[読書]自分の関心でつなげるオムニバスの面白さ。藤森裕治・編『これからの国語科教育はどうあるべきか』
藤森裕治・編『これからの国語科教育はどうあるべきか』は、国語教師や国語科教育研究者、行政関係者はもとより、幼児教育や特別支援などの隣接分野の関係者、ジャーナリスト、スポーツのコーチなど、多彩な書き手がこれからの国語科教育…
藤森裕治・編『これからの国語科教育はどうあるべきか』は、国語教師や国語科教育研究者、行政関係者はもとより、幼児教育や特別支援などの隣接分野の関係者、ジャーナリスト、スポーツのコーチなど、多彩な書き手がこれからの国語科教育…
先週の木曜、軽井沢風越学園の同僚・KAIさん(甲斐崎博史さん)とあっきー(木村彰宏さん)に講師を務めてもらった、プロジェクト・アドベンチャー(以下「PA」)を学ぶ会、軽井沢AITC(Adventure in the Cl…
今日は思いっきり宣伝です! 岩波書店の中学生向けレーベル「岩波ジュニアスタートブックス」の一冊として、『君の物語が君らしく 自分をつくるライティング入門』を出版します。発売は4月23日。タイトル通り、中高生を主な想定読者…
古賀史健『さみしい夜にはペンを持て』は、『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』や『20歳の自分に受けさせたい文章講義』などのライティング教本を書いてきた古賀さんのジュニア向け最新刊。特に僕は『取材・執筆・推敲 書く人の教科…
僕の「作家の時間」仲間のトミー(冨田明広さん)が、ブログ「WW/RW便り」で、2月に一緒に雪山に登ったときのことを書いてくれました。個人的に忘れたくない記事なので、メモがわりに短く紹介を。 比べてみれば違いが見える お互…
教育は、「ありのままでいいよ」(=今のままのあなたでいいよ)と「ありのままではいけないよ」(=もっと成長できるよ)という2つの台詞を、同時に口にする仕事だ。僕はそう思っている。時々、「ありのままでいいよ」、その人の全承認…
2023年度ももう大詰め。いま、「作家の時間」の最後の出版を終えて、ファンレターへの返事も書き、ふりかえりに入っているところ(僕の授業は出版してからが長い)。今回のテーマは「特別な一品(ひとしな)」で、去年にふりかえった…
3月に入ったので、月初め恒例の読書記録エントリ。2024年の2月に読んだ本から、面白かったものをメモしていこう。前半は、自分の抱えている本の校正仕事に追われてあまり読書できなかったのだけど、10日くらいからペースをとりも…
先日、ある人と「作家の時間で、子どもが残虐な殺人などの話題で物語を書いていたらどうする?」という話になった。そういえばそういう話題をこのブログで書いたことがなかったので、自分用にメモしておきたい。 人によって程度の差はあ…
ピーター・エルボウ(岩谷聡徳・監訳、月谷真紀・訳)『自分の「声」で書く技術』は、「書くことがない」状態から、仲間の力も借りながら自分で書くことを見つけ、よい表現をさぐりあてるための指南書だ。「指南書」といっても、正しい文…