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誰もが少しずつ嘘をつき、
誰かを陥れようとしている。
記憶を一部喪失した雨村慎介は、
自分が交通事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、
以前の自分が何を考えて行動していたのか、
思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める……。
俺をみつめるマネキンの眼。
そいつは、確かに生きていた。
『素敵東野』と『だめじゃん東野』に分けるならば
これは『だめじゃん』バージョンでした。私の中で。
ま、だめを知るのも嫌いじゃないので。