演JOY♪ヴォイス&アクターズ道場 佐藤祐一のブログ
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用意してもらうのは

映像と原音のテンポに圧倒されて出来る気がしないと仰る方は多いです。
3時間付きっきり、少人数シングルキャストだからこそ出来ることが多いです。
安心して沢山失敗出来る環境が一番です。用意してもらうのはやる気と勇気だけです。

声優アフレコ演技ワークショップ
http://yuichisato.com/

僕より役者向き?

STABBERのMusic Videoに出演しました。

伊日スタッフで1月の寒さを吹き飛ばすようなノリノリの撮影でした♬

写真はスタッフ。僕よりも役者向きです(汗)

https://www.youtube.com/watch?v=__22pKMo3vQ

帰ったらビックリ

仕事終わって帰ってしばしボーッとしていたら

姪からビックリ画像が。再放送されていたみたいです。

懐かしいなぁ。ついこの間のような気もするけど、

確実に年月は経っているなと・・・(苦笑)


演技は消去法

着実に演技が上手くなるのは、消去法しかないのじゃないかと

改めて噛み締めるように感じています。

 

大人数や短時間のレッスンだと、どうしても1人あたりの演技時間が短くしか取れない。

以前通っていたレッスンでは何週間も

自分が演技出来る番が回ってこなかったといった話しもよく聞きます。

今まで私が聞いた中で一番ひどかったのはそこのレッスンに通い始めて8週間、

一度も演技させてもらえなかった相談ケースがありました。

8週間・・・・・約2か月・・・・・そこはレッスン費一年分前納のシステムで、

前納させといてそりゃないんじゃないかと(自分の金じゃないんだけど)

メチャメチャ怒り狂っちゃいました。

有名声優の顔を入学式と卒業式の時にだけ拝める拝顔料としても高過ぎる。ひどい。

9週目に上演時間2分間の課題台本を1回やって、「何か違うよ君の演技。」と漠然と云われ、

もう1回演技して「やっぱり何か違うよ君の演技。」と云われたそうです。

所要時間5分強。

録音聞かせてもらいました。

 

9週間分のレッスン料と演技時間のバランスだけならまだしも

(それだけでも充分大問題だけど)

結果やっと云われたアドバイスが抽象的過ぎて中身がなくて、

ザックリとした言葉それ云われて何をどうしてウチで自主練習したら

次に自分の演技の番が来た時に爪痕を残せるのだろうと

相談されたこちらが途方に暮れそうでした(続きます)。

 

 

こはかすがい

2月の雪の日、山の中で撮影した番組でした。

時代もの衣装で風邪が心配でしたが、スタッフが工夫してくださり防寒完璧、

見えないところにはホカロン全身張りまくりで快適でした♪

 

「落語The Movie」『子は鎹』

3月26日(日)16:46~ほかNHKーBS

https://www.nhk.jp/p/ts/GLV7J94YMG/

 

優秀な共演者

小山亜由子さんとの撮影はいつも安心で楽しくて。

今回は更に優秀なワンちゃんが一緒でした。

監督の指示通りの的確な演技連発でこんなにサクサク撮影が進むと思いませんでした。

演技力見習わなくちゃ(汗)。

 

「踊る!さんま御殿!!」11月8日(火)

https://www.ntv.co.jp/goten/

 

 

どうして個別対応なのか

俳優・声優養成所 ヴォイス&アクターズ道場では入所時期、退所時期、

レッスン期間というものを特に定めていません。

 

少人数制受け放題で個別対応が出来るからというのと、

このタイミングでなければ演技を始められないと

条件にやる気が縛られてしまうのはナンセンスに感じるからです。

もちろんこちらの都合でタイミングを限定して、

クラスごとのどんぶり勘定でカリキュラムを作成する方が

講師、演技コーチとしては随分楽なのですが、

ベルトコンベアー式システムのカリキュラムにとにかく全員を乗せてしまうよりは、

その方の経験値、目的、現在のスキル、傾向を考慮した個別対応の方が

得られるものが多いと毎週実感しています。

 

カリキュラム作成や修正には実に時間を要しますが・・・

人が変わってもバランスが変わってもカリキュラムを使い回すより

よっぽど講師自身にとってもプラスになります。

レッスンすることによって講師も自分が「まだ変われる」と感じる。

それが原動力になっているのかもしれません。

 

 

 

全くの初心者が、やるべきことの提示でエンジンがかかり

ギアが変わりオーディション突破でデビュー。同じスタッフから

リピートがかかる存在になりました。嬉しいです。

 

道場生日記「旅立つとき」(須賀大輔)

http://yuichisato.com/

 

魔女たちの消えた家

  映画「CODE-D 魔女たちの消えた家」

 

複数の人物がうごめく場面では、全員のたたずまいの共同作業で

濃密な空気を醸し出していて、

個人のアップの場面では、カメラを切り替えないで引っ張る

画面の枠のすぐ外で起きていることを常に観客に想像させ続ける映像に

グングン引き込まれました。

 

お気に入りの詩集を読んでいる時のように

映像や演技の余白が自分の中で育っていく感覚。

きっと観る度に自分のその時々が反映して、

違う印象になっていく映画なのかもと感じました。

とっても面白く良かったです。

 

