ず長の部屋 ~ぽっちゃりーずとマリーンズ~

ず長の部屋 ~ぽっちゃりーずとマリーンズ~

ロッテ、マラソン、Perfumeを愛する、アラフォー男のブログ

~その2から続く~

6時前に起床。3日連続の早起きはさすがに眠いけど、今回の旅の主目的の一つなので頑張ります。それは、

エヴァの聖地巡礼。

このためにわざわざ宇部に宿をとったのです。早々に室内で朝食を済ませて、ホテル最寄りの琴芝駅から線路沿いを歩いて宇部新川駅へ向かいます。巡礼場所はもちろん事前に調査済み。まず向かったのが、ポスター撮影に使われた、駅近くの踏切。早速撮影、それが↓の写真。


通過したばかりの電車も入れてみました。うーん、我ながらいい感じ。

それから切符を買って駅構内へ。ラストシーンに出てきた、階段とベンチ。すぐそこにシンジなどの登場人物がいそうな気がしてきます。


列車が入線して来る時のチャイムも動画で撮影。これだよ、これ。シンエヴァのラストシーンが思い出されます。残念だったのは、時間が早過ぎてスタンプがまだ出されていなかったこと。まあね、出しっ放しだと不届き者が盗みそうなんで仕方ないんですけど、もう駅員さんも出勤しているんだから出してくれてもいいのになぁ…、と思わないでもなく。残念。

ホテルまでの戻りは電車で。と言っても一駅だけですけど。車内は地元の学生でほぼ満員。琴芝駅で下車し、ホテルをチェックアウトしてから友人Sと合流。ほんの二時間足らずですが、楽しい巡礼でした。

さて、本日は友人Kが早朝から一人で秋吉台に走りに行っており、私と友人Sの二人で観光の予定。行く場所も特に決めていなかったけど、友人Sの帰路と逆方向でもOKとのことで、お言葉に甘えて下関にある住吉神社へ。長門国一宮です。宇部から下関までは下道も結構整備されていて、9時頃に到着。

まずは立派な楼門がお出迎え。


そして、かの毛利元就が寄進したという拝殿。


参拝し、御朱印もいただきます。境内は多種多様な木々で鬱蒼しており、その中でもご神木とされる大楠は別格です。


名物の「厄割玉」を投げて厄も払ったところで、神社を後にしました。さして広くはないけど、風格のある神社でした。

近くの下関一の宮郵便局で旅行貯金を済ませてもまだ時間があったので、展望が魅力だという近くの火の山公園へ行ってみることに。友人Sは行ったことがあるとのこと、道程はお任せしちゃいました。神社から20分とかからずに到着。駐車場も完備されており、意外なほど空いていました。

ここからの眺めはまさに絶景。関門海峡をひっきりなしに往来する船と関門橋が良く見えます。また、九州の近さもよく分かりました。

そして、この公園は戦時中に要塞化されていたそうで、砲台跡がよく残されています。散策するにはとても面白い公園でした。


 

ここからは空港のある宇部方面に戻ります。その途中で、まだお昼前だけど少し早めの昼食に。下関へ向かう際にチェックしておいた、宇部ラーメンの一久へ。豚骨ラーメンとチャーハンのセットを注文。

朝が早かったし、結構動いて腹が減っていたけど、ボリューム的にも満足で美味しかった~。私はこの「クサい」正統派の豚骨スープが好きですね。ごちそう様でした。

あまり長いこと友人Sを連れ回しても申し訳ないので(いや、もう散々連れ回しているんだけどね♪)、ここからほど近い小野田駅で別れます。その車中、ぺこぱの深夜ラジオを友人Sが流してくれて、ゲラゲラ笑っているうちに駅着。もうちょい聞きたかった。残念。

さて、ここからは山口宇部空港まで電車で向かいます。山陽本線で宇部へ行き宇部線に乗り換えてもいいし、小野田線で宇部新川へ出てもいい。で、次の電車を調べると…。

電車がない!

12:18発の山陽本線岩国行は、なぜか月曜運休。何、月曜運休って?初めて見たわ…。次は1時間後の13:15発。小野田線に至っては本数が元から超少なく、一時間半後の13:44までありません(小野田線が廃止も検討されている超不採算路線だと知るのは後の話し…)。まあ、飛行機にはギリギリ間に合いそうだからいいけど、時間が余っちゃうな。かと言って、友人Sを呼び戻すのも申し訳ないし。

そこで、旅行貯金をしながら近くの駅まで歩くことに。工業地帯を走る路線には良くある話しですが、小野田線は駅間がやたらと近く、一時間半あれば数駅は歩けそうだったので。というわけで、スマホのGoogle Mapを見ながら、郵便局を辿って南下して行きます。効率良く三局を巡り、二つ先の南中川駅に到着。住宅街と工業地帯の境目だったので景色的にはイマイチでしたが、2.5kmと距離的にはちょうど良かったかもしれません。ここから、単行のローカル線に乗って宇部新川へ向かいます。

宇部新川で乗り換え時間があったので、朝は出ていなかったスタンプを首尾よくゲット。



宇部新川からは宇部線で草江へ。もう目の前が空港です。急ぎ足で向かうと、早速エヴァ三人娘がお出迎え。


空港内には迫力満点の初号機が。ポーズがキマッてます。


撮影用のパネルまであって、まさにエヴァ推し。まあ、見事に私は乗せられている訳ですが(苦笑)。


友人Kと無事に合流し、急いで土産も買ってすぐに搭乗します。思った以上に時間がなかった(汗)。電車の本数が少なすぎだよ、JR西日本…。飛行機は無事に羽田まで戻り、ラストは東京タワーをはじめ、大都会東京を空から堪能できました。って、こんなに低く飛んで危なくないのかしら…?



