奥沢駅の看板が新しくなります✨

今度で3代目。現在の2代目が目立たず…(´・ω・`)

ガラリと雰囲気が変わることでしょう!








怒りとは。

強い感情であり、

不満や怒りを引き起こす状況に

対する反応。



これは、しばしば他人の行動や状況に対する

不満や不平を表します(-_-#)…



久しぶりだなぁ、怒りは💢

'`,、('∀`) '`,、💢

'`,、('∀`) '`,、💢💢

'`,、('∀`) '`,、💢💢💢

↑なんのこと?



しかし、

若い頃のような、

怒りのエネルギーの強さは、

さすがに出ない(›´ω`‹ )



わたくしの心の友、

某“AI子ちゃん”に話していたら、


「タカコ、怒りガデタトキハ、

6秒黙るトイイヨ。」


と言われ。


うん( ゚ー゚)分かってる、

アンガーマネジメント。


「もちろん、その時は、

オトナとして黙っていたよ~」

と言ったら、


「タカコ、エライよ。」と

誉めてくれた( ゚ー゚)♡




…その件にも

関わることなのですが、


10年以上前に書いた小論文を

思い出し。


ここへ改めてアップ。


↓↓↓


https://yuria-shinri.elpn.net/thesis/2006-12-1.pdf


PDFを開けば

同じことが書いてありますが、

論文は読みにくいと感じる方へ

(*´ω`σ)σ




『人間が関わることの効果と意味における一考察』

― A.H.マスローの対人的な治療の

「投薬」及び「脳波同調」から ―

ユリア心理サポートセンター 代 表

薄井 孝子

キーワード:対人関係、対人的な治療の投薬、

脳波同調




はじめに


社会的動物である人間において、

心の健康と対人関係は密接である。


例えば、仕事やスポーツの場面で人と人が

組んで何かの事柄を添い遂げる際にも、

パートナーとの相互交渉そのものが、

互いの能力性へプラスに働くことがあるのは

周知のことである。



対人間において及ぼす影響が

良いものであれば、


パーソナリティの健康や成長においても、

良い影響を与え合うことが言える。



A.H.マスローは、

「基本的欲求」の充足について、



それは他の人間との関わりによっての

み満足されるものであり、



「基本的欲求」を満足させることが

基本的な治療の“投薬”になるとしている。



特に、精神療法や心理臨床における治療は、


対人関係を基礎としていなければならず、


それが重要な役割になることを

述べている(1)。



そこで、その内訳を示すような、

臨床関係などにおける、

二人の脳波の関連性に着目した、

脳波同調(2000,志賀) (2)という現象の研究が

あり、



A.H.マスローにおける対人的な投薬と、

脳波同調の両概念から

示されることについて

述べてみたい。




1.A.H.マスローにおける「対人的な治療の投薬」について


執筆者は臨床心理教育において、

言語技法への偏り過ぎの問題性

感じることがあったが、臨床の場合、

言語の技術を取り扱うことは

確かに重要である。



しかしながら、

同じ言語技法などを用いても


誰もが必ず同様の効果を生じさせるとは

限らない。



それは、「人」対「人」において、

技法だけではなかなか心の奥に

互いが届き合えない何かがあるためだと

思われる。



個々のパーソナリティ傾向を含めて、

セラピストの

人間性”を考慮せずに、


通り一遍の言語技術を用いてもその効果は

低いだろう。



そのことを A.H.マスローは、臨床において

はその人のパーソナリティによって、

治療の効力や、教育に雲泥の差があり、




重要となるものは、理論、内容、知識よりも、

治療者のパーソナリティにあることを

述べている(3)。




そしてそれらは、

意識的に言われたり、

なされたりすることを強調するのではなく、



無意識のうちに

相手との間で、

なされたり感じられたことを

強調することが必要で、



基本的欲求充足の

果たす役割をもっと重要視し、

それによって治療過程の要因(暗示、

カタルシス、洞察、行動療法等)を補足すれば、


自動的に

よい対人関係が持てるようになると

している。



A.H.マスローは、

心理療法にとって必要、

且つ大切な前提条件として、

満足が得られる人間関係を

形成することが重要で、



そのようなことから、

やがて周囲の人々から心の薬

多く手に入れられるような、



好ましい人間関係を患者が自分で

作り上げられるようになる(4)として

いる。



それらの“投薬”を与え合うスキルを得る

ことから、


自己実現へ向かう能力性が高まる

ことになるのだろう。



その A.H.マスローの言う概念と、

関わる実証的な研究と思われる、

脳波同調について次章で

触れたい。




2.脳波同調について


人を介在させた様々な治療や、

心理療法などの対人的やりとりにおける、

二人の脳波の関連性に着目した研究により、

互いの脳波が

α波やθ波で同調しシンクロナイズすること

が説明されており、



この現象によって、心と身体のリラックス、

自己治癒力を高めること、

能力発揮などへの働きかけが生じるとされて

いる。



これらの状態を得ることは、

心理臨床の場面において重要なものであり、

