蝦夷☆オブ・ザ・デッド

蝦夷☆オブ・ザ・デッド

蝦夷の片田舎より分析しない掘り下げない脱力バカレビューをお届け(ホラー多めほぼネタバレ)

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<あらすじ>
妹の死から立ち直れない女子高生、恵。そんな恵を励まそうと、先輩が彼女をキャンプに誘う。
キャンプを楽しむうち、山中で不気味な男に遭遇した恵たちは近くの村に逃げ込むが、そこには汚物まみれのゾンビがいた。

<レビュー>(核心に触れていない場面はありますがほぼネタバレ、ご注意下さい)
パンチの効いたカッコイイオープニングから始まりますよ!

 
タイトルロゴに合わせ、
タモリ倶楽部ばりによく働く女子の尻。

 
とっても嬉しそうにキメポーズ!すっごく輝いてる!サイケな背景にベストマッチングね☆

 
監督のお名前と共に神々しいまでに尻発光。くの一忍法帖を思い出すのは私だけ?
<早速ですが、画像66連発なので、はじめから飛ばしていきますよ!!!>
   
「お父さん・・・ポンポン痛い」幸薄そうな娘が父親に訴える。

 
「大丈夫か!?また発作だな・・・ちょっと待っていなさい」と父。

 
薬持ってくると思ったら、持って来たのは汚いゾンビ!なんで?

  
ゾンビの腹を殴り、口から何か出そうになったところで娘に「さぁ!口を開けるんだ」
・・・だからなんで!?


場面は変わり、主人公「恵」の回想。妹がトイレでヤンキーにボコられている。

 
しかも「ゴキブリ喰いな!」と言われる。
その後、イジメを苦に妹自殺。主人公の恵は妹を助けられなかったことを悔いている。
また、「おねえちゃんは私みたいに汚くならないで。キレイなままでいて」と言われたことにより、立ち振る舞いにスキがなく、人間関係にバリアを張るキャラに。

 
恵を元気付けるため、先輩がキャンプに誘う。しかし、先輩以外はバカな面々ばかり。

 
酔って下呂大噴射!有り得ない回数ゲボってるのに噴射の勢い衰えず。どうなってる!胃!

 
その勢い、もう、コイツを凌駕してる。


先輩友人、巨乳女子。彼女はスーパーモデルになるためサナダ虫ダイエットをしたいらしい。

 
サナダ宿主の川魚を釣ろうとするがなかなかうまくいかない。しかし、恵はいとも簡単に・・・

 
「ソイヤッ!さぁ!心ゆくまで、サナダどーぞ☆」

 
キャンプ場の河原で空手のトレーニングに励む恵。「私、とにかく強くなるしかないんです」
そんな恵に「いつまでも過去に囚われてちゃ前に進めないよ?」と、先輩。

 
先ほどゲットした川魚をさばくと、立派な寄生虫様がスタンバイ。

 
「もしかしてサナダじゃないかも知れないし、寄生虫で病気になったらどうすんです?」
心配する恵に巨乳女子、「どんなに努力しても、私よりブッサイクばかりがモデルになるのよ!屁もしないようなスカしたアンタには私の気持ちなんてわからないでしょうけどね!」と八つ当たり。

 
「これでスーパーモデル確実よ!!!アーン!!!」
スーパーのモデルかも知れないのに・・・(例:グンゼババシャツ着用キメ顔)

 
突如、森の中に現れたオッサン。「コラ!!!」と叫んでいる。
てっきり、川魚解禁日を無視したことを怒られたと思いきや・・・
先輩の彼氏の指をガブリ!!!

 
「いてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

   
恵、パンツ丸出しでオッサンに一撃必殺キック(雨風呂さんに抹殺されたので再アップ)

 
呆気なくダウンのオッサン。「ええええ!!??フツーに蹴っただけなのに!?」
全然フツーじゃありませんでしたから!フルスイングでしたから!
この後、車が何者かに盗まれてしまいます。足がなくなり、途方にくれる一同。

 
そんな様子を見つめる黒セーラー美少女。
彼女を追って行くと・・・村に辿り着く。人の気配はない。廃村?
 
 
ここで急に腹が痛くなる巨乳女子、「ヤバい!マジハンパねー腹痛なんすけど!」

 
「それは・・・GERIですかね?」
さっきマーライオンに変身していた男子、率直過ぎて張り倒される。
「みんなの前で恥かかせないでよ!!!」

 
「恥かかせないでよ」と言った舌の根も乾かぬうちに豪快な放屁。
「もうダメ!!!限界!!!トイレどこトイレ!!!」


このドアは、見まごうことなき汲み取り式トイレットですね。
しかし、トイレでおつとめ中、なんと便器の中から汚物まみれのオッサンゾンビ現る!
オッサンゾンビ、巨乳女子の丸出しケツを数回引っぱたき、乳まで揉もうとする。
「ギャーー!!!変態!!!」
・・・変態の域はとうに超えてる!!!

 
オッサンゾンビに続き、汚物まみれのゾンビが唸り声をあげながら次々に現れる。
「ヤバイ!ヤバイ奴が来るよ!」大絶叫で逃げる巨乳女子。

 
「これは確かに激ヤバだあ!!!」
この人、実は、「ザ50回転ズ」のダニー氏。筆者、地味にダニーさん好きなんだなぁ。
緊急事態なのに、常に妙な説明口調なのもGOOD☆

 
腹痛続行中の巨乳女子、遂に般若クラスの放屁。
こっちのほうが激ヤバだあ!!!

 
汚物まみれの人々にたかられた巨乳女子を助けに行くも、あまり頑張らずに見放す恵。
「もう手遅れでした☆」「ええええええ!!!???」

 
汚物ゾンビから逃れるために立て篭もった民家。背後から銃構えた爺さんが!敵?味方?

 
喋ってるうちに爺さんもゾンビになりました。恵に始末され、飛ぶ眼球。

 
「うわあ!なんてこった!」・・・このあと、50回転ズの口に飛んできた眼球カポッ。
 
 
何故か先輩の尻に執着するゾンビ。「いやーん!パンツ見えちゃう!」・・・そんな場合か。

 
尻もちついたはずみで、セクハラゾンビの頭部グシャッ!

 
「それよ!!!頭が弱点だわ!!!」・・・今気付いたか。

 
ゾンビ化して死んだ爺さんの猟銃で、ヒロイン恵、見事なスナイパーぶり。


全部始末したと思ったら、ゾンビの死体から謎の虫が恵に向かってジャンピング!

 
「虫・・・虫はイヤァァ!」急に激弱になる恵、その時どこからかボウガンが放たれ、危機一髪。

 
「大丈夫かね?私はここで診療所をしている。病弱な娘と2人暮らしだが良かったら来なさい」

  
「ゾンビの原因は寄生虫だ」そう説明する医者。
寄生虫見ながら医者の娘特製パスタを食す。もう「スクワーム」観ながらうどん喰えるね!

  
突然、発症する先輩彼氏。指食い千切られた時に感染してたみたいです。

  
夜中に腹痛を催した恵、トイレを探すうちに医者親子の秘密を知り驚愕!
なんと医者は病気の娘を生き永らえさせるために寄生虫を積極的に繁殖させていた!
と言うわけで、さっきのパスタにはもれなく寄生虫入り!
  
  
診療所から逃げたはいいが、尻丸出しバックスタイルのゾンビ軍団に襲われる。    

 
寄生虫に捕まる50回転ズ。
「逃げろ!終わり良ければすべて良し!最期くらい、カッコつけさせてくれぇぇ!!!」
・・・オトコマエだよ。シビれたね。
 
  
先輩の前に現れたケツ強調スタイルゾンビ。
見覚えあると思ったら、最初の方で殺られたサナダダイエットの巨乳女子でしたよ!
サナダ女子、ケツから出てきた寄生虫をフレキシブルに操り、恵の先輩を殺害!

 
大切な先輩を殺され怒り大爆発の恵、サナダダイエット巨乳女子にトドメ!
しかし、弱点の脳天にトドメをさしたにも関わらず、突然変異がはじまり・・・
 
   
ウルトラマンに出て来そうな頭部の、なんだかよくわからないラスボスに!

  
決着がついてなかった医者の娘、ラスボス従えて登場。
「みてみてー!私、お空を飛んでる!表現の自由を手に入れたわぁぁぁ!!!」
・・・何を言い始めるか。

 
腹痛がおさまらない恵、ここで場違いな屁をブッ!「・・・はっ恥ずかしいぃぃぃ」

  
「キャハハハ!!!貴様屁こいたな!!!」
このあと、戦闘になるのですが・・・
空中戦になります。

 
もう、手も足も屁も出ない恵、絶望的。

 
「私・・・死ぬのね」諦めかけた恵の脳裏に亡き妹の姿が。
・・・違う。妹が「きれいなままでいてね」と言ったのは、屁をするなとかそういう表面的な意味じゃない!
 
 
恵、覚醒。爆裂放屁ジェットエンジンで、鉄腕アトム飛行!
 
   
「な・・・なにぃっ!?」怯む医者の娘に恵は言い放つ!(屁も放つ!)
 
   
「もはや!オナラが私のエンジンよ!!!」

  
覚醒した恵に叩き落され、医者の娘ジ・エンド。


「残るはアンタね!」変異した寄生虫ラスボスに必殺・・・虫下し!


「地獄で!GERIしな!!!」 なんてカッコイイキメ台詞!


地上に戻った恵、自分も虫下しを飲む。なにせ、寄生虫パスタ食わされてたからねぇ・・・。

 
道路に盗まれた車を発見してエンジンをかけようとすると、なんとあの医者が潜んでいた!
「今度はキミが娘になってくれぇぇぇ~!!!」
もはや、只の変態プレイ好きのオッサンにしか見えない医者に・・・

 
「お前なんか!!!ウ○コ以下だぁぁーーー!!!」
トドメの空手キック、快心の一撃!
 
画像は控えめにしましたが、ハッキリ言いましょう。ウ○コまみれです。
スーツのポッケからウ○コ取り出して投げて来るゾンビまでいます。
しかし、徹底した突き抜け加減には清々しさすら感じます。
可愛いアイドルにウ○コはタブーなのにも関わらず、女優さんたちの体当たりの頑張り、見せ場満載のアクション、汚物まみれながらも「ヒロインの成長」がテーマ。好感がもてましたよ。
とりあえず、ウ○コいっぱい出てきますが、ウ○コがテーマの映画ではありません。
「考えてみたらみんなトイレ行くし、そもそも人間ってグロい生き物だよなぁ」なんて、しみじみ座禅を組みたくなるような心境にさせられましたよ・・・この気持ちはなんだ!!!
<超主観的評価>
ストーリー★★★ スリル★★ テンポ★★★ バカ★★★★ グロ★★★ 
総合★★★
GERIくらいするよね。だって人間だもの(byみつを)
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<あらすじ>
バージニアは、名門私立高校の優等生グループ『トップ・テン』の一人。
4年前の事故によって前後の記憶を失い、時々恐ろしい幻覚症状を起こすようになっていた。
そんなある日、グループのメンバーが次々に失踪する事件が起きる。
犯人はグループを知っている何者かのようだった。
時を同じくして、日増しに悪化するバージニアの幻覚。
そしてついに彼女が18回目の誕生日を迎えた日、衝撃の事実と惨劇が起こるのだった・・・。

<レビュー>
私事で恐縮ですが、本日筆者の誕生日ですのでこの作品をチョイスさせて頂きました。
 
「ハッピバースデートゥーミ~♪・・・原題で御座います。
ハッピーバースデー自分・・・超むなしい!!!

お話は、名門高校の優等生グループ「トップテン」のひとりが仲間の待つパブへ向かう場面からはじまります。
トップテン→ザ・ベストテン→ザ・ハイテンションベストテン 
と連想してしまう筆者ですが・・・
 
ザ・ハイテンションベストテン!

この映画のトップテンのメンバーは、超セレブ超インテリを鼻にかけたやりたい放題のグループのようです。
しかし、お話に入れば入るほど、
「こいつらホントはバカのトップテンなんじゃない?」と思うほどの頭の悪さが露呈していきますよ。
 
パブに向かうトップテンのメンバー、校長に見つかりお小言を言われる。
「パブに集う情熱を勉学に向ければ大学に入るのがもうちょっとラクになるんじゃなくて?」
全くもってその通りなんですが、校長の前ではブリッコ(死語)してやり過ごす彼女、お小言が終わり解放された途端にこの様子。


「フーンだ!!!バーカバーカ!!!」
お嬢様が聞いて呆れるアホ面(クリック拡大推奨)。
この後、車に乗ってパブへ向かおうとしたら、後部座席に得体の知れない人物が!
バカホラーにありがちな「友だちのドッキリ」かと思っていたら、これがマジモンの殺人鬼で。

 
「ギャーーーー!!!イヤァァァ!!!」
思いっきり首絞められ、絞殺寸前のところで運良く車の外へ逃げられた彼女。
しかし、遠くに逃げれば良いのに、数歩で
立ち止まり「ウエーン!」と泣き出す。
案の定、すぐに殺人鬼さんに捕まり、再び車の中に引き摺り込まれそうに。
ネコパンチで振り払い、今度こそ遠くまで逃げると思いきや、
車と建物の間に挟まる。

 
「キャアアア!!!」ジタバタ!ジタバタ!
さすがバカのトップテンに入るだけあるね☆
大して逃げないので、殺されるの当たり前。鋭利な刃物で首サックリ、ご臨終・・・。
一方、パブではバカのトップテンメンバーが殺された彼女の到着を待っていました。


 
どこがセレブ?と首をかしげたくなるようなドチンピラ揃い。
パブのおじ様集団(こいつらもずっと軍歌合唱しておりうるさい)とトラブル。

 
パブのおじ様集団のビールにネズミを仕込み、「ビールじゃないよ、チューハイ☆(ネズミだけに!)」と勧め、大乱闘に。
「学校に言うからな!」と恫喝されるも「どうぞご自由に♪」
親の権力をカサに着て、本当に憎たらしい連中です・・・
もう、早く殺られろ!
終始こんな感じの彼ら、学校でもやりたい放題です。
生物の先生が一生懸命授業してるのに、電極つける機材で先生の髪の毛に静電気爆撃。
昔の小学生定番、「頭に下敷きゴシゴシ」並にレベルが低いです。

  
「えーとね、死んだカエルの脚にね・・・」(髪の毛ボンバー)
 
 
「ププッ!!!」

 
「ん・・・?なにかね?」

 
「わははははははは!!!チョーうけるんですけど!!!」


「・・・うーん。チミはなかなかユーモアがあるね(内心、ガキ共死ねっ!)」


「ギャハハハハハ!!!セン公サイコー!!!」

甘やかされ放題なので何しても許されると思っており、授業妨害も当たり前のバカ共ですよ。
ここで突然、トップテンのひとりがカエルの実験を見てフラッシュバックを起こします。
この人、他のメンバーに比べて地味なので存在感薄いのですが、どうやらこのお話のヒロインのようですよ。
 
 
手術室のような、実験部屋のような場所で目覚めるヒロイン、頭部には痛々しい包帯が。
どうやら彼女、過去に随分大掛かりな脳外科手術をしたせいで記憶が飛んでいる模様。

ある日、トップテンの中でも異彩を放つ男子メンバーの部屋へ忍び込む女子2名。
この男子メンバーは何でも剥製マニアだそうで。

 
男子メンバーの部屋には動物の剥製がズラリ。
「ハンドメイドかしらね?コレ」とか言いながら部屋を物色する女子たち。
立派な不法侵入ですが、お嬢様育ちは何やっても許されるみたいです。
部屋を見ているうちに、ふと目についたもの・・・それはかなりリアルなデスマスクでした。


わぁぁ!ナニコレ!タイの「死体パン」を思い出しちゃいましたよ!