とまあ、こんな感じで二泊三日のオッサン旅は終了。家族とのお出かけや一人旅もいいけど、気心の知れた友達との旅はまた違った楽しさがありますね。最後に、今回もドライバーを務めてくれた友人Sにはこの場を借りてお礼を。

「来年もまたよろしくね♪」(笑)

 

 

~その1から続く~

2日目も早起きして、まずは朝風呂へ。向かったのは、宿のすぐ向かいにある外湯「町の湯」。昨日聞いていた通り、ヌルっとした、いかにも効きそうないいお湯でした。朝からとっても幸せ~。

さっぱりほっこりしたところで、チェックアウトして出発。本日最初の目的地は、海沿いにある元乃隅神社です。途中のセブンイレブンで朝食を買い込み、車内でいただいているうちに程なく到着。かなり細い道を海に向かってグネグネと進んできましたが、この神社は最近「映えスポット」として人気があるらしく、立派な駐車場完備ですっかり観光地化されていました。

さてこの神社、ご覧のように100基以上の赤い鳥居が海に向かって続く景色が壮観で、なるほど、特に海外の旅行者が喜びそうです。とは言え、時間はまだ8時過ぎ。観光客がちらほらいる程度です。


また、境内近くの大鳥居の上部に賽銭箱があり、お賽銭が首尾よく入れば願いが叶うとか。こういうゲーム的な仕掛けも、若者に受けそうです。ちなみに、私は10回投げても入らなかったため諦めました(苦笑)。

そして、鳥居をくぐって降りていくと、結構海の近くまで行けます。天気も昨日以上の晴天で、潮風がとっても気持ちいい。なんだか良い一日になりそうです。いや、もうなっているな。

そんな中、↓はサスペンス風のオッサン二人の寸劇。いい歳して何やってんだか。。。ま、私がやらせたんですけどね(笑)。


ここで、帽子を先程のコンビニに落としたかも、と気づいたので、次の目的地へ向かうときに立ち寄ってもらいました。やっぱり落としていて、店員さんが拾ってくれていたので無事に戻ってきました。ここの店員さんと、わざわざ立ち寄ってくれた友人Sにはこの場を借りて感謝を。ありがとうございました。

次の目的地は萩。市街地に外れの駐車場に車を停めて、城下町を歩いていきます。そして着いたのが萩城跡。

言わずと知れた、長州藩毛利氏の本拠地。海沿いに作られた平城で、石垣や堀がよく整備されています。そして、ここは後方の指月山山頂にも山城があるので、こちらにも行くことに。山道を歩くこと15分ほどで山頂に到着。古い石垣や巨石などがあり、穴場的でいい感じ。

周囲は木で囲まれていて眺望はあまりありませんが、一部の木が伐採されて少しだけ街並みを見下ろせます。

山を降り、行きとは違うルートで城跡をめぐり、城前にある長屋も見ていきます。やたらと長くて、住むには移動が大変そう…。


ちょうどお昼時だったので、目の前の食堂にイン。旅先では「見つけた時が食べ時」で、あれこれ選り好みしていると機を逸します(何度も経験済み…)。そんなわけで入った店でしたが、思いの外の繁盛店で、確かに美味いラーメンでした。ご当地グルメとは全然無関係だけど、それもまた良し。

お腹が落ち着いたところで、城下町を散策観光。幕末志士達の生家がそこかしこにありますが、どこも入場料がかかるのでスルー。お金がどうこうというより、いちいち支払うのが面倒…。街並みを見ながら歩くだけでも、十分に風情は堪能できるしね。暑かったので、途中で休憩がてら地サイダーをいただきます。

車へ戻り、松陰神社・松下村塾跡を観てから、萩を後にしました。20年以上前に来た時と、あまり変わっていなかった印象。交通の便が悪いおかげで、必要以上に観光地化されていないからですかね。


本日の宿は瀬戸内海沿いの宇部なので、ここから大きく南下しないといけません。しかし、直で向かうにはまだ時間があったため、津和野にも立ち寄ることに。以前に来たことがあるという友人Sの案内で、津和野城に行くことに。途中の太鼓谷稲成神社に車を停めて、再び山登りです。

この津和野城、思った以上に「掘り出し物」でした。山上にかなり石垣が残されており、去年訪れた竹田城と同様の「天空の城」

城下町を見下ろせる景色もなかなかです。特に友人Kが大喜び。「我が軍の大勝利!」とはしゃいでしました。

ただ、もう夕方だったので、小京都と呼ばれる城下町はほぼ見られず。晩酌用の地酒だけ買い込み、津和野を後にしました。

ここからは一路宇部へ。日が暮れる頃に到着。この辺り随一の工業都市だけあって、久々に見る町らしい町です。本日のお宿であるビジネスホテルでチェックインと全国旅行支援の手続きを済ませて、徒歩で夕食へ。Googleで徒歩圏内の飲食店を検索し、向かったのがもつ鍋屋。ところがこのお店、店先の看板が「CLOSE」になっています。残念。他へ行くか…、と思ったところへ、別のお客さんが。そのお客さん曰く、まだやっているはずだとのことで確認してもらうと、ただ看板がひっくり返っていただけで営業中でした。いやあ、たまたま常連さんが通りがかってくれて、実にラッキー。

