今年のsxswは位置情報サービスらしい。foursquareなどのサービス動向まとめてみました。
sxswってなにかあまりわからなかったけど、平たくいうとマルチメディア見本市とのことらしい。music、film、interactiveにまつわる色々なサービスの見本市がここで行われている。[日本語の説明]
今回は位置情報系のテクノロジーやサービスが目玉になっているようで、このサイトはそれをよくあらわしているように思う。
foursquareは、sxswでサービスをローンチして,一年間で50万人のユーザーを獲得。[via GigaOM]
今回のsxswに併せてfoursquareは大幅なアップデートを行った。UIが変更され、history機能が追加された。
tweetie2やHootsuiteといったtwitterクライアントも続々とfoursquareAPIを搭載したサービスアップデートを行った。
twitterやfacebookといったもはや大御所(?)サービスもGeolocation対応を発表、twitterは英語版でその機能を公開しているし、google mapsとfoursquareのマッシュアップサービス、fourwhereというものもリリースされた。
さて、ここで気づいたことがある。
1週間ほど前Appleがセカイカメラなど、一部の技術を使用した位置情報系アプリの配信を規制し、「いよいよAppleが位置情報系サービスに参入か!?」とちょっとした騒ぎになっていた。
もちろん私もそのように思っていた一人ではあるが、foursquareをはじめ、Gowalla、MyTownなど、位置情報にまつわるサービスが全てiPhoneで動き続けている(少なくとも止まったという情報は耳に入ってこない)ところをみると、Appleの位置情報系サービス規制はあくまで技術的な観点からだったのではないかと思える。
今位置情報サービスが熱いのは、geolocationが新しい技術だからではない。
モバイルの技術とプラットフォームが進化したことで、次の最も大きな広告プラットフォームである「現実の世界」に手が届き始めたからだ。
日本でもいくつか位置情報を使ったサービスが出ていたが、いずれにせよ、一年後には今のtwitterと同じように「位置情報系って流行ってるの?」みたいなことになっているだろう。
VICARIOUS.LYは、位置情報にまつわる様々なサービスでプロットされた情報をリアルタイムに表示するサービス。
場所はテキサス州オースティン限定。開催中のSXSWに併せてつくられたもよう。表示されるサービスは、BlockChalk,Brightkite,Bump Technologies,Flickr,Fwix,Foursquare,Gowalla,Twitter。