 
タイのパン職人さん渾身の力作「死体パン」すばらしい

  
デスマスクの近くには、製作中なのか、布にかけられた物体が。
若干躊躇しながら、布を剥ぎ取ってみると・・・

 
ギャーー!!!これ、冒頭で何者かに殺されたメンバーの女子ですよ!
慌てふためく女子2名の前にご当人が現れ・・・


「何してる?」
お前こそ何してると言いたいところですが、友人は全くの平常心。
 
 
死体に見えた頭部から彼がおもむろに眼球を取り外すと、それは全くニセモノガラス玉。
「いくらなんでも悪趣味だわ」
彼女たちは言いますが、人んち勝手に入って物漁るほうが悪趣味だと言いたいです。

<ここで記事保存かけたら『いつもいつもなげーんだよこのクソブロガーが!』と雨風呂さんに怒られちゃいましたので、そろそろ巻いて紹介いたしますね☆>

 
トップテンメンバーが激減し始める。バイク好きなこの彼も・・・

 
首に巻いたマフラーをタイヤに放り込まれ、エンジンMAXふかされて顔面ガリガリ君に!


筋トレ趣味のマッチョな彼も・・・

 
股間に重りを落とされ!(痛い!痛ーい!!!)


バーベルに潰され、さようなら! 
 
  
ここで犯人いきなりの顔出し。犯人の顔はなんとヒロイン!


剥製職人の彼も殺られる!

 
急な出張が入っちゃったお父ちゃん、娘の誕生会に間に合わないかも知れない。
「じゃあ、お父ちゃんが帰るまで友だちと誕生会してるわね☆」と、ヒロイン。

  
誕生会の前々夜、「今日はお父ちゃんがいないの☆」と、男子を自宅へ誘うヒロイン。


「お夜食、食べさせてあげるわね☆」「アーン☆」

 
「アーン・・・???あがががががががが!!!」

  
一緒に串に刺される男子・・・具が大きいよ!


ヒロインの回想。
怒り狂った母親との恐怖のドライブで、 跳ね橋から転落の大惨事。

 
ヒロインのみ奇跡の生還。このあと、頭部手術→記憶喪失→現在に至る。

 
誕生会の前々夜、会場から消えたヒロインを心配して友人が訪ねてくるが・・・「覚えてないわ」

 
しかも、訪ねてきた友人、バスルームでいきなり殺される!

 
「イヤーー!!!私全然覚えてないんだってばーーー!!!」
ヒロインは多重人格殺人鬼なのか?

 
しかし、もう一度見るとバスタブに友人はいない!

 
カウンセラーに相談するヒロイン、思い出したことをポツポツ語り始める。
どうやら、亡くなった母が事件の鍵となるらしい。

 
「大丈夫!友だちは皆、行方不明なだけだ☆」とカウンセラー。
殺されてなければいいってもんじゃないと思うんですけど・・・

 
だって、こーんなにいなくなっちゃってるよ?

 
ヒロイン回想シーン再び。
母が生きていた頃の自分の誕生日。
16時に約束なのに17時になっても友だち来ない。

 
「どうせ来ないわよ!友だちはみんな彼女の誕生会に行っちゃってるもの!」
なんと、金持ち友人と誕生日かぶり、その誕生会に客ゴッソリ持ってかれてる。

  
「来ないならこっちから押し掛けてやるわよ!」
母激怒。モンスターペアレントのはしりか?

 
友人宅に押し掛けるも、使用人に門前払いされる。
「仕返ししてやるわよ!」
キャシー塚本も真っ青の発狂ブチギレ。
実はこの母、友人の父親と昔特別なつながりがあったのです。
そんなことをカウンセラーと話すうちに、ヒロインの表情が修羅と化し、鈍器で彼をボコボコに。


血飛沫浴びるヒロイン、いよいよもって、多重人格殺人鬼か?
 
 
出張から急いで帰ったヒロインのお父ちゃん、誕生会会場に駆けつけると、そこには亡き妻の熟成死体が!
娘が墓掘り起こして持って来ちゃったみたいだよ!

 
そこへ、バースデーソングを歌いながら、娘登場。


そこには、行方不明になっていた友人たちがズラリ死体で並ぶ。
「ハッピバースデイトゥーミー♪」・・・って歌うしかないもんね。
だってお客さんみんな死体だし。

  
微笑を浮かべる娘、「おお神様・・・」と泣き崩れる父。
「やっぱり事故のあとの手術は失敗だったんだ!許しておくれ・・・」

 
そんな父に浮かれたパーティー帽をカポッとかぶせ、「ス・テ・キ☆」

 
「パパは大きいケーキがいい?それとも小さいほう?」
まるでフツーの誕生会のように振舞う娘。そして、父の答えを待つまでもなく・・・

 
パパのノドをケーキカット

 
「次はあんたよ!」向き直るヒロイン。
エッ!!!生存者いるの?

 
そこにはバスタブで殺したはずの友人が・・・
と思ったら、なんと、
ヒロインと友人が同じ顔だよ!


バスタブで殺したはずの友人(ヒロインと同じ顔)が気が付いて反撃、掴みかかる。
すると・・・
えええ???
顔が・・・取れてる???

  
ストッキングビローン!なにこれ!!!

  
ジャーン!現れたのは、バスタブで死んだはずの友人の顔!
ギャー!!!もうヤメテ!!!わけわからん!!! 
落ち着いてまとめます。
結論から言うと、はじめから殺人をしていたのはヒロインの友人。
友人はヒロインに変装し、変装している間はクロロホルムでヒロインを眠らせ、その間に友人達を殺害、意識を取り戻したヒロインは、自分が知らぬ間に友人たちを殺したのではと思い込む。
彼女は事故後の手術後遺症で記憶障害を起こしているから、記憶に自信がないのは当然。
すべて、ヒロインの状態を利用した友人の犯行だったということ。
この友人、何故ここまでヒロインに恨みを抱いているのかと言うと・・・
実は、友人の父親がヒロインの母親と不倫して、生まれた子どもがヒロイン。
それが原因で友人の母親は家出してしまい、家庭崩壊。
つまり、
「アンタと私は異母姉妹。だけど私の家をめちゃめちゃにしたお前いらない子、死んでね。ついでに友人の死体を誕生会に呼んであげたから、これ全部あんたが殺してから自殺したってことにしようね☆」と言う、ヒロインにとっては逆恨みというかトバッチリというか・・・どっちみち頭の回線が特殊な人の俺理論。
この後、大乱闘の末、お約束のように友人(犯人)にナイフが突き刺さりヒロインが助かるのですが、そこへ都合よく現れた刑事がこの大惨事を見て一言、「なんてこった」
すべての殺人はヒロインのせいにされ、完璧ではないものの、友人(犯人)の復讐は遂げられたのでした。

顔からストッキング剥がれた時、
「ルパン三世か!」と素で叫んでしまいました。
この作品を撮った監督、「最期の猿の惑星」という作品で豪快にスベり倒しているのですが、こんな強引バカ展開の映画を作る時点で応援したくなっちゃいますね。



「フレー!フレー!か・ん・と・く!!!」
劇中画像より、全てのバカ映画の監督に熱いエールを送り、レビューを終了させて頂きます。

<超主観的評価>
ストーリー★★ スリル★★ テンポ★★ バカ★★★ グロ★ 総合★★
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<あらすじ>
大吾は、姉キリコと一緒に映画館で3D映画を鑑賞中、画面から飛び出してきたウサギのぬいぐるみをキャッチしてしまった。
その日以降、大吾の周囲に異変が起こり始め、ウサギの着ぐるみを着用したウサギ人間にたびたび遭遇するようになる。
姉キリコもそれに気付き、納戸に引きずり込まれ遊園地や廃病院が存在する夢の世界に囚われつつある大吾を救うべく奔走するのだが、絵本作家である父は、何故かキリコから逃げるように距離を置こうとするばかりだった・・・。

<レビュー>
(完全ネタバレです。ご注意ください)
少年「大吾」が、学校で飼育されている瀕死のウサギを石で叩き殺すショッキングシーンから物語は始まります。
学校の図書司書として働いている姉のキリコが慌てて駆けつけ止めるのも聞かず、何度も石を振り下ろす大吾。

 

ウサギを潰している場面は直接映っていませんが、ウサギ好きさんにはかなりのカウンターパンチです(瀕死のウサギがリアルなので閲覧注意)。
ウサギの血が飛び散り、大吾と姉キリコの顔を真っ赤に染め上げて行きます。

 

同級生から「ウサギ殺し」と罵られ、その日を境に大吾は学校へ行かなくなってしまいました。
姉キリコは「瀕死のウサギを殺したのは、早く痛みや苦しみから解放して楽にしてやりたいという大吾の高尚な優しさ。周囲に理解を求めようとしても所詮無理な話だ」と思います。
そして弟に「学校よりも大事なものはある」と伝えます。
ちなみに姉キリコ、幼い頃のある事件が引き金となり、言葉を発することができません。
なので、自分の思いを相手に伝える時は筆談です。

ある日、姉弟は仲良く映画を観に出かけました。
流行の3Dで、ちょっと怖い映画。
ショッキングな場面が何度があり、姉キリコは思わず顔を伏せます。
姉が顔を伏せている間、スクリーンでは不思議なことが起こります。
映画の中のウサギのぬいぐるみが3D映像で飛び出てくるのですが、なんとそのぬいぐるみが直接大吾の手に触れたのです。
姉が顔を背けているうちに、急いでバッグにウサギを押し込む大吾。

 

しかし、帰宅してそのウサギを取り出そうとすると、確かにカバンに入れたはずなのに、どこを探しても見当たりません。
あれはすべて夢だったのでしょうか?
・・・これが恐怖の幕開けでした。

ある晩、突然、大吾のもとに現れた着ぐるみウサギ。






 

・・・違うコイツじゃない

 

退場


コチラが着ぐるみウサギですが(いつもいつもすいませんねぇ・・・ホント)
 

コイツは、家の階段途中にある納戸の中に大吾を引き入れます。

 

最初は猛烈に怖がっている大吾ですが、着ぐるみウサギがお茶目な様子で手招きするので、恐る恐るついていきます。
納戸から通じる世界は、不思議の国のアリスを彷彿とさせるもので、はじめは怯えていた大吾も子どもらしい好奇心を刺激され、次第に楽しくなっていきました。

 
納戸は遊園地に続いていた!
 
 
しんと静まり返った暗がりの遊園地が・・・

 
着ぐるみウサギの合図(プラトーンのポーズ)で・・・

 
エレクトリカルパレード状態に!

遊園地で着ぐるみウサギと楽しむ大吾。
そこへ、雨が激しく降ってきます。
着ぐるみウサギと大吾は雨を避け、ある扉の中に避難します。
しかし、次に外へ出た時、今までとは一変した陰惨な世界が待っていました。

 
いきなり廃病院の前に。
着ぐるみウサギの様子もおかしい。

 
えっ!!!しま○ろうの首吊り!!??

廃病院の前には何故か着ぐるみが数体首吊りしています。
あまりにもシュール。
恐怖に慄く大吾ですが、気がつくと家の納戸に戻っており、姉に救出されていました。
今までのはすべて夢・・・?
しかし、階段を降りる大吾の裸足の足跡は泥だらけだったのです。
それからというもの、大吾の前には頻繁にありがとウサ・・・じゃない、着ぐるみウサギが出没して、奇妙な世界に誘われるのでした。

 
ベッドに寝てたらベッド陥没!
ジタバタしながら出てきたところは、なんと着ぐるみウサギの腹。
チャックからコンニチワ!

 
ついでに姉まで引き込まれています。
姉の頭部わしづかみの着ぐるみウサギ。
「お姉ちゃんをどうするの!?」
だんだん雲行きが怪しくなっていきます。

 
遂に着ぐるみウサギが神秘のベール(頭部)を脱ぐ!
そこには、納戸の中で見た写真と同じ女性が。
ウサギに入っていたのは、死んだハズの大吾の母だった!

 
母の遺体が入るお棺に閉じ込められる大吾。
死んでいるハズの母が大吾を見つめ、血の涙を流す。

  
着ぐるみウサギの眼が大充血!
ウサギの正体は大吾の母(故人)・・・彼女は大吾を連れて行こうとしている!

