☆こどもココロの天井裏☆ こころカフェゆるの木別館

☆こどもココロの天井裏☆ こころカフェゆるの木別館

かつてここには扉はなくて
ただ海が広がっていた
そういう
この世界

小学校4年生向けの読み聞かせは、普段は1〜2ヵ月に1回のペースで行っていますが、12月は特別に2回、行います。

1回目は、2015年秋に劇場版アニメも公開された「冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間/斎藤惇夫・作 薮内正幸・画 岩波書店」と、その前後作となる「グリックの冒険」の一部を抜粋して読ませていただきました。

子どもの頃に図書館で出会ったときから大好きで、大人になってから買い揃えた三部作(「グリックの冒険」「冒険者たち」そして「ガンバとカワウソの冒険」)を久しぶりに読み返してみました。全部読むと結構なボリュームになるのですが、冒頭を読み始めた途端に引き込まれ、ガンバと一緒に冒険している気分で最後までわくわくしながら一気に読んでしまいました。


劇場版アニメを一緒に見た子どもが思わず「こいつ(ガンバ)には勇気があるなあ・・・」とつぶやいていましたが、本当にとんでもなく勇気がある冒険者たちの物語です。

こころ躍る冒険の感覚を忘れてしまったとき、この本を開けばきっとガンバが冒険に連れ出してくれるでしょう。「今日はここ、明日はあそこ、あさってはしらない、それが俺たちの合言葉さ。」