Talk Title |
Aspects of Pseudo Entropy |
Speaker |
Kotaro Tamaoka (Nihon U., Tokyo) |
Time |
– |
Zoom Link |
https://nihon-u-ac-jp.zoom.us/j/83192902543
Passcode: 509710
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Abstract |
近年、量子重力の理解は量子情報理論のアイディアをもとに大きく進んできている。その中で、量子重力 (特に、AdS/CFT対応) のモチベーションから量子情報量を新たに導入するという試みもなされている。本講演では、その一例である擬エントロピー (pseudo entropy) を紹介する。量子情報量としては状態の量子もつれを定量化するエンタングルメント・エントロピーが有名だが、擬エントロピーはエンタングルメント・エントロピーの2状態 (事後選択過程) への一般化になっている。まず背景と擬エントロピーの基本的な性質を説明した後、量子多体系 (場の理論・スピン系) および量子重力 (ブラックホール) への応用について議論する予定である。 |
Reference(s) |
arXiv:2005.13801 [hep-th]
arXiv:2106.03118 [hep-th]
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