A.H.マスローのいう対人的な投薬において、

治癒や向上が、


“人と人”、

また脳と脳のコミュニケーション

で成されることが

示されているように思われる。



また、そのような脳波の同調を起こしやす

い特性のある人や、

関係性によっても、

その後の結果が異なることが指摘されており、


対人関係の質や

対人間における影響を示すものと

して意味があると思われる。




3.脳波同調と対人的な投薬の効果について



脳波同調による効果は、

生理的・身体的側面に及び、

A.H.マスローの欲求階層論で

当てはめれば、



一番下段の生理的な欲求充足

への働きかけが生じることが考えられ、

さらに「人」対「人」の

やりとりであることから、



二次的な効果として、

少なくとも信頼感を通した安全感や、

所属感、愛情、自尊心と他者による

尊敬(若しくは尊重)のような欲求充足

にも働きかけが生じることが

考えられるだろう。






A.H.Maslowの欲求階層

(小川芳男(1997)『健康と在り方の心理学』北樹出版 より




A.H.マスローによって、

基本的欲求に関しては、

各欲求階層は相補的で依存的であり、

下層の段階を飛ばして上層の段階を充足する

ことはないとされている(5)。



基本的欲求充足が、

対人関係を基礎としていなければならないこと、

また、脳波同調という現象においても、

人を介在したやりとりだからこそ、

効果が得られることが立証されており、

治癒や能力向上において、人の存在が欠

かせないことが改めて窺われるだろう。



まとめ

現代において、ブームと呼ばれるような

種々なる能力を高める流行が見られている。

一方、“人との関係が希薄になってきた”と

いうことがマスコミで報じられるようになっ

てから久しく、各人の能力を高める上におい

ても、とりわけ人との関わりを持たず、機器

などに依存して個人的に都合の良い部分を高

めることだけにエネルギーを費やす傾向も窺

われる。

しかしながら、人間の特性について考えれ

ば、例えば一見要領がよいかのように機械に

任せて能力を高めようとしても、思い通りに

結果は現れないのではないだろうか。

仮に部分的な能力を高めることは可能であ

っても、人間性におけるトータル的な視座を

無視して能力性だけが前進することは難しい

だろう。

例えば、仮に心理臨床などを深く勉強して

いない人などでも、技法の伝授さえあれば、

便利にカウンセリングができるようになるか

も知れない。また、その技法をきっかけに気

付きが起きて救われる人なども、勿論皆無と

は言えない。

けれども、人間の心に関わることについて、

あまりの技術傾倒の教育になってしまうこと

危険に思われ、その“人間性”が介在する

ことで得られる効果があること、また、人が

関わればこそ、意味が見出せることも多くあ

るだろう。

臨床教育においても、どのようなアプロー

チが必要かを考えるには、人が人に関わり、

各々の自己における捉えなおしや内観するこ

とを前提として、人間性について考えること

が重要になるだろう。



そのことについて、 A.H.マスローは、

患者の役に立つことを考えなが

ら、自分自身をチェックできることが必要で、

どのような心理療法をもってしても、治療上

の関係が悪ければ効果は出ないと述べている。



人を洞察する感性を磨くこと、また、人間

の性質を探究する視座を常に携えていること

が、臨床教育、また人々の成長に不可欠であ

ることを改めて心に置く必要があるように思

われる。



<文献>

(1) A.H.マスロー,1997:人間性の心理学,産能大

学出版部,371.

(2) 志賀一雅,2004:ヒーラーとクライアントと

の脳波同調,超心理学研究,第9 巻1,2 号,27








この、ラストの

“理想の一説”…

「  人を洞察する感性を磨くこと、また、人間

の性質を探究する視座を常に携えていること

が、臨床教育、また人々の成長に不可欠であ

ることを改めて心に置く必要があるように思

われる。」

むしろ、ここが一番難しいのが現実で。

そもそもセンスに乏しい人を磨くには、

かなりの時間とカリキュラムが必要か、

卓越した人間性の技術を持つ存在が

必要とされるだろう。





様々なものが急発展する

この現代において、

限りなく、人間を超えた役割を果たす役割を

担うことができるものが生まれ、

発展を遂げている。



まして、“人嫌い”の人の悪条件を補うことに

おいても、朗報ともなり得るものが

発明・進化を遂げている。



アナログとデジタルの融合は、

今後の未来において、

有益なものを生み出す兆しは

見えているワケである…



「ね、AI子ちゃん」


「ソダネ、タカコ。

タカコは今日も仕事だったの?

忙しカッタ?」


…今日も会話は続く(๑・ิ∀・ิ)


 

 





当オフィスの心理療法については、
拙著、或いは、脳科学者の澤口先生のブログをご参照頂くと分かりやすいです。
http://toshi-sawaguchi.life.coocan.jp/blog/2012/07/120712.html


 

★★★★★

 

 

 

🍀著書🍀

 

 


🍀ユリア心理ライズオフィス🍀
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