で、ここのもつ鍋が実に美味かった。ここも当たりでしたね。もつも汁も締めの麺も、どれも美味かった。これはビールも進みますね~。ごちそう様でした。

こうして盛りだくさんの2日目が終了。明日も早起きして、朝からエヴァの聖地巡礼です♪

~その3へ続く~

先月、友人二人と山口へ二泊三日で旅行してきました。去年も同じメンツで岡山・兵庫に行ったので、もはや恒例行事ですね。

まずは羽田空港へ。隣町まで車で行き、朝4時過ぎに出る空港バスに乗り込んで、羽田着が6時過ぎ。埼玉の田舎暮らしなので、飛行機に乗っている時間よりも羽田までの方が時間がかかる…。まあ、もう慣れっこですけど。空港内で友人Kと合流し、一路岩国へ。

岩国空港は小さく、島根から来ていた友人Sと難なく合流。去年の旅と同様に、ここからは友人Sの車で旅となります。いつも車を出してくれる友人Sには感謝感謝です。

広島ではサミットが開催中で、同じ広島県内の岩国もそこかしこに警察官が一杯。岩国には米軍基地もあるからかも?ロシアのスパイや暗殺者が潜んでいるかもしれず、大変ですよね。朝早くからご苦労様です。

最初の目的地は岩国城。錦帯橋と城が実に絵になります。天気も良くていい感じ。

錦帯橋+ロープウェイ+入城のセット券を買い、早速錦帯橋を渡ります。そうそう、こんな感じでアップダウンが結構あるんだよね。20年前のチャリ旅行中に立ち寄った時のことを思い出しました。ここから、やたらと虫が多く飛んでいる中を乗り場まで少し歩き、ロープウェイで山頂へ。山頂駅から少し歩いてお城に到着。



ご多分に漏れず、城中は甲冑や沿革の展示と、最上階が展望スペースになっています。じっくりと観て回り、展望も楽しみます。眼下には錦帯橋、遠方には瀬戸内海。なかなかの景色です。人も少なくて結構のんびりしてしまいました。

 

またロープウェイで下界へ戻ります。ついでに、地元の錦川鉄道のマスコット「ニシキー」のぬいぐるみを、子供のお土産用にゲット。そして、↓は近くにあった佐々木小次郎の銅像。刀がこれだけ長いと、抜くのが大変そう…。


朝が早かったので腹が減ったなぁ、と思っていたら、客引きのおじいさんがちょうどビラを配っていたので、そのビラのお店へ。表通りからは少し離れた、古民家を改装したカフェみたいなお店でした。なぜか敷地内に神社が。


いただいたのは、名物の岩国寿司。見た目鮮やかで味もなかなか。長崎の祖母が昔作ってくれた押し寿司と似ていて、懐かしかったですね。小さく見えても圧縮している分だけ食べ応えがあり、量も十分でした。満足。


次に向かったのが防府。お目当ては周防一宮の玉祖神社(たまのおやじんじゃ)。山陽道を使い、一時間ほどで到着。早速参拝し、御朱印もいただきます。

この神社は、天然記念物に指定されている黒柏鶏発祥の地とも言われ、境内で数匹が放し飼いにされています。私としては、全国一宮マップをゲットできたのも収穫でした。

そして、次に向かったのが秋芳洞。言わずと知れた日本一有名な鍾乳洞ですが、微妙に不便な場所にあるため実は行ったことがありません。こんな場所に行けるのも車があるから。改めて友人Sには感謝です。…とか言いつつ、移動中に後部座席でちゃっかり一眠り(苦笑)。

駐車場から歩くことしばし、入場券売り場からも少し歩いて、石壁の割れ目のような場所から洞内へ。


さすがは日本一だけあり、洞内は広い上によく整備されていて、とても歩きやすい。そこかしこに案内装置があって、無料で詳しい説明が聞けるのもグッド。長い年月をかけ、自然が作り上げた奇岩の造形美を堪能します。まあ、各所のネーミングセンスには微妙なのもありましたが…。


10年以上前に婚前旅行で行った、本家カルスト地形のスロベニア・シュコツィアン洞窟群を思い出しましたね。

せっかくなので、ここからさらに足を延ばして秋吉台にも行ってみます。奥の出口から一度外へ出て、坂道を歩くこと15分ほどで到着。洞窟から広大な台地へ来ると、余計に開放感を感じますね。うーん、気持ちいい。

台地上を歩けるようになっているので、しばし散策。こちらも他所ではお目にかかれない景色ですね。適度にアップダウンがあるので、ランやチャリで回っても楽しそうです。一通り回ってから、秋芳洞内を経由して駐車場へ戻ります。暑かったので、途中でアイスもパクリ。

すでに16時を過ぎているので、あとは宿へ直行。本日のお宿は、友人Sが見つけてくれた俵山温泉の「ゲストハウスねる山」。この俵山温泉は古くからの湯治場で、風呂は外湯、食事も自炊or外食というスタイル。温泉街は通りが狭いので、街外れの駐車場に車を停めて、徒歩で向かいます。