 
遂には小学校にまで出没する着ぐるみウサギ。
もう、ぶっちぎりのマジモードで追い掛けて来る。
ふと思い立つ大吾、姉キリコに提案。
「ぬいぐるみのウサギを映画館で手にした時からおかしなことが起こり始めた。お姉ちゃん、映画館だよ!映画館に行って、ウサギを元の場所に戻すんだ!」


以前観た3D映画(ちなみ本作品と同監督の『戦慄迷宮』と言う映画)のウサギが現れたシーンでぬいぐるみを返そうと試みる大吾。
しかし、スクリーンのほうからどんどんコチラへ近づいて来て、遂に大吾が画面に吸い込まれる!

 
半狂乱の姉キリコ。
スクリーンに向かって手を差しのべ、大吾を救出しようとするが・・・
一般のお客さんにとってはその姿、マジキチ。

 
拘束着を着せられ、精神病院に収容される姉キリコ。
父に訴えようとするも、何も聞いてもらえず。

ここで、姉キリコが言葉を失った原因と大吾の母の死因が同時に明らかにされます。

 
「キリコちゃん、はじめまして☆」

姉キリコ幼少時、実母亡きあとに父の恋人が挨拶に来る。
彼女のおなかにはすでに赤ん坊がいるらしい。
玄関先で父の恋人に対し邪険に接するキリコ。
その時、鏡が倒れて来て、父の恋人とキリコは同時に下敷きに。
「大丈夫か!!!」
父が駆け寄ったのは、身重の恋人のほうでした。
手に鏡の破片が突き刺さり、血だらけのキリコは呆然とします。
・・・父が大事なのは私じゃない!
ショックで部屋に引き篭もったキリコ、ふと父の恋人と同じロングヘアの自分がイヤになり、泣きながらハサミでジャキジャキセルフ散髪。
このあたりのシーンは大変切ないです。

そして、キリコの誕生日。
父とキリコは遊園地へ来ていました。ベンチに並んでお昼を食べる2人。
しかし、父の恋人が作ったお弁当が許せなくて、キリコは弁当箱の蓋を閉じてしまいます。
そんな娘にうんざりしたかのように、「飲み物買って来る・・・」と父はベンチを離れます。
弁当箱を再び開け、泣きながら父の恋人が作ったおにぎりを頬張るキリコ。
そんなキリコの後ろに、誰かの気配が・・・。



キリコの後ろに立っていたのは、大きな白い着ぐるみウサギ。
ウサギは「一緒に遊ぼうよ」とでも言いたげに、キリコに向かって手を差し伸べます。

 

 
着ぐるみウサギと楽しくメリーゴーランドに乗るキリコ。
気がつくと、遊具の柵の外に父が居て、キリコに向かって手を振っています。
手を振り返すキリコ。
しかし、ウサギも手を振り返しています。
この中に入ってる人は一体・・・?

 
着ぐるみウサギが頭の部分を取ろうとします。
そして・・・

 
「ふぅ~。あっつい☆」
なんと出てきたのは、自分が毛嫌いしている父の恋人!

 
彼女はキリコの誕生日サプライズのために着ぐるみに入っていたのでした。
ちょっとやりすぎだぞ!!!

 
「キリコちゃん、お誕生日おめでとう☆」
うさぎのぬいぐるみを手渡す父の恋人。

 
「イヤッ!!!キモい!!!このバカチンが!!!」
半ば反射的に、父の恋人を突き飛ばすキリコ。

 
「うわぁぁ!!!」
・・・ドシーン!グチャッ!
父の恋人転落、遊具に挟まれ血が飛び散る。
 
 
父の恋人ほったらかし、キリコは淡々とした様子でメリーゴーランドから離れます。

 
その手には赤ん坊が!!!
ちょっとお前それどっから連れて来た!?
 
 
病院に運ばれる父の恋人。
見ての通り、もう絶望的です。
ちなみにこの病院、先ほどベネッセ代表(しま○ろう)が首吊りしていた廃病院。

 
赤ん坊を抱っこしていたキリコ、
ふと見ると赤ん坊は父の恋人がメリーゴーランドの上でプレゼントしてくれたウサギのぬいぐるみ(血まみれ)に変わっていました。

 
「キシャーーー!!!」
ハッピーツリーフレンズ並にヤバイ顔になるぬいぐるみ。
ここでキリコ覚醒。
父の恋人と共に、おなかの赤ん坊(大吾)は死んだのだ。
大吾なんて弟、最初からいなかった!!!

現実にやっと気付いたキリコに父の電話。
「今ねー、大吾と遊園地来てるんだー☆」
そんなはずはない。父は大吾の存在がなかったことを最初から知っていたはず。
ふと、父(絵本作家)の作業机を見ると、ビックリするほどカオスな絵が!

 
なんじゃこりゃ!?サイコパスが幼少期に描いた絵か!?
ほっこりファンタジー絵本作家の父が描くとは到底思えない、おどろおどろしい絵!
「私の妄想が現実に漏れ出て、父のもとに現れたに違いない。父が危ない!」
そう思ったキリコは、遊園地へ走ります。
しかし、探せども探せども父の姿はない。
そこで「あの廃病院だ!」と思い立ち、病院へ向かいます。
 

病院には意味不明の果てしない螺旋階段が。

 
そこに、ウサギのぬいぐるみを手に薄ら笑いを浮かべる弟が!
「お姉ちゃん。ボクを消したかったらボクを刺して。お姉ちゃんはボクなんだから。」
謎の言葉を発してキリコに近寄り、ナイフを手渡す弟。
ナイフの形状は、父が絵本に描いていた「人魚姫」に出てくるナイフそっくりです。

 
弟はいないんだ・・・意を決して弟を刺すキリコ。溢れ出す血。
しかし、血が出ているのはキリコの胸でした。
弟が言った「おねえちゃんはボク」、それは自分が姉の妄想の産物で姉自身でもあると言う意味だったんでしょうか。
弟を消すと言うことは、弟の存在を創り出した姉の存在をも消してしまうと言う意味なんでしょうか。
この辺りは、個々の解釈に委ねられていると思います。
「バイバイ、おねえちゃん。」
悪魔の微笑みを浮かべ、なんの躊躇もなく姉を螺旋階段から突き落とす弟。

 
落ちて行くキリコ、次第に身体が泡になっていきます。
この辺りは、童話「人魚姫」がモチーフになっています。
以下、Wikiより転載
人魚の王の6人の娘たちの内、末の姫は15歳の誕生日に昇っていった海の上で、船の上にいる美しい人間の王子を目にする。
嵐に遭い難破した船から溺死寸前の王子を救い出した人魚姫は、王子に恋心を抱く。
その後偶然浜を通りがかった娘が王子を見つけて介抱した為、人魚姫は出る幕が無くなってしまう。
人魚は人間の前に姿を現してはいけない決まりなのだ。
だが彼女はどうしても自分が王子を救った事を伝えたかった。
人魚姫は海の魔女の家を訪れ、声と引き換えに尻尾を人間の足に変える飲み薬を貰う。
その時に、「もし王子が他の娘と結婚するような事になれば、姫は海の泡となって消えてしまう」と警告を受ける。
更に人間の足だと歩く度にナイフで抉られるような痛みを感じる事になるとも・・・。
王子と一緒に御殿で暮らせるようになった人魚姫であったが、声を失った人魚姫は王子を救った出来事を話す事が出来ず、王子は人魚姫が命の恩人である事に気付かない。
そのうちに事実は捻じ曲がり、王子は偶然浜を通りかかった娘を命の恩人と勘違いしてしまう。
やがて王子と娘との結婚が決まり、悲嘆に暮れる人魚姫の前に現れた姫の姉たちが、髪と引き換えに海の魔女に貰った短剣を差し出し、王子の流した血で人魚の姿に戻れるという魔女の伝言を伝える。
愛する王子を殺す事の出来ない人魚姫は死を選び、海に身を投げて泡に姿を変え、空気の精となって天国へ昇っていった。
しかし、王子や他の人々は人魚姫が空気の精となって天国へ昇っていった事は誰一人も気付く事はなかった。

 
キリコが声と引き換えに得たものは一体何だったのでしょうか。
最期は完全に泡になって消えてしまいます。
・・・と、思いきや。

 
ドーン!!!
マジ落ちでフィニッシュ。

 
廃病院を後にする、キリコの父と弟の大吾。
キリコは存在自体を自分の妄想に乗っ取られたのでしょうか。
とりあえず後味最悪、そして、サイコパスのような絵を描き大吾の存在が認識出来ている時点で、キリコの父もマジキチ確定でしょう。

途中で何回も「ありがとウサギ」って打ち間違えました。
ありがとウサギのほうが怖いです!
3Dで観賞した方々にはなかなか好評だった模様。
映像がきれいなので、満島ひかりファンの方には彼女の長編PVだと思えば楽しめるでしょう。

<超主観的評価>
ストーリー★★ スリル★★ テンポ★ バカ★ グロ★
総合★★

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<amazonの奥地ではまだ発見されていないようです>

<あらすじ>
東欧の山奥へと研修にやって来た武器メーカーの社員たちが、ひょんなことから道に迷った末、謎の殺戮集団の標的となってしまい、過酷なサバイバルを強いられる。

<レビュー>
無茶振りされたネタを、なんとか笑いに繋げようと汗だくになっている必死な芸人たち・・・そんな感じの映画でございました(いつものようにわかりにくくてすいません)。
冒頭、黒ブラ赤ブラのおねえさんたちが森の中を逃げ惑い、落とし穴にズボーーーッ!!!
という場面からはじまります。
ところで、ホラー映画に出てくるおねえさんのブラって、黒か赤が多くないですか?
血が目立たないから?白は洗濯大変だから?
せっかくのホラーなんですから血は目立ったほうが良い気もするんですが、それはさておき、おねえさんたち、落とし穴から出ようと必死で知恵を絞っています。
結局、落ちている棒切れに上着を繋いで命綱代わりに穴の外に放り投げることにしたんですが・・


「服を繋げて命綱を作るのよ!」

穴の外で一体誰が命綱引っ張るわけ?
2人とも落ちちゃってるんですがね・・・。
まあ、どっかに引っ掛かるかも知れないし、とりあえず何もしないよりは何かしてみたらいいですよ。
しかし、穴はかなりの深さで、上着2着繋いだくらいでは全く地上に届きません。
そこで結論。
 
 
「ブラもはずして!」

 
「お願い!」

人に頼む前に、まずお前がブラ取れよって感じです。
最終的には2人ともブラを繋ぎます。
(ここで乳は出てきませんからね!あしからず!)
おねえさんたちが命綱ならぬ命ブラを必死に作成中、地上ではオッサンが大変なことに。
ワナにかかり逆さま宙吊り、ジタバタしているとサバイバルナイフを持った何者かが近づき・・・

 
「たーすけてーーー!!!」

 
ブスリ!!!

少しもためらう様子もない相手に刺され、絶命。
ちょっと落とし穴のおねえちゃんたち!命綱・・・じゃない
命ブラ急いで!!!
・・・と、少しハラハラしたところで、いきなり場面は変わります。

林道を走る一台のバス。
乗客は、とある武器メーカーの社員たちです。



なんでも、会社がラグジュアリーな保養施設を購入したので、そこでチームワーク向上を目的とした社員研修を行うとのこと。
研修だと言うのに、みんなバス遠足気分。図体のデカい小学生みたいです。
一応、上司らしき人がいて車内オリエンテーションみたいなのをやってるんですが、完全にナメられており、誰ひとりとして真剣に聞いてないし、みんな好き勝手に喋り倒しています。
この会話シーンが実にくだらなくて長い!
ひとり、サキイカみたいなモンをクチャクチャ喰ってる男がいるんですが、クチャラーがどうにも我慢ならない女子が顔をしかめつつ一言、
「食べるのやめたらお金あげるわ」
しかし、尚もクチャクチャ食べ続けている男、呆れた女子が「さっきからアンタ何食べてんの?」と訊くと、男はほがらかに、
「マジックマッシュルームさ☆キミも食べるかいっ?」
・・・久々に聞きましたよマジックマッシュルーム。
他の社員の雑談も続きますが、それはもうバサッとザクッと割愛させて頂きますね。
タランティーノ映画のセリフの長さに耐えられる方には全く問題なく、むしろ楽しんで頂けるレベルでしょう。
彼らを乗せたバスは順調に目的地へ向かっていたかのようでしたが、突然、道に横たわる大木に行く手を阻まれてしまいます。
ここで地図を取り出した上司、迂回路を見つけ、バスの運転手にその道を通るよう指示します。
しかし何故かここで不自然なほどキレる運転手。
 
 
「何度言えばわかるんです?他の道は通らないって言ってるでしょ!」

上司は「運転手は黙って運転だけしてりゃいいんだよ」みたいなことをいい、遂に彼を本格的に怒らせてしまいます。

 
「もう、どうなっても知らないからね!」

ここで怒りつつも、結局は渋々迂回路を通ってくれるんだろうなーと思いきや・・・
なんと社員全員バスから降ろされてしまいます。

 
砂煙を立ててそそくさと去って行くバスを呆然と見送る社員たち。
仕方なく地図を頼りに保養施設まで歩くことにしましたよ。
ここで、さっきのマジックマッシュルーム喰いの男が森の中でオシッコタイム。

 
パンツ全脱ぎで用を足しておりますよ。
しかも、森の中で男を見たと言う彼。

 
「スーツケース持った目出し帽の男を見たよ!」

しかし、「マジックマッシュルームのせいじゃねぇ?」と鼻で笑われています。
同僚とフルチンで会話し続けていたら、そりゃ信憑性を欠くのも無理はありません。
再びオシッコ(長い)放出続行のマジックマッシュルーム男。
大変汚いことに、カメラアングルがオシッコの行方を追いズーム。
そして、観客の私達だけに、あるものが見せられます。
積もった落ち葉の下に死体が埋もれてて、マジックマッシュルーム男のオシッコが死体の顔面に直撃してる!
そんなことも露知らず、早く休みたいがために彼らは先を急ぎます。
しばらく歩き、ようやく目の前に現れた建物。
かなりボロいです。廃墟寸前。
これの一体どこが「ラグジュアリーな保養施設」なんでしょう?
彼らは会社に騙されてるんでしょうか。
それとも、この施設とは違う場所に、本当の保養施設が?
しかし、地図を見ると、この辺りにはこれしか建物がありません。

 
全然ラグジュアリーじゃない!!!

