3月中旬、喫茶ぴあ~(県庁東館2階)の前を通ると、なんとなく物静かな感じがしました。昨年12月から試験的に導入していた遠隔操作ロボット「OriHime」がいない!OriHimeがいる風景が当たり前になりつつありましたが、3月8日に稼働期間を終え、一区切りに。そんなとき、一本の電話が入りました。 「OriHimeのパイロット(操作者)が、新たな一歩を踏みだしました!」 県地域福祉課の大石さんからの連絡を受け、すかさずお話を伺うことにしました。パイロットやOriHimeプロジェクトに携わった方々の思いをお届します。 前編、中編と併せてご覧ください。 目次 遠隔操作でつかんだ自信・確かな手応え遠隔操作ロボットが社会に担う可能性就労困窮者の経済的自立に向けて 1 遠隔操作でつかんだ自信・確かな手応え 今回、OriHimeには7人のパイロットが参加しました。担った業務は、喫茶ぴあ~のお薦め商品の紹介