WEBがTVになる日
http://www.streamflashhd.com/
を見たよ。
これはすごいねー。
高精細なHDの映像が目にまぶしいくらいに入ってきた。オラ、ワクワクしてきたぞ。
YouTubeがHDに対応したし、最近の動画編集ソフトは書き出しの時にH.264を指定するだけで当たり前のように保存できるようになってきた。
WEBがTVにとって変わると昔からいわれてきたけど、実際本当にそうなるにはソフトはもちろん、まだまだ環境も整っていなかったと思う。だってTVの方が安定しているし、起動は速いし、きれいだもの。WEB動画はたいていカクカクで時々止まるし、ブロックノイズが入っている。
2010年の7月にはほぼすべてのTVが地デジに切り替わるらしい。今TVを買う人は地デジ対応を選ぶだろう。実家においてある地デジTVの背面を見るとLANケーブルを指す入り口がついている。光ファイバーにつなげばインターネット放送見られるらしい。
一般のTVでインターネット放送が見られるようになる日が近いなー。そうしたらおもしろいTVコンテンツを作れる人が俄然注目されるんだろうな。
うちのおかんに見せたい映像があるからと、ネットの映像を紹介しても見る可能性はほぼないけれど、TVに移ってチャンネル操作なら見せられるだろう。映像のインパクトはやっぱり大きいし、ネットをちょっと見たいだけなのにPCを立ち上げなくてもTVをつければつながるという日がもう少し。
WEB制作者はHTML、Javascript、CSS、FLASH、Ajax、プログラム、といろいろな技術が必要とされてきたけど、今後は映像制作の技術を学んでいくようになるんだと思う。そうすると音楽、画像、テロップ、映像編集、合成、演出、構成、いろいろやっていくことがあっておもしろいね。そこまでいくとさすがにひとりで制作では足りなくなってくるから、専門家とコラボしながら総合芸術を作って見せていくようになってくるね。技術だけ見るならTVってほんとに一般の視聴者にわかりやすく作ってるよね。
TVのCMや番組を見ながら、最近はどうしたら惹きつけられる映像になるのか編集について考えてます。
プロのカメラマンに写真を撮ってもらいながら学んだ
「一生に一度くらいいい写真撮っておきなよ」
との友人のアドバイスからプロのスタジオに撮りに行ってきました。
いや、お見合い写真ではなく
確かに一枚デジタルで持っていれば使い回せるからなにかと便利かな、と思ったので。
スピード写真は犯罪者のように映るし、近所の写真屋でも自分の写真って思ったように映らないので、写真嫌いなとこあったんですよね。
今回は値段が多少かかっても、WEBサイトで写真がかっこよいところを探してみました。
お店は麻布十番のあたり
I.P.Lさん
タレントの宣材写真のように撮ってもらえるそうなのでちょっとドキドキです。
最初に写真の雰囲気を軽く話して、早速撮ることになりました。
画像のように様々な角度から、普通に立って、ポケットに手を入れて、壁によっかかって、と3種類くらいポーズをつけて、立ちました。
そしてそれぞれの場所から普通の顔、口元笑う、歯を出して笑うの3種類でこれまた撮影。全部で50枚は撮ってもらいました。
気づいたのは、
1.一番よく映る角度がある
一番よく見える角度、ポーズを探しながら撮ってくれるようです。よく写る角度がある。たくさん撮りながら探しているようです。
2.リラックスさせるのがプロの技
野郎二人で向かい合っているのはなんか変な緊張があったんですが、プロの流れるような撮り方とリラックスさせる話し方というか。何枚も撮っているうちにモデル気分になってきて自然とリラックスできました。
3.自然体でいようと本当に全身の力を抜くとうまく映らない。
「目ヂカラ入れてください」
と言われたけれど、目に眼力を保っていることがコツのよう。こりゃカメラを睨んでるんじゃないかと思うくらいでもちょうどいいみたいです。写真写りよくするには「作る」必要があるんですな。
たくさん撮った写真の中から3枚抽出してみてみると・・・
さすがプロ!
プロの写真か素人の写真かの違いは歴然。
こんな風にいい写真撮ってもらうのって気持ちいいもんですね
就活などで良い写真が必要な人はぜひオススメです。
学ぶことは多いけれどまずWEB制作の目的から抑える
WEBの世界にはとにかくたくさんの知識があって、優先順位をつけてやらないとすべては抑えきれません。そこでWEB制作の全体を整理するためにこんな絵を作ってみました。今日の話はとても個人的な意見です。
WEBができるまでを大きく3つにわけると、「アイデアを考える」「アイデアを形にする」「ものづくりをする」の3つに分けられます。中に詰まっている言葉はその段階に該当する言葉で、この過程を上から通ってWEBサイトという成果物ができるという絵です。
「なぜ作るのか」という目的から始まって、形にする段階、ものづくりをする段階にいくにつれて、いろいろな方法・手段が増えていくため、末広がりの三角形にしています。
たとえば一番下の層のプログラムといえばPHP、JAVA、.NET、Ruby、Perlといろいろと種類があります。デザインを作るときにはDreamWeaver、PhotoShop、Illustrator、FLASHなどなどどれも身に着けるには時間がかかります。
技術の種類はとても多く、移り変わりがとても速いです。そして今見につけた技術も数年経てば自動化できてしまい、廃れるのも速いです。たとえばSEOの知識はGoogleの検索アルゴリズムが変わったり、それに代わる便利な検索方法が出てきたら必要なくなります。
技術は目に見えるから追いかけやすいし、本も溢れ返っていて、自分ができるようになったこともわかりやすいです。けれどそれは目的を実現するための手段です。WEBを作るということ自体も手段のひとつです。一部分に溺れていると大事なことを見失うし、全部学んでいたら時間がいくらあっても足りません。
どんなにがんばって技術を駆使し、素晴らしいサイトを作っても、方向性が間違っていたら役に立ちません。一生懸命作ったサイトが、方向性が間違っているために使われないのはとても空しいことです。
方向性を考えるのは手を動かすよりも面倒な作業です。そのために学ぶ内容もいろいろな分野に共通していてとてもシンプル。なぜ必要なのか。なにが求められているのか。なんの役に立つのか。目的を考えること。
目的がはっきりするとそのために学ばなければいけない手段も絞られるし、モチベーションも高く学べます。
自分の作業がどんな効果があるのか目的がわからず、ただ使われるだけの状態はとても不幸で、仕事のやりがいがわからなくなります。
浅くてもいいからまず全体がどうなのか、そして特に上の層を押さえるのが重要だと思います。
一部分だけ専門的になっても、目的を知っていないと効果的にできないし、どうしても「その技術を使って」ということから考え出してしまう。
以前トヨタ式のセミナーを受けたときに聞いたのですが、一般の会社は人が増えてくると完全に仕事を分業制にして、それぞれ自分の専門だけをやるようにするが、トヨタは小さいことでも最初から最後まで全体の作業をひとりが関わるようにし、人を育てるんだそうです。分業して一部分だけ専門家になると、他の人の働きを批評ばかりしてしまうそうです。
自分でひとつサイトを作って運営してみると、この一連の考えと作業をやることになって全体が見えます。
もし先に学ぶとしたらまずは全体の大枠を学んでから。上の層はその人の性格や生き方が左右する面が強いです。下の層の技術は年齢を重ねて後からでも学べます。もしまだ学生だったり、時間があるならば、今のうちに上の層、考え方の方を学んでおくのがいいと思います。