仕方なく、この建物で研修を行うことにした社員たち。
しかしこの建物には、恐るべき過去と秘密が隠されていたのです!

<記事長いドアホとそろそろ雨風呂さんに怒られるので、ここからいつものようにかいつまんでお送り致しますよ☆>

 
社員さんが見てない隙に、普通に道を横切るグリズリー。
もしかして、誰かがグリズられて動物パニック映画に方向転換?
なんてことをチラリと思ってしまいますよ。
今後クマの活躍はあるのか?

 
社員のひとり、プールの飛び込み台らしきところで無邪気に遊び始める。

 
「イエッフー!盛り上がってきたー!ビヨーンビヨーン☆」

このあと多分コイツはプールに落ち、中は腐った死体だらけ・・・と期待していたら、彼が延々と飛び跳ねる姿が続き・・・終了。
なんだか自分がホラーに毒され過ぎの、とっても汚れた人間のような気がしてきましたよ!

 
上司、美人女子社員の部屋を覗く。
するとそこには、いつでもウェルカム状態の女子社員が!

 
「待ってたわ。今すぐカモォン☆」


「・・・・・OK☆」

即決上司、いそいそと女子社員に近寄り、彼女の肩に手をかけようとしたその時!

 
「もぉ~。とんでもないエロガッパだわぁ~☆」

わぁぁ!!!男子社員だったよ!!!
でも、さっきの美ボディは一体何!?
・・・と思っていると、上司目が覚める。夢でした。こりゃすごい悪夢だ!

 
夕食に男性社員がおいしそうなミートパイを作ったので、みんなでありがたくパクついていたら衝撃の事実が!
「え?オレ作ってないけど?最初からここにあったよ?」
なんと、誰がいつ作ったかもわからないパイを平気で出していた男性社員。
当然、吐き気を催した皆から非難の嵐。
しかし彼は謝るどころか・・・

 
「えっ?生焼けってこと?」

・・・そういう問題か?

 
「一時間焼けばいいのかよ?」

・・・もう、死んだらいいと思うよ。

 
 
女子社員の背中にデカい蜘蛛。
あーこりゃまた殺人鬼とは関係ないところで大絶叫して、社員全員召集するんだろうなぁと思いきや・・・

 
「あら。こんにちは!クモさん☆」

ステキ虫ガールでした。
しかし、そんな虫ガールが外にクモを放してやろうと窓を開けるとそこにはビックリ、マスクをした男の姿が!
今度こそ本当に大絶叫です。

 
大パニックの虫ガール、「マスクの男がいたの!ほんとよ!」と同僚たちに説明します。
それに対して彼らは・・・

 
「キミ、キノコ食べたっけ?」

またキノコ(マジックマッシュルーム)か。

 
保養施設の周りに不審者がいるので研修を中止して帰りたいと言う社員を代表して、2名が携帯の電波が通じて助けを呼べる場所まで向かう。
その途中、来る時に自分たちが乗っていたバスに遭遇。
無人の上に、車内も荒らされている。
運転手の姿を探して、付近を調べてみる2人だが・・・

 
運転手、付近の川で惨殺死体!
あれだけ迂回路をイヤがって逃げたので、とっくにストーリーから除外されて戦力外だと思っていたのに、結局殺されてる!

 
森の中で男性社員、トラバサミに捕まる。
ふと見れば辺り一面トラバサミだらけ!
男性社員を助けようとトラバサミをこじ開ける同僚ですが、手が滑って何度も何度も挟んでしまい、しまいには足が取れちゃいましたよ・・・。

 
ジュースを外に放り出し、冷蔵庫に同僚の足IN!
しかし結局冷蔵庫は忘れて逃げてしまうのでした。
まぁ、冷蔵庫持ってちゃ走れないよね・・・。

 
バス運転手の惨殺死体発見後、移動手段(バス)得た一同、一目散に逃げようとするが、道路にはホラーでは最早お馴染みの例のギザギザ。

 
当然、タイヤパンクでドゴーーーン!!!
これだけで全滅クラスの横転事故。

 
バス横転にも関わらず助かった社員に魔の手が迫る!

 
ひとりは首チョンパ。
そう言えばこの人、劇中でギロチンについて熱く語ってましたよ。
「マリーアントワネットは首が飛んだあとも自分の血を見たって言うぜえ~☆」
そのせいか、心なしか笑顔の首。
「やっぱりオレの言ったとおりだったぜえ~☆」と言わんばかりのドヤ顔(首)。
 
 
虫ガールは木に縛られ、ガソリンかけられて丸焼きに。
せっかくクモ助けたのに・・・あれはネタ振りじゃなかったの!?
ここで巨大蜘蛛もしくはクモの大群に恩返しされたら面白かったのに!(一気にスティーブンキング臭くなるが)

 
バス横転後、怪我人多数のため保養施設に一旦戻り、施錠して立て篭もることに。
そんな中、施設内に地下牢発見。
やっぱりここ、ラグジュアリーな保養施設じゃない!
全く別の意味でラグジュアリー!
 
 
施錠もしたし、とりあえず一服。
しかしだね・・・志村うしろうしろ(クリックすると大きい画像が見られます)

 
いつの間にか侵入してきた殺人鬼を、女子が呆気なく片付ける。
「殺れる時に殺っとかなきゃ!」
頼もしい女子。でもこれで終わり??思ったより激弱なんですが・・・

 
案の定、終わりじゃなかったですよ。
殺人鬼ひとりじゃないばかりか、武装した殺戮集団でした。

 
一番へタレな上司、ひとりで逃げようとして地雷を踏む。
皮肉なことにその地雷、自社製品。
しかし、ここでただ自爆してダサ過ぎる最期を迎えると思いきや、自分に構わず部下に逃げるよう指示し、殺戮集団を自分(地雷)のほうへおびき寄せる!
「お前ら、こっち来いやぁ!!!」

 
頃合を見計らって地雷ON。
ヘタレ上司の立派な最期、人間地雷。
劇中で散々バカにされていた彼、土壇場で発揮した見事な男気で伝説に!
合掌・・・。

 
殺戮集団から逃げ惑う生存者(残り2名)、逃走途中でやたら豪華な屋敷を発見!

 
そしたらさぁ・・・。最初から別行動してた同僚がさぁ・・・。
「エッチなおねえさん宅配サービス」利用して、酒池肉林中でしたよ!
つまり、ここが本当の「会社所有のラグジュアリーな保養施設」
地雷で爆死した上司の言うこと無視してれば、無事ここに到着してたわけなんですよ。
やっぱ上司男気レジェンド、取り消し!!! 


エッチなおねえさんたちと遊んでいた同僚に事情を話すと、彼はとんでもないモン持ち出してきましたよ。
「コイツの効き目を試す時が来たようだな。任せとけ!!!」
 
 
意気揚々と殺戮集団の元に向かう!(BGMは能天気なマーチ)
「やってやるぜ!!!」

 
「喰らえ!ロケラン発射!!!」
(*ミサイルの行方にご注目下さい)


「あー・・・?撃ちあがって・・・る・・・?」

 
「うーん・・・?撃ち上がっちゃってる・・・ねぇ・・・?」

 
なんとこのロケラン「地対空ミサイル」
つまりお空の標的専用。
全く関係ない旅客機撃ち落してドカーン・・・。


「・・・・・・・。」

 
「・・・・・・・。」

・・・この後、普通に逃げます。
 
 
ラスボスVS生き残り女子
しかし、ラスボスとの攻防戦で足を痛めて大ピンチ!

 
そこへいきなり現れた金髪美人、銃乱射。ラスボスあっさり撃退。
えっ・・・誰???
よくよく見たら、ラグジュアリーな保養施設(ホンモノのほう)に呼ばれていた「エッチなおねえさん宅配サービス」の人。
しかも、冒頭で落とし穴にハマっていた赤ブラのおねえさんでしたよ。

 
致命傷を負ったかに思えた男子社員(マジックマッシュルーム喰い男子)、黒ブラのおねえさんに支えられ生還。
どうやら冒頭でおねえさんたちが落とし穴の中で作っていた「命綱(命ブラ)」を、この男子社員が引っ張って助けてくれた模様。
ちょっと話が出来過ぎているぞ!!!

 
ボートで脱出を図る生存者たち。
「エッチなおねえさん宅配サービス」のおねえさんたち、オプションサービスでもないのに、文句も言わず実にかいがいしく働いてくれます!

 
「全くひどい社員研修だったわ・・・。」

 
「あっ!!!ちょっと!!!しっかり!!!」
持ちこたえていた男子社員、ここで精根尽き果てご臨終と思いきや・・・

  
「・・・4Pする?」

胸に刺し傷負っていながら、この生命力。
マジックマッシュルーム効果?

ちなみに、クマの活躍はありませんでした。もうホント、道路横断しただけ。
ネタ振りしといて放置が多い、頻繁に肩透かしを食らうステキ作品で御座いました。

<超主観的評価>
ストーリー★★ スリル★ テンポ★★ バカ★★★ グロ★
総合★★

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<あらすじ>
親友同士のタッカーとデイルは念願の別荘を手に入れ、休暇を過ごそうと別荘のある森へやって来た。
しかし2人は、同じ時にキャンプに来た生意気な大学生グループに、人里離れた山に暮らす殺人鬼だと勘違いされる。
更に、彼らが川で溺れかけた女子大生を助けたことで、誤解が誤解を生み、次々と死人が出てしまう。
仲間の女子大生を救おうと大学生が襲いかかってくるが、事態はどんどんありえない展開に。気のいいタッカーとデイルの運命やいかに?
 
<レビュー> 
頭の悪そうな若者たちがキャンプ場に向けてドライブをしています。
軽口を叩く男子に、女子がツッコミを入れています。


「バカと一緒の車とはね」

大変クールにツッコんでおりますが、その言葉、そっくりそのままブーメランでお前に返しますよと言いたいです。
そんなご同類の若者達、途中でビールを忘れたことに気がつき、ドライブインで調達することにしました。
同じドライブインに、この物語の主人公、タッカー&デイルも来ておりました。
女子大生のひとりに心惹かれるデイル。

 

「お前は優しくていい男だよ。自己評価低過ぎるんだよ。ちょっと行って話して来いよ」
タッカーは奥手でいつまで経っても彼女ができないデイルを気遣い、女子大生に話し掛けてみるよう勧めます。
「でも向こうは金持ちで、オレの仕事便所工事だし・・・」
グズるデイルにタッカーは尚もハッパをかけます。
「そんなこと関係ねーよ。行って来いって!笑顔を忘れずにな!」
意を決したデイル、フレンドリースマイル満開で若者たちに近づきます。


「やぁ!元気!?」
 
 
「えーとキミ達はキャンプに来たのかな?」

・・・話しかける以前に、手に持ってるモンどうにかせえよって感じです。
めっちゃほがらかな死神みたい。
どう見ても殺りに来たとしか思えない姿です。
当然、若者達は厳戒態勢です。

 
「おい!!!ぜってー近寄るなよ!!!」

そそくさと逃げるように立ち去る若者達。
「やっぱダメだったよタッカー・・・女はオレを嫌うようになってんだな」
しょげ返るデイル。
別に女じゃなくてもさっきの様子じゃ誰にでも嫌われます。
そんなデイルをタッカーは優しく励まします。
「お前の良さはオレがわかってる!気にすんな!めげるなよ!」
気を取り直した2人は、目的地の森へと向かいます。
ここには、なけなしの貯金をはたいて購入した彼らの「夢の別荘」があるのです。
ほどなく到着し、歓喜の声をあげる2人。

 
「こいつはすげえ!豪邸だぜ!」

 
「ボロ家って聞いてたけど、どこがボロいんだ???」

 

・・・・充分ボロいばかりか、ほぼ廃墟です。
「死霊のはらわた」に出てくるような山小屋。
しかし2人は全く気にせずウキウキと「別荘」へ入って行きます。
別荘の中も外見と同じくカオスでした。
一面蜘蛛の巣、ほこりだらけ。
動物の骨でつくったと見られるモビールがおどろおどろしく天井から垂れ下がっています。
それを見ても「前の住人はきっと考古学者だな☆」と飽くまでもポジティブな2人。
幸せなオツムの持ち主です。
壁一面に貼られた新聞記事の物騒な見出しも全く気にしません。

  
「生存者一名」

 
「大虐殺」

2人は物騒な記事の横に貼られている「ホットドッグ1コサービスキャンペーン」のチラシに夢中です。
「通年サービスだってよ!すげえ!」とか言ってます。
限りなくおめでたい頭脳の持ち主のようです。

一方、彼らの別荘の近くでは先ほどの若者たちがテントを張っていました。
どうやら、これから何らかのご縁がある模様です。

 

キャンプを設営した若者達、早速、お約束のようにホラー話をはじめました。
何でも、遠い昔の今日、この森で猟奇殺人事件が発生し、犠牲者の遺体はまだ行方不明なんだとか。
「この下に埋まってるかも知れねーぞ」
リーダー格の男子が嬉しそうに話しています。
ホラー話に飽きた頃、仲間の一人が「川があるぞ!裸で泳がねぇ?」と皆に持ちかけます。
キャンプ場で裸で水遊び。
ホラー映画において必ず死ぬやつが辿るシチュエーションそのものです。
無防備な姿で水遊びを始めた若者たち。
その近くでタッカーとデイルが釣りをしていました。
どこまでもご縁がある模様。
そのうち、彼らの存在に気付いた女子が驚いて岩場から転落、頭を打って気絶してしまいます。
「大変だ!助けなきゃ!とりあえず別荘に運んで手当てをしよう」
彼女を引き上げる彼らの姿に気付いた若者達は震え上がります。
「友だちがサイコキラーに捕まった!!!」