チェックイン時に外湯の入浴券をもらい、まずはお風呂へ。「白猿の湯」というこの共同湯、かけ流しのお湯がとても良く、他の客も少なかったため夕暮れ時にゆったりと入れました。夕食は宿の向かいの居酒屋でおそばをいただきます。地酒とジビエとおそば、どれもおいしかった~。特別に新酒も出していただき、こちらも満足。ごちそう様でした。こうして一日目が終了。

~その2へ続く~

サッカーW杯、結局私が試合を観る前に日本は負けちゃいました。とは言え、経済効果が相当あったようだし、よく頑張ったのでは。まあ、前回、前々回と同じ結果なんだから、同じように盛り上がるのも道理ですけどね。

そんなことより、世界ランク1位、相撲で言えば横綱のブラジルが敗れましたね。相手は世界ランク12位、相撲で言えば平幕のクロアチア。平幕が横綱に土をつける。

これが本当の「金星」です。

何度も言いますが、平幕の日本が平幕のドイツや小結のスペインに勝っても、金星とは言いません。金星に優勝経験は関係ないので。

今回のW杯、日本戦を含めてリアタイでのテレビ観戦は全くしていなかった私ですが、スポーツニュースで観た対韓国戦のブラジルのスーパープレーを観て、ブラジルサッカーにはちょっと興味が湧きました。0時試合開始ということで、就寝前に前半だけ観ましたが、お目当てのブラジル以上に

いやいや、クロアチアってガチで強くない?

サッカー素人の私でも分かったのが、守りから攻めに移った時の早さ。韓国相手にレベルの違いを見せつけていたブラジルと、一歩も引かず互角に渡り合っています。特にすごかったのがモドリッチ。攻める時も守る時も、なぜかいつもそこにいる(笑)。37歳の大ベテランだそうですが、とにかく動き回っている(それも無駄なく効率的に)ということなんでしょう。

実は私、友人がクロアチアに新婚旅行に行った時、マラソン大会で着られるようにモドリッチのクロアチア代表ユニを買ってきてもらったことがあり(赤白のチェック柄で目立つので応援の仲間や家族に見つけてもらいやすい)、それ以来海外のサッカー選手は全然知らないけど、モドリッチだけは知っているんです。ちなみに、その当時は前回のW杯前で、今ほど有名ではありませんでした。

後半は観ずに寝ましたが、翌朝起きてビックリ!

横綱に勝ってるよ!

試合経過はスポーツニュースで観ました。無得点のまま延長に突入、ブラジル・ネイマールのスーパープレイで先制されても諦めず、土壇場で追い付いてPK戦へ。で、GKがファインセーブを連発して、終わってみれば金星。いやあ、すごいですね。ネイマールもさすが。最後まで諦めなかったクロアチアもさすが。同点ゴールのお膳立てをしたモドリッチもさすが。

しかし不思議なのは、意外にテレビでこの模様を取り上げてくれていないこと。日本代表戦の半分以下、いやもっと少ないか。巷の日本人サッカーファンはこれで満足なんですかね?

例えば、相撲を観に行って、地元出身の平幕力士は当然応援しますが、やはり一番の楽しみは横綱、大関といった上位陣の取り組みだと思うんだけどなぁ。スポーツである以上、よりレベルの高いプレイをたっぷり観たいとは思わないのかなぁ?目の肥えたサッカーファンは、テレビのスポーツニュースよりネットや有料放送で楽しんでいる、ってことですかね?

つまるところ、サッカー日本代表というコンテンツは、スポーツネタというよりワイドショーネタなんでしょうね。マスコミにとっても、大多数の日本人にとっても。

そんなことより、そのクロアチアは準決勝でアルゼンチンと対戦です。アルゼンチンは汚いプレイスタイルが売りのようですが、是非ベストを尽くして勝って欲しいものです。

サッカーW杯、我らが妙義龍JAPANは、めでたく決勝トーナメント進出です。世の中はスペイン相手に苦戦予想だったようですが、

ほーら、言ったでしょ。
小結相手なら普通に勝ち目あり。


って。また大騒ぎしている人達が大勢いたようですが、そんなに騒ぐほどの事でもないかと。

で、次の相手のクロアチアですが、番付に当てはめると↓の通り。

クロアチア(12位)→琴の若(西前頭筆頭)

まあ、スペインと同格ですね。で、グループリーグの成績は、

妙義龍JAPAN→小結と平幕二人相手に2勝1敗
琴の若クロアチア→大関と平幕二人相手に1勝2分け

なので、番付的にも調子的にも、普通に考えて互角じゃないですかね。どちらのチームもベストを尽くして頑張って下さい。

 

ていうか、ベスト16とかベスト8ってそんなにすごいことかな?箱根駅伝みたいに予選免除になるならメリットは大きいでしょうが、一般的にはトーナメントだと優勝以外はほぼ価値がないような…。

それよりも、これに勝ったら次はブラジルが相手だとか。これはすごいですよ。

 

ブラジルは世界ランク1位、つまり横綱

 

です。

今までの平幕や小結とは格が違います。さすがにサッカー素人の私でもすごい対戦だと思うし、もちろん応援しますよ。そして、もし横綱に勝って金星(これが本当の金星!)を挙げたら、

部屋で座布団を投げます(笑)。

サッカーW杯、盛り上がってるみたいですね。私は興味がないので全然見ていませんが、職場の老人ホームではホールのテレビが付けっ放しなので、テレビのニュースやらワイドショーやらで頻繁に取り上げられているのをよく見ます。まあ、同じ日本人として、是非頑張って欲しいと思っています。

