4月13日(日)
東広島市志和町、安芸の山里農園「はなあふ」を営む森昭暢さんを訪ねました。
有機農業やアグロエコロジーを研究、取材している吉田太郎さんの声かけで、
霜里農場の金子友子さん達が森さんを訪ねるのに同行しました。
(午前中は、三原市高坂町の坂本農場を訪ねましたが、また別記事に書きます)
金子友子さんの近著「有機農業ひとすじに」を森さんに贈呈~
森さんは、広島の竹原市出身。
東京で屋上菜園、都市緑化などの仕事をしていましたが、土壌劣化と農家の減少に危機感を抱き、
10数年前に新規就農し、「草生栽培」を独自の方法で営んでいます。
西日本アグロエコロジー協会共同代表の池上甲一先生や、京都大学の小林舞さん、愛媛大学の日鷹先生、
マクロビオティックで知られる月刊「むすび」の片山明彦さんらもご一緒した。
畑で、いいともーー!!
早速ですがクイズ(1)です
この中身は何か、わかりますかー!?
クイズその2
畑の畝を覆うマルチの素材はなんでしょうー!?
ヒント
ベジアナは畑で見たのは初めてでしたが、無農薬の田んぼでもこれを使っているのを見たことがあります。
これが草生栽培。
何を作っている畑でしょうかー??
濃いグリーンと薄いピンク&萌黄色の列が交互にシマシマになっていますよね。
これが森さん考案!はなあふスタイル!
濃いグリーンは玉ねぎのネギの色、薄いピンクは草なのです。
一般に農業って、草刈りが大変と言われますが、
はなあふ流は、草を活かす!草を使う!
しかも、一作ごとに畝と通路を交替させるのです。
なので、連作障害の防止にもなります。
この画期的な方法は目からウロコ!!
森さんは独自に編み出したそうです。
説明の時に森さんが、「畝で野菜を育て、通路では雑草を育ててる」という言葉に驚きました。
雑草を育てる!?
という言葉を使う農家に初めて会ったと思いました。
他にもいるにはいるようですがごく稀です。
草生(そうせい)栽培とは(はなあふHPより)
自然の仕組みを最大限活かした持続可能な営みを目指しています。
無限の地域資源を有効に利用していこうと考えた時に着目したのが「雑草」です。
地球上のあらゆる生命活動および有機物の源は、太陽光から生まれています。
その光エネルギーを化学エネルギー等に変換して、地球上で利用できるカタチにできるのは、植物です。
太陽光のエネルギーを農地に取り込み、農地の生態系において物質循環を介してそのエネルギーが利用できれば、持続的な営みに繋がるものと期待して取り組んでいます。
クイズその3
この網の素材はなんでしょうかー??
はなあふの森さん、すばらし過ぎて感動しました。
森さんのやっていることは、かんたんに言うと、テッテ―的に脱炭素を農業で目指す。
環境に配慮した、とか、環境保全型のとかいう(消極的な)言い方よりも、
環境を今よりよくする農業を目指している、ということだろうと思いました。
他にも写真たくさん撮って、5つのこだわりなど
書くことたくさんあるので、
つづきはまた書きますーー。
ラストクイズ
ところで
「はなあふ」ってなんの略??
わかったあなたはナチュラリストーー
クイズ考えてみてね!!
正解はまた
お伝えしまーす
ベジアナ