「きょうのピオリ゚、おやきピオリ゚、とりなおし」はUniversal Dependenciesで書けるのか係り受け解析言語処理イラヴ語 『南島歌謡大成 Ⅲ宮古篇』(角川書店、1978年6月)を読んでいたところ、「屋根葺き祝いのおこざらぴゃーすの歌(伊良部島)」(pp.117-118)の以下の一節が気になった。 やーのぬす とつのぬすが やーいきー とつの主と やーぬ主とが だんがしー きょうのぴおり゚ おやきぴおり゚ とりなおし 「り」に半濁点が付けられているのだが、この記法は同書の「音節分類表」(pp.461-462)には見当たらない。この歌は、大川恵良『伊良部郷土誌』(1974年8月) p.155「オコザラピャースの歌」が元ネタらしいが、そこでは微妙に記述が異なっている。 やーのぬす、とつのぬすが、やーいきー とつの主と、やーぬ主とが、だんがしー きょうのピオリ゚、おやきピオリ゚、とり