ぜにぴのブログ

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鉱物・砂金採集を中心に書いてます

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長らく仕事で雪国に行ってました
雪国なので周りには雪しかなく、仕事場とホテルの往復をするだけで
刑務所と変わらない生活だった気がします・・・

さて帰ってきてやることといえば当然アレです
お仲間からお誘い来たので
DSC_9653a.jpg
岐阜へ行ってきました、この川での採集は未経験です
向こうに見えるのは、ちん○峠←あなたの心の清らかさを試していますよ
なんどもこの川のそばに来てはいましたが
石が有名な産地なのでどうしてもそちらに行ってしまいがちでした
車中泊明けて朝一番に試し堀り
花崗岩のゴロゴロした河原で草根引きをしますが全く出ませんでした
PM氏がブロックに移動するというので、ODMKさんと後を追います

DSC_9644.jpg

ブロックと言っても法面を保護するブロックですがそこに僅かにある段差を
PM氏は見逃しません、下流側に溜まっている土をパンニング
見事出ました
自分も、ODMKさんも続いてやってみますがほぼ間違いなく採れます
この状況を見ているだけだった家の者氏も車に道具を取りに行きましたw

結果全員サンプル採集に成功です
kisogawasakin.jpg

草根引きで採れないからと諦めてはいけない例となりました。
去年、奥三河へ採集に行った帰り、TTさんに連れられてとある酒蔵へ
あー奥三河の道路っぱたにあるでかい酒瓶の看板はここのなのねー


そこのお酒は予約制で1年待たないと買えないそうで店の中には去年予約した人が列をなして引き換えをしている。
これ見たら予約しちゃうよね・・・
あれから1年、どうせ行くなら砂金や石を採りに行くよ
今回は、PM氏、TT氏、TG氏、浅葱氏とを誘ってみた。
まずは砂金、TG氏は以前やりたいと言っていたので誘ったことがあるのだが、仕事で北陸に引っ越してしまったので延期状態になっていた。
いつしか中部地方に戻ってきていたので誘ってみた

この産地のサンプルは持っているので今回は初心者全員が採れるようにサポート、砂金の他に辰砂と輝安鉱も採れます。
結果PM氏以外は全員砂金が採れた模様(お断りしておきますがPM氏にサポートはしてません、だって砂金堀り師ですからw)
でもPM氏は辰砂と輝安鉱はGETした様です。

後日、採った成果をAG氏にお願いして写メで送ってもらいました

はい、ぜんぜんわかりませんねw、小さな砂金の撮影は実は難しいのです、赤いのは辰砂かな?
でも大事にスクリュー瓶に入れてあるってことは採れてるんですよきっと!

次に水晶の産地に行きました
以前クラスターを出したところです
初心者の2人にはちょっと上の様子がわかるまで下で表面採集をしながら待っててもらいましたが、TG氏が待ちきれなかったのか上に登ってきたので、浅葱氏にも上がってきてもらいました。

皆で岩場に取りつきます
結構急な斜面なので石を落とさない様に注意


ここはガマが開けば小粒ですが綺麗な水晶が採れます。
日が暮れかかるまで粘って、小さなガマを何人かが開けました

帰りはお酒を受け取りに行きつつ、TTさんイチオシの焼肉屋に

肉大好きな人間が揃っているので凄い量を消費しましたがお一人
三千円程、安い美味いなので奥三河に来たらまた寄りたい。

水晶を眺めながらお肉を食べる

ここの水晶産地の周りはダム工事の影響で立ち退きも進んでいる様子でした、あと数年で水の底です。

以上2015年最後の奥三河採集でした。
今年は夏休みが無かったので毎週山に行ってます。
今日の目的地は前から行きたかったとある山奥の鉱山

金曜の夜にFさんの車のスタッドレスタイヤ交換を手伝った後に
出発し、高速のパーキングエリアで車中泊をし翌早朝再出発

コンビニの裏で何やら会議が開かれていた


山奥なので紅葉ももう終わりに近い


現地でJUNさんと合流
地元のきのこ屋さんに立ち寄る

甲斐犬の女の子だそうで目がつぶらで人懐っこい

色々話をしていたらきのこ汁とお漬物をご馳走になった

ちょっと肌寒い季節に熱々のきのこ汁、美味くないわけがない。

甲斐犬の方とばかり遊んでいるとオイラとも遊んでくれと
トイプードル小太郎くんが鼻を鳴らす


体も温まって山に向かう
途中、涸れ沢を登るのだが枯れ沢から尾根の方に登るのに難儀する。
露出した岩盤がスパイク底の長靴ではツルツル滑るのです。


今回参加のJUNさんFさんは以前この山にアタックしたものの
雪に阻まれ辿りつけなかったそうですが今回は雪も無く
JUNさんの入念な下調べにより無事ズリに辿りつけました。

