【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料】 大人210円  小中生100円
20名様以上の団体料金 大人100円 小中生50円

浅川伯教・巧兄弟資料館 (アサカワノリタカ・タクミ キョウダイシリョウカン)
〒408-0002
山梨県北杜市高根町村山北割 3315
   (ホクトシ タカネチョウ ムラヤマキタワリ)
電話:0551ー42ー1447
FAX: 0551ー47ー4784

2024年4月3日水曜日

JR駅から市民バスでお越しの方へ ①

 市民バスの時刻表は令和6年度も前年とは変更はありません。

最寄りの駅は「長坂駅」ですが、バスは「日野春駅」、急行などもとまる「小淵沢駅」も通る路線もあります。

「長坂駅」前には通常ですとタクシーは2,3台待機しています。

約10分で1500円~2000円くらいです。

最寄りのバス停は「高根総合支所」で当館まで歩いて5~10分です。







市民バスでお越しの方へ ②

最寄りのバス停「高根総合支所」高根総合支所から当館までは徒歩5~10分です 県道に出ないで改善センターの前を通れば近道になります

2024年3月16日土曜日

NHKラジオ<宗教の時間>「柳宗悦」のなかで  浅川兄弟についても語られます

 NHK ラジオ第2放送 <宗教の時間>では、4月~9月まで「柳宗悦」が取り上げられることになりました。

その中で特に第3回、第6回では浅川兄弟との出会いの重要さや、他ではなかなか語られてこなかった巧氏の娘である園絵さんにも言及されています。

また第4回では浅川兄弟との縁で知り合った甲府の小宮山清三邸を訪ねた際に偶然見つけた「木喰仏」との出会いなども取り上げられています。

『柳宗悦 美は人間を救いうるのか(上)』 解説:若松英輔 

ご興味のある方はぜひお聞きください。

              テキストは3月25日より発売
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ラジオ第2放送 第2日曜 午前8:30~9:00 ・ 再放送 第3日曜日 午後6:30~9:00

第1回 「目には見えないもの」  放送 4月14日 ・ 再放送 4月21日

第2回 「神思うゆえにわれあり」 放送 5月12日 ・ 再放送 5月19日

第3回 「朝鮮の友へ 力の時代のなかで」 放送 6月9日 ・ 再放送 6月16日

第4回 「木喰仏に見出されて」 放送 7月14日 ・ 再放送 7月21日

第5回 「民藝の誕生」     放送 8月11日 ・ 再放送 8月18日

第6回 「日本民藝館 美のさなかに立つ」 放送9月8日 ・ 再放送 9月15日

※インターネットアプリ「らじるらじる」ではいつでもどこでも聴くことができます。

2024年3月8日金曜日

2024年 3・4・5月の休館日

 


【3月の休館日】
4(月) 5(火) 11(月) 12(火) 18(月) 
19(火) 21(木) 25(月) 26(火) 29(金)

【4月の休館日】
1(月) 2(火) 8(月) 9(火) 15(月) 
16(火) 22(月) 23(火) 26(金) 30(火)

【5月の休館日】
1(水) 7(火) 8(水) 13(月) 14(火) 
20(月) 21(火) 27(月) 28(火) 31(金)



2024年2月15日木曜日

「語り」を記録収集しています

 今年は浅川伯教が亡くなってから60年がたち、巧が亡くなって93年経ちました。

兄弟にゆかりのある方々も少なくなってきています。

そんな時代になってきたので、さまざまな分野でご活躍の方々が浅川兄弟について

語っていただく映像を今、少しずつ録画し集めています。

皆さまには快くご協力いただき深く感謝しています。

それぞれの分野からのアプローチで、兄弟を語って頂くことで、兄弟の実像が浮かび

上がってくるのではないかと思います。

それらの記録は資料館の大切な「映像オーラルヒストリー」となります。

そして編集して展示室でもご覧いただけるようにする予定です。

先日は東京へ、東京藝術大学の片山まび教授と日本民藝館の杉山享司常務理事に

お忙しい中お時間を作っていただき、お話をお伺いいたしました。

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<片山まび 教授>東京藝術大学 美術学部 美術学科工芸史教授 日本・東洋美術史