目を覚ました女子、デイルをサイコ野郎だと思い込んでいるので警戒心丸出しですが、彼の献身的な看護に次第に態度を軟化させていきます。
話せば話すほど、デイルが人畜無害でバカがつくほど正直でイイやつだとわかった様子。
外でひと騒動起きかかっているにも関わらず、デイルと呑気にゲームを始める女子。
ここで、うすのろに見える彼の驚異の記憶力に驚く女子。


「バカなのに聞いたことは全部覚えちまうんだよね」

そんなことはない、あなたは賢いとフォローする女子にデイルは言います。

 
「本当にバカなんだって。小3の試験も落ちかけた」

まさに「紙一重」のデイル。
そんなやり取りの中、女子の仲間達が別荘を見つけ、外で女子救出の機会をうかがっておりました。

 
「作戦どおり、女子を助けるぞ」

そこへ、デイルがトイレを作るために外へ出てきて作業し始めます。
「私も手伝うわ。実家は農家だったのよ☆」と女子。
「女の子に便所堀りなんて手伝わせるワケにはいかないよー」とデイルは遠慮しますが、女子は構わず実に手際よく彼を手伝います。
そんな様子を観て仲間達は・・・

 
「おい見ろよ。自分の墓掘らされてるぜ」

自分の墓掘らされるなんて、どこのマフィアの話なんでしょう。
しかし、頭に血が上ってしまっている若者達は女子が殺されるものだと思い込んでしまっています。
その時、ひとりの若者がこちらへ向かって来ましたよ。

 
「あっ良かったね☆友だちが迎えに来たみたいだよ」

デイルは言いますが、友だち、迎えに来るどころか、殺気立って武器を手に突進してきてます。

 
「うわああああああああああ!!!!」

 
「うおおおおおおおおおおお!!!!」

 
「死ーーーねーーーーーー!!!!」

 
・・・サクッ☆

・・・友だち、勢い余って足をくじいて、自分が棒に刺さります。

 
一方、ウッドチップの機械で作業するタッカーにも、若者が襲い掛かろうとしています。

 
「あのサイコ野郎め!やってやるぜ!」

しかし、作業中のタッカーを用意周到に狙ったハズが・・・

 
ドゴオオオオン!!!!

・・・勢い良過ぎてウッドチップの機械に自ら飛び込んでます。

 
ビシャアアアア!!!(処理中)

 
「ギャーーーー!!」

ウッドチップではなく、仲間を浴びる女子。
仰天したタッカーが若者を救出しようと焦ります。

 
「おいちょっと!出ろ!出ろって!危ないからほら!!!」

半分処理済みの若者を一生懸命引っ張るタッカー。
しかし若者はどんどん巻き込まれ、しまいには詰まって機械が停止。

 
「・・・・・・・大丈夫か???」

大丈夫なわけないよね☆

この後、地元警察が出てきたり若者の新たな襲撃があったり弁解したりで忙しくなるのですが、どういうわけか彼らが誤解を解こうとするたびに死人が出る始末。
もう呪われてるとしか思えない。
彼らの潔白は果たして証明されるのでしょうか?

おまけ☆
 
銃を持つ若者を目の前にして、絶体絶命のタッカー&デイル。
しかしバカ正直デイルが余計な一言を・・・
「あのー・・・安全装置、はずしてないよ?それじゃ撃てないと思うけど・・・」
どこまでも愛すべきバカです。

<超主観的評価>
ストーリー★★★ スリル★★ テンポ★★★★ バカ★★★★ グロ★★
総合★★★★

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<あらすじ>
近未来、世界中に人間の体液によって感染するアンデッド・ウィルス「UDV」が蔓延していた。
それは日本も例外ではなかった。
UDVの症状は5段階に分けられており、レベル5になると、心臓も思考も停止しているのに動き回る動く死体・・・すなわちゾンビになってしまう。
赤星逝雄(あかぼしゆきお)は、高校卒業間際にUDV感染の宣告をされ、そのせいで就職出来ず、ニートになる。
UDVの大敵はストレス。
だが、社会のUDVへの対応は酷い有様で、逝雄のゾンビ化はますます進行してゆく。
逝雄の父・浩止と母・冥子は、息子を守るべく奮闘し、妹・消子(しょうこ)は、兄を思い、献身的に尽くすが、恋人の茜、友人の面井や同級生の矢白が関われば関わるほど事態は混乱し、ストレスを増加させていく。
そんな中、逝雄には希望の光があった。
それは担当のナース・桜井の笑顔。
世間の風当たりはますます厳しくなっていくが、赤星家は家族一丸となって立ち向かう。
しかし、ユキオのUDVのレベルはどんどん上がっていくのだった。

<レビュー>
原作が良過ぎて実写化を頑張ろうとした結果、空回って可哀想なことに!
その典型でした。
原作と切り離して観るとよろしいかと思います。
ヒューマンドラマとしてはなかなか熱いものがありましたよ。
しかし、最大の難点が・・・
ゾンビが足りないよー(泣)
政府に管理が徹底されていると言う設定なので、ゾンビが少ないのはそう言う理由からなんでしょうが、感染者が自己申告なので隠れゾンビがもっとウロウロしていても良さそうです。
と言うわけで、ゾンビの群集がウジャジャ湧いてくる絵柄がお好きな方にはとっても物足りない映画と言って良いでしょう。

舞台は、とある片田舎(原作は新潟)。
脚を引き摺った兄に付き添う妹。
どうやら、リハビリをしている模様です。
のどかな田園風景に仲睦まじい兄妹。
そんな微笑ましい光景の中、突然現れたパジャマ姿のおじさん。

 
「うーーー・・・・。あーーー・・・。」

そのおじさんに駆け寄るおばさん、彼女は奥さんのようです。
「あなたー。おうちへ帰りましょうねー。」
おじさんはどうやら要介護状態のようです。
おばさんは必死でおじさんを引っ張るのですが、なかなか言うことを聞かない。
そのうちおじさんが凶暴になり、おばさんに襲い掛かります。
「お兄ちゃん、私ちょっと行って来る!」
妹が彼らのところへ走ります。
傍から見てると、どう見てもゾンビ化したおじさんがおばさんを食べようとしていて、そこへか弱い女子高生が止めに入っていると言う大変無謀な状況なのですが、兄は「気をつけろよ~」とのんびり声をかけ、ゆっくり歩いて行きます。
緊張感は全くないのですが、尚もおばさんを食べようとするおじさん。止める妹。
ゆっくり揉みあっているうちに、おばさんが田んぼの中に突き落とされ、今度は妹が標的になりました。
ここで兄、何を思ったのかおじさんの役職名を片っ端から叫び始めます。
「部長!課長!主任!・・・・」
そして最後に、


「係長!!!」

 
「・・・・・あ・・・・・・・はい・・・・・。」

おじさん、係長だったんですね☆
しかし、一瞬我に返ってせっかくお返事したと言うのに、おじさんの頭、いきなり吹っ飛びましたよ!
 
  
バーン!!!ビシャーーーーッ!!!(*雨風呂さんに消されたのでグレースケール加工で再アップ)

 

そこには銃を構えた警察の特殊部隊員が。
「大丈夫でしたか?噛まれたり、引っかかれたりしていませんか?」
兄妹に状況を尋ねる隊員。
更に隊員は兄に話しかけます。
「失礼ですが、UDV感染者の方ですね。」

 

実は、リハビリをしていた兄、ウィルスキャリアでした。
この時点ではレベル2。
症状は、顔色が悪くなり、身体に斑点が出来、臭くなり(腐臭)、運動機能が低下すると言うもの。
これ以上ゾンビ化しないために、兄は妹の協力のもと、リハビリに励んでいたのでした。
ここからは半分ゾンビのゆるゆるだらだら日常生活が続きますので、いつものようにかいつまんでお送り致します。

 
近所の人に「ゾンビの家」と迫害され、石を投げられ怒り心頭の父。
「息子はゾンビじゃない!家族だ!こんなことするお前らのほうがゾンビだ!」と一喝。

 
いつもは風采のあがらない父の思わぬアツい姿に、妹思わず拍手。

兄には恋人のような女性がいるが、この女性、兄とエッチなことをする度に金銭を要求。
ホントに恋人?
しかし、こんなお茶目で楽しい女性。

 
「いないいなーーい・・・・・・」

 
「ばあっ!!!(股間パカッ!)」

 
「フォォウ!!!(謎の雄叫び)」

兄無表情、ノーリアクション。
寒々しい空気が漂い、観賞しているこっちにまで凄まじい冷気が!!!
誰か笑ってあげて!

 
親友に勧められ、密かに思いを寄せているナースさんのために曲を書くことに。
しかしこの曲・・・ずーーーーっと同じコード進行&ハミングのみ。
シメに「あいらびゅー」と一言、キメ顔。
これを動画に撮って、ナースさんに送ると言う。
もう絶対やめとけ。

 
驚異的にポジティブな妹に引っ張られている家族。
「赤星家、ファイト!!!」
何があってもゾンビになっても兄は家族で最後までうちで面倒を見るという、揺るぎ無い家族愛。
この場面はなかなか感動的でした。

 
ゾンビの症状レベルが進むと、バトルロワイヤルのような装置を首につけられます。
しかし、これは誤作動が多いらしく、せっかくお風呂でリラックスしてた女性患者も・・・

 
いきなりドカン!
誰も襲ってないのに、お風呂入ってただけなのに、納得いきません・・・。

 
申請用紙を出すと、護身用の銃が配給されます。

 
ちょっと銃使いに憧れていたお父ちゃん、鏡の中でジェームズボンド気取り。
撃たれる側の息子に見つかり非常に気まずいムード。

 
地元のバカ中学生、森の中でエロスなことをしているカップルゾンビに大興奮。
さすが思春期真っ只中、バカ一直線。
エロスなゾンビカップルと記念撮影。

 
大量のエロDVDを抱きしめたオッサンゾンビ。

 
試しに一枚取り上げてみると・・・

 
「かーえーしーてーお宝ー(泣)」

 
湖に放り投げたら、どこまでも追い掛けていきますよ。
命より大事なエロDVD・・・って、命ないか。ゾンビだから。

 
兄の親友、友情が空回りして兄にストレスを与え続ける。

 
せっかく妹とリハビリしてたのに、親友のせいでいきなりレベル4状態に!
(レベル4=ゾンビと人間に交代で変身)


遂に心臓が止まり、レベル5になった兄。
しかし、死んではいるものの最後に向かうは愛用のギター。

 
家族全員、身を切られる思いで兄のために引き金を引く!

 
兄の頭吹っ飛ぶ!

 
泣きながら兄の血を浴び続ける家族・・・いつまでもいつまでも血を浴び続ける家族。
感動的ですが、
そろそろいい加減にしないと感染しちゃいますよ!

 
兄の死後、彼の形見のギターで妹ライブ。

 
観客は重度UDV患者。
ホスピスでの慰問ライブだったのですね。

 
「お兄ちゃんも観てるわよー」
兄の遺影と共に両親も応援に駆け付けました。

・・・しかし、「兄を思ってこの曲をつくりました」と言うので、しっとりと始まるライブと思いきや、いきなり「ギャアアアアアアアア!!!!!」と大絶叫。
「オーマイブラザー!!!!!うわぁお!!!」
・・・パンクかい。

おまけ☆
 
パチンカーゾンビ。
ゾンビになっても生前の習慣は抜けません。
ちなみにこの人常連客。

<超主観的評価>
ストーリー★★ スリル★ テンポ★ バカ★★ グロ★
総合★★

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<あらすじ>
妹を事故で亡くし、心に深い傷を負った画家リリーは、新たな人生を求め小さな田舎町カサダガへと移り住む。
どことなく奇妙な空気の漂う町ではあるものの、新しい生活の中で彼女は徐々に平穏な日常を取り戻しつつあった。
しかし、ある出来事をきっかけに、この町で惨殺されたという少女の怨霊に遭遇したリリーは、事件の真相を暴くべく奔走し始める。
やがて彼女が見つけ出したのは、生きたまま人間の四肢を切断し、操り人形を作るという狂気の「趣味」を持った通称「ゼペット」と呼ばれる殺人鬼だった・・・

<レビュー>
「ムカデ人間を凌ぐ衝撃作!」とありましたが、全く凌いでいませんでしたよ。
どんだけビッグマウスなんだ・・・謝って!いますぐムカデ人間に謝って!
しかもこのお話、なんかデジャブだなぁと思ったら「ゴシカ」に似てますよ、オチも。
邦題「操り人間」も、こっちが操られそうなタイトルで、実際私が操られて借りてるワケなんですが、例のごとく原題には1ナノもかすっていませんよ。

 
カサダガ。舞台となる街の名前です。

ちなみにカサダガ、一発変換で「傘だが。」になりました。
「傘だが、それが何か?」って感じでバカにされたような気分です!
ですが、冒頭で挿入されるエピソードにかなりパンチが効いているので、何となく期待感が高まりますよ。 

 
操り人形で遊ぶ男の子。やがて足音がしてオカン登場。

 
「またドレスなんか着て!!!アホかこの子は!!!」
血気盛んなオカン、怒鳴り散らす。

 
「脱ぎ!いますぐ脱ぎ!男やろ!外出て遊ばんかい!!!」
血気盛んなオカン、男の子のワンピースを切り刻み、お人形を踏んづけ破壊。

 
見るも無残な操り人形の姿。

 
ナイフを手に震える男の子(白ブリーフ)。もしかしてオカンを殺る気か??
カメラアングルがオカンの背中に迫るので、こりゃ間違いないなと思いきや・・・

 
「アンターー!!!!何してくれてんの!!!」

 
なんと男の子は
「男の子はワンピース着てお人形遊びしちゃダメなんだ。だったら女の子になるしかないね☆」と
セルフ性転換手術!

