2024年 03月 20日
私は生徒に「お化けの手」と教える。 「猫の手」と教える人もいる。 「猫の手」にすると、関節が力む。 それで強引に指を動かすと、故障の原因になりやすい。 それを防ぐために鍛える、、、と言っても、関節って鍛えられるのかな??? 関節とは、骨と骨のつなぎ目。。。 つなぎ目をどうやって鍛えるのだろう? ただ、関節が固まってそれが支えとなって、子供でも大きな音が出しやすい。 でもそのように出された音色は芯がしっかりしていても、、、残念ながら響かないし美しくない。。。 「お化けの手」は、手首から先をダラッとぶら下げた状態に近い。 関節は脱力した状態となる。 ただ、そのまま弾くと力が抜けすぎて支えができず、音がちゃんと出ない。 ゆえに手の筋肉のある部分を鍛える必要がある。 ただ、関節と違って筋肉だから、大いに鍛えることができにけり。 筋肉がついてくると、指を鍵盤に置くだけでも音が出るようになる。 そのように出された音色は美しい。。。 私はかなりの昔は「猫の手」で弾いていた。 「猫の手」と教えられたわけではなく、我流で「猫の手」になっていた。 それを何度も修正を重ね、現在の「お化けの手」の弾き方になった。 経験しているゆえ、両者の違いがよくわかる。 まるで違う楽器を扱うくらい、隔たりは大きい。 もし「猫の手」で弾き続けていたら、とうの昔に手を壊し、今頃ピアノを弾けていないかもしれない。。。 「猫の手」が日本のピアノ教育の多数を占める理由は、「お化けの手」の弾き方に直に触れる機会があまり無いからだろう。 「お化けの手」で教える指導者はごくごく少数ゆえ、探すのが難しい。 仮に「お化けの手」を目の当たりにしてその価値を見出したとしても、それを見直すにも勇気がいる。 それまで学んできたことを180度転換するわけだから。。。 他の教室で「猫の手」で習って、そのように弾いてきた生徒に、私は次のように言う。 「猫の手」から「お化けの手」に弾き方を変えるのはたいへん。 でも、「猫の手」でこのまま弾き続けるのはその10倍たいへんだよ。 少しでも「お化けの手」に近づいてくると今よりももっと弾けるようになっていくし、音色が美しくなっていくし、新しいピアノの魅力を知ることができるよ。 、、、とね。 弾き方を変えるのは、早ければ早いほうが良い。。。 でも、私のところに通ってくださっている、還暦を過ぎている生徒さんも、そこから弾き方を見直そうと頑張って、そして、今まで弾きたくても弾けなかったショパンのエチュードなどをステージで弾けるようになっている。 年齢で諦めてはいけない、と、私自身が教えられる。 そして、子どもを含む、若い生徒さんたちの希望となっている。 instagramはこちら♪ 村田ピアノ教室のHPはこちら お問い合わせはこちら #
by asahimamegoo
| 2024-03-20 19:00
| ピアノ奏法
2024年 03月 13日
スプリングチャリティコンサート、無事に終了いたしました。 ご依頼をいただいた国際ソロプチミスト旭川のみなさま、OMO7旭川さま、ご来場いただいたみなさま、そしていつもお世話になっている調律師Mさま、本当にありがとうございました。 みなさまのお食事が済んだあとに、演奏をさせていただきました。 曲目は順に、、、 リスト作曲 愛の夢 ショパン作曲 幻想即興曲 ショパン作曲 ノクターン第8番 リスト作曲 ラ・カンパネラ アンコールで、、、 ドビュッシー作曲 月の光 そしてユーミンの「春よ、来い」のピアノアレンジされたものを弾きました。 このようなシチュエーションでの演奏ははじめて。 お酒を飲んだ方も大勢いらっしゃったと思うけれど、みなさま集中して聴いていただきありがたかったです。 そして多くの方に喜んでいただけたようで良かったです。 ヤマハのG2という小さなグランドピアノで300人ほど入る大きな部屋での演奏はなかなかたいへんだったけれど、それでも何とか形にできました。 貴重な経験をさせていただき、感謝です。 これからも生徒へのレッスンのみならず、自らの人前演奏もより一層頑張っていきたいと思います。 さぁ、次の目標に向かって頑張ろう(^ ^)
#
by asahimamegoo
| 2024-03-13 21:25
| ピアノ
