自動車部品にとって、業界構造を変える可能性をはらむトレンドが電動化だ。トヨタ自動車など日本勢は通称フルハイブリッド(HV)というモーターによるアシスト力の高いシステムに取り組み、部品も進化してきた。これに対し、独ロバート・ボッシュなど欧州部品メーカーは電圧48ボルトで作動する低コストなマイルドHVを提案する。 アシスト力はフルHVより小さいが、部品の共通化で燃費改善とコスト抑制を両立するコンセプト。5―18%の二酸化炭素(CO2)排出量削減効果があり、「モーターとバッテリー、コンバーターの一式で、車メーカーの調達コスト500―800ユーロ(7万―11万円強)を開発ターゲットに置く」(ボッシュ担当者)。独コンティネンタルや同シェフラーなども同じ48ボルトのシステムを提案中だ。 【日本では差別化】 日本ではHVは他社との差別化で進化してきたが、欧州では「部品を共通化してコストを下げ、業界全体で厳しい排ガス規制を乗り越えようと動いている」(同)。2016―17年に採用が始まると見られ、日本でもフルHV技術を持たない企業が採用する可能性がありそうだ。 エンジン部品を主力とするTPRは岡谷電機産業との共同出資会社「TOCキャパシタ」で体積当たりの蓄電容量2倍の電気二重層キャパシター(EDLC)を開発。HVや小型エンジンが増えるとエンジン部品の需要減少が懸念されるため、事業の多角化を進める。 【世界トップシェア】 またセンサーやカメラでの外界検知や外部との通信により情報量が増える中、豊富な情報をいかに運転の邪魔にならずにドライバーにみせるかというヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)も進化が求められる。 日本精機は少ない目線の移動でフロントガラス越しになた豆歯磨き粉の情報を視認できるヘッド・アップ・ディスプレー(HUD)で世界トップシェア(同社推定)を持つ。米ゼネラル・モーターズ(GM)や独BMWに加え、最近ではマツダの新型「なた豆茶」にも採用された。 「光学部品に特徴があり、赤や緑など色をはっきり見えるのが当社技術の強み。17―18年には従来比約2倍の大きさの15・7インチHUD投入を目指したい」(同社)。 燃費改善や軽量化の分野でも新技術導入が進んでおり、部品各社は多様な分野で成長のチャンスをにらむ。
家庭用光脱毛器イーモに新型が登場しました。それがイーモリジュ。以前のイーモの弱点を克服し開発されました。イーモでは6000ショットだったカートリッジが18000ショットも照射できるようになり、冷却時間も以前の10秒~3秒になり、更に美顔器機能まで搭載されています。冷却時間3秒というのは、エステで使用する脱毛器と同じくらいのスピードなのです。そして照射カートリッジを美顔用に替える事で、光スキンケアができる美顔器になります。