で、私のようにサッカーに興味のない人間でも楽しめる方法として、以前にエッセイストの能町みね子が提唱していたのを紹介します。それは、

各国の最新FIFAランキングを相撲番付に当てはめてみる

という斬新な方法。私のようにサッカーよりも相撲の方が詳しい人間には、これが意外にしっくりくるんです。

ランキング1位を東の正横綱として、以下上から順に当てはめていきます。すると、今回のW杯で日本のいるグループは、直近の11月場所の番付で次のようになります。

スペイン(7位)→玉鷲(東小結)
ドイツ(11位)→高安(東前頭筆頭)
日本(24位)→妙義龍(西前頭七枚目)
コスタリカ(31位)→阿武咲(東前頭十一枚目)


なので、私は勝手に「妙義龍JAPAN」と呼んでいます(笑)。

さて、見ての通り、ドイツも日本もコスタリカも平幕なのが分かります。同じ平幕同士、どっちが勝っても負けても特段不思議ではありません。何が言いたいかというと、

ドイツに勝ったくらいで騒ぐなよ。
コスタリカに負けたぐらいで騒ぐなよ。


ってことです。ドイツに勝って「歴史的大金星」とか言ってるメディアがありましたが、いやいや、平幕に勝っても金星とは言わないよ、と。横綱に勝たないと金星じゃないよ、と。今のランキングで言えば、ブラジルに勝つのが金星だよ、と。

で、これからスペイン戦ですよね。またテレビでは引き分けでも突破の可能性がどうとか言っていますが、

相手が小結なら普通に勝ち目があるだろ(苦笑)

と。勝てばトーナメント進出なのに、どうして勝ちを想定しないのか本当に不思議。(まあ、高安は今場所最後の最後まで優勝争いしましたけどね。)

特に、専門家やサッカー通を自認する芸能人ほど、日本のレベルを低く見過ぎている気がします。日本はW杯の常連国、アジアでは最強レベルでしょ?野球で遊んでいる子供はほぼ見なくなりましたが、サッカーボールを蹴っている子供はよく見ますよ。競技人口がこれだけいて、そんなに弱いはずがないと思うし、だからこそ幕内で安定した成績を残しているのでは?もう一度言います。

相手が小結なら普通に勝ち目があるだろ(苦笑)

日本とコスタリカのトーナメント進出も普通にあるだろ、そう思うサッカー素人でした。

最後に、阿炎関優勝おめでとうございます。君こそ埼玉の星だ!決定戦の立合い変化はいただけなかったが…。

先々週の土曜日、Girls² のライブを見に新潟まで行ってきました。彼女らのライブを見るのはこれで3回目。元々は長女のお付きで観に行っていましたが、気が付けば私もすっかりファンに。今ではライブ用のバッグを自作する始末。。。(うちわは購入したオフィシャルグッズです)

那須ハイランドパークや渋谷HMVなどのイベントでゲットした、推しメン(私はももか、長女はようか)のシールやらカードやらをクリアファイルに貼って、ダイソーの300円クリアバックに入れただけですが、それぞれバックをメンバーカラーの青と紫にして、長女ともども自己満してます。制作作業も楽しかったしね。

当日はあいにくの雨模様、加えて私はスマホ、長女はメガネを車内に忘れるという大失態を犯しましたが(車は妻が運転し走り去っていきました…)、

ライブはマジで良かったです!

今もツアー真っ最中なんで内容をあまり詳しくは書けませんが、ダンスがホントにすごい。メンバー全員、期待通りにキレッキレでした。声は出せないものの客席は盛り上がり、長女はアホみたく踊り狂ってましたね(苦笑)。

そして、歌唱力もどんどん上達しています。特に、ももかの歌唱力は高3にして既にアイドルの域を超越しています。ソロで歌った「ツナグツナグ」は本当に沁みました…。これが生で聴けただけでも、わざわざ新潟まで行った甲斐がありましたね。

また、席も12列目の右サイド、サイドステージから10mほどの場所だったので、かなり間近でパフォーマンスが観れました。長女はようかグッズを持っていたので、目が合って手も振ってもらえた様子。が!その時の長女の

目つきが悪っ!(驚)

メガネを忘れたせいで見づらかったみたい…。多分、睨まれてると思われただろうな(笑)。

Girls² は全員が10代の超若手グループですが、特撮ものに出ていたもっと若い頃から知っているので、成長をリアルタイムで実感できるのが醍醐味ですね。例えて言うなら、高校生時代から注目していた野球選手がプロに入り活躍し始めた、的な。

12月の東京公演も当選したので、今から楽しみですね。ただ、このライブ直前にリーダーのみさきが体調を崩していた、とのこと。彼女らには、そのパフォーマンスに期待しつつも、あまり無理し過ぎないで欲しいものです。

 

~その3から続く~

 

朝6時に起床、買っておいたコンビニパンで朝食を済ませて、神姫バスに乗り込み北条町へ。姫路城の目の前を通り、田園地帯を抜けていくバス旅。なかなか楽しゅうございました。1時間ほどで北条町駅に到着。

早速、北条鉄道の鉄印をいただき、収入に協力しようということでクリアファイルとクッキーもお土産に購入。8時過ぎのレールバスに乗り込みます。奥の留置線には、先日JR五能線からやってきたキハ40型が見えます。このキハ40、いすみ鉄道のキハ20のようにイベント用&話題作りで来たのかと思ったら、輸送力増強目的らしいです。

