2015-12-23 (天皇誕生日)


(昼の部)

11:30 開場

12:00 開演


いずみホール(大阪)


出演 (敬称略)

ジャン=フィリップ・メルカールト (オルガン)

イワンナ・プリシュ (ソプラノ)


辰巳真理恵(ソプラノ) ゲスト


パイプオルガンの演奏を聴くのは、人生で初めて。

その迫力と音色の多彩さに、まずは圧倒されました。


ジャンさんのオルガンのソロ曲の後、

真理恵さんが登場。

真っ赤とまでは言えませんが、バラの飾りがついた赤いドレス。

ネイルも赤です。

いつもよりも若干こわばったご様子。

(終演後にお母様に聞いた話によると、かなり緊張していたとのこと。)

「アヴェ・マリア」、

クリスマスメドレー(三曲)、

「星に願いを」

を演奏してくださいました。


演奏の出来については、

謙虚な真理恵さんはきっとまた、反省されるのだと思います。

でも、これだけは私は言いたいです。

人ってたぶん、

自分の人生や今の生活に、

後悔や、不満や、不安や、、、、

そういうネガティブな気持ちを、誰しもが多かれ少なかれ、

持っていると思うのです。

しかし、

今日私が真理恵さんの演奏を聴いていて思ったのは、

真理恵さんの演奏に接している今このその瞬間には、

一切の後悔も、不満も、不安も、何ものもなく、

私は、

ただただ幸せで、幸せでした。


自分の人生、これで良かった、と。

全てのマイナスを打ち消して、今プラスだと、そう思ったのでした。


そして、そういう瞬間って、人生の中でそう何度もあるものじゃないのかなあ。。とも。

だから、そういう瞬間を与えてくれた真理恵さんには、本当に感謝しかありません。

本当にありがとうございました。



イワンナさんについても少しだけ。

声量、表現力、すばらしいの一言でした。

特に、母音の透明感、切れ味に心をえぐられました。



そんなこんなでうるうるした状態で、

予定のセットリストは終了したのですが、

アンコール後の最後の最後に、

「きよしこの夜」をお客さんも含めて、全員で合唱することをうながされました。

(歌詞は配布されたパンフの最後に書かれていました。)

きーよーしー♪

と歌い始めてすぐ、真理恵さんと一緒に合唱しているその状態に、

なんだか感極まってしまって、

言葉が続きません。

二番になってようやく持ち直して、

きーよーしー♪

と参加することが出来ました。


こういう構成って、

後味がものすごく良いというか、尾を引くというか、

とーーっても良かったです。

あらためて、ありがとうございました。



年内にも、年明けにも、

真理恵さんのご出演機会は何度もあるようなのですが、

残念ながら曜日の関係で、参加は出来そうもありません。

しばらくは、今日の余韻をかみ締めながら、

真理恵さんのことを、心にとどめおこうと思っています。



最後に、

チケットの手配やいろいろのことを含め、

お世話になったお母様はじめタクスオフィスの皆様方に、

感謝申し上げます。

ありがとうございました。



→ 辰巳真理恵さんブログ