本編はセルフ手術少年とは全く無関係のところから始まります。
主人公リリーは、髄膜炎が原因で聴覚を失った女性。
彼女は障害を持ちながらも、小学校で子どもたちに美術を教えています。
丁寧で優しい指導には定評があり、子ども達の評判も上々。
リリーには飛び級するくらい賢い自慢の妹がいて、両親亡き後は姉妹で助け合いながら生活していました。
しかしある日、妹との会話から彼女がイジメに遭っていることが発覚。
未成年の妹は里親と暮らしていますが、どうやら適切な対応はしてもらっていない模様。
そこで、妹の卒業を待ってリリーが彼女を引き取り、姉妹2人でパリへ渡航して新生活を始めようと計画を立てていました。
パリへ行く日を指折り数え、夢見ながら生活する毎日。
そんな中、妹が不慮の事故で突然亡くなってしまいます。

 
「イヤよ!!!どうして!!!」

生き甲斐を失ったリリーは妹と暮らした地を離れ、亡き母親の母校カサダガ大学に奨学生兼アルバイト講師として通い始めます。
幸い、母親の恩師が下宿場所の提供をしてくれました。
恩師はひきこもりニートの孫と2人暮らし。
孫はなかなか姿を現さないけど特に構わなくて良いよ☆との説明に少し不安を覚えるものの、絵画の創作活動には持って来いの静かな環境、穏やかに暮らすことが出来そうです。

 

妹を失った悲しみからなかなか立ち直れないリリーですが、教え子の父親(バツイチ)が自分に好意を持ってくれ、色々と気遣ってくれるうちに心の傷もだんだんと癒えて来ました。
・・・と言ってしまえば聞こえは良いんですが、その後かなりのスピード展開で生徒の親と深い仲になります。
このあたりは、大半が恋人とのラブラブ会話に占拠されるので、観てるコッチとしては「冒頭のセルフ手術少年の件はどうしたんだよ!!!」とイライラMAX。

ある日、恋人に食事に誘われたリリー、同席していた彼の友人たちに地元霊媒師の話を聞きます。
かなり腕利きの霊媒師らしく、なんとしても死んだ妹と会話してみたいリリーは霊媒師に降霊術を依頼することに。 
この日はダブルデートとは言え、初デート。
初デートで降霊術とは何ともアバンギャルドです。
降霊術では運良く妹が出てきてくれ、降霊機材(胡散臭い)を通して妹と話が出来るリリー。
霊媒師が言うには、霊を見るには視力は必要なく、霊の声を聴くには聴力は関係ないそう。
リリーが聴覚障害者なので、いささかとってつけたようなセリフにも感じますが、ここではスルーすることに致しますよ。
妹と涙の再会を果たすリリー。
しかしここで全く部外者の怨霊が横槍を入れて来ましたよ。
発狂しそうな金属音を発し、怨霊はリリーに向かって何かを訴えかけて来ます。
断片的な映像、音。
リリーは耐え切れずに卒倒してしまいます。
それからと言うもの、毎日のように何者かの気配を感じたり、悪夢を見るようになってしまいました。
オマケの怨霊が憑いてきてしまったのでしょうか。

リリーは自分が見たこと、感じたことを恋人に話しますが、霊媒師をインチキだとはなから決めてかかっている彼にはあまり信用してもらえません。
そればかりか、「医者行こう」と言われてしまいます。
オツムの具合を疑われているワケですね。
オツムは正常で嘘もついてない!と言い張るリリーに恋人は「あーハイハイ疲れてるのね」と言った感じです。
そんなある日。
リリーが自宅で牛乳を飲もうとしたら、パックの中に大量の蛆虫が混入されていました。
もちろん嘔吐リバースのリリー。
リバース中の彼女の前に、ダメ押しのように冷蔵庫から怨霊が現れます。
リリー大絶叫。
恋人が心配して様子を見に行きパックも調べますが、牛乳に異物は見当たらないとのこと。
ますますオツム加減を心配されてしまいます。
「絶対蛆虫居たって!冷蔵庫の中に怨霊も居たって!信用してよ!!!」
パニック状態の彼女は絶叫し、喀血。
すると、なんと血ゲボの中に大量の蛆虫がいましたよ。
にわかに信用し始める恋人。

 
「目の前で大量の蛆虫を吐いたんだ!」

なんともダイレクトテレショッピングな説明で、霊媒師に降霊のアフターケアを依頼します。
アフターケアで「怨霊が望みを聞いてもらいたがってる。その望みを叶えない限り、彼女はアナタから離れない」と言われてしまうリリー。
彼女は怨霊のニーズに応えるために、憑かれた時に見せられた断片的な映像の解明に乗り出します。

その頃、ある地下室では恐ろしいことが行われていました。
ジョギング中の女性を狙い誘拐、そして手足の関節を一旦切り離し金属の関節を取り付け、再び身体に繋ぎ戻す・・・生きた操り人形制作が着々と進行中。
 
 
いっかい取って、

  
また付ける。

 
リアル操り人形のできあがり!

わくわくさんもビックリの猟奇的工作です。

 
「つくってあ・そ・ぼ☆」

リアル操り人形職人であるサイコキラーですが、ところどころつぶやくセリフから、どうやら冒頭のセルフ性転換手術少年だと言うことがわかります。
あーやっと繋がった。長かったよ!

一方、リリーの調査の進行状況ですが、過去の新聞記事から、現在自分が世話になっている屋敷にかつて下宿していた奨学生がジョギング中に行方不明になっていたこと、しかも、屋敷に住む恩師の孫が事件の容疑者にされていたことを知ります(証拠不十分で釈放と推測)。
更に、怨霊に見せられた断片画像を得意の絵画でまとめてみたところ、ある場所が浮上してきましたよ。
 
  

場所はなんと、屋敷に隣接する温室でした。
温室は南京錠でガッチリ施錠されています。
意を決して鍵を破壊、おそるおそる中に踏み込むリリー。
しかし、あれれ???
中はマリファナのハッパだらけだよ!
劇中で恩師(婆ちゃん)がマリファナを吸う場面があるんですが、あれ自家栽培してたんですね。
ダメじゃん!恩師(婆ちゃん)!
拍子抜けするリリーですが、ここでなんと地下に通じる通路を発見。

 
 
果たしてリリーは、ここで犯人と対面するのでしょうか。
怨霊のニーズに応えることが出来るのでしょうか。
真犯人は屋敷に住むひきこもりニートの孫なんでしょうか。
それとも・・・?

途中で恋人がリリーに三行半を突きつけるんですが、その理由がもうヒドイ。
恋人はバツイチ娘ひとりで、元妻と娘の親権をめぐって係争中でした。
しかし、どこで調べたのか、元妻サイドから「アンタ、オツムの残念な女と付き合ってるんだって?娘の親権は当然妻側ね」と言われてしまいます。
「ごめん!頭のおかしい人と付き合ってたら娘取られちゃうから!さいなら!」
・・・チーン。終了です。
あれだけ世話焼いておいて、あっけなくピリオド。
まぁ、子どもは大事だね。しゃーないか。

追記:この映画には催眠効果がある模様です。恋人ラブラブシーンが長くて、一度椅子から落ちました。

<超主観的評価>
ストーリー★ スリル★★ テンポ★ バカ★★ グロ★★
総合★★

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<あらすじ>
アジェと身重の妻アストリッドは、妹のラジャ、親友3人と一緒に車で空港へと向かっていた。
だが途中、強盗に遭い立ち往生していた娘マヤを拾い、家まで送り届けることに。
森の中の屋敷で、マヤの母親ダラは、お礼に夕食を振舞いたいと言う。
若々しいがどことなく不気味な女主人と、得体の知れないマヤの兄2人。
・・・そこは、不老不死の命を得ようとするダラの一族が、餌食を誘い込むための恐怖の館だったのだ。
料理に薬を盛られ、自由を奪われたアジェたちに想像を絶する惨劇が襲いかかる。

<レビュー>
プロローグがものすごく気になります。

 
モノクロビデオ映像に3人の子どもたち。

 
中でも、このお兄ちゃんがものすごく気にかかります。

さて、この作品ですが、インドネシアの映画です。
画面に漂う独特の濃い雰囲気はお国柄なのでしょうか。
登場人物の顔も心なしか濃いです。
そんな登場人物たちが空港へ向かうところから物語は始まります。
豪雨の中、一同がドライブ中、車道に飛び出て来る女性。
慌てて急ブレーキ、幸い事故には至らなかったのですが、雨の中震えている女性が気になります。
事情を訊きに下心アリアリのチャラ男が車を降り、女性に近づきます。
なんでも女性は強盗に遭ったとかで、帰る術がないそう。
同情した車中の女性が「乗せていってあげたら?」と声をかけます。
思えばそれが運の尽きでした。
DVDジャケットでベラ(妖怪人間)似の女性が人間の指をシャウエッセンよろしくフォークに突き刺してる時点で、もうこの映画は人喰い映画だとバレバレです!

  

拾った女性の名前は「マヤ」。

 

マヤと言えば私の中で絶対的にコイツなんですが、このマヤより演技力優れてるんでしょうか。
いや、困ったフリして車に乗り込んだ時点で、もうアカデミー女優クラスでしょうね。
・・・マヤ、恐い子!!!
女性を乗せて一同の車は彼女の住む屋敷へ。
鬱蒼と茂る森の中にあるものの、ベタなホラーハウスではなく、瀟洒な豪邸。
「お願い、お礼がしたいし母に会わせたいからちょっとだけ寄って行って」
美人の頼みに鼻の下を伸ばしたチャラ男が「いいよな?」と言い、ここで引き返せば誰も死なずにエンドロールだったのに(そんな映画は実につまらんですが)、もう本格的に死へのカウントダウン開始。
古いものの、シカの頭のオブジェがたくさんの豪勢な屋敷の中には、マヤの母が待機しておりました。

 
「マヤの母、ダラです。」


 
いやー、ダラと言うよりもベラでしょう。


 

迫力ある母娘に毒気を抜かれたような一同。
しばらくして、マヤのお兄ちゃんも登場。

 
「どうも。兄です。」

お兄ちゃんは物腰の柔らかい王子様タイプのハンサムさんなんですが、そこはかとなくサイコキラー臭が漂っています。
目怖いよ。
最低でも10人は殺してるよね。

挨拶してすぐ失礼すると言ったにも関わらず、マヤの巧みな話術とマヤ母の大迫力ビジュアルに負けて、食事はおろか宿泊まですることになってしまった一同。
妊婦の女性と夫だけ、身体を休めたいと言うことで食事を辞退して2階の客間にいましたが、残りの人間はこの体たらく。

 
酒に混ぜモノが??全員もれなく撃沈

撃沈した客を地下室へ運ぶよう、マヤ母はもうひとりのお兄ちゃんに指示します。


もうひとりのお兄ちゃん。


あっ!!!冒頭に出てきたコイツの進化形態か!!!

更にお兄ちゃん、一人目の「処理」を開始。
ここまで非常にサクサクお話が進んでいきます。

 
チェーンソーで解体はじめ!
ゴアシーンけっこう頑張っておりますよ!

 
さばいたお肉の鮮度品質管理万全!

仲間のひとりが解体されるのを見て、待機部屋にいたほかの仲間は当然大パニック。
反撃、脱走もことごとく失敗。
更に、騒ぎの最中、個性的な部下を引き連れた刑事さんがせっかく脱走しようとしていた男子をご丁寧に連れて来ちゃいます。

 
部下が揃いも揃って変、でも一応全員警察

そして予想通り、刑事さんたちも全滅します。
ボス刑事は結構がんばるんですがね・・・もともと死相漂ってるからダメです。
残念です。

こんなお祭り騒ぎの中、例によって産気づく妊婦一名。
ホラー映画においては、こういうキャストは足手まといだしめんどくせー以外何者でもないんですが、生まれたあとの赤ちゃんが静かでおりこうさんに寝てるのでちょっと和みます。
ホンモノの赤ちゃんなので、人生初の映画出演がこの作品と言うことでしょう。
生後まもなく俳優デビュー!しかも初出演作品はグチャグチャのホラー!
なんとも輝かしい人生の幕開けです。

 
大惨事の中、無事生まれる!祝!ホラーデビュー!

生まれた赤ちゃんと母親を前に、マヤ母(以下ベラ)は言います。

 
「もはやあなたの子ではないわ」

劇中に、子どもたちに人体解体レクチャーをする教育ビデオがあったり、赤ちゃんサイズの人骨があったりするので、赤ちゃんの用途は不明です。
食べるために必要なのか、後継者として英才教育を施すのか。
それは明らかにされていません。
ここでベラは赤ちゃんの母親と父親に究極の選択を迫ります。
「赤ちゃんを諦めれば2人でここから逃げられるわよ。でも、赤ちゃんを選ぶなら2人とも死ぬわよ☆」
・・・いくらなんでもあんまりです。

  

しかしここからかなり頑張りまして、残りの生存者でお兄ちゃん2人と妹(マヤ)を倒します。
実は劇中で彼らの家族写真が出て来るんですが、どう見ても日付がおかしいんです。
単純計算しても200年以上生きてることに。
どうやら彼らは人肉摂取がドモホルンリンクル代わりになってるみたいです。

大切な子ども達を殺され、怒り心頭のベラ。
絶対に誰も生かしちゃおけません。

 
「よくもやってくれたわね?」

 
「許さなくてよ!」

ここでベラがチェーンソーを手に、生き残りの女子(赤ん坊の母)に自分たちの目的を話します。

 
「あなたたちが必要なの」

 
「私たちが生き永らえるためにね」

 
「さっきご飯食べた時、味わったでしょ?(人肉)」

 
「おいしかったでしょおおおおおおおおおおおおお!!??」

ギャーーー!!!怖い!ごめんなさい!!!(オシッコジョー)
ここからベラがバーサーカーモード、突入。

 
「ぬおぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!」

 
「うおりゃあぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!」

もう誰も止められない。やめられない止まらない。
果たしてこの屋敷を生きて出られる人物はいるのでしょうか?