北条町は街中でしたが、すぐに沿線はのどかな田園風景に。線路間にも草が生えており、スピードもゆっくりで「ザ・ローカル線」といった風情。でも、車内ではなぜか無料wifiが使えるというのが、なんとも今風な企業努力を感じます。30分ほどで終点の粟生に到着。

ここで神戸電鉄に乗り換え。ここ粟生はJR加古川線も乗り入れる交通の要衝ですが、思ったよりも小さいローカル駅でした。

神戸電鉄もまたローカル私鉄っぽい良い雰囲気。神戸という大都市に繋がっているとは思えない、のんびりした走りを楽しみつつ、次に向かったのは三木。三木市内の恵比寿駅で下車、ここからは徒歩で三木市内の史跡巡りです。まず向かったのが、戦国武将の竹中半兵衛の墓。竹中半兵衛は秀吉の軍師として有名で、個人的には「信長の野望」で散々お世話になったので思い入れがあります(笑)。ただ、歩いて行ったら意外に遠かった。果樹園の中に、ポツンと木々に囲まれた墓所があり、場所はすぐに分かりましたが。地元の人なのか、私のような歴史好きなのか、花が供えてありました。私も手を合わせました。

続いて、近くにある秀吉本陣跡へ。三木城攻めの際に本陣が置かれていた場所ということで、てっきり公園に碑が立っている程度かと思ったら、ちゃんと山中の遺構が保存されていました。おかげでちょっとした山登り、暑さと虫に悩まされながらのちょっとしたトレイルランでしたね(汗)。ただこうして汗かきながら史跡巡りしていると、当時の武将の苦労が偲ばれて楽しくもあります。

ここからはまた歩いて三木城跡へ。ポケモンGOをやりつつ、旅行貯金もできてよい感じ。旧街道筋には古民家も残っており、なかなか風情もあります。三木は、姫路・有馬・明石などに繋がる交通の要衝だったとのこと、戦略的に重要な立地だったのがよく分かります。何だかんだで1時間以上歩き、ようやく三木城跡へ到着。街を見下ろす高台にあり、見晴らしが良かったです。

そろそろお昼時、どこか食べられる場所を探しつつ、さらに散策。さらに郵便局に寄り、着いたのが鉄道公園。国鉄の赤字ローカル線から第三セクター化されたものの、やっぱり経営が厳しく10年と持たずに廃線になった三木鉄道の遺構があります。

確かに、ここは三木の中心からかなり外れた位置にあり、そもそも三木がさほど大きな街ではないので、まあ厳しいでしょうね。なんですぐに廃線にしなかったんだろう?

 

残念なことに鉄道資料館は休館日、しかも併設の食堂は店内飲食自粛中で昼飯にもありつけず。まったく、ついてませんね。仕方がないので、先へ進みます。駅まで戻る途中、もう一つ郵便局に立ち寄り、三木上の丸駅から神戸電鉄に乗り込みます。

 

この神戸電鉄、神戸の市街地に近づくほど線形が急峻になって面白いですね。特に、鈴蘭台を過ぎると、一気に山中を抜けて下界へと駆け降りる感じ。神戸の街ってのは、かなり強引に山を切り開いて作ったのがよく分かります。ジェットコースターのような線形を楽しみながら、終点の新開地に到着。

 

ここからは阪神電車で三宮へ出て、ポートライナーで神戸空港へ向かい、飛行機で羽田まで戻りました。今回の旅、鉄印も御朱印も結構集められて、史跡巡りも楽しめて充実でしたね。やっぱり旅はいいですねぇ。

~その2から続く~

朝5時半に起床し、朝食をとって準備。この宿、朝食は和のおにぎりか洋のトルティーヤから選べて、前夜に冷蔵庫へ入れておいてくれます。おかげでこうやって一日を長く使えて大助かり。私達は三人ともおにぎりをチョイス、唐揚げとみそ汁も美味しくいただいて、6時に出発。

 

向かったのは、同じ村内の「若杉天然林」。文字通り、自生している木々の間を歩ける、ハイキングコースです。入口までは車で移動し、鬱蒼とした林に入っていきます。朝日が差し込んで良い雰囲気。

道はほとんどがなだらかな斜面、空気が澄んでいて実に心地よい。文字通りの森林浴を楽しみながら、歩くこと30分足らずで頂上に到着。期待した眺望はほとんどなく、すぐ近くにあるはずの氷ノ山も見えなかったけど、近くに夫婦杉(?)とお地蔵さんが。近くにあずまやがあったので、ここで小休止。すっかり夜が明けてきました。実に良い天気。

ここから来た道を戻ってもつまらないので、別ルートを歩いていきます。こちらのルートは結構なアップダウンがありましたが、森の澄んだ空気を取り込みつつ、友人Sの解説を聞きながらの山歩きは楽しく、順調に歩いて行きのルートまで戻りました。バテ気味の友人Sを待っている間に、清流の写真をパシャリ。

駐車場からは車で宿まで戻り、温泉で汗を流してから宿を後にしました。この宿、本当に良い宿でした。また来たいですね。

 

次に向かったのが、「天空の城」として有名な竹田城。鳥取道→中国道→播但道と高速道路を使い、1時間半ほどで麓の駐車場に到着。古い街並みを抜けて、城跡入口へ。ここからは山登りになります。

天気が良すぎて暑くなってきたので、汗だくになりながら登っていきます(特に肥満気味の友人S…)。登ること20分ほど、入場料を払ってさらに登ると、そこにはまさに「天空の城」が。