2024年 03月 03日
昨日は大雪に見舞われたけれど、本日は桃の節句。。。 北国旭川も、もうすぐ春。 ということで、村田ピアノ教室は新規生徒さんを募集しております♪ ピアノは音色が美しくなければ・・・ それが私の強いこだわり。 ロシアピアニズムはそれ(だけじゃないが)を実現するための手段。 私自身、これまで奏法を色々と変えてきた。 詳細はここでは触れないけれど、自分のピアノ奏法歴の中で、現在の音色が最も美しい。(自分で言うなって、笑) そんな音色を一人でも多くの方と共有したい、、、 と思っているわけです。 そして、難曲を弾くにもたいへん合理的です。 美しい音色と合理的な奏法は、密接な繋がりがあるのです。 そのようなことを、具体的に、そして実際に弾いて見せながら、わかりやす〜くレッスンいたします(^ ^) お問い合わせ、質問等はこちらへどうぞ↓ #
by asahimamegoo
| 2024-03-03 20:10
| レッスン
2024年 02月 24日
国際ソロプチミスト旭川様からご依頼を受け、 3月12日(火)の午後6時30分からOMO7旭川で行われるスプリングチャリティーコンサートで 演奏させていただく運びとなりました。 演奏曲目は、 ショパン作曲 幻想即興曲 リスト作曲 ラ・カンパネラ ほか。 #
by asahimamegoo
| 2024-02-24 20:48
| ピアノ
2024年 02月 18日
生徒には、美しい音を聞きながら育ってほしいと思ふのね。。。 レッスンで見本を見せる時も、音色に特に気を使う。 美しい音に対する価値観は人によって違うと思うけれど、、、 ワタクシなりの美しいと思う音色を、生徒の皆さんと共有したい。 ワタクシなりの美しい音色はざっくり言うと、よく響き、割れない音。 鍵盤を底までしっかりだと、響かない音に。 鍵盤を叩くと、割れた音になる。 そうじゃない絶妙なタッチで鍵盤にアプローチし、美しく、豊かに、そして多彩に響かせる。 聞く人が心地よくなる音色でピアノを弾きたいものですね。 コブシの花芽。 春はまだか〜? instagramはこちら♪ 村田ピアノ教室のHPはこちら お問い合わせはこちら #
by asahimamegoo
| 2024-02-18 20:45
| ピアノ
|
アバウト
リンク
カテゴリ
ピアノ ピアノ奏法 演奏動画 ピアニスト 発表会 リサイタル 練習 指導法 レッスン ボケ、ツッコミ 音楽 曲 作曲家 旭川 蝶 昆虫 野鳥 野生動物 爬虫類 植物 風景、自然 日常 旅行 忠犬?ナナコ タグ
エゾリス(332)
オオハクチョウ(65) エゾフクロウ(60) エゾヤマザクラ(57) アカゲラ(53) キレンジャク(52) シマエナガ(50) キタキツネ(47) キアゲハ(42) ゴジュウカラ(41) オジロワシ(41) シジュウカラ(40) クジャクチョウ(40) マガモ(39) オオアカゲラ(39) ヒバリ(39) ウソ(38) ヒメギフチョウ(37) キビタキ(35) ナナカマド(31) オオルリ(29) シマリス(29) ナキウサギ(29) ヤマガラ(29) ヤマゲラ(28) ミヤマカケス(28) ハシブトガラ(26) クマゲラ(25) ホオジロガモ(25) カワセミ(24) コゲラ(24) オナガガモ(23) ヒメウスバシロチョウ(23) エルタテハ(21) ミヤマアカネ(20) キバシリ(20) ミドリヒョウモン(20) カワアイサ(19) アキアカネ(19) シメ(18) オオバボダイジュ(17) オオルリボシヤンマ(17) キンクロハジロ(17) サンカヨウ(17) アオジ(17) カタクリ(16) マヒワ(16) オオワシ(16) マユタテアカネ(16) トリカブト(16) 記事ランキング
以前の記事
最新の記事
ブログパーツ
フォロー中のブログ
*ぴあちぇ~れ ♪はしも... 四季彩散歩 Rasboraras 凛☆として 仲良し夫婦de蝶ブログ 気ままに散歩 rurugardenと音符たち スタンド店員の日々 仲良し夫婦DE生き物ブログ 君と FLY AGAIN ♪ 検索
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||