おまけ☆
 
女子のひとりが大反撃!クマちゃんスティックで眼球串刺し!
「何てこった!」

 
狙っているのか?観光地にある合成写真的なアレのつもりか?
ハマり過ぎてるぞ!背景!

この手の映画を観慣れている私にとっては、シースルー展開で安心して観ていられましたが、後半がかなりの血の量でグチャグチャ!(しかしブレインデッドほどではない!)
そして、発狂してチェーンソー振り回すベラの怪演がアッパレ!
ベラだけでも一見の価値ありだと思います。

<超主観的評価>
ストーリー★★ スリル★★★ テンポ★★★ バカ★★ グロ★★★
総合★★★

人肉映画を思いながらビーフシチューを作る頭の可哀想な私に、皆さんの応援クリックよろしくお願いいたします。

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<あらすじ>
謎のウイルスが蔓延し、ほとんどの女性がストリッパーゾンビになってしまった世界。
アメリカ合衆国は、まさにストリッパー・ゾンビランドと化した。
独自のストリッパー対策ルールを駆使し生き残ったオタク青年「アイダホ」は、逃亡生活の途中、ぶっきらぼうだがゾンビハンティングに長けたマッチョカウボーイ「フリスコ」、美人姉妹の「ヴァージニア」と「ウェスト」に出会う。
オレゴンのポートランドに頼れる祖母がいると言う美人姉妹の話を聞き、大陸横断の旅に出るのだが・・・。

<レビュー>
主人公の青年が、ショッピングセンターで買い物カートに品物を放り込んでいますが、どうも様子がおかしいです。
お客さんは誰もいないし、店員さんの姿も見えない。閑散とした店内。
しかし、次の瞬間、お客さんが現れました。
 
 
「商品の中でアンタが一番うまそーね!!!」

お客さんはひとりではありませんでした。
ゾンビは群れで行動するという定説どおり、おねえさんゾンビが複数で追いかけてきます。
おねえさんゾンビたち、軒並みスケスケな格好です。
ショッピングカートを盾に応戦する青年ですが、落ちていたハイヒールに蹴つまづいてすっ転び、後頭部強打。
赤パンツのおねえさんゾンビに襲われ、もうダメかと諦めかけてしまいます。

 
「数分でいい。時間を戻せたら・・・」

覚悟した瞬間、救世主が現れました。

 
「おいストリッパー。タダで踊ってくれや」

銃を携えた強面の麦わら男がストリッパーゾンビを撃退してくれました。
その後、全くの平常心でスーパーに入る麦わら男。
青年がその後を追います。
麦わら男は店の「手作りお菓子コーナー」にまっしぐら、材料を物色し始めました。
しかし、気に入った材料がないようで、彼はどんどん不機嫌になっていきます。

 
「お前、お菓子を焼けるか?」

ふいに麦わらの男は青年に尋ねます。
菓子作りなんて成功したこともないのに、曖昧な返事をする青年。
そんな彼を尻目に、男は尚も不機嫌全開で吐き棄てるように言います。


「ケーキミックスなど最低だ!」

お菓子作りの材料がろくにない店など用はない!と言わんばかりの男。
さっさとその場を立ち去り、車に乗って行ってしまいます・・・と思いきや、戻って来て青年を乗せてくれましたよ。
よかったね☆



しかしこの麦わら男、かなり変人のようです。
青年が自己紹介をしようとするとことごとく遮り、「今後すぐ死ぬかも知れないやつのプロフィール聞いてどーする」みたいな憎まれ口叩いてます。
挙句の果てに、勝手に青年のニックネームまでつけちゃいましたよ。

 
「お前はアイダホ。」

青年が「ボク、アイダホ出身じゃないんすけど・・・」と言っても、「つべこべ言うな。お前はアイダホ。」
とうとう、青年のニックネームはアイダホで押し切られてしまいました。
ところで、アイダホが逃亡生活を続けているのには理由がありました。
ある日、彼が自宅でネットをしていると、チャットで妙な発言を見かけます。
「街がゾンビで大変なことになってる」
アイダホは失笑し、「ゾンビなんてそもそも存在するわけないじゃん」とレスします。
すると「お前これ見てみろ」と、チャットの参加者があるURLを貼ります。

 
Y○utubeでゾンビお食事動画!

アイダホがクリックした先は、ゾンビ化した女性が男性を食い散らかしている動画でした。
様々な動画が出回っているこのご時世、半信半疑のアイダホ。
しかしここでまたニュース動画が貼られます。
ニュースでは、アナウンサーの女性が緊迫した面持ちで現地レポートしていました。

 
「下着姿の女性たちが男性を狙っています!」

 
「女性たちは何故か服を脱ぎ、男性を襲い始めたそうです!」

 
「ストリッパー風の女性にはご注意を!」

目が点になるアイダホ。
しかし彼はバカなのか、ここでエッチな動画を観始めます。
微妙な女性がアイスキャンデーを延々と食べている動画を観て興奮する彼。
盛り上がってきたところで、誰かが部屋のドアを激しくノックしました。
「入ってくんなよなー!」
彼は叫びますが、尚もしつこくドアは叩かれ続けています。
「もーーー!しょうがないなーーー!」
渋々ドアを開けるアイダホ。
すると、目の前にとんでもない姿の女性が現れました。

  
   
乳バッテンの女性、現る!(注*この画像、何故か雨風呂さんに目の敵にされ、かれこれ5回は消されてます。ちゃんとバッテンで隠れてるのに。基準がよくわからん。と言うわけで加工済です)

乳バッテンは自身で施したのか甚だ疑問が残る女性ですが、彼女は唸り声を上げながらアイダホに掴みかかってきます。
えっ!!!これさっき動画で観た例のゾンビ?
かなり危機感の薄いアイダホですが、さすがにこれはマズイと思い、部屋から退散します。

 
「悪いけど失礼するよ」

ゾンビに一言声かけて部屋を出たアイダホが見たのは、またもやとんでもない光景でした。
お父ちゃんが怪我して、しかもちょっと腸出てる!!!
仰天して駆け寄るアイダホに、父は虫の息でこう話します。

 
「私はいい父親ではなかった・・・」

 
「お前を放置してた」

 
「学校劇に集中するお前を・・・」

 
「ゲイだと思ってた!!!」「・・・・・・・・。」

お父ちゃん、懺悔にしてはちょっとあんまりです。
それでもやっぱり愛するわが子。
お父ちゃんは自分亡き後の息子の身を案じて、黒いブリーフケースを差し出します。
「これを持って行け。但し、最後の手段として使え。もうダメだと思ったら開けるんだぞ」

 
「最後の手段として使え」

こんな経緯があり、アイダホは実家からゾンビをかいくぐって逃亡生活を続けていたのです。
ちなみに、乳バッテン女性と父親の関係は謎です。
父親はストリップ劇場の経営者だったので、もしかしたら踊り子さんの一人なのかも知れません。
そんなこんなで、アイダホは新しく出来た「相棒」と共に車で逃亡を始めたのでした。
車の中で相棒の強烈な屁を食らいつつ。

 
「クサッ!!!」


「スカンクでも食べたのかよ!?」 

放屁へのリアクションが思いのほか良かったので嬉しそうな麦わら男。
二人の相性はなかなか良さそうです。
車で移動し始めてから、物語はロードムービー調に。
行く当てもないロングドライブが始まります。
ある時、車から妙な光景を見た二人。
なんと、大勢のゾンビストリッパーたちが揃いも揃ってタコ踊りしています。

 
音楽に合わせて一同タコ踊り

 
大轟音のヒップホップ

 
「YO!チェケラッチョ!」

彼女たちを踊らせていたのは売れっ子DJ「ダブルD」。
はっきり言ってものすごく暑苦しいオッサンで全然イケてません。
開店前のパチンコ屋に並んでいそうです。
しかし、芸能人に大興奮のアイダホは嬉しそうに彼に話しかけます。
会話した内容によると、どうやらゾンビたちはストリッパーなので音楽が大好き。
ストリッパーが踊るには音楽が必要なので、音楽かけとけば踊りに忙しくて攻撃して来ないらしいです。
ここでどうでもいい重要な豆知識を得て、二人はゾンビライブ会場を後にします。
さて、そろそろ食糧調達や休息が必要になってきた2人、良さげな酒場があったので入ることにしました。
ここで、麦わら男がお菓子について熱く語り始めます。 
  
 
「クッキーの焼ける匂いを夢でかぐことがある・・・」

 
「ゾンビどもが憎い!」

ゾンビのせいで焼きたてのお菓子が食べられなくなったと彼は恨み節全開。
酔っ払いのクダ巻き状態で尚もお菓子への熱い思いを語り続けます。
しかし、菓子の話ばっかしてるせいで、外では車が盗まれようとしていましたよ。
すんでのところで盗人女性2名を取り押さえた麦わら男。

 
「ストリッパー(ゾンビ)じゃないわ!踊れないし!」

そう言い、命乞いをする女性。
女性2名はどうやら姉妹の模様。
頼れる祖母のいる故郷を目指して逃亡中でした。
彼女達を連れて行くか行かないかここで若干揉めるのですが、麦わら男が何やらトンチンカンなことを言い出しましたよ。

 
「アンタたちの婆ちゃんはケーキ作れる?」

また菓子か。
それに対して女性(妹)答えます。

 
「コンテストで10回も優勝したわ」

 
「パイとクッキーとケーキを好きなだけあげる」

車を盗もうとしてたのに菓子食べ放題で話をつけようなんて虫が良すぎます。
と、思いきや!

 
「好きなだけとは?どのくらい???」

めっさ乗り気です。もうアカン。
こいつの脳みそはスポンジケーキで出来ているんでしょう。
ですからもう当然、次の言葉で商談成立です。

 
「飽きるまで食べさせてあげる」
 
<突然ですが、ここで「記事が長過ぎるんじゃドアホ!!!保存出来るかボケ!!!」と雨風呂さんのシステムに叱られたので、ここから見所をかいつまんでお送り致します> 
 

麦わら男の回想。
彼はなんとアダルトショップで買い物している間に・・・

 
ゾンビストリッパーに恋人を食べられてしまった過去がありました。

 
「のぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉ!!!!!」

 
「アッシュは全てだった」
泣いてます。
ちなみに恋人は男です。


「最初の殺しに使った」と物騒なバットを差し出す麦わら男。
めっちゃ「アッシュ」って記名つき。
恋人の名前でもあるんですが・・・
死霊のはらわたファンバレバレ。

 
麦わら男の妄想に出てくる本・・・もろネクロノミコン。
どんだけはらわた(キャプテンスーパーマーケット)好きなんでしょう。
そう言えば、麦わら男が嬉しそうにチェーンソー片手に大フィーバーする血まみれ場面があるんですが演技がまんまブルースキャンベルです。

 
女性限定ゾンビウィルスを作ったのはマッドサイエンティストでした。
彼が開発したのは「レトロワイフ」ウィルス
つまり、感染した女性を調教し、亭主に献身的に仕える古風な嫁(レトロワイフ)にしてしまおうと言う壮大かつバカな目的があったのです(ゾンビ嫁がパンティ~姿でアイロンがけ、芝刈りなどをする妄想シーンあり)。

 
「嫁が従順だったら、ボクちん、ママと嫁の板ばさみになることもないもんね!」
どうやらこいつは過去、
嫁姑戦争に巻き込まれていた模様。
完全に個人的な用途です。

 
しかし、あえなく調教失敗、豪快に食べられてます。
「ママー!痛いよー!」

 
逃亡途中で4人が忍び込む豪邸、しかし住人が残っていました。
しかしこいつのファッションは一体・・・

 
「人のうちで何してる?」
「アンタこそ何してる?」と言いたいです。 
 
  
燃料が尽きて駆け込む、ガソリンスタンド兼コンビニ「キャリー」
一瞬ホラーな効果音が流れるので「ああー映画のキャリー意識してるって言いたいのね」
と思いきや、思い切り綴り間違えてる!!!(ご本家は『CARRIE』です)

 
コンビニの中で食糧調達しているうちに外はゾンビストリッパーだらけに。
「そう言えば、こいつらは音楽が好き!踊らせて動きを封じよう」
そう思い立ち、ラジカセのスイッチON。
  
 
急に脱ぐ妹。
「私がゾンビストリッパーに紛れて踊るわ。隙をついて踊りながらガソリンも入れるわ!」

 
姉も脱ぐ。
「アンタ一人行かせやしないわ!私も踊るわ!めっちゃ踊るわ!」

 
「レッツダンシング!!!」
ゾンビと同じ動きでゾンビに紛れて行動・・・
ショーン・オブ・ザ・デッド好きですね・・・監督。
 

 
ストリップ劇場のバーカウンターでゾンビストリッパーの大群に囲まれ、いよいよ絶体絶命の大ピンチ!
そう言えば、死んだお父ちゃんがピンチの時にこのブリーフケースを開けろって言ってた!
しかし開けてビックリ!中身は札束!なにそれどうすんの!!!

 
ゾンビに札束効くかボケ!と思いきや、彼女達はストリッパーなので・・・

 
札束(チップ)が大好き!効力抜群!

 
ゾンビの演技も一瞬忘れて素で札束漁り。

   
麦わら男サービスショット、全けつ。
ゾンビ&エイリアンのステキコラボ映画、「アンデッド」にもこんなシーンありましたねぇ。

 
ローラースケート乗ってるので一般人と思いきや、これ全部ゾンビ。
史上初!「ローラーゾンビガールズダイアリー」
 

ゾンビ撃退武器、アナログレコード!
これはもろ、ショーン・オブ・ザ・デッドのパク・・・いやオマージュですね。
最早、武器として定番化か?

胸焼けするほどネタ満載な映画で御座いました。
元ネタを知らない方でも充分楽しんで頂けるんじゃないでしょうか。

最後に一発おまけ☆
 
念願叶って焼き菓子食べ放題の麦わら男。
よかったね☆
・・・って結局何がテーマ?ゾンビ?お菓子?