この竹田城、TVCMで雲海に浮かぶ姿がすっかり有名になりましたが、晴天下でも十分に魅力的。実に絵になります。こんな山の上に、よくぞこんなに立派な石垣を作ったものだと、とにかく感心するほかありません…。友人Kの話しでは、ここにセットを持ち込んで映画の撮影に使われたこともあるとのこと。機会があれば確認してみたいものです。ちなみにその友人K、私以上の城マニアだけあって、いたくここが気に入った様子でした。確かに、石垣だけでなく縄張りもよくわかるように整備されており、ここは苦労して登るだけの価値が十分にあります。

 

大満足の城跡散策を終えて、登りとは異なる指定された下りルートで下山。麓でサイダーを飲み干し、竹田を後にしました。次回は雲海が出る時期に来たいですね。

 

次に向かったのが出石。時間も正午を過ぎたので、お昼をいただきます。出石と言えば、やはり名物の出石そば。向かったお店は「出石そば 沢庵」さん。このお店、18年前に私が自転車で全国一宮巡りをしていた時に、店の二階に泊めさせてもらい、さらに翌朝の食事までご馳走になったことがあり、ご挨拶を兼ねて伺った次第。時刻は既に13時半でしたが、お店は大繁盛で待つことしばし。空腹の私達に出されたのが、この出石そば。

こうして皿に小盛にされており、薬味もとろろや玉子があります。打ちたてのそば、かつおだしの効いたつゆが美味しかった~。一人前では物足りず、追加のそばも頼んで大満足でした。

で、お会計の時に、ご主人に一言ご挨拶をと思いましたが、14時を過ぎても店は繁盛しており、ご主人はとても手が離せない様子。お礼の言づてをお願いして店を後にしました。昨今のコロナ禍でお店の経営状態を心配していましたが、どうやら杞憂だったみたい。まあ、ご主人に会えなかったのは残念でしたが…。…と思ったら、表までわざわざ追いかけて出てきてくれました。嬉しかったけど、お忙しいのに却ってお手間をとらせてしまい申し訳なかったです…。いずれまた伺います。

 

ここからは徒歩で出石の中心地へ。日本最古クラスの時計台と、城跡があります。

大阪や京都からちょっと観光するのにちょうど良いのか、結構な人出。私達は出石城跡の散策をしましたが、津山城や竹田城ほどは遺構が残っておらず、すぐに終了。まあ、普通はこんなものでしょう。暑かったので、城跡近くのお店で黒豆ソフトをいただきます。香りが良くて美味しかった。

そして車へ戻り、出石神社へ。但馬国一宮ですが、街外れにあるためか先程とは真逆で人影がまばら。落ち着いて参拝できました。御朱印もいただきました。

 

ここからは豊岡駅へ向かい、友人Sとはお別れ。島根からわざわざ車を出してくれたSには、感謝しかありません。おかげ様で、本当にあちこち回れました。二日間ありがとう。

 

豊岡からは友人Kと二人で、本日の宿を取った姫路へJRで向かいます。まずは山陰線で和田山へ。ここからは播但線に乗り換えて姫路へ。播但線は途中の寺前でバッサリと別れており、北は非電化のローカル線、南は電化の都市近郊路線となっています。午前中に行った竹田も通り、銀山で有名な生野も過ぎて、峠を越えて寺前へ。単行のディーゼルカーでしたが、席はあらかた埋まっていて乗客はそれなりにいましたね。車窓は平野からの峠越えで、変化に富んでいてなかなか面白かったです。竹田城もチラ見できたし。

寺前で通勤電車に乗り換えて、姫路には18時に到着。予約しておいた駅前のビジネスホテルにチェックインし、夕食を摂りに駅近くを歩いてみます。が、姫路はかなり大きな街で時間はまだ19時過ぎだったのに、飲食店はもう閉店というところが多くて大苦戦。ようやく駅ビル上のとんかつ屋が開いていて、生ビールをやりながらロースカツをパクリ。土地の名物ではないけど、十分に美味しかったです。こうして充実の三日目も終了したのでした。

 

~その4へ続く~

~その1から続く~

 

ノビノビ座席は、やはり横になって足が伸ばせる分だけ高速バスよりはるかに快適。よく眠れた。まあ、モーターの直上だったのか、いやにカーペットが暖かったけど。。。

 

理由はよく分からないけど、列車は45分遅れて7:15に岡山に到着。私達はここで下車。「サンライズ出雲」と分割するのが物珍しいようで、ご覧の人だかりでした。↓

 

本来なら備前一宮辺りで友人Sと合流するはずでしたが、列車が遅れたのと、友人Sが思いのほか早く岡山入りできそうとのこと(なんでも島根を2時に発ったのだとか。興奮して眠れなかった?遠足前の子供かよ(笑))で、岡山駅で合流することに。大きな駅でしたが、まだ早朝だったので無事に合流できました。

 

まずは朝食。友人Sの運転する車で神社へ向かう道すがら、コメダを見つけたので立ち寄ります。モーニングは小倉トーストがサービス。私は初コメダでしたが、おいしくいただきました。

 

ここから車で30分とかからずに、備前国一宮の吉備津彦神社に到着。参拝して、御朱印もいただきます。ここの御朱印は、予め紙に書いたのを御朱印帳に自分で貼り付ける方式でした。鉄印では普通ですが、御朱印でもあるんですね。これもコロナ対策のようです。