コロナ渦でエンタメ界は大打撃を受けて、

僕自身、途方に暮れる時間も多かったですが、

閉塞感や不安感そのものも作品に転化させて

形にして海外にも届くよう生み出し送り出す・・・

素晴らしい冒険を目の当たりにして嬉しいです。

感じることを形にして、それが発信になっていく

勇気をもらった気がしました。

 

アフレコ音声収録にヴォイス&アクターズ道場 音声稽古場を使用してもらい、

微力ですが協力出来て喜びでした。

同じ事務所所属の女優・水津亜子さんが出演と脚本を担当。

演技の実力は充分知っていましたが、脚本のチカラも嬉しい驚きでした。

 

3月18日まで池袋シネマロサで公開中です。

 

https://motion-gallery.net/projects/codeDmajokie

https://www.cinemarosa.net/lateshow.htm

 

 

 

 

 

歌ってきました

お声がけいただいてBSフジと地上波でも再放送されている
「クイズ!脳ベルSHOW」解答者で出演しました。

年内最後の放送週の12月22日(水)、23日(木)の予選を2位通過させてもらい、
24日(金)の決勝戦、こちらも2位で、とっても楽しい収録でした。
オンエアを観て、番組合間のCMや他の番組予告に、
以前現場でご一緒した方々のお顔が沢山出てきて、
「ああお元気そうで何よりです!」と一人でしみじみ。
初めてご一緒した時はまだ学生だった方が、熟年キャラで出ていらして
自分も同じ年月時間が経っていることも忘れてビックリしたりして。

昔からなのですが、自分が番組に出ることをわざわざお伝えするのも申し訳なく照れるくせに
観たよと云われると嬉しくて。
今回オンエアは自分でも観られたのですが、番組予告CMで
本編ではカットされてた歌う部分が使われてたよと聞いて、
ノーチェックだったので「チェックしておけば良かったぁ。」と後悔しきり。
嬉し恥ずかしいのに見逃すと悔しいいつもの自分の性格を再確認しています(苦笑)。
自分のこういう性格、この仕事に向いてないんじゃないかといつも思います(汗)。
予告CM観たかったなぁ(今更ですが)。

年内は再放送を入れてあと4オンエア。
コロナ渦でも忙しく一年を過ごせたことに感謝しています。
新年も4日が23時まで仕事ではりきりたいです。

同じスタッフの方に何度も呼んでいただけること、
お客様が気付かないであろうところにも注意と工夫を凝らしてくださるスタッフの方々に感謝です。




プロフィール 書いた方が良いこと

今週、道場からは3つの案件に6人の道場メンバーが出演している状況です。

もちろん全てオーディションあるいは書類やサンプルによる選考を通過しての出演です。

プロフィール、何を書いたら良いか、それぞれのメンバーから助言を求められて、

その都度それぞれに合わせたアドバイスを話し合って伝えています

 

・キャリアについての記載をどうするか

多くの方から、誤解していると感じる発言を聞きます。

「まだプロとしてデビューしていないのだから、書けるキャリアがない。」

・・・・・・違うと思います。

芸能案件の出演者選考でプロフィールを見るスタッフは

ギャラをもらったプロの仕事のキャリアを知りたいわけではないです。

では何を知りたいのか、新人でもキャリアがない方でもなぜ経験を書いた方が良いのか。

 

ギャラをもらったか長期間の公演だったかプロの舞台だったかなどは関係ありません。

レッスンで演じた作品、役もぜひ書くべきだと私は思います。

プロアマのカンパニー、レッスンか本番かに関わらず、

その都度自分が参加した団体、グループ、コミュニティの中で、

その都度知り合った人々から「この役が合っているだろう。」と思われてきたか。

その材料が書いてあるプロフィールが好ましいです。

 

演技レッスンではシェイクスピアをテキストや発表会の演目にすることも多いですが、

例えば、私が研究生時代、「ロミオとジュリエット」のロミオ役を演じたと書いたら、

私の個性や演技を知る方が読んだらきっと違和感を覚えると思います。

実際私がキャスティングされたのはマキューシオ役だったし、「テンペスト」の時はトリンキュロー役でした。

間に「マクベス」の門番役が入ります。

 

演劇を知っているスタッフがその記載を読めば、若い頃からの私がどういうキャラクターだと

認識されて来たのかがそれだけで分かります。

その時々、周りの人たちにどんな個性と捉えられてきたのかを伝えることが

スタッフサイドに「〇〇役が合うのではないか。」と想像力を働かせるのに有効です。

主役である必要はありません。

芸能を仕事にしているスタッフだったら当然知っているような作品をテキストにしたことがあるのなら

それがレッスンであっても、「その時、そこのメンバーや講師が何役があなたに合うと感じたか。」は

ぜひ書くべきです。

 

オリジナル作品や新作しか演じたことがなくても、役のイメージのヒントになるような言葉を書き添えると効果的です

私の場合、英国の音楽劇に出た時の役名が「かぼちゃ」だったことがあります

(本名では誰も呼ばず皆から『かぼちゃ』と呼ばれている農夫役)

写真付きのプロフィールにこれも書いておけば(マキューシオ、門番、トリンキュロー、かぼちゃ)

その時々のカンパニー内、演出家から私がどういう個性だと思われていたかが伝わりやすいはずです。

大事なのはプロの作品に出たことがあるかどうかではありません。

今まで参加してきた演技の場で、どんなキャラクターだと認識されてきたかを伝えるべきです。

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