消費税増税で強い経済、強い財政にはならないわけだ。どうするのかなぁ?


 絶対に消費税増税は反対




 予想通り菅氏が首相になった。新菅首相というわけだ。なにが変わったのか。まだよくわからないが、沖縄はやっぱり日米合意を重視するって。そうだと思う。日本共産党以外も政党にアメリカに対してものが言える政党ってないんだもの。いつになったら自立できるのか。

 沖縄の勝利だね 。今日突然の辞任は驚いたけれど、よくよく考えれば沖縄や国民が勝利したってことだと思う。「国民が聞く耳を持たなくなってしまった」と言っていたけどそうじゃないでしょう。聞く耳を持たないのは鳩山首相だったんじゃない??だって、約束したことちっとも守ってくれないしね、沖縄だって基地はいやだって言っているのに、アメリカにその声を伝えないで、アメリカの声を沖縄に押し付けにいったんでしょう?


 政治のカネにかかわることも言ってた。それで、小沢幹事長にも一緒にやめてほしいって言ったって。これはよく言えたなぁというのが率直な感想。だからってこの問題が明らかになったわけではないし、身を引いたらもう、昔のことだって説明しないだろうねきっと。


選挙目当てだね。明らかに。顔を変えれば刷新されたって思うもの。

 相談で最も多いのが生活困難。収入が減った。仕事がない。首を切られた。年金だけでは暮らせない。入院したら医療費が高くてたくわえも底をついた。などなど、21世紀ってこんなに暗かったのかとつくづく思う。


 仕事がなくなり、次の仕事も見つからない。家族中ストレスがたまって、いさかいが起こる。仕事があって収入があれば何もなくてすんだものも、些細なことでも口論になってしまう。これが続くと離婚。男性は一人になって、酒におぼれ、心までこわしてしまう。女性は子どもを抱えているが何とか必死に暮らしている。もちろん余裕はないが、子どもとの時間が救いになっている。数年がたち落ち着いた頃、男性の生活破綻が耳に入る。


 と、小説のような展開が実際起こっているのだった。

今日もこんな話だった。彼は「基地がなくなったら一体どうなると思う。すぐに中国や北朝鮮が日本界隈に進出してくるさ。アメリカの基地があるから安心なのだ。それなのに基地を撤去しろとは何事か」と。「そうかなぁ。じゃあ何のために中国や北朝鮮は日本に進出してくるの?」と聞くと「そりゃあ決まっているさ。日本を攻めて来るんだ。」???

「なんのために?」・・・。話はそれ以上にはならなかったけれど、基地は抑止力だって思わされて60数年。でも自分の近くにはないほうがいいと言う。


 アメリカとの合意を優先して普天間基地の移設先を辺野古、徳之島に明記した鳩山首相。沖縄は怒りで燃えている。世論ももえている。私もここでは宣伝に力が入る。

 「普天間基地は無条件で撤去して」と志位委員長が訪米先の国務省で交渉をしてから半月余がたった。何度このことを話してきただろうか。特に先週は「小池晃リーフレット」を配りながらの宣伝をたくさん組んだので、たくさんたくさん、あっちでもこっちでも話した。

 「すごいことだね」「志位さんがアメリカに行ったんだね」「鳩山さんがやることじゃないの」「沖縄の気持ちだよね」と反応も大変心強い。


 日本の国会議員がアメリカ政府に「基地をなくせ」と言ったのは、おそらく初めてのことだろう。それも共産党の委員長が交渉したのだ。私もこのニュースをしんぶん赤旗で見たときには、本当の驚いた。まず、共産党の委員長がアメリカに行くこと自体が初めてなのに、核廃絶とともに沖縄県民と国民がもっとも願っている基地撤去について、アメリカ政府に直接交渉をするなど、およそ考えられなかっただけに、オドロキだった。が、「やっぱり共産党だ」「日本政府がやるべきことを共産党がやったのだ」と心強く思ったことだった。

 すぐにアメリカが「うん」と言うわけはない。しかし、「こういう交渉は貴重だ、重要なことだ。民主主義の基本だ」とアメリカ政府も言ったそうだ。アメリカは「これからも話し合いを続けましょう」と言ったそうだ。日本共産党は反米ではない。だとすればこの交渉、話し合いを続けて行く中で基地撤去の道筋をつけていくことは可能ではないか。