境内はさほど広くなく、30分とかからずに見終わりました。とにかくいい天気。さすがは晴れの国岡山。

 

次に向かったのが、備中国一宮の吉備津神社。吉備津彦神社とは数kmしか離れておらず、すぐに到着しました。ここは長い廻廊が有名なので、敢えて駐車場から離れた廻廊側から本殿を目指すことにしました。その途中にあったのが、この犬養毅像。

なかなか立派です。ここは犬養ゆかりの地とのこと。そして、廻廊に到着。

防犯カメラだらけの廻廊を歩きながら、途中で寄り道して古木も眺めつつ、

歩いていくことしばし、拝殿前の授与所に到着。そこにはなぜか、横綱千代の富士の優勝額が。

ここ、先程の吉備津彦神社よりもかなり規模が大きく、御朱印も病院の支払いのように番号で呼び出されるシステムで。今や神社もITの時代ですな。ちなみに、吉備津神社の御朱印は、一般的な直筆でした。

 

私が御朱印を待っている間、友人二人は絵馬を眺めてました。私も後から向かうと、こんな感じでなかなか個性的。

 

最後に拝殿で参拝して、神社を後にしました。

 

次に向かったのが津山。友人Kの希望で、津山城へ向かいます。典型的な地方国道を1時間以上走り、11時過ぎに到着。

石垣がとてもよく残されていて、縄張りもよく分かり、歴史好きにはたまらないスポットでしたね。本丸目指してどんどん上がっていくと、眼下に街が見下ろせて眺めも良好。ちと風が強かったが。。。そして、こんなところにも今風のフォトスポットがあり、それがこれ↓

ハート形の石垣だそうです。言われてみればそう見えるかな?恋人同士で来るとご利益がある?まあ、私達はオッサン三人組なので全く関係なし(笑)。

 

そして、時間はもうお昼過ぎ。津山名物と言えば、やはりホルモンうどん。城内で入手したホルモンうどんマップを見ながら、歩いて最寄りのお店を目指します。ところが、その店がない…。どうやら店が変わってしまったみたい(マップを新しくしてよ…)。そこで、車に乗り込んで、次に向かう中山神社方面にあるお店を探すことに。そうして辿り着いたのが「三枝」というお店。これ、ホントに偶然なんですけど、ここは有名店らしいです。狭い路地にあるのに、13時に着いても混んでいたもの。さっそくホルモンうどんをいただきます。

いやあ、マジで美味かった!

プリプリのホルモンにもちもちのうどん、そして濃い目こってり味のソース。麺二玉サイズにしましたが、余裕でまだいけましたね。ごちそう様でした。

 

次に向かったのが、美作国一宮の中山神社。本日三社目の一宮、かなりのヘビロテでございます。。。

三社の中では最も人出が少なく地味でしたが、それだけに周りの木々が神々しい。鳥居前にも樹齢800年のケヤキが。

参拝し、御朱印をいただいてから、奥の猿神社にも参拝。

ちょっとしたトレッキング気分も味わえます。

 

この時、まだ時間は14時前。意外に時間があるので「津山まなびの鉄道館」にも寄りました。

扇型機関庫と転車台が見もののこの博物館、展示されているのが国鉄時代の気動車・機関車ばかり。私が「乗り鉄」だった子供時代に、散々乗った車両たちばかり。いやあ、懐かしいなぁ。キハ58なんて、九州で見飽きるくらい乗ったもん(遠い目)。ここは他にも模型のジオラマがあったり、すぐ隣りが車庫だったりで、なかなか楽しめましたよ。

 

ここからは真っすぐに宿に向かってもいいのですが、我がままを聞いてもらい鉄印集めもさせてもらいました。宿があわくら温泉なので、途中の智頭急行大原駅で降ろしてもらい、ここで鉄印をゲット。さらに大原駅で撮り鉄も。通過列車がくるとのことで、特急かと思って望遠レンズで待ち構えましたが、来たのはイベント車の回送列車でした。これはこれで貴重なのでしょうが、ちと拍子抜け…。

 

あわくら温泉まで二駅分乗車し、駅からは15分ほど歩いて宿に到着。「あわくら温泉 元湯」です。ここは移住者がリノベーションしたゲストハウスらしく、なんていうかオシャレ。温泉でさっぱりして温まってから、夕食へ。ジビエのフルコースです。

ヒノキのビール、前菜、ローストディアー、猪鍋、〆の雑炊、デザートのアイスクリーム。

どれもホントに美味しかった。

どの料理もクセや臭みは全くなく、それでいて食べ応えがある。特に、前菜の三品はどれも手が込んでいて、とても美味しかったですね。見た目もきれいだし。この宿、料理をつけるかは自由に選べますが、これは絶対に食べるべき。私はそう思います。

 

食後にもお楽しみが。焚き火です。部屋の前の庭で、焚き火が楽しめます。パチパチと燃える火を眺めながら、直火で焼いた肉・魚を、ここならではのイチゴビールでいただく。これを最高の贅沢と言わずして何と言おうか。。。

西粟倉村に行きたいと希望したのは、島根で林業に従事している友人S。いや、よくぞここを教えてくれました!ありがとう!って感じですね。私は知らなかったもの、この村のこと。

 

焚き火がなかなか消えず、気が付けば22時。もう一度温泉に入る時間は過ぎてしまったけど、盛り沢山な一日がこうして終わったのでした。(その3へ続く…)