<超主観的評価>
ストーリー★★★ スリル★ テンポ★★ バカ★★★★★ グロ★★
総合★★★★

風邪&多忙につき、更新ストップしていてすみませんでした。
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<amazonの奥地ではまだ発見されていないようです>

<あらすじ>
夫婦セラピーへ向かう車の運転中、事故に遭ってしまったジャックとステファニー。
助けを求めて近くの宿に辿り着いた2人は、ひと組のカップルと出会う。
やがて4人の下へあるメッセージが届けられる。
タイムリミットは12時間。夜明けまでに仲間の1人を殺せ!
殺らなければ4人全員が死ぬ。
悪霊の巣食う家で、4人の究極の選択が始まる・・・。

<レビュー>
過去のトラウマ、夫婦げんか、罪、おばけやしき、悪魔崇拝、幻覚、殺人鬼、キ○ガイ一家・・・
盛りだくさんのゴッチャゴチャの闇鍋状態!!!
そんな作品で御座いました。

冒頭、古めかしい洋館の中を逃げ惑う妻が、 夫に銃で撃ち殺される場面からはじまります。

 
パンダ目どころじゃなく、マスカラドロドロ。
ホラー映画で化粧の濃い女性は必ずこんな顔になります。

場面は変わり、ある夫婦がセラピーに向かうためドライブをしています。
どうやら、冒頭の夫婦とは全く無関係の模様。
彼らの名前はジャックとステファニー。
夫ジャックはスリラー小説作家で、ステファニーは歌手。
この夫婦、とにかく険悪な雰囲気で、お互いの言葉尻をイチイチとらえて言い合いしており、観てるこっちがイライラして来ます。
そんなんですから、夫の運転もメンタルを反映していてワイルドです。
夫が乱暴にアクセルを踏むうち、遂にパトカーが後ろから追い掛けて来ましたよ。
妻が止めろと言うのに、焦ってそのまま突っ走ろうとする夫・・・そして軽く事故ります。
いかめしい顔つきでパトカーから降りてくる警官。
警官の視線は、妻ステファニーに止まります。
どうやら、歌手の彼女のことを知っている様子。
ステファニーは何とか見逃してもらおうと、警官に精一杯愛想良く事情を話します。
自分たちが夫婦セラピーを受けに、モンゴメリーへ向かう途中だと言うこと。
どうやら道を間違えてしまったようで、焦っていたと言うこと。
警官はいかめしい顔つきのままでしたが、どういうわけか夫婦を見逃してくれたばかりか、モンゴメリーまでの近道まで教えてくれます。
賢明なホラーファンの皆さんはもうおわかりのことと思います。
道、絶対違うし、ヤバイ場所へ誘導されてると。

警官の言った通りの道へ進んだ2人は、二度目の事故を起こします。
道には踏んで下さいと言わんばかりのトゲトゲの農機具が放置(セット)してありました。
そして道端にはもう一台の事故車が。

 
もう一台の事故車は高級車BMW

彼らと同じ罠にはまったバカセレブがいると言うことなんでしょう。
お約束のシチュエーションで、集中豪雨まで降り出しました。
大変スムーズな出だしです。
さぁ!これから舞台になる民家はどこだ!ホテルはどこだ!

 
ここで決まりだ!

なんとも陰気臭い、ステキな雰囲気の小さなホテルがありましたよ。
ロビーに入った夫婦ですが、フロントには誰もおりません。
宿帳があったので確認してみると、どうやら先客がいた模様。
2人分の記帳がしてあります。
すると、2階からカップルが降りてきましたよ。
ちょっと軽薄そうな男性と、ゴージャスで小悪魔的な美人。
彼らはランディとレスリー。
ランディはホテルを経営するちょっとした成金で、レスリーはその彼女です。
自己紹介後、4人がホールに入るとそこは食堂だったようで、あらかじめ4人分のテーブルセッティングがされていました・・・まるで4人が来るのを知っていたかのように。

 
「推理小説みたいだな」

アガサクリスティを彷彿とさせるシチュエーションに思わずそんな言葉が出てしまいましたが、ついでにこんな余計な一言も出てしまいました。

 
「最後はみんな死ぬの?」

・・・ああそうとも死ぬさ。
とはさすがに誰も言いませんが、この人たちがこのままじゃ済まないことは明らかです。

ところで、ステファニー(歌手)は先ほどからホテルの中で妙な声や、階段を横切る子どもの姿を目撃していました。

 
「ママー」と呼びながら横切る、赤いジャンパーの娘

不気味に思うステファニーは、こんなところは早く去りたいのですが、またここで夫と意見が食い違い、夫婦喧嘩になってしまいます。
その時突然、彼ら4人の後ろに気配もなく男がひとり現われました。
男はレスリー(小悪魔美女)をジロジロと見つめています。

 
「キミかわうぃーね☆」

キモ男出現に一同仰天する中、今度はホテルの女主人まで現れました。

 
「みなさん、ようこそ」

女主人は彼らを最初から宿泊客として迎えるつもりで、ホテルの食事時間や仕様を説明し始めました。
ここで帰りたくて仕方のないステファニー(歌手)、「泊まるつもりでここに来たんじゃないわ。事故で困っているから電話を借りたいの」と説明します。
女主人は電話を貸してくれるようですが、「でも、電話したとしてもどのみち夜明けまでレッカー車は来ないわよ」と言います。
 
 
「レッカー車は来ないわよ」

それでも諦めきれないステファニー(歌手)、やっぱり電話を借りることにします。
フロントにはさっきのキモ男がおりましたよ。
しかし、電話をかけてはみるものの、全く繋がらずうんともすんとも言いません。
フロントのキモ男は飄々とした様子でこう言います。

 
「電話はつながる時もつながらない時もある」

 
「人を選ぶんだ」

・・・一体何を言うか。

外は相変わらずの豪雨。
ステファニー(歌手)は諦めて、ここで一晩明かすことに渋々ながら同意します。
それにしてもフロントのキモ男、レスリー(小悪魔美女)がよっぽど気に入ったようで、柱の影からずっと「星あき子見」しています。
キモ男は女主人の息子で名前はピート、只今婚活中だとか
・・・知らんがなって感じです。

  
柱の影から星あき子☆

4人が食卓につくと、また唐突に人が増えました。

 
「彼はスチュワートよ」

彼の名はスチュワート。
人相の悪いスチュワート、彼も女主人の息子とのこと。
揃いも揃って気持ち悪い息子たちです。

・・・そして、突然ですが、ここで殺人鬼の登場です。

 
豪雨の中、家の中をうかがう殺人鬼

このお話、唐突が多過ぎて、観ているほうはついて行くのが大変です。
観客のビックリを狙ってるのかも知れないのですが・・・
何でもかんでもやりたいことちょっと詰め込み過ぎだぞ!この欲張りさんめ☆
殺人鬼出現で先ほどまで威厳タップリだった女主人がにわかにテンパリ始め、ここから展開スピードアップ。
殺人鬼は宣戦布告とばかりに、家の中に空き缶を投げ入れてきます。
そこにはあるメッセージが。

  

ルールその1:この家に来た神は俺が殺した。
ルールその2:この家に来た人間は神と同じように殺す。
ルールその3:夜明けまでに1人殺せ。さもないと全員死ぬ。

なにが何やらさっぱりチンプンカンプンですが、とりあえず殺人鬼さんの言いたいことは、「誰かひとり殺らないとお前ら全員死ぬよ☆」と言うことらしいです。
もう「ルールその3」だけでいいよね。

 
「夜明けまでに一人殺せ・・・だと!?」

以前から殺人鬼の存在を知っている様子の女主人に「あいつは何者なんだ!」と訊いてみると、殺人鬼さんのニックネームを教えてくれました。
その名も
「ブリキ男」。


「通称、ブリキ男よ」

ちょっとなにそのネーミング・・・オズの魔法使い?
とりあえず、ブリキ男が家の中に侵入してくると間違いなく全員死亡とのことなので、各自侵入口を防ぐ作業をはじめるんですが、この過程でホテル一家がキ○ガイ一家に豹変(また唐突か!)。

 

「お前ら全員罪深い人間ばかりだ!」
女主人はそう叫ぶと、宿泊客4人を冷凍庫へ閉じ込めようとします。
「一人殺さなければ全員死ぬ」と言うブリキ男のルールを気にして、自分たちが殺られる前に殺ってしまおうと言う算段なんでしょうか。
「ジワジワ弱って死ぬだろ。1週間後くらいに迎えに来るからね☆」とか言ってます。
しかし辻褄が合いません。
ブリキ男のルールには「夜明けまでに一人殺せ」とありました。
冷凍庫に閉じ込めた4人の誰かが夜明けまでに必ず死ぬとは限りません。
閉じ込めた目的は別にあるのでしょうか?

 
「アンタたち、自業自得よ!自分で災いを招いたの!」

女主人はしきりに「罪」を連呼します。
この4人に、一体どんな罪があると言うのでしょうか。
しかし、4人も只言いなりになっているわけではありません。
女主人とその息子に反撃、逆に冷凍庫に閉じ込めてしまいます。
ここでまた女主人豹変。

 
いきなり気合充分のゾンビ顔に!

 
「無駄な抵抗はお~や~め~!!!」

どうやらホテル一家、普通の人間ではなさそうです。
外にはブリキ男。中には正体不明のキ○ガイ一家。
もう、「鬼は外!鬼は内!」状態です。
ホテルの中を逃げ惑う4人。
そして、逃げる間、先ほど女主人がくどいくらい連呼していた「罪」の意味が解明されていきます。

<ジャック(スリラー作家)&ステファニー(歌手)夫妻の場合> 
 
娘に「パパ、スケートに行こう」と誘われるも、原稿がノッており手が離せないジャック。
「今日はママの番だろ」と妻ステファニーに話を振る。

 
スケートリンクにて、携帯で長話の妻ステファニー。
話に夢中になり、娘から完全に目を離していると・・・

 
ビシッ!ドボーン!!!
氷に亀裂が入り、娘落ちて溺れて死亡。

夫妻にはこんな経緯がありました。
2人は屋敷の中を逃げ回るうち、この事故について散々幻覚を見せられ、いいだけトラウマをほじくり返されています。

<ステファニーが見せられる幻覚>
 
ウォークインクローゼットに隠れたら、事故の日に娘が来ていた赤いジャンパーが。
そう言えば、ホテルに来た当初、赤いジャンパーの娘を見かけていました。
このあと、クローゼットは水浸しになり、凍りつき、冷凍庫状態に・・・

<ジャックが見せられる幻覚>

娘が亡くなった当日、仕事に没頭する自分

 
もうひとりの自分がそれを見つめ、窓の外でスケートをしている娘に注意を向けるよう叫ぶが、聞こえるはずもなく・・・

 
プリンターから狂ったように排出される原稿には「彼女を殺した」という文章の羅列
「シャイニング」へのオマージュが感じられますね・・・役目も同じジャックだし。

 
更に激しくタイピングするジャックの指先。
娘のことには目を向けようともしません。

 
なおもプリンターから排出される原稿。
メリッサ(娘)が死んだのは「彼女」のせいだと。
「彼女」とは、携帯で長話をしていた妻のことです。
彼の深層心理の表れなのかも知れません。

<ランディ(成金)&レスリー(小悪魔美女)カップルの場合> 
 
女主人の息子、ピートに拉致られ、気がつくとコスプレさせられているレスリー。

 
「何この化粧!?有り得ないんだけど・・・」


ふと気がつくと、部屋のテーブルにはパイが置いてあり、メッセージカードが。
「お食べ。おいしいよ。ピートおじさんより☆」

 
更にベッドには沢山のパイが。
実は「ピートおじさん」とは、彼女が小さい頃イタズラされたおじさんで、彼女には彼を殺していた過去がありました。

 
封印した記憶を無理矢理呼び起こされ、パニックで泣きながらパイ暴食
喰ってる場合か!

 
そこへ、「キミの好みに合わせたんだよ」
と言いながら現れたのは、ピートおじさんと同名のピート。


ピートいきなり求婚「結婚しよう」
婚活中とは言えダイレクトすぎる

 
「冗談やめて」即答で断るレスリー。
しかしこれであっさり引き下がるとは思えません。

 
一方、ランディ(成金)のほうは、幼少の頃、父と猟に出かけた先で罵られ、彼を猟銃で射殺した過去がありました。
父は暴君だった模様。当時の悲惨な様子をずっと幻覚で見せられます。

トラウマを各自掘り起こされ、発狂しそうになりながら逃げる4人。
その中で、猜疑心が生まれ、「ブリキ男」のルールどおり「夜明けまでに誰か一人を殺す」ことになりそうに。
以下、ポイントをかいつまんでお送り致します。


ホテルの中に悪魔崇拝の絵が!
キ○ガイ一家は悪魔崇拝者だったことが判明。

 
悪魔崇拝の成せる業か、ジャックがふたりに!
どちらかがニセモノで悪魔なのですが、お互いに「お前がニセモノだろ」「お前こそ」となすり合いの軽い漫才に。


阿鼻叫喚の逃亡劇を続ける4人の前に救世主が!!!
・・・ってこのツラ構えで本当に味方!!??
 
 
遂にブリキ男、登場!
しかし最後まで全くの存在感なし!勿体無い!せっかくカッコイイのに!

  
ブリキ男撃退の決め手は、闇に対抗する「光」のパワー。
ジャックとステファニーは光のパワーを分け合う・・・
って、もう支離滅裂だしファンタジー臭くなってきてるし、この構図ってモロ「E・T」。

 
ブリキ男の正体がついに暴かれる。
彼の素顔とは一体・・・?

色々詰め合わせ過ぎてハミ出た部分は「E・T」で終了と言う、何とも強引な作品で御座いました。

<超主観的評価>
ストーリー★★ スリル★★ テンポ★★ バカ★★ グロ★
総合★★

応援クリックして下さると光のパワーが手に入ります!(うさんくせぇー!)

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