ご報告が遅くなりましたが、みるくは5月22日(火)に退院しました。
18日(金)から緑膿菌に効く新たな抗生剤をスタートし様子をみていましたが、21日(月)の時点で腹水の量が138ccと過去最大になってしまい改善がみられなかったことと、二度の開腹手術でみるく自身の体力が限界にきていることから自宅での療養を勧められました。
帰り道、病院を出てすぐのところによくお散歩をした公園があるのでキャリーのジッパーを下ろして景色を見せてあげました。
2週間ぶりの外のニオイを一生懸命嗅いでいたな。
退院前夜はもうエサもお水も口にしてくれないと言われていたのですが、住み慣れた我が家に帰ってきたからか退院した日の夜は大好きな焼き芋を食べてお水もしっかり飲んでくれたので泣きそうになるくらい嬉しかったです。
また、先生からは立つこともままならないと聞いていたのにヨロヨロしながらも結構歩いてくれてそれも嬉しかったな。
昨日23日(水)の朝は焼き芋と飲むヨーグルトを食べてくれて、夜は蒸したササミと焼き芋を少し。
はじめは細く裂いたササミをあげていたのですが、咀嚼の力が弱くなりすぎて喉まで持っていけず噛んでも床に落ちてしまうのでフードプロセッサーで更に細かくしスプーンであげたところ少し食べてくれました。
お水はよく飲んでくれます。
22日はお家に帰ってきて嬉しかったからか結構歩いていましたが、昨日はお昼以降ほぼ動かず…
自力で立つことが難しくなってきたので主人が支えてあげるのですが、後ろ足から崩れてしまう感じでした。
朝はお水だけで何も食べてくれません。
加えて後ろ足の筋力が弱り切って自力では立てなくなってしまいました。
また、トイレシートに血の混じった膿のようなものが点々とついていてお腹のサポーターにもシミが…
はじめは寝たままオシッコしちゃったのかなと思っていましたが、お昼に病院に行ったところ腹水を溜めるドレーンから漏れ出ていることが判明。
すぐに対応していただきましたが、みるくの弱々しくも痛々しい悲痛な鳴き声が待合室にまで聞こえてきてとても辛かったです…
たまに高い声でワン!ワン!と鳴いて何かを訴えてくるという報告もしていたのですが、ドレーンのせいでお腹が痛くて鳴いているのではないかとのことでした。
ドレーンを外すと腹水を注射で抜かなければならず、その方法では完全に取りきることができないということでつけたままにしていたのですが…
とりあえずあまり期待はできないながらも痛み止めの注射を打ってもらい帰ってきました。
効いていないようであればモルヒネも検討するが効果が出るまで数回打たなければならないというようなことも言われ…
でも、今日だけで3度も吐きましたし、いよいよ安楽死という選択も本格的に考えなければならない状況になってきました。
14年間ずっと一緒にいてくれて沢山の愛をくれたみるく。
お別れするのは本当に本当に悲しいけれど、この2週間あまりよく頑張ってくれました。
大切な存在だからこそもう苦しみから解放してあげたい、そう思います。