大学時代に朝鮮陶芸史に興味を持ち、ソウル大学でも学び、その中で伯教の旧窯跡研究を

高く評価されています。

伯教の朝鮮の人々や文化をみつめる眼について語っていただきました。


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<日本民藝館 杉山享司 常任理事> 

長年日本民藝館において学芸員としてもご活躍された方です。

浅川兄弟が柳宗悦氏へ与えた影響の大きさや、また木喰仏との接点に兄弟がいたことなど、

柳宗悦氏、浅川伯教・巧との関わりの大きさまた人間的な絆の深さなどを語っていただけ

ました。

それは巧が亡きあと、未亡人となった咲さん、娘の園絵さんが引き上げ後、日本民藝館に

居住しながら亡くなるまで日本民藝館に尽くしたことは巧と柳宗悦氏との絆の深さを表して

いるというお話でした。


●今年は1923年に開館した「朝鮮民族美術館」100年目の年にあたり、今夏には

日本民藝館でも柳宗悦氏が持ち帰った朝鮮民族美術館旧蔵品100点から選ばれた

当時の朝鮮半島の品々による企画展があるそうです。それらのもつ美しさは柳宗悦氏

浅川兄弟の3人の美学を感じ取れるものだと思います。

是非行かれてみてはいかがでしょうか?

( 日本民藝館企画展 会期2024年6月15日~8月25日)

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今までにインタビューにご協力いただいた方々は、河正雄さん、小説「白磁の人」著者

の江宮隆之さん、児童文学作家で小説「かけはし~慈しみの人・浅川巧」著者の

中川なをみさんです。

今後の予定は山梨英和大学教授・李尚珍(イ・サンジン)さん、写真家 藤本 巧さん。

今後もおたずねする方を増やしていきたいと思います。


2024年2月9日金曜日

今年は浅川伯教 生誕140年 没後60年です

 浅川伯教は1964年(昭和9年)1月14日、80歳で逝去しました。

生誕140年、没後60年になります。

1945年の敗戦後、GHQの要請もあり、また本人も「朝鮮にいられるだけいたい」と娘さんにも話していたそうで、それまで蒐集、研究していた朝鮮半島の民芸品や古陶磁の分類や整理のための仕事に1年間を費やし、家族より遅く1946年に帰国しました。

その際、伯教は私蔵の工芸品3000余点と陶片30箱を民俗博物館へ寄贈し、それらはその後、韓国国立中央博物館に受け継がれ、韓国藝術を知るなかでとても重要な資料となっています。

お墓は東京都渋谷区広尾にある臨済宗妙心寺派のお寺「東北寺」にあります。

韓国で幼く失った息子さんも墓誌に刻まれています。

現在では、伯教の2人の娘さんである『牧栄さん、美恵子さん』のお子様たち(伯教のお孫さんにあたる)は千葉、東京でお元気にお暮しになっています。

このお墓には、伯教の家族の他にも、巧の奥様である咲さん、娘の園絵さんも眠っています。

咲さん、園絵さんは敗戦後の1945年帰国後、1947年から柳宗悦氏のはからいで日本民藝館で28年にわたり居住しながら働いていました。園絵さんは柳宗悦氏の右腕として信頼熱く仕事をされていたそうです。

先日2月5日に、地元の顕彰団体『浅川伯教・巧兄弟を偲ぶ会』の代表者さんがお墓参りに行かれたというので、写真をお借りしました。

墓誌に刻まれた文字を記載いたします

浅川 寧悦(ヤスヨシ)   昭和10年 9月 没   享年 9歳     <伯教の次男>

浅川 伯教       昭和39年 1月14日没  享年 81歳    

浅川 二四夫(ニシオ)  昭和26年 4月28日没  享年 30歳     <伯教の長男>

浅川 たかよ      昭和45年 1月17日没  享年 84歳     <伯教の妻>

浅川 さく       昭和51年 10月19日  享年 82歳      <巧の妻>

浅川 園絵       昭和51年 11月13日  享年 59年      <巧の娘>

※墓誌でもわかるように園絵さんはそれまでお元気だったのに、母親の『さく』さんを亡くしたわずか1か月以内に後を追うように亡くなってしまいました。


2月5日 偲ぶ会の方々が墓参されました



2023年11月2日木曜日

11月19日は どなたでも観覧料無料です

 11月20日は 山梨県「県民の日」です。

当館ではその日は休館日にあたるため、前日の19日に「県民の日」に際して

観覧料無料といたします。

どちらからお越しかの集計をさせていただきたいので、いったん受付を済ませてから、ご観覧ください。ご協力お願いいたします

北杜市内では「北杜市郷土資料館」、「北杜市考古資料館」、「平田家」は従来通り11月20日(月)が観覧料無料の日になります