 この先10年も30年も未来永劫、基地をおき続けることはやめてほしい。


 

 下りに使った稲荷山コースで、登ってきた人々を数えてみるとは5分間で約100人だった。それほど高尾山に見える観光客、登山者は多いのだ。何しろ次々と絶えることなく登ってくるし、登山道が狭くなったところや、ちょっと急な斜面になると渋滞をする。3歳くらいの子どものせっせと上がってくるし、小学生や中学生もその親達らしい人と一緒に登っている。家族連れが多い、中高年登山者はここでも多数を占めているように見える。ここで山での礼儀とばかりに「こんにちは」をいい始めるとずっといい続けなくてはならない。

 

 一体どのくらいの方が高尾山に登るのだろう。そんな思いと、この連休高尾山の美しい緑を見たいと高尾山口についたのはちょうど8時だった。高尾山口駅についた電車からどっと人が降り立つ。参道を通ってケーブル駅を横目で見ると、すでに列ができている。以前より出足も早いようだ。せめて登る間は静かな道をと、比較的登山者も少ない2号路、3号路を選んだ。確かに人は少なく、小鳥の鳴き声や小さな草花を愛でながら高尾の霊山をゆっくり登る。コゲラ?やウグイスの声を楽しみ、カンアオイやチゴユリを探し、キイチゴの花に癒されて。

 頂上に着いたのは10時まえごろだったろうか。すでにたくさんの登山客が木陰を探し、座り込んでいる。昼近くになると頂上は、足の踏み場もなくなる程いっぱいの人だという。霞のかかった日だったので、遠方までの眺めは期待していなかったが、頂上では富士山がぽっかり浮かんでいる姿を眺めることができた。しばし、頂上で景色と人の流れを眺め、大分早い昼食をとる。サクラは終わっていたが、レンゲが咲き、山頂から見る緑はまだまだアサギ色が多くいろどりの美しさに見とれた。 


 ずっと、ずっと見ていられる、赤ちゃん。 いつまでも見ていたい赤ちゃんが誕生した。2人目の孫。ママのおなかで十分育つと自然の力で生まれ出る、当たり前のことながら自然の摂理というか、人間の、動物の、生物の誕生は感慨深い。

 今日のところの赤ちゃんは、残念ながら窓越し観察。しかし、窓に近寄ると目を開けていてあくびをしたり、顔を動かして存在を示している。袖の先から5ミリほどの爪も見えた。

 この愛しい子ども達の未来に幸多かれ。








 

  いくつかいただいた通信がそのままになっていたのが、ようやく返事を書く時間が取れた。

 Kさん。時々ご自身の病気のことをはじめ、ご家族やご近所で起こったさまざまな出来事について電話でご相談をいただく。このごろ留守がちで電話もつながらない。


 Sさんは、昨年転居した。ひっそりとだれにも知らせず、どこに行ったのかもわからなかった。この間、お手紙をいただいて静かに暮らしている、新しい住まいでの生活もようやく慣れてきたと書いてあった。以前から静かな方だったけれど、しんが強くてまっすぐな人だ。家族の病気とご本人も病気がちで心配だ。


 Tさんも長い付き合いだが、昨年やっぱり転居した。何かと愚痴を聞いてくれたり、言いたいことを言って受け止めてもらっていたのに。でも大分背中も丸くなった。転居先でも頑張っていると聞いているけれど、ちょっとうかがうという距離ではないのでどうしてもご無沙汰になる。お届けしたいものもあったので一緒に手紙を入れた。


 Fさんからは、心温まる絵手紙をいただいた。とにかくまめな方で、よく気がついて到底まねはできないので私流で勘弁していただく。封筒に貼ってあった、かわいい花模様は、早く封筒を切って中を読みたい気持ちにさせられる。でも丁寧にはさみで封を切って、中を見れば、また、椿の花が3輪咲いている。どうも我が家の椿のようだったが、彼女の手にかかってこんなに素適に変身した。いつも支えていただいて、優しい手を差し伸べてくださって。感謝です。