Talk Title To Be Announced
Speaker Masashi Hamanaka (Nagoya U.)
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Talk Title Jackiw-Teitelboim gravity with matter on quantum computer
Speaker Masazumi Honda (RIKEN, Wako)
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Abstract 近年Jackiw-Teitelboim重力理論 (JT重力)と呼ばれる時空2次元の重力理論が、ホログラフィ・ブラックホール・ワームホールなど様々な文脈で注目されている。JT重力を物質場と結合させると、解析的な取り扱いが難しくなると共に、従来の数値計算手法が適用困難になると考えられる。本講演では、量子計算機を用いて物質場に結合したJT重力を数値シミュレーションする方法を議論する。本講演は長谷川瑠巳氏との共同研究に基づく。
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Talk Title To Be Announced
Speaker Kenta Suzuki (Rikkyo U.)
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Talk Title エンタングルメントエントロピーのテンソル繰り込み群計算について
Speaker Gota Tanaka (Meiji Gakuin U.)
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Abstract 本講演では、高次テンソル繰り込み群(TRG)を使って、2次元の場の理論のエンタングルメントエントロピー(EE)を数値計算する方法論を提案する。TRG法は格子場の理論を数値計算する新しい手法として最近大きく発展しており、旧来のモンテカルロ法では難しかったパラメータ領域(大体積、複素作用など)での数値計算を可能にする。本研究では、1次元の量子系において密度行列を2次元のテンソルネットワークとして表し、部分系のサイズが任意のときのEEを数値計算するための基礎理論を確立する。それを用いて、1次元の量子イジング模型で数値テストを実施し、EEのサイズ依存性や中心電荷の値が期待通りに得られることを示す。
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Talk Title To Be Announced
Speaker Yuji Okawa (Tokyo U., Komaba)
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Talk Title 量子力学における不確定性関係の一般化とその応用
Speaker Takeshi Morita (Shizuoka U., Ohya)
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Passcode: 944520
Abstract 不確定性関係は量子力学の最も基本的な予言の1つである.近年,不確定性関係を応用することで様々なことが解明されてきたので,本講演ではそれらを紹介する.具体的には「期待値の間の様々な不等式関係の導出」「最大運動量状態の導出」「不確定性関係を利用したエネルギー固有状態の導出(bootstrap法)」などを紹介する.講演は1次元量子力学系を中心に紹介し,学部生でも理解できる内容を目指す.
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Talk Title Aspects of Pseudo Entropy
Speaker Kotaro Tamaoka (Nihon U., Tokyo)
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Zoom Link https://nihon-u-ac-jp.zoom.us/j/83192902543
Passcode: 509710
Abstract 近年、量子重力の理解は量子情報理論のアイディアをもとに大きく進んできている。その中で、量子重力 (特に、AdS/CFT対応) のモチベーションから量子情報量を新たに導入するという試みもなされている。本講演では、その一例である擬エントロピー (pseudo entropy) を紹介する。量子情報量としては状態の量子もつれを定量化するエンタングルメント・エントロピーが有名だが、擬エントロピーはエンタングルメント・エントロピーの2状態 (事後選択過程) への一般化になっている。まず背景と擬エントロピーの基本的な性質を説明した後、量子多体系 (場の理論・スピン系) および量子重力 (ブラックホール) への応用について議論する予定である。
Reference(s) arXiv:2005.13801 [hep-th]
arXiv:2106.03118 [hep-th]