コーヒーの事と雑多な話

若葉の頃

478回目の限定焙煎はペルー アンデスブルーと「若葉の頃」です。

最近、私の食卓から縁遠くなった食べ物ひとつに鯨肉がある。

ゲイニクって書くと何だかゲテモノ感が強いけど、昔は普通に食べていたのである。

ポピュラーなのは給食の立田揚げ、私はこれが苦手だった。

堅いしまずい、赤肉は小学生低学年では噛み切るのが大変だった。

 

それから正月料理に出るオバは触るのも嫌だった。

塩浸けにされていて脂肪でぬるぬる、触ると手が臭くなる。

実家が魚屋で、たまたま一人で留守番してる時に尾羽を買い求める人が来ると最悪だった。

ぬるぬるは取れないし、手は臭くなる。

だから今まで一度もオバを口にした事はない。

 

僕が鯨を食べれるようになったのは酒が飲める年頃になってからだった。

時々オノミを半解凍した刺身が食卓に出ていて、

或る日恐る恐る食べてみるとこれがうまい。

酒にも合うし、半解凍のシャキシャキ感も残り、意外とあっさりしている。

溶けて来るとドリップが出て来てちょっと引くけど、

それよりも食い意地の方が勝つのである。

 

あの肉は今では最高級とされるナガスクジラだったかも、

なんて思ったりしている。

 

今頃こんな事を書くのは、デパ地下でオノミを見つけたからだった。

それはショーケースの中で小さく、申し訳なさそうに座っていたのだった。

ルーアンデスブルーと若葉の頃です。

ペルーは久し振りです。今回は北部のカハマルカ、カピージャの豆です。

北部の豆はコクがあります。

思いのほかしっかりしたボディで

キャラメルのような風味を感じます。

前回の中国のような強烈な個性はないですが

柔らかくまとまった、破綻のない安定感抜群のコーヒー豆です。

リキッドコーヒーと水出しカフェバッグ

今日は暑かったです、それに湿気が高く

いやーな暑さでした

 

水出しカフェバッグ発売開始のお知らせです

柔らかい飲み口で甘味があり、すっきりした風味のコーヒーが作れます

間違いなく十人中八人は美味しいと言っていただける

人気のカフェバッグです

3個入り 860yenです

今年は遅めの登場です

しっかりした味わいのアイスコーヒーが欲しい方にはこちら。

高い香りとリッチなボディのコーヒーが出来上がりました

最高の出来だと思います

ブラックでもミルクを足しても、コーヒーゼリーでもおいしく頂けました。

嘘だと思うなら試してほしいリキッドコーヒーです。

自信ありリキッドコーヒー 1本 740円です

 

顔を覚えられない件とお父さん

なんだか顔を覚えきれない

今に始まったことじゃないような気がする

子供は同じように見える動物の顔の違いが分かるという話を聞いたことがあるけど

自分が子供の頃、従兄弟の双子の違いがわからなかった

自分の兄弟はみんな分かっていたのに、なぜか自分は違いがわからなかった

大人たちはもちろん区別がつかなく、よく間違えていた

ところでお世話になっている事務所の方が店に来ているらしいのだが

私は気が付かない

先日、それらしい人が買い物された後に「えっ、あの人かな」と気が付く

20代後半から30代の、細身で、セミロングで、メガネをかけて、よく似たファッションでという女性が何人も見える

みんな同じような人に見えてくるのだ

今度、事務所に寄った時に聞いてみよう

「あの時、うちに見えました?」

事務所で会う時はよく分かるけど

場所が変わると分からないというのは良くありそうだけど。

 

ところで、今日お客様から「お父さん」と呼ばれてしまった

お父さんなんて呼ぶ人は初めてで、テレビの影響大だな

 

「僕は君のお父さんじゃない」

と言いたかったが、黙って応対しました

呼びようが分からなかったんだろうなぁ

若い男性だったからお父さんになっちゃたんだろうな

年配の人はご主人とかマスター、あるいは社長という方もいるけど

なかなかあの若さでご主人は言えないだろうし

英語はこんな時便利、youで済んじゃうから

「おじいさん」でなくて良かったよ。

テレビのリポーターが安易に「お父さん」と呼ぶのは如何なものか

といつもその言葉を聞くたび思うのです

 

春らんまん

ほんとはカップ棚だったのですが取り扱いを辞めているので

在庫は残りわずか、その分空き棚が増えて小さな花を沢山生ける羽目に

やって見たことが一度だけあるのですが

これが大変

無理な態勢で花を切るのがきつい

バランスよく生けるのが難しい

センスのなさを思い知るのである

イキシアが沢山しているのでフリージアの影がうすい

在来種のイキシアなのか生命力が強く、めちゃくちゃ増える

フリージアは園芸種なので全く増えないばかりか段々減っていく

シランとイキシア、野生の、春のいぶきであります

今年はチューリップが全くダメだった

チューリップも連作はダメのようで、毎年植えてたから

祟りが祟ったのであろうか

富山のチューリップ畑は毎年育ててるわけでしょ

土に薬をいっぱい撒いてるのだろうか

来年ていうか、今年の秋は違うところに植えてみようと思う