全然期待せずに行ったのですが十分なサンプルをGETすることができました、夢中になってるうちに15時を過ぎてしまいました
麓の人たちには15時には下山すると言ってあったのです(;´∀`) 

帰りもまたまたきのこ汁をご馳走になってしまいました。
親切な地元の方に感謝です。


成果

こんなのや


こんなの


そして光るヨ!
10月の後半にMHさん主催の採集会に行ってきました。
既に何度か行った甲武信鉱山であるが、今回は二日目に砂金採りがあるというのでぷーママ氏経由で参加させていただくことに

湯沼鉱泉旅館に行くと生まれて間もないモフ達が!


これだけでも来た甲斐はあるw

朝はストーブ前渋滞、オイオイそこのお前やけどするぞ!

湯沼に集合の後、車数台に便乗して産地前へ
秋の紅葉ももう後半にさしかかり



知ってはいますがココの坂はけっこうきつい

緩いところじゃ無いと写真撮る余裕もない
大人数ということも有り所々で小休止入れてもらえるので助かる。

産地に着いて一通り説明を聞いて
皆で横一列になってズリを掘る

隣で一緒になったK村さんが色々聞いてくるので
あれ?この人採集初めてなのかな?
と思っていたけど後で聞いたら十年以上やってるって俺よりベテラン
の方じゃないですか!どうやら弄られ役であるらしい。

皆それなりに成果は有るのだが目的の
松茸水晶が採れない人も居る

まだ出ていない人を出やすい場所に配置し直すところに
MHさんの気配りを感じる。

成果

ここは何かを内包している水晶が多い


表面に褐鉄鉱が付いたワイルド水晶


欲しかった母岩付き武石

石を採った後は湯沼名物のご馳走を皆と大広間で頂く

熱々のお鍋

そして湯沼の社長が採ったという松茸の入った炊き込みご飯


ご飯を食べるとオークションが始まる
参加者たちが日頃採集している物を持ち寄り
オークションにかけるのである

これは出品した人が儲かるというシステムでは無く
無償で石を提供し、売上が皆の宿泊費割引に還元されるというもの
なかなか面白いシステムだと思う。

食事の後も別部屋での酒宴が有ったようですが
早朝の運転で疲れた自分は先にお休みさせて頂きましたー
また参加したいですね。

おしまい。
前回の砂金採り大会の後、鉱物沼に沈みつつあるぷーママさんと飛騨の鉱物を採りに行ってきた。

それまで仕事がハードでほとんど予習できてないのだが
ぷーママさんが鉱山名と鉱物名から事前に情報を集めてくれていた。

Kさんという方のブログに詳しく載っていたので参考にさせてもらいました(見てはいないでしょうけどここでお礼をさせて頂きます、ありがとうございます。)

ちょっと行き過ぎてしまいそうになりつつも、ネットの写真をよく見て
あ、ここだここだと車を止めた

坂の上側から見ると

凄い藪である、上からは降りれない、向こう側に行ってみよう

川沿いの方へ行くと・・・

やっぱり藪は藪であるw

ぐるっと周りを歩くと、一箇所だけ誰かが藪漕ぎをした様な形跡がある、意を決してそこから入ることにした。

踏み分け道を歩くと途中で止まっている
その先へ進むにはかなりの労力が要る
「どうせここら一帯全部ズリらしいからこの下掘ってみよう」
と適当なこといって此処で掘ることにした。

誰も掘っていないから黒土の層がある

ちょっと掘ってみたら

黒いガラス質の物が出てくる、カラミ(鉱滓)ですね

頑張って掘り続けたら、やっとズリが現れた


50cm程掘る間になんとか輝水鉛鉱の粒や、母岩に薄く張り付いた物を
採集することができた。
ぷーママ氏は六角形の形に母岩が形どられた物を採っていた
おー良い物採ったね!

帰りに坂の上にある湧水で洗おうということになり
坂の上にもう一度上がると
あれれ?草の生えてない所がある!!
あそこだったのか、ネットで皆が掘り起こしてる場所は
自分たちが掘った場所をあと少し進めばあの場所に出られたのだ

しかし、もう日も暮れかかっているし体力も残り少ないため
引き揚げることとした。



自分が採ったものと言えば

現地では軽く水洗いしかできないのでこんな状態

が、しかしである
持って帰って家の外の洗車ホースで水を勢い良くかけたところ

おぉぉ?

なかなか良い結晶が現れた

拡大

これは家宝になる

かくして飛騨の輝水鉛鉱採集